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関越道は、東京の練馬区大泉と上信越方面を結ぶ大動脈の1つだ。とある平日の早朝、東京・文京区の東京ドーム近くに集合した我々ワンセグ実験隊は、まずこの関越道にチャレンジすることに!
文京区の東京ドームあたりから関越道に入るには、まず首都高5号線(池袋線)経由で外環道に接続し、大泉ジャンクションを目指すのが一般的。当日の我々もこのセオリーに従い、飯田橋入口から曲がりくねった首都高を外環道に向けて走り出した。
首都高5号線は、全体が高架になっている。途中の板橋ジャンクションあたりは真上に道が重なるが、それ以外は真上にも空が開ける快適な道だ。当然ながら、この時点でワンセグの映像に一切の乱れはない。
アナログ放送の場合、どんなに良好なロケーションでもクルマが走行するだけで画面や音声に多少のノイズが出るものだ。しかし、ワンセグにはそれがない。まだ都内ということもあるだろうが、この安定感にワンセグ初体験のスタッフはひとしきり驚きの声を上げた。 |
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外環道経由で関越道に入り、いよいよ実験本格化。流れのよい関越道に身をまかせ、快調に距離を伸ばす。
道中で気がついたのは、ワンセグは少々の長さのトンネルでは映像が途切れないということだ。たとえば入口から出口が見えるような直線的で比較的短いトンネルでは、多くの場合、画像や音声が乱れることはなかった。内部が曲がっていたり出入り口に高低差があるような長いトンネルではさすがに表示がフリーズ(最終受信画像のまま固まった状態)するが、それでも出口近くになればすぐに音声と画像が復活する。その復活が確実なので、トンネル内で画面がフリーズしたままでも意外とストレスは感じなかった。
最初に映像が途切れたのは、嵐山パーキングエリアと花園インターチェンジの中間あたりだ。実は、地上デジタルのテレビ電波を発信する電波塔が、関越道沿いでは埼玉県の浦和と群馬県の榛名山にある。東京から関越道を下って嵐山パーキングエリアを過ぎたあたりは、ちょうどこの2つの電波塔の中間あたりになる。ということで、双方からの電波が一番弱いエリアとなるようなのだ。
もちろん、このようなエリアでもワンセグ放送は問題なく受信できる。多くのチューナーには、その時々で最適な電波を選び受信局を切り替える機能が付いている。この機能があるため、番組を繋いだままで、自動的に受信局をシフトしてくれることになるのだ。 |
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関越道を藤岡ジャンクションまで走り、その後は進路を上信越道へ。いよいよワンセグの限界にチャレンジだ!
事前に入手した地デジの受信エリアマップによれば、どうやら松井田妙義インターチェンジあたりが地デジ受信エリアの境界付近らしい。しかし、我々が持っているのは受信エリアでも有利とされるワンセグのチューナーだ。どこまで健闘するかが楽しみだ。
動きが出始めたのは、甘楽パーキングエリアを過ぎたあたり。画面にモザイクのようなノイズ(ブロックノイズ)が出始めた。もっとも、ノイズが出るのは画面の一部。頻繁に出るわけでもないので、厳しい目を向けていなければ見逃してしまうレベルだ。さて、どこまでワンセグは頑張るか。 決定的に画面が止まったのは、ノイズが出始めた甘楽パーキングエリアの20キロほど先、「もうすぐ松井田妙義インターチェンジ!」という地点だった。その直前まで比較的正常に映像を写していた画面が、この地で固定状態となった。
アナログであれば、徐々に画面にノイズが出始めて最終的に画面が見られない状態にまで徐々に症状が進む。しかし、デジタル放送であるワンセグでは直前まで正常な状態を保って表示される。そして、限界に達するとその時点で表示がストップするようだ。別の言い方をすれば、限界ギリギリまで番組がキッチリと楽しめるわけだ。 上信越道におけるワンセグ受信の限界点を見つけた我々ワンセグ実験隊は、その後、碓氷軽井沢インターチェンジで高速を降り、そのままとって返すように上信越道に入って東京を目指した。 |
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