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【第51回】2003年12月15日(月)
そろそろ本気で、シアターセットが欲しい!
このページは、アキバで今もっとも流行っているモノについて、毎週週変わりで テーマを決め、実売価格や売れ筋ランクなどの実地調査を行うレポートです。 毎週ホットな情報を集めてお贈りいたしますが、取り扱ってほしいテーマなどの ご要望がありましたら、こちらよりお送りください。 (毎週月曜日更新)

 プラズマテレビや液晶テレビなどの大画面テレビを購入し、高画質のDVDプレーヤーやDVDレコーダーなどをそろえたら、次に必ず欲しくなるのが、サラウンドに対応した「シアターセット」でしょう。せっかく5.1chの大迫力サラウンドに対応しているDVDビデオを見ても、ステレオスピーカーしかないのでは、まさに宝の持ち腐れ。逆にいえば、プラズマテレビは持っていなくても、シアターセットさえあれば、かなりの大迫力でDVDビデオを楽しむことができるのです。
 そこで、今回は、そろそろ本気で購入を考えているという方にとっておきの、エントリー向けシアターセットを取り上げてみました。取り上げるのは、今年の4月以降に発売された製品で、3〜4万円という手ごろな価格で購入可能な製品たち。シアターセットは、エントリー向けのものでも必要十分な出力性能を持っていますので、1台買えば、きっと満足するはずです。大画面TVとDVDプレーヤー/レコーダーを買ったら、ぜひ購入を考えてみてください。

■ヤマハ
シネマステーション AVX-S20 シネマステーション AVX-S20
価格.com 最安価格:34,700円
(平均価格:34,810円)
発売時期:2003年10月
総合出力:150W

 ヤマハの「シネマステーション」シリーズではエントリーに当たる製品。20W×5の小型サラウンドスピーカと、50Wのサブウーハー、そしてAVアンプという構成で、それほど大出力ではないものの、必要十分な性能を持ったセットになっています。サラウンドは、一般的な「MPEG-2 AAC」のほか、2ch音声やドルビーサラウンドで収録されたソフトを手軽に5.1chで楽しめる「ドルビープロロジックII」を搭載しています。また、6.1chの疑似再生にも対応しています。音声入力はアナログ×1、デジタル×3となっています。
 12種類のDSPモードを搭載し、アンプ前面に設置される「Movie」「Music」「Sports」「Game」という4種類のボタンによりワンタッチで切り替えられるのも特徴。リモコンにもわかりやすいボタンが設置され、誰でも使いやすい操作性を実現しています。

シネマステーション AVX-S80 シネマステーション AVX-S80
価格.com 最安価格:39,400円
(平均価格:41,166円)
発売時期:2003年8月下旬
総合出力:250W

 前面に液晶パネルを備えた。本格的オーディオ風の外観が特徴のAVセンターを中心とするシアターセット。同デザインのDVDプレーヤー「DVD-S80」と組み合わせると、それだけで本格的なDVDシアターセットができあがります。
 サラウンドは、一般的な「MPEG-2 AAC」のほか、2ch音声やドルビーサラウンドで収録されたソフトを手軽に5.1chで楽しめる「ドルビープロロジックII」を搭載しています。また、6.1chの疑似再生にも対応しています。
 サブウーハーに内蔵されるアンプは、40W×5のサラウンドスピーカ出力と50Wのサブウーハー出力で、総合出力250Wの大出力を実現。映画や音楽、スポーツ中継まで対応する計23種類の豊富なサラウンドプログラムを搭載し、音声入力×7のほか、映像入力×3と、本格的なAVアンプ並みの幅広い入力に対応しています。クラスとしては、ミドルクラス級の実力を持っていますが、4万円前後で購入可能なのはお買い得といえるでしょう。

■パイオニア
HTP-S1 HTP-S1
価格.com 最安価格:33,180円
(平均価格:34,736円)
発売時期:2003年10月上旬
総合出力:210W

 総合出力210Wのコンパクトなシアターセット。アンプ部は横幅210mmという小型ながら、35W×6という出力を持っています。
 サラウンドは、一般的な「MPEG-2 AAC」のほか、2ch音声やドルビーサラウンドで収録されたソフトを手軽に5.1chで楽しめる「ドルビープロロジックII」を搭載しています。音声入力はアナログ×1、デジタル×3で、DVDのほか、テレビやゲーム機などを接続して楽しむことができます。

