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Endeavor NT2850 White Edition Endeavor NT2850 White Edition
「Endeavor NT9500Pro」(以下、NT9500Pro)は、2006年1月に発表になったばかりのインテル製最新ノート用CPU「Core Duo」を搭載したハイエンドノートパソコンだ。Core Duoは同社のノート用CPUとしては初のデュアルコアCPUで、これまでのPentium Mと比較してマルチスレッド性能の大幅な性能向上が期待できる。今回は「Core Duo T2500」(2.0GHz)を搭載したモデルを試用し、その機能について紹介してみよう。
サンプル構成 246,750円(キャンペーン特別価格、税込・送料別)
液晶ディスプレイ 15.4型 WUXGA液晶
CPU Intel Core Duo T2500(2.0GHz)
メモリ 1.0GB(512MB×2) PC2-5300デュアルチャネル DDR2 SDRAM
HDD 100GB(シリアルATA)
チップセット インテル945PM Express
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(2層書き込み対応)
ビデオチップ ATI Mobility RADEON X1600
ネットワーク ギガビットLAN、無線LAN(IEEE802.11b/g/新11a対応)
その他 メモリーカードスロット(MMC/SD/MS/MS Pro対応)、Bluetooth2.0など
外寸 354(幅)×284(奥行き)×35.2(高さ)mm
バッテリー駆動時間 約2.5時間 重量 約3.1kg(バッテリ装着時)
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Pentium M以上の高パフォーマンスCPU「Core Duo」を搭載!
NT9500Proの一番の特徴は、発表されたばかりのインテル製最新CPU「Core Duo」を搭載している点だろう。今までのインテル製ノート用CPUと言えば「Pentium M」だが、Pentium Mはデスクトップ用のCPUであるPentium 4と比較して、CPUクロックが低いにも関わらず、Pentium 4に負けないほどの高パフォーマンス性と省電力性を発揮する点が魅力だった。しかしその半面、Pentium 4には実装されている拡張命令セット「SSE3」に対応していなかったり、擬似的なデュアルCPUを実現する「Hyper-Threading」に対応していなかったため、マルチメディアアプリケーションを使用した際の性能についてはPentium 4と比べやや劣っていた。こうしたPentium Mの弱点を補って余りあるパフォーマンス性能を備えて登場したのが、今回発売されたCore Duoなのだ。Core Duoは、Hyper-Threading以上にマルチスレッド性能の向上が期待できるデュアルコア対応のCPUで、デスクトップ用のハイエンド向けCPUである「Pentium D」と構造上は同じだ。さらに同社のノート用CPUとしては初めてSSE3に対応するなど、動画のエンコードなどの処理を行わせた場合のパフォーマンスはPentium Mと比較して大幅に向上している。
 また、CPUとマザーボードやその他のデバイスとを繋ぐFSBも、Pentium Mの533MHzから667MHzへと向上しており、基本性能も大幅に向上している。
本体全景 NT9500Proの本体カラーは黒とシルバーのツートンカラー。落ち着いた色合いなので持ち歩いてもオシャレだし、仕事場で使っても違和感なく溶け込める。
材質はプラスチックだが、色合いのおかげで高級感のある仕上がりになっている 本体上部
本体右側面本体右側面には、拡張用のスロット関連が並ぶ。PCカードスロットとその上にメモリーカードスロットを搭載。IEEE1394ポートやオーディオ入出力ポート、Sビデオ出力やLANポート/モデムポートなどが並んでいる
本体左側面本体左側面には、光学ドライブのみが配置されるシンプルな構成。光学ドライブの近辺に端子類があると、ディスクの出し入れをする際に接続したケーブルがじゃまになる場合があるが、そうした心配も不要だ
本体背面背面にはUSB2.0ポート×4、DVIポート、アナログRGB出力ポートなどの外部ディスプレイ端子を備える。本体背面にはUSB2.0ポート×4、DVI出力ポート、アナログRGB出力ポートなどの外部ディスプレイ端子を備える。ディスプレイ端子やUSBポートが全て背面に集中していることで、狭い机の上でもこれらコネクタがじゃまになることがない
15型以上の大型液晶ディスプレイを搭載!グラフィック機能も高性能!
