強化されたオンボードグラフィックの性能を検証する!PR企画

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モバイルノートの常識を変える最新テクノロジー 「インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー」ってナンだ!?

PART3 「インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー」の目玉!強化されたオンボードグラフィックの性能を検証する!

「インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー」において、もっとも強化されたのがチップセットに含まれる「オンボードグラフィック機能」です。これまで「弱い」と言われてきたノートPCのグラフィック機能が大幅に向上するという、その実力はいかに!? 価格.comが徹底的に検証を行いました。

「インテル® GM45 Express」に搭載される新グラフィックエンジン「GMA 4500MHD」

「インテル® GM45 Express」の写真
ノートPC向けのグラフィック統合型新チップセット「インテル® GM45 Express」

「ノートPCが便利なのはわかっているが、家のメインマシンはどうしてもデスクトップPCでなければならない」。そう考える方はいまだに少なくないはずだ。こうしたユーザーが、指摘する第一の難点が「グラフィック機能の弱さ」であろう。

ノートPCのグラフィック機能は、ほとんどの場合、マザーボード上に組み込まれたチップセットに依存している。こうしたチップセット内蔵型のグラフィック機能を「オンボードグラフィック」というが、チップセット内蔵型のグラフィック機能は、専用のビデオメモリーを持たないことなどからどうしても「遅い」ということになってしまう。デスクトップPCの場合も、エントリーモデルやビジネス向けモデルの多くは、チップセットに内蔵されたオンボードグラフィック機能を使用しているが、デスクトップPCのオンボードグラフィックがそれなりの性能に達しているのに比べ、ノートPCのそれは明らかに見劣りしていた。

このように、デスクトップPCに比べるとどうしても遅れていた感のあるノートPCのオンボードグラフィック機能だが、今回発表された「インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー」では、この点が大きく進化している。より具体的にいえば、ノートPC向けのグラフィック統合型新チップセット「インテル® GM45 Express」に搭載される「モバイル インテル® グラフィックス・メディア・アクセラレーター 4500MHD」(以下、GMA 4500MHD)のグラフィック機能が大幅に強化されたのだ。

この「GMA 4500MHD」のグラフィック機能は、さまざまな点で、これまでのノートPC用オンボードグラフィックの常識を越えている。そのポイントは大きく以下の3点に集約される。


  1. 3Dゲームなどにも対応する3Dグラフィック処理(DirectX10対応)
  2. Blu-ray Discの再生に標準で対応するHD再生サポート機能
  3. 拡張グラフィックチップ搭載製品に比べ省電力

このうち、「1」の3Dグラフィック機能に関しては、後ほどくわしく検証を行っていくが、注目したいのは「2」にあげた「Blu-ray Discの再生機能」であろう。これまで、Blu-ray Discの再生はノートPC標準のグラフィックでは難しかったため、Blu-ray Discドライブの搭載自体、拡張グラフィックを搭載した大型のAVノートに限られていた。しかし、今回のGMA 4500MHDからBD再生が標準サポートされたことで、今後、モバイルノートを含むより多くのノートPCにBlu-ray Discドライブが標準搭載されていくことが予想される。また、Blu-ray Disc再生のために別途エンコードチップなどを搭載する必要がなくなるので、結果的にバッテリー持続時間にもよい影響を与えるはずだ。

「GMA 4500MHD」の3Dグラフィック機能を検証!

まず、「GMA 4500MHD」の3Dグラフィック処理に関してだが、実は、2007年に登場したモバイル向けチップセット「インテル® GM965 Express」に含まれる「GMA X3100」でも、その性能はかなり進化していた。それまでのノートPCでは、拡張グラフィックチップ(NVIDIAやATIなどの専用グラフィックチップ)搭載モデルでない限り、3Dゲームの実行すら不可能という状態だったのが、この「GMA X3100」によって、だいぶ改善され、いくつかの3Dゲームは「実行可能」となったのだ。

その「GMA X3100」をさらにパワーアップさせたのが、今回登場した「GMA 4500MHD」である。「GMA 4500MHD」は、モバイル用のオンボードグラフィックとしてはかなり強力な性能を持ったグラフィックエンジンで、評判のよかった「GMA X3100」に比べても、その性能は格段にアップしている。まずは、その性能を確かめるべく、いくつかのベンチマークテストを行ったので、まずはそちらをご覧いただきたい。

比較テスト! 「Centrino®」 VS 「Centrino® 2」
使用マシン
使用マシンの写真

(写真左)マシン1
■インテル® Centrino® プロセッサー・テクノロジー (Centrino)対応ノート

  • CPU:インテル® Core™2 Duo プロセッサー T8100(2.10GHz L2C/3MB)
  • メモリー:2GB
  • チップセット:インテル® GM965 Express チップセット
  • グラフィック:GMA X3100
  • FSB:800MHz

