今週はアキバ界隈に案外多く存在する「日本そば」をフィーチャーします。
日本の元祖ファーストフードとして君臨する「日本そば」は、お昼に長く休憩時間のとれないサラリーマンの強い味方です。今回は、そんなそば屋さんの中でも、座って食べることのできるお店のみをピックアップしてみました、さすがに立ち食いそば店並みほど、短い時間で提供される訳ではありませんが、シンプルな「もりそば」などなら、かなり短時間で提供されます。
また、意外と思われるかもしれませんが、秋葉原界隈には日本中にその名が轟く名店が何店かあり、ランチのカテゴリーとしてあなどれない存在となっています。普段、あまり日本そばを食べない人も、この記事を参考に何店か巡って、「日本そば」フリークの一員になってみませんか?
今回紹介したお店以外にもおすすめのお店がありましたら、次回以降の調査時の参考にさせていただきますので、ふるって掲示版へ書き込んでください。よろしくお願いします。
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□かんだやぶそば |
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住所:千代田区神田淡路町2-10
03-3251-0287
営業時間:11:30〜19:30
定休日:無休
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言わずと知れた、江戸そばの超有名店。明治13年創業の老舗です。厳密には秋葉原ではないのですが、万世橋をわたって5分も歩けば着くので、案外近いお店です。時間に余裕があれば、ちょっとだけ足を伸ばしてみるとよいでしょう。
「やぶそば」といえば、おそらく日本一有名なそば屋の老舗だと思いますが、まず外観からして風情をかもし出しています。神田の裏路地を入っていくと、「こんな建物がこんな都心にあったのか!!」と驚くばかりの純日本家屋が現れます。引き戸の玄関を開けると広くて明るい店内が広がり、女中さんたちの古風なおもてなしが、しばし都会の喧騒を忘れさせてくれるはず。そのそばを一口食べようと、外人観光客や接待中のビジネスマンなども多く訪れ、プチ観光地といっても過言ではないほどの雰囲気をかもし出しています。
ただ、老舗だからといって、そばの値段はそれほど高くありません。メインメニューの「せいろうそば」は、600円と平均レベル。ただし、1枚のそばの量はそれほど多くないので、2枚で1人前と考えたほうがよいでしょう。そうすると、せいろ2枚で1,260円(税込み)。やっぱりちょっと高めですね(笑)。
そばは、緑色のさっぱりとさわやかな風味が特徴。つゆは、江戸そばらしい濃い目の味付けですが、つゆはどっぷりつけずに、先のほうにちょっとつけて食べるのが江戸風。最後にそば湯で割っていただくと、これまた非常に美味なのです。
量が多くないので、食べ盛りのアキバ人にはちょっと物足りないかもしれませんが、場所がら一度は訪れておいて損はないお店です。ちょっとした観光地気分で、出かけてみるとよいでしょう。
なお、やぶそばの場所はちょっと奥まったところにあって、最初は結構分かりづらいので、下記に秋葉原からの簡単な順路を掲載しておきます。参考にしてください。
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万世橋を渡り、ガードをくぐったところにある交通博物館のところを右に曲がります |
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交通博物館を過ぎ、道を渡ってまっすぐ歩きましょう |
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右手にカレー屋さんが見えたらその角を右折します。まっすぐ行くと、右手にまつやがあります |
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この路地をまっすぐ行くと、突き当りが「やぶそば」です |
主なメニュー
・せいろうそば 600円
・かけそば 600円
・釜揚げうどん 900円
・月見そば 900円
・玉子とじ 900円
・なめこそば 900円 |
・山かけそば 1,100円
・そばとろ 1,100円
・おかめそば 1,100円
・天ぷらそば 1,500円
・かも南ばん 1,500円
・あなご南ばん 1,700円 ほか |
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□神田まつや |
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住所:千代田区神田須田町1丁目13
03-3251-1556
営業時間:11:00〜20:00(土〜19:00)
定休日:日祝
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上記の「やぶそば」と並び賞される超有名店です。
こちらも厳密には秋葉原ではありませんが、秋葉原駅からはそんなに遠くありません。行きかたとしては、「やぶそば」を目指して歩き、道を曲がらずにまっすぐ行けばOKです。大きな通り沿いなので、まつやのほうを先に発見するかもしれません。
やぶそばと同じく、戦火を逃れたノスタルジックな外観は、いかにもうまいそばの名店といったたたずまいです。もちろん、そばを食べてもその印象が変わることはなく、やぶそばとはまた一味違うおいしさを堪能させてくれます。そばの量的にもやぶそばと比べ若干多く、もりそばで比べると50円安いのもありがたいところです。一説によると、「やぶそば」と「まつや」をはしごするというのが、通の食べ方なんだとか。
