「FMV-BIBLO LOOX U」徹底レビューPR企画

富士通の直販ショップ「WEB MART」で買う FMV-BIBLO LOOX U&FMV-BIBLO MG徹底レビュー


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PART1 CPUに「Atom」を搭載した使えるウルトラモバイル

本体の写真
「FMV-BIBLO LOOX U/B50N 」徹底レビュー

500g台の小型軽量ボディに高性能デバイスを満載!

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従来モデルのガンダム風カラーリングから一転。単色カラーリングをまとったシンプルなボディになった。本体サイズは前モデルとほとんど変わっておらず、小型軽量という「LOOX U」最大の特徴はそのままに、さらに洗練された形で継承されている

富士通の新しいウルトラモバイルPC(UMPC)「FMV-BIBLO LOOX U」(以下、LOOX U)は、手のひらに乗るほどの超小型ボディに、表示能力の限界に挑戦した1280×800ドットの解像度を持つ5.6型ワイド液晶を搭載した意欲作だ。新たにインテルの超省電力型CPU「Atom」を搭載することで、省電力性能がさらに向上しており、近ごろ話題のUMPCの購入を考えているユーザーはもちろんのこと、モバイルPCのユーザーなら気になる方も多いだろう。

ボディデザインが一新された「LOOX U」は、エッジの効いたスクエアなフォルムがシャープな印象を与える。キーボードや液晶画面周辺のデザインが、前モデルから大幅に変更されているのだが、基本的には前モデルのレイアウトが踏襲されており、ヒンジ部分に置かれたスティックポイントや、180度反転可能な天板などは従来と同じだ。

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液晶のヒンジ部分の写真 クリックで拡大

ヒンジの左側にはマウスボタンに相当するクリックボタンが搭載される。スティックポイントとクリックボタンを左右