NEC Direct 2006年春モデル詳細レビュー | |
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タイプRXは、光学ドライブにコンボドライブかDVDスーパーマルチドライブを選択できる。DVDスーパーマルチドライブは、DVDの2層書き込みにも対応しており、現行DVD規格のほとんどが利用可能だ。なお、光学ドライブは拡張ベイに搭載されているが、取り外すこともでき、標準添付の拡張ベイカバーに取り替えて重量を軽くしたり、別売のセカンドバッテリパックを搭載して電池駆動時間を拡張することもできる。こうしたあたりの設計が、「ハイエンドモバイル」と銘打つゆえんである。ちなみに、タイプRXの重量はDVDスーパーマルチドライブ装着時で約2.2kg、拡張ベイカバー装着時で約2.0kgと、持ち運んで使うのも可能な範囲だ。 次にインターフェイス部を見てみよう。まずネットワーク機能だが、有線LANではギガビットLANを標準で搭載している。そして、無線LANに関してはBTOオプションで選択でき、IEEE802.11 a/b/g準拠のトリプル対応、あるいはBluetoothを選択できる。両方の機能を搭載することも可能だ。 各種の端子類は前面を除く3方向に用意されている。USBポートは合計4ポートあるが、背面に2つ、右側面の奥と手前にそれぞれ1つ用意される。離れて配置されているので、USB直結型の周辺機器を装着してもじゃまになりにくい。背面に外部HDDやプリンタといった据置型の周辺機器を、右奥にはマウスを接続し、右手前はUSBメモリや音楽プレーヤー用に空けておくといった使用法が一般的だろう。 また、PCカードスロットやIEEE1394ポートなども搭載されるほか、5種類のメディアに対応するメモリーカードアダプタが標準添付されるなど、拡張性は十分といえる。 キーボードは主要部分(文字キー)全てが19mmピッチで、右側にもCtrlキーが用意されるなど余裕ある配列となっている。薄型のボディながらキーボードの剛性感は高く、デスク上だけでなく膝の上でのタイピングでも不安はない。キータッチもしっかりした感触だ。右奥には電源ボタンと、2つの「ワンタッチスタートボタン」が並んでいる。上下スクロールボタンつきのNXパッド(タッチパッド)は応答性も鈍すぎず過敏すぎず適度なチューニングだ。左右ボタンの同時押しでパッドを無効にしたり、USBマウス接続時にパッドを自動オフにするといった細かなカスタマイズも可能だ。 |
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近年のモバイルノートでは、内部のデータ漏洩やデータ破壊を防止するさまざまなセキュリティ対策が取られていることが多いが、タイプRXも例外ではない。ハードウェアレベルでデータの暗号化鍵を管理する「TPM(Trusted Platform Module)セキュリティチップ」と、「ハードディスクパスワード」を標準で搭載し、万一HDDが抜き取られたような場合でも、内部のデータが取り出せないような仕組みになっている。 また、BTOオプションで、確実な個人認証を実現する「内蔵指紋センサ」が搭載可能となっており、本体の前面部に組み込むことができる。こうしたセキュリティ機能を組み込むことで、社外に持ち出して使用することの多いモバイルシーンでも、大事なデータを守ることができるのである。 デュアルコアCPUや高解像度液晶による高いパフォーマンス、そして使い勝手と携帯性を両立させたタイプRXは、メインマシンとしても、パワフルなモバイルノートとしても、申し分ない性能を持った製品だ。NEC Directの最廉価構成では150,360円、14.1型SXGA+液晶モデルでも191,730円から購入可能と(いずれも税込・送料別)、スペックから考えれば十分安い価格といえる。おそらく、Core Duo搭載ノートの中でも最安の部類に入るだろう。持ち運ぶことができて、なおかつハイパワーである本製品は、多くのユーザーのニーズにマッチするはずだ。 (ライター/岡田 靖) |
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