やぶそばが「たまに行くならこんな店」という感じだとすると、まつやは「毎日でも行きたい庶民的な店」といったところでしょう。ただし、メニューによっては、2,000円弱するものもありますので、ランチで毎日行くにはそこそこお金が必要です。やはり庶民が毎日行くには、やぶそば同様、やや敷居が高いかもしれませんね。
「やぶそばよりも、まつやの方が好き」というフリークも多い超有名店。近くまで寄ったら、ぜひ一度は堪能してみてください。
主なメニュー
・もり 550円
・きつね 650円
・たぬき 650円
・きしめん 650円
・ごまそば 700円
・ざるそば 700
・月見そば 800円
・釜揚げうどん 800円
・納豆そば 850円 |
・天南ばん 900円
・力うどん 900円
・カレー南ばん 900円
・おかめ 900円
・山かけ 900円
・にしんそば 950円
・天ぷらそば 1900円
・天もり 1900円
ほか |
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□神田志な乃 |
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住所:千代田区外神田1-7-5
03-3253-3448
営業時間:11:00〜20:00(土・日は19:00まで)
定休日:水曜日
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秋葉原のど真ん中。「LAOX
ザ・コンピュータ館」のすぐ西隣にある手打ちそばのお店。民芸風のたたずまいをした店内は、秋葉原の中心部とは思えないような静けさを感じさせます。
「手打ちそば」を掲げるだけあって、そばは信州・安曇野あたりの田舎そばを思わせる黒味がかった太目のもので、しっかりしたコシが特徴です。つゆは、江戸前の辛口とはまったく異なる薄口の甘めのもの。しっかり最後まで飲み干せます。もちろん、最後のそば湯との相性もグッド。最初から最後まで楽しめます。もっともシンプルな「ざるそば」が850円と、全体的に値段はやや高めですが、そばがしっかりしているだけに、一枚でも結構満足できます。そば以外に、田舎風味を感じさせる「けんちん汁」(450円)も定番メニューとなっています。
食前食後に別々のお茶を出してくれるなど、サービスにも気が利いています。LAOXでお買い物をしたときなど、ちょっと立ち寄ってみるとよいでしょう。
主なメニュー
・ざるそば・うどん 850円
・大盛り 1100円
・合せ盛 900円
・とろろざる 1050円
・天ざる 1550円
・天ざる合盛 1600円
・鴨ざる 1500円
・けんちん汁 450円
・五色(かけ)そば・うどん 850円 |
・山菜そば・うどん 900円
・わかめそば・うどん 900円
・とろろそば 1250円
・鴨南ばん 1500円
・天ぷらそば・うどん 1500円
・鍋焼きうどん 1700円
・そばがき 1150円
・そばがき雑煮 1200円
ほか |
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□松月庵 |
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住所:千代田区外神田3-7-13
03-5256-1558
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今回紹介する中では、アキバパーツ街にかなり食い込むようにして営業するお店です。アキバの地理にくわしい人には「パソコン工房の2軒左」といった方が、イメージが湧きやすいかもしれません。
前述の3店のように、いわゆる「名店」というカテゴリーには入りませんが、庶民が気兼ねなくちょくちょく行けるうまいお店といった感じです。
そばは全体的に白いいわゆる「更科風」。もっとも高いものでも上天丼の1,400円と、多くの商品が1,000円以下なのも、ランチとしてちょくちょく行くにはうれしいところです。比較的リーズナブルに、そば、うどんを楽しめる、よいお店です。
今回食した「天もり」(1,100円)は、注文が入ってから揚げる天ぷらがサクサクしていて、とても美味でした。立ち食いそば店の、作り置きを乗せるだけのそばとは大違いのおいしさです。
主なメニュー
・もり 500円
・ざる 600円
・天もり 1,100円
・天ざる 1,200円
・たぬき 550円
・きつね 550円
・月見 600円
・玉子とじ 650円
・かき玉 700円
・おかめ 700円
・あんかけ 700円
・きのこ 700円 |
・きしめん 750円
・力うどん 750円
・鴨南蛮 750円
・カレー南蛮 750円
・釜揚 750円
・けんちん 800円
・てんぷら 850円
・すき焼き 900円
・すき焼き丼 800円
・かつ丼 800円
・親子丼 800円
・天丼 1,000円 ほか |
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□桂庵 |
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住所:千代田区外神田3-1-3
03-3255-5456
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昌平橋通りに面したそば屋で、特にランチのセットものが安くてボリューがあり、おすすめです。
本日食した写真のセットは本日のランチサービスに設定されていた、天ぷらセットというもので、天ぷらは海老、穴子、きす、茄子、ししとうが用意され、さらに、もりそば以外にご飯がついてくるので、ボリューム万点です。しかも価格が税込み700円とすばらしくバリュー。
