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このページは、アキバで今もっとも流行っているモノについて、毎週週変わりで テーマを決め、実売価格や売れ筋ランクなどの実地調査を行うレポートです。 毎週ホットな情報を集めてお贈りいたしますが、取り扱ってほしいテーマなどの ご要望がありましたら、こちらよりお送りください。 (毎週木曜日更新)
【第7回】2002年12月19日(木)
キューブ型ベアボーンで行こう!

 今、秋葉原では、キューブ型ベアボーンキットが売れています。小型で省スペース性にすぐれるのはもちろんのこと、モデルによっては「Pentium 4 3.06GHz」などの最速CPUも搭載できるなど、大きなケースに引けを取らない性能を実現できる点に注目が集まっています。

 現在、各社からいろいろなタイプのキューブ型ベアボーンキットが発売されていますが、ショップで実際によく売れているのは、このうち数モデルに絞られるようです。

 今回は、そんな人気のキューブ型ベアボーンキットの価格調査を行いました。


今一番人気の「Shuttle SB51G」

Shuttle SB51G (Shuttle)
スペック:
Socket 478(FSB533/400)対応ベアボーンキット
使用マザーボード:Shuttle FB51
チップセット:インテル845GE+ICH4
PC2700(DDR333)×2、AGP(x4)、VGA、PCI×1、USB2.0
IEEE1394、サウンド、LAN、5インチベイ×1
3.5インチベイ×2(シャドウベイ×1)
電源200W、大きさ:300×200×185(奥行×幅×高さ)

 11月中旬に発売されたばかりのキューブ型の小型ベアボーンキットです。

 キューブ型ベアボーンとして人気の、Shuttle「X-PC」シリーズに最新のインテル845GEマザーを搭載した、現在最強のスペックを持ったモデルです。取り扱い店舗も非常に多く、秋葉原で見つけるのは容易でしょう。

 インテルの最新チップセット「845GE」を搭載したことにより、ハイパー・スレッディング・テクノロジで話題の「Pentium 4 3.06GHz」にも対応。搭載パーツによっては、ミドルタワーケースを採用したハイスペックモデルと張り合うことも可能です。

 人気のシリーズだけあって、カラー写真入りの簡単日本語組み立てマニュアルが付属するなど、ベアボーンキットを初めて購入する人にとっても、取り組みやすい内容になっています。

 現時点では、キューブ型ベアボーン最強の製品といえるでしょう。


◎お手頃価格のShuttle製キューブ

Shuttle SS51G  (Shuttle)
スペック:
Socket 478(FSB533/400)対応ベアボーンキット
使用マザーボード:Shuttle FS51
チップセット:SIS 651+SIS 962L、PC2700(DDR333)×2
AGP(x4)、VGA、PCI×1、USB2.0、IEEE1394、サウンド
LAN、5インチベイ×1、3.5インチベイ×2(シャドウベイ×1)
電源200W、大きさ:300×200×185(奥行×幅×高さ)

 前出の「Shuttle SB51G」が発売されるまでは、一番人気を誇っていたモデル。チップセットには「SIS 651」を採用。AGPにも対応します。
 最新のインテルチップセットを採用した「Shuttle SB51G」に比べると、性能的に見劣りするのは否めませんが、価格は1万円以上も安くなっているので、安くあげたいという人には最適です。


◎AMDユーザー指名買いモデル

Shuttle SK41G (Shuttle)
スペック:
Socket 478(FSB533/400)対応ベアボーンキット
使用マザーボード:Shuttle FS51
チップセット:SIS 651+SIS 962L、PC2700(DDR333)×2
AGP(x4)、VGA、PCI×1、USB2.0、IEEE1394、サウンド
LAN、5インチベイ×1、3.5インチベイ×2(シャドウベイ×1)
電源200W、大きさ:300×200×185(奥行×幅×高さ)

 自作マニアには根強いファンが多いAMD製CPUを搭載できるベアボーン。Athlon XP用のキューブ型モデルとして大変人気があります。

「Shuttle SK41G」 価格表
価格 ショップ名
36,780円 クレバリー1号店
37,700円 Faith
37,800円 TWOTOP秋葉原本店
38,780円 コムサテライト3号店


※Shuttle「X-PC」シリーズの人気は、交換式の色違いフロントパネルや、移動用キャリングバッグなどの、オプションが豊富にラインアップされていることからもうかがえます。