2008年1月に発表された、45nm製造プロセスで作られたPenrynコアの「インテル® Core™2 Duo プロセッサー T8100」を搭載。動作クロックも2.10GHzと、今でもまったく古さを感じさせないスペックである。チップセットは、旧Centrinoの「インテル® GM965 Express チップセット」を採用し、オンボードグラフィックは「GMA X3100」。

(写真右)マシン2
■インテル® Centrino® 2 プロセッサー・テクノロジー (新Centrino)対応ノート

  • CPU:インテル® Core™2 Duo プロセッサー P8400(2.26GHz L2C/3MB)
  • メモリー:2GB
  • チップセット:インテル® GM45 Express チップセット
  • グラフィック:GMA 4500MHD
  • FSB:1066MHz

2008年7月に発表されたPenrynコアの「インテル® Core™2 Duo プロセッサー T8100」を搭載。動作クロック2.26GHz、2次キャッシュ3MBと、上記インテル® Core™2 Duo プロセッサー T8100とさほど大きな違いないが、チップセットは、Centrino2の「インテル® GM45 Express チップセット」を採用しており、グラフィックエンジンは「GMA 4500MHD」へと進化。また、FSBも800MHzから1066MHzからアップしている。

テスト1 「PCMARK Vantage」によるベンチマークテスト
「PCMARK Vantage」の画面 クリックで拡大

Futuremark社が開発したWindows Vista用の総合ベンチマークプログラム「PCMARK Vantage」を使って、マシン全体のパフォーマンスを計測した。なお、「PCMARK Vantage」は、動画レンダリングや、ビデオ編集、ゲーム、Web処理といったさまざまな手法を用い、CPUの処理能力のほか、メモリー・HDDアクセス、グラフィック性能などの各機能を計測。最終的にパソコンの総合的パフォーマンスをスコアとして表現してくれるものである。


「PCMARK Vantage」によるベンチマークテストのグラフ
PCMark Vantage Centrino® Centrino® 2
PCMarkSuite 2804 3148
Memories Suite 1670 1805
TV and Movies Suite 2389 2503
Gaming Suite 1543 1967
Music Suite 2816 3203
Communications Suite 3272 3349
Productivity Suite 2585 2767
HDD Test Suite 2553 2820

■評価
この結果を見ると、まず総合スコアの「PCMarkSuite」が、Centrino®2では約10%ほどアップしていることがわかる。個別に見ても、ほとんどのテストで10%前後アップしたスコアを叩き出しているが、肝心のグラフィック性能が端的に表れる「Gaming Suite」のスコアは30%近くも向上しているのが印象的だ。
全体的なパフォーマンスが向上している理由としては、FSBが800MHzから1066MHzへアップしたことが大きく影響していると思われるが、そんな中でもグラフィック性能の向上が目立っている。Centrino®2におけるグラフィック性能の向上が顕著に見える結果だ。

テスト2 「3DMARK06」によるベンチマークテスト
「3DMARK06」の画面 クリックで拡大

「3DMARK06」は、Futuremark社が開発した3Dグラフィック性能を測るベンチマークプログラムである。元々、かなり高性能なグラフィックエンジンの処理速度を測るために作られたプログラムなので、専用のグラフィックチップを搭載していないパソコンにとっては、かなり重たい処理となる。その重さについては、かつて「ノートPCのオンボードグラフィックでは動作すらできない」といわれたほどだ。


「3DMARK06」によるベンチマークテストのグラフ
3DMARK 06 Centrino® Centrino® 2 倍率
3DMark Score 634 949 x1.49倍
SM 2.0 Score 186 273 x1.46倍
SM 3.0 Score 254 391 x1.53倍
CPU Score 1797 1931 x1.07倍

■評価
さすがに、3DMARKの動画処理は、ノートPCのオンボードグラフィックには酷な結果となったが、Centrino®に比べて、Centrino®2がここでも1.5倍程度の高パフォーマンスを示した。CPU Scoreの値がそれほど変わっていないことを考えても、純粋にグラフィック性能が1.5倍程度向上したと見ていいだろう。
ちなみにノートPCの場合、外付けのグラフィックチップを使用した場合でも、3000程度の3DMark Scoreが出ればいいほうだ。専用のビデオチップを持っていないオンボードグラフィックにしては健闘しているといえる。