その他にも、きつねか、たぬき、もりのいずれかとセットになるサービスランチが豊富で、本日のランチでいうと、玉子丼セットが500円。あさり丼セット、親子丼セット、きす天丼セット、穴子丼セット、かき揚丼セットが600円。かつ丼セット、天丼セット、天とじ丼セット、山かけ丼セットが650円と大変お得なセットがこれでもかというほどあります。
入り口に本日のランチサービスと大きな看板にいろいろメニューが記載されていますので、入店して迷わないように、あらかじめよく吟味しておいたほうがよいかもしれませんね。
とにかくランチタイムに安くお腹一杯にしたい人にはおすすめです。
主なメニュー
・もり 470円
・ざる 520円
・十割蕎麦 750円 |
・天ざる 1,000円
・鴨ざる 1,000円
ほか |
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□銀座そばてつ |
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住所:千代田区外神田1-15-1
03-3251-8116
営業時間:11:00〜23:00(ランチタイム:11:00〜14:00)
定休日:無休
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秋葉原の駅から近い万世橋交差点の角にある、そばとまぐろを中心としたチェーン店。チェーン店のため、そばに関してはそれほど特筆すべきところはありませんが、場所的にひじょうに便利なところにあるので、アキバ巡りの途中や帰り際などに軽く立ち寄れます。メニューもひじょうに豊富でバラエティーに富んでいます。17:00以降はお酒もいただけるようになるので、夜ともなると仕事帰りのサラリーマンたちでにぎわいます。そば居酒屋といったところでしょうか。
この店のランチメニューは定食類が充実しており、看板メニューのまぐろづけ丼やネギトロ丼、まぐろやまかけ丼といった丼もの+そばのセットメニューがとくにおすすめ。そば単品のメニューも、「せいろ(380円)」から各種用意されており、立ち食いそば以外では、値段ももっとも安い部類です。歩きつかれたときに、ちょっと立ち寄ってみるのもよいでしょう。
主なメニュー
・せいろ 380円
・ざる 400円
・からみ大根 650円
・山芋ざくざく 680円
・五色納豆 780円
・ネギトロそば 780円
・たぬき 500円
・きつね 550円
・山かけ 680円
・カレー南蛮 700円
・肉南蛮 700円 |
・きのこ 780円
・揚げなす 780円
・親子丼 650円
・きのこ丼 680円
・ネギトロ丼 750円
・かつ丼 750円
・まぐろづけ丼 750円
・まぐろ山かけ丼 830円
・天丼 980円
・ミックス丼 1000円
ほか |
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□そば酒房 杉もと |
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住所:千代田区外神田4-11
03-5295-8177
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末広町交差点からガード側へちょっと歩くと、道の南側に大きな「カレーそば」の看板がかかっているので、すぐわかるはず。「そば酒房」の名が示すとおり、基本的には居酒屋っぽいので、そばをじっくり食すという感じではありませんが、ここのランチは安くて量もそこそこあるので、おすすめです。定番はまさしく看板メニューの「特製カレーそばセット」(780円)と、「特製カレー丼セット」(680円)。こう書くとややジャンキーな感じも漂いますが、もちろん普通のそばもやってます。そばもカレーも食べたい!というような欲張りな向きにはぴったりのお店でしょう。味のほうは、まあ...普通です。アキバの奥地に入り込んだときなどに、重宝するかもしれません。
主なメニュー
・日替りセット 750円〜
・特製カレーそばセット 780円
・特製カレー丼セット 680円
・カツ丼セット 850円
・親子丼セット 780円
・開化丼セット 780円
・たぬき丼セット 780円
・とろろ丼セット 780円
・天丼セット 1000円
・せいろそば・かけそば 380円 |
・のりせいろ・花巻 500円
・たぬき・月見 500円
・鳥せいろ・鳥南 750円
・肉せいろ・肉南 750円
・とろろせいろ・山かけ 750円
・けんちんせいろ・けんちん 750円
・南蛮カレー 850円
・鴨せいろ・鴨南 1000円
・天せいろ・天ぷら 1000円
ほか |
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みんなでアキバの食について盛り上がろう!
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【調査後記】
今回の特集は、アキバ周辺の日本そば店にフォーカスを当ててみましたが、いかがでしたでしょうか?
日本そばもラーメン同様、その人の好みが評価を左右する食べ物です。
とくに、「やぶそば」と「まつや」の両老舗に関しては、「あなたはやぶ派?まつや派?」というような会話がそば通たちの間で成り立つほど、好みが激しく分かれる世界でもあります。
いずれにせよ、アキバでいつもジャンクフードばかり食べている人も、たまには気分転換に、今回紹介したお店に行って、日本そばでも食してみませんか?
今回も紹介させていただいたお店も、アキバ総研の独断と偏見でチョイスしましたが、気になるお店などがあれば、ぜひ掲示板のほうにご意見をお寄せください。次回のそば特集に反映させていただきます。
さて、来週をもって食シリーズは一旦終了させていただきます。今回の食特集の最後を飾るのは、みんな大好き「カレー特集」です。乞うご期待!
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