「携帯ナンバーポータビリティ」乗り換えガイド 「携帯ナンバーポータビリティ」乗り換えガイド
10月24日からついにスタートする「携帯電話ナンバーポータビリティ」(MNP)。
携帯キャリア(携帯電話会社)を変えても、今まで愛用してきた携帯電話番号を変えずに使い続けることができる、日本では初めてのサービスとして注目を浴びています。今まで多くのユーザーが望んできたサービスだけに、MNPの概要や利用方法に加え、各キャリアの動向も気になるところ。その乗り換え方法などについて、価格.comがくわしくまとめてみました。

2006年10月20日時点でのカカクコム調べ


携帯ナンバーポータビリティで可能になる新しい世界
これまでは、携帯キャリアを変えると電話番号も変わってしまうため、誰もが自由にキャリアを変更することができませんでした。しかし、「携帯電話ナンバーポータビリティ」(MNP)が開始されると、「090」「080」から始まる携帯電話番号なら、新しい番号を取得せずにそのまま他社の携帯電話サービスに乗り換えることができるようになります。これにより、携帯キャリアを変更した後、友人・知人などに新しい電話番号をわざわざ告知する必要がなくなります。また、キャリア変更に関わるハードルがより低くなるため、自分の利用スタイルに合わせた携帯キャリアを選択しやすくなるのも大きな魅力でしょう。
たとえば、自分と家族が、異なる携帯キャリアと契約している場合、共通のキャリアに変更することで、今まではかなわなかった家族契約割引などのお得なサービスを利用できるようになります。また、特徴的なデザインを採用した携帯電話や、現在契約しているキャリアにはない多彩なサービスを用意している他の携帯キャリアを、その時々で気軽に選べるようにもなります。

MNPの利用方法はとっても簡単!
MNPを利用するための手続きはとても簡単です。申請方法はとてもシンプルで、以下の4つの手順を踏むだけで簡単に契約手続きが行えます。
@ 移転元(現在契約中)の携帯キャリアの受付店舗、コールセンター、WebサイトなどからMNPの利用申請を行う。
A 移転元キャリアから、解約に関する事前説明とMNPの手続きに関する説明を受け、「MNP予約番号」を受領する。
B 「MNP予約番号」を持って移転先(新規契約)の携帯キャリアの受付店へ行き、MNPによる新規契約を申し込む。
⇒移転元キャリアと移転先キャリアによるMNP予約番号の照会後、移転元キャリアとの契約が解除される。
C 移転先キャリアによる新規契約処理が完了した後、携帯電話端末を受領し手続きが完了する。
手順@に関しては、電話やWebを使えば自宅や外出先から都合のよいときに予約申し込みができるので、移転元の受付店に足を運ぶ必要がなく便利です。混雑するショップでの待ち時間を避けたいユーザーはぜひ活用しましょう。
また、MNPの予約番号を発行した後でも、移転先キャリアでの新規契約を行うまでは現在契約中の電話がそのまま使用できるので、予約番号を受領した当日にあわてて新しいキャリアの契約をする必要はありません。
ただし、予約番号の有効期限は発行当日を含めて15日以内となっており、期限を過ぎたら再申請が必要になるので気をつけましょう。

乗り換えるときはココに注意!
このようによいことづくめのように思えるMNPですが、事前に知っておかなければいけない注意点もあります。契約前にしっかりとチェックして、失敗しないMNP利用術を身につけましょう。
キャリア変更とともに、メールアドレスは変更になる。
携帯電話番号を(移転元)キャリアから転出(持ち出し)する時に転出費用(2,100円)が発生する。また、移転先キャリアでは新規契約での扱いとなるため、新規契約事務手数料が必要になる。(図B参照)
キャリア 退出 受入 契約事務手数料 備考
DoCoMo \2,100 \0 \3,150 他に機種(端末)料金・年間契約割引解除料などが掛かる
au \2,100 \0 \2,835 他に機種(端末)料金・年間契約割引解除料などが掛かる
SoftBank \2,100 \0 \2,835 他に機種(端末)料金・年間契約割引解除料などが掛かる
各キャリアが提供するポイントサービスなどは引き継げない。
長期契約割引は引き継げない。また、「年割」など解約による違約金が発生する場合がある。
キャリア 年間割引サービス 解除料 更新単位 契約方法
DoCoMo 継続利用割引 \0 - 自動
新いちねん割引 \3,150 一年 申請
au au長期優待割引 \0 - 自動
年割 \3,150 一年 申請
年割+家族割 \3,150 一年 申請
MY割 \9,975 二年 申請
SoftBank 継続割引 \0 - 自動
年間割引 \4,200 一年 申請
ハッピーボーナス \10,500 二年 申請
スーパーボーナス \0 二年 申請
ダウンロードした楽曲などの著作権や規格の問題が伴うデータは移し変えることができない。
MNPを利用して他キャリアへ変更後、再びMNPを利用して元のキャリアへ転入する場合は新規契約扱いとなり、過去の長期契約割引は適用されない。
「Edy」「モバイルSuica」などの電子マネーは引継ぎできない場合がある。
衛星船舶電話、衛星携帯電話、PHSではサービスを受けられない。

メールアドレスの変更について
MNPでは、電話番号は変わりませんが、メールアドレスについては、キャリアを変更することで変わってしまいます。
これについては、ユーザーが安心してMNPを利用できるように、新メールアドレスを一斉に通知できるサービスなどが各キャリアから提供されています。
キャリア 新メールアドレス
通知
利用できる場所 利用方法
DoCoMo 対応 ドコモショップなど 店頭に設置された機器を操作し、端末内の電話帳に登録されたメールアドレスに対して通知メールを配信。
au 対応 ショップ&EZweb EZwebを使い、auのサーバー内に保存したアドレス帳の中から受信相手を選択してメールを配信。「auにしましたサポート」の「お知らせメール」を利用する。
SoftBank 対応 ソフトバンクショップ 店頭の機器により、端末内の電話帳に登録されたメールアドレスに対して通知メールを配信。転出した場合でも、60日以内にSoftBankへ再転入すると、転出前に利用していたメールアドレスに戻せる。
このほかにも、ショップなどで提供している「メモリーコピーサービス」を使って、旧端末内の電話帳を新端末に移し変えできるサービスや、各キャリア独自の特典 &サポートも用意されています。
MNP利用時には、乗り換え時のサポートやキャンペーンの内容についてWebやショップでぜひ確認しましょう。

続きを読む