■ソニー
HT-K31 HT-K31
価格.com 最安価格:30,160円
(平均価格:31,880円)
発売時期:2003年10月21日
総合出力:150W

 ソニー製品の中では、もっともエントリーに位置するシアターセット。幅215mmの小型アンプ部総合出力150Wで、22W×4のサラウンドスピーカと、40Wのサブウーハーという構成です。
 サラウンドは、一般的な「MPEG-2 AAC」のほか、2ch音声やドルビーサラウンドで収録されたソフトを手軽に5.1chで楽しめる「ドルビープロロジックII」を搭載。ソニー独自の映画館音場再現技術であるデジタルシネマサウンドは、上級機種のAVアンプと同じ「シネマスタジオEX A/B/C」の各モードを搭載しているので、エントリー機ながらも、さまざまなエフェクトを楽しめます。
 音声入力はアナログ×2、デジタル×3で、さまざまな機器との接続が可能。同梱のリモコンでは、ソニー製TVやDVDプレーヤーの基本操作が可能となっています。

■KENWOOD
HTB-S500 HTB-S500
価格.com 最安価格:37,900円
(平均価格:39,688円)
発売時期:2003年8月下旬
総合出力:300W

 50W×6chの総合出力300Wというハイパワーを実現したエントリー向けシアターセット。このクラスでは最高レベルの出力性能を持っています。
 サラウンドフォーマットも、「ドルビーデジタルEX」や「DTS-ES(ディスクリート6.1/マトリクス6.1)」などにも対応するなど、エントリークラスとしてはかなりの充実ぶり。加えて、同社独自の「Active EQ」を搭載し、再生させるソースのジャンルによって、その音場を最適に聞こえるように周波数特性を設定可能。低域から高域までバランス良く鳴らす「Musicモード」や、迫力ある効果音を演出する「Cinemaモード」を選択できます。
 また、音声入力も、アナログ×3、デジタル×3と豊富なので、たいていの用途にはこれ1台で対応可能。エントリーからミドルクラスまで納得の性能を持った製品といえそうです。

■ONKYO
DHT-M1A DHT-M1A
価格.com 最安価格:37,295円
(平均価格:37,741円)
発売時期:2003年11月7日
総合出力:140W

 高級オーディオを手がけるONKYOが発売するエントリー向けシアターセット。出力性能的には、20W×5のサラウンドスピーカと、40Wのサブウーハーの、総合出力140Wとなっています。
 サラウンドフォーマットは「MPEG-2 AAC」や「ドルビープロロジックII」に対応。同社独自の、96kHz/24bitの高精度変換を実現するDACチップを搭載するほか、同社製高級アンプに搭載されるD/Aコンバージョンシステム「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」をフロントL/Rの2chに搭載するなど、高級オーディオメーカーならではのこだわりも見える製品に仕上がっています。
 音声入力も、デジタル×3、アナログ×2の5系統と十分。総合的に見て、3万円台でも高級な香りのする製品となっています。

■DENON
DHT-310-S DHT-310-S
価格.com 最安価格:33,865円
(平均価格:34,851円)
発売時期:2003年7月
総合出力:120W

 オーディオメーカー「DENON」のエントリー向けシアターセット。幅210mmのコンパクトなアンプは、20W×6Cchの総合出力120Wを実現しています。
 サラウンドフォーマットは「MPEG-2 AAC」や「ドルビープロロジックII」に対応。音声入力は、デジタル×2、アナログ×3となっています。
 また、アンプ部のパネルデザインや、木目調のスピーカには、高級感があり、価格以上の満足感を与えてくれることでしょう。

■シャープ
SD-AT1000 SD-AT1000
価格.com 最安価格:33,700円
(平均価格:36,317円)
発売時期:2003年4月25日
総合出力:600W

 シャープが誇る「1ビットデジタルチップ」を搭載したシアターセット。さらに最大出力600Wという大出力を実現し、高音質+高出力という魅力を持った製品に仕上がっています。本来はエントリー向けではありませんが、価格的に3万円台前半で購入可能なので、お買い得といえるかもしれません。
 出力600Wの内訳は各チャンネル100Wというもの。デジタル×2、アナログ×3の音声入力を持ち、テレビやDVDプレーヤーなどを接続し、大出力で楽しむことが可能です。サラウンドフォーマットは「MPEG-2 AAC」や「ドルビープロロジックII」に対応。大出力製品ながら、薄さ67mmというスリムな設計になっている点も見逃せません。
(※本ページに掲載されている「価格.com最安価格」および「平均価格」は、2003年12月15日23:00現在のものです。)

<まとめ>
 エントリー向けのシアターセットは、サラウンドフォーマットなどのレベルはほぼ同じですので、出力性能や入力端子の数などが製品の大きな決め手となります。最大出力はもちろん大きい方が、余裕のある音を鳴らせるわけですが、実際の音色には好き嫌いもあるので、できれば、アキバのオーディオ系に強いショップなどに出向いて、実機の音を生で聞いてみたいところ。
 ただ、今回紹介するのは、3〜4万円の低価格モデルなので、あまりサンプルは展示していないかもしれません。その場合は、価格.comの「口コミ掲示板」をうまく利用してみてください。


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