NT9500Proのもう1つの大きな特徴が、高解像度の液晶ディスプレイを選択できるという点だ。標準モデルは、ハイエンドのA4ノートでは定番になりつつある解像度1400×1050ドット(SXGA+)に対応する15型液晶ディスプレイとなっているが、BTOオプションとして、フルハイビジョンに対応する解像度1920×1200ドット(WUXGA)の超高解像度を持つ15.4型ワイド液晶も選択可能だ。今回はこの15.4型ワイド液晶を搭載したモデルを試用したわけだが、従来のワイド液晶のように横幅だけ広くなった液晶とは異なり、縦の解像度も1200ドットときめ細かいので、使い勝手はかなりよかった。たとえば、ブラウザを開きながらその横でメモ帳を開いて内容をコピー&ペーストするといった作業も、2つのアプリケーションを一画面に並べて表示できるので、非常に軽快だった。
 さらに驚くべきは、その価格。標準の15型液晶ディスプレイを選択した場合に10,500円プラスすることで、この高解像度液晶にアップグレードできるのだ。一度購入してしまうと交換できないノートパソコンの液晶だけに、どうせならこの15.4型ワイド液晶を選択することをおすすめしたい。
 また、液晶ディスプレイが高解像度の場合、それに見合ったグラフィックチップが必要になるが、NT9500Proはその点も安心だ。ビデオメモリ256MBを搭載するATI製のハイエンドグラフィックチップ「Mobility RADEON X1600」を搭載しており、フルハイビジョン対応の高解像度でも強力なグラフィック描画が行える。また、当然のことながら、3Dグラフィックをふんだんに用いた高画質ゲームも快適に動作する。
 CPU性能の高さとグラフィック性能の高さについては、以下にベンチマークテストの結果を掲載しておくので、参照してほしい。
ベンチマーク結果 Futuremark「PCMark 05」
ベンチマーク結果 「Final Fantasy XIベンチマーク3」
液晶画面デスクトップ上に並んだアイコンのサイズの小ささから、15.4型WUXGA液晶の高解像度がお分かりいただけるだろうか。デスクトップ機用のディスプレイよりも高いフルハイビジョン対応の解像度は、これまでのノートPCの次元を超えた広い空間を実現する
デバイスマネージャデバイスマネージャーを開くと、プロセッサに2個のCPUが並んでいるのがわかる。マルチスレッド性能が向上するので、複数のアプリケーションを同時に使用していても快適な動作だ
Bluetoothなど充実したインターフェイス
インターフェイス周りを見てみると、NT9500Proでは、国内のノートパソコンではあまり見かけないBluetoothを内蔵しているのが特徴の1つとなっている。最近では、NTTドコモの新型ケータイ「P902i」がBluetoothを内蔵して話題になっているが、「P902i」のようなケータイ端末と組み合わせて使用すれば、ケーブルで接続することなく無線で携帯電話を介したダイヤルアップ接続も行える。また、Bluetooth対応のヘッドセットと組み合わせればワイヤレスでボイスチャットや音楽鑑賞が行えるなど、これまでのパソコンの使い方以上の便利さを実現できる。
 このほかにもIEEE802.11a(国際規格準拠)/b/gに対応した無線LAN機能や、SDメモリーカードやメモリースティック、xD-ピクチャーカードの読み書きが可能なメモリーカードスロットを内蔵しており、ノートパソコンとしての使い勝手は非常によい。また、外部の液晶ディスプレイと接続するために、アナログ端子のほか、DVI端子を備えているのもノートPCではあまり例がない。内蔵するグラフィックチップ「ATI Mobility RADEON X1600」の性能が高いため、20インチ以上の大型液晶ディスプレイと接続して使用することも可能だ。
 なお、光学ドライブは、CD-R/RW+DVD-ROMコンボドライブかDVDスーパーマルチドライブ(片面2層書き込み対応)のいずれかが選択できる。HDDは容量が40G〜100GBのシリアルATA接続のHDDを選択可能だ。キーボードについては、クリック感がかなりしっかりしているため、最近の柔らかめなキータッチのキーボードが苦手な人には最適だろう。また大型ノートの特徴として、キーピッチもかなり広めに取られているので、入力も非常にしやすかった。

 最後に気になる価格だが、最小構成価格で170,100円から購入でき、液晶ディスプレイを920×1200ドット対応の15.4型液晶にアップグレードした場合でも180,600円からと、性能を考えればかなり安価な価格設定になっている。最先端を詰め込んだデスクトップ機並みのハイエンドノートとしては、かなりお買い得な製品だ。大型ノートであるため、持ち歩くのには向かないが、デスクトップ代わりの据え置き用途で使うなら、パワー、液晶、インターフェイスとも十分に納得できる1台だ。
(ライター / 池 紀彦)
本体正面のCD操作パネルの隣のインジケータ
本体正面には、オーディオCDの操作パネルを備える。これはノートパソコンを起動しなくても利用できるので、パソコンを起動せずにCDを聴きたい場合には非常に重宝する。パソコン起動後にはこれら操作パネルの横にあるインジケーターがそれぞれ別の色で点灯する仕組みになっている。左から電源、バッテリー、新着メールの有無、無線LANの状態を示す
キーボード
キーボードはゆったりした作りと標準的なレイアウトが特徴。キータッチはやや堅めでしっかりとしたタイピングに向いている
上部ボタン類
キーボード上部には、内蔵しているBluetoothや無線LANなどのスイッチがあるので、無線類を使えない場所では即座にこれら機器類をオフにできる。またキー入力時にタッチパッドをうっかり触わって誤動作を起こさないように、タッチパッドを無効化するスイッチも備えるのは、ユーザーの利便性を考慮した設計といえる。そのほか、ボタンを押すだけで起動するヘルプスイッチなども備わる
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