テスト3 3Dゲームによるベンチマークテスト

いくつかの最新3Dゲームのベンチマークプログラムを使って、どれくらいのパフォーマンスが得られるかを試してみた。なお、これらの3Dゲームは、推奨動作環境がかなり高めに設定されており、基本的にはオンボードグラフィック環境では動作できないものであることを最初にお断りしておく。

「LOST PLANET EXTREME CONDITION」ベンチマークテスト(カプコン)
「LOST PLANET EXTREME CONDITION」ベンチマークテスト(カプコン)の画面 クリックで拡大
LOST PLANET Centrino® Centrino® 2 倍率
Average(FPS) 3 5 x1.66倍
Snow(FPS) 3 5 x1.66倍
Cave(FPS) 5 8 x1.60倍

「LOST PLANET EXTREME CONDITION」ベンチマークテスト(カプコン)のグラフ
コマ落ちが激しく、いずれもプレイ自体はかなり厳しそうな結果。ただ、Centrino®2のほうが明らかに描画はなめらか
「デビルメイクライ4」ベンチマークテスト(カプコン)
「デビルメイクライ4」ベンチマークテスト(カプコン)の画面 クリックで拡大
デビルメイクライ4 Centrino® Centrino® 2 倍率
SCENE1(FPS) 4.57 7.64 x1.67倍
SCENE2(FPS) 3.85 5.94 x1.54倍
SCENE3(FPS) 6.66 10.74 x1.61倍
SCENE4(FPS) 4.1 5.43 x1.32倍

「デビルメイクライ4」ベンチマークテスト(カプコン)のグラフ
LOST PLANETほどではないが、やはりコマ落ちが激しく、いずれもプレイ自体はかなり厳しそうな結果。ただ、Centrino®2のほうが明らかに描画はなめらか
「モンスターハンターフロンティア」ベンチマークテスト(カプコン)
「モンスターハンターフロンティア」ベンチマークテスト(カプコン)の画面 クリックで拡大
モンスターハンター
フロンティア
Centrino® Centrino® 2 倍率
SCORE(Frame) 320 494 x1.54倍

「モンスターハンターフロンティア」ベンチマークテスト(カプコン)のグラフ
やや重いながらも、Centrino®2のほうでは、なんとかゲームがプレイできそうなレベル。Centrino®のほうはコマ落ちがひどく、ゲームにはならないと思われる
「三国無双5」ベンチマークテスト(KOEI)
「三国無双5」ベンチマークテスト(KOEI)の画面 クリックで拡大
三国無双5 Centrino® Centrino® 2 倍率
Average(FPS) 10.2 14.3 x1.40倍

「三国無双5」ベンチマークテスト(KOEI)のグラフ
Centrino®マシンは解像度を640×480まで落としての値。Centrino®2のほうは、解像度1280×800で、描画自体は遅いながらもなんとかプレイできそうなレベル
「Final Fantasy XI」ベンチマークテスト(スクウェア・エニックス)
「Final Fantasy XI」ベンチマークテスト(スクウェア・エニックス)の画面 クリックで拡大
Final Fantasy XI Centrino® Centrino® 2 倍率
Low Score(Frame) 2454 3290 x1.34倍

「Final Fantasy XI」ベンチマークテスト(スクウェア・エニックス)のグラフ
Centrino®は画面がかなりカクカクとコマ落ちしていたが。Centrino®2のほうは、コマ落ちもそれほど目立たず、ゲームプレイへの影響はほとんどないものと思われる。なお、スコアの目安として「3000以上」は、FINAL FANTASY XI for Windowsをデフォルト状態でとても快適に動作させることができる「とてつよ」というレベルであるそうだ

■テストまとめ
上記のようないくつかのベンチマークテストを通して、Centrino®2のグラフィック機能は従来のCentrino®の1.5倍近いパフォーマンスを発揮することがわかってきた。一般に処理を行う2Dグラフィックや動画、静止画などの表示はもちろんのこと、従来ノートPCが苦手としていた3Dゲームなどの分野でも、そこそこプレイ可能という結果になっている。

もちろん、ここで取り扱ったような最新の3Dゲームは、元々高性能なグラフィック機能を有するデスクトップPCを対象に作られているため、ノートPCのオンボードグラフィックでは従来プレイすること自体が難しかったものばかり。さすがにフル解像度でスムーズにプレイするというわけにはいかないが、解像度を落とすなどの調整を行えばゲーム性を失うことなくプレイ自体は楽しめるというものもあった。従来「プレイ不可」だったものが、(追加のコストなしで)「条件によりプレイ可」となっただけでも、相当なパフォーマンスアップといえるだろう。「Final Fantasy XI」のようなオンラインRPGなら十分な動作環境にあり、Centrino®2のグラフィック機能はオンボードグラフィックでもかなり「使える」性能だといえるだろう。

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