光タイプのフロントパネルや、色違いのフロントパネル 使うかどうかはその人次第のキャリングバッグ

 キューブ型ベアボーンキットとでは、Shuttleと人気を二分しているのが、WiNDy(ソルダム)です。なかでも、最近の売れ筋は以下のモデルです。

◎リクエストに答えた人気復刻モデル

Polo T2 RENAISSANCE  (WiNDy(ソルダム))
スペック:
Socket 478(FSB533/400)対応ベアボーンキット
使用マザーボード:Shuttle FS51
チップセット:SIS 651+SIS 962L、PC2700(DDR333)×2
AGP(x4)、VGA、PCI×1、USB2.0、IEEE1394、サウンド
LAN、5インチベイ×1、3.5インチベイ×2(シャドウベイ×1)
電源200W、大きさ:300×200×185(奥行×幅×高さ)

 「Polo T2」は、2001年12月に発売され、そのキュートなスタイルで大ブレイクしたモデル。人気モデルだっただけに初回生産分はすぐに店頭からなくなりましたが、ユーザーからの再販を望む声に応え、完全復刻したのが、この「Polo T2 RENAISSANCE」です。復刻の際には、カラーバリエーションを12色に増やしたことで、さらなる人気を得ることとなりました。

 ただ、さすがに設計自体は少々古く、対応CPUは、PentiumIIIとCeleron(Coppermine、Tualatin)、VIA Cylix III、C3(FSB133/100)で、人気のPentium 4などには対応していません。ただし、現在、Celeronは1.4GHzまで発売されているので、これらのCPUを使用すれば、まだまだメインマシンとして現役で使うことができます。

 ショップによっては売り切れの色も発生しているため狙っている色がある人は、ショップを数軒回らなければならないでしょう。

「Polo T2 RENAISSANCE」 価格表
価格 ショップ名
27,800円 ソフマップ1号店 Chicago
ZOA秋葉原本店
OVERTOP
28,700円 Faith
28,800円 クレバリー1号店
28,979円 ツクモeX.
29,800円 T-ZONE PC DIY SHOP

◎2ドライブ構成が可能なキューブ

Pandora Quatre  (WiNDy(ソルダム))
スペック:
Socket 478(FSB533/400)対応ベアボーンキット
使用マザーボード:Shuttle FS51
チップセット:SIS 651+SIS 962L、PC2700(DDR333)×2
AGP(x4)、VGA、PCI×1、USB2.0、IEEE1394、サウンド
LAN、5インチベイ×1、3.5インチベイ×2(シャドウベイ×1)
電源200W、大きさ:300×200×185(奥行×幅×高さ)

 Shuttleの「SS51G」と同じマザーボードを使用したキューブ型ベアボーンキット。フロントに5インチベイが2つある点が「Shuttle SS51G」との一番の違いです。ドライブを2台接続して、CD-CDのダイレクトコピーを行いたいというような人に最適です。

「Pandora Quatre」 価格表
価格 ショップ名
49,999円 ツクモeX.
54,800円 ZOA秋葉原本店

◎スロットタイプのコンボドライブが標準装備

QUIZ  (WiNDy(ソルダム))
スペック:
Socket 478(FSB533/400)対応ベアボーンキット
使用マザーボード:Shuttle FS51
チップセット:SIS 651+SIS 962L、PC2700(DDR333)×2
AGP(x4)、VGA、PCI×1、USB2.0、IEEE1394、サウンド
LAN、5インチベイ×1、3.5インチベイ×2(シャドウベイ×1)
電源200W、大きさ:300×200×185(奥行×幅×高さ)

 基本スペックは「Polo T2 RENAISSANCE」とまったく同じ。違う点は、初めからスロット方式のコンボドライブを装備し、奥行きが69mmも短くなっている点です。よりコンパクトなケースがほしいという人に人気があります。全部で6色がラインアップされています。

 今回調査したキューブ型ベアボーンキットの中では一番高価格ですが、スロット方式のコンボドライブを装備している点を考えると、案外お買い得といえます。

「Pandora Quatre」 価格表
価格 ショップ名
53,800円 クレバリー1号店
55,999円 ツクモeX.
ソフマップ1号店 Chicago
カクタソフマップ
56,800円 T-ZONE PC DIY SHOP
※価格及び在庫に関しては取材時のものであり、常にこの価格で販売されているわけではないことを予めご了承ください。

【調査後記】
 
昨年あたりから徐々にブームになってきたキューブ型ベアボーンですが、秋葉原のショップを回って調査した結果、今回紹介したような製品がおもな売れ筋であることが分かりました。キューブ型ベアボーンにはこのほかにもいくつかの種類が存在しますが、性能と価格とのバランスが取れた製品という意味では、今回紹介した製品を選んでおけば、まず間違いないといえるでしょう。価格も3万円台と比較的手ごろなものが多く、パーツを1から集めて自作するよりは、はるかに手軽なのも大きな魅力です。好きなCPUとメモリ、HDD、ドライブと組み合わせて、自分だけのPCを組み立てる喜びを手軽に味わってみてください。

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