【特集】Vista Get Ready? 〜ついに登場する次期OS「Windows Vista」の全貌を紹介!〜 | ||
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2001年に登場した「Windows XP」は、それまでのWindows95、98、Meにはついて回った“不安定”というイメージを払拭した、ある意味で完成されたOSだった。それから、約5年という月日が流れる。この間に、パソコンのCPUは1GHzの壁を軽々と突破。2 GHz、3GHzと続き、やがてはマルチコア化によって、そのパフォーマンスは格段にアップした。また、インターネット環境では、低料金のADSL回線によって、高速なブロードバンドが急速に普及した。ただし、常時接続環境の増加は、ウイルス感染やP2Pソフトによる個人情報の漏洩を招き、さらにはフィッシング詐欺による金銭被害などの脅威も増している。Windows XPも、サービスパックなどによるアップデートで、セキュリティを向上させてきたが、これだけめまぐるしく変化するIT環境の中、設計自体が古くなったOSでは限界が見えてきたのも確かだ。
Windows Vistaでもっとも変わったと感じるのは、「Aero(エアロ)」と名付けられた新ユーザーインターフェイスであろう。ウィンドウの一部が半透明で表示されたり、3D表示でウィンドウを切り替えたりできる「Aero(エアロ)」は、まさに未来的なデザイン。MacOS Xなどで採用されているミニソフト「ガジェット」なども搭載され、使いやすさ+遊び心が満載のインターフェイスとなっているのだ。
Windows Vistaでは、インターネットを通じたさまざまな脅威から自分のPCを守れるよう、セキュリティ機能も強化されている。基本ブラウザとして用意される「Internet Explorer 7(IE7)」は、いくつもウィンドウを起動しなくても、複数のサイトを表示可能なタブブラウザとなり、さらに使いやすくなった。また、Windows標準の機能として、悪質なスパイウェアなどを検知できるツール「Windows Defender」も搭載されている。
これまでのWindowsでは、ファイル検索が大きな弱点となっていた。この点はWindows XPでもあまり大きくは改良されず、検索時間にイライラさせられたことのある人も多いことだろう。しかし、Windows Vistaでは、検索機能も大幅に向上。ファイル名検索では、文字を1文字入力するたびに検索対象が絞り込まれていく「クイック検索」が採用されるなど、大幅なスピードアップと使いやすさを実現している。ファイルのプレビューもより範囲が拡大し、アプリケーションを起動せずにテキストデータのコピーなども行えるようになるなど、作業効率も大幅にアップするはずだ。
Windows Vistaでは、Windows XPでも搭載されていたさまざまな標準アプリケーションが、さらにパワーアップしている。Windows Media Playerはバージョンが「11」になり、CDジャケット表示などが可能となった。また、動画編集ソフト「Windowsムービーメーカー」が進化し、DVD書き込みもサポートした「Windows DVD メーカー」や、Outlook Expressの進化系である「Windowsメール」など、さまざまなバージョンアップが図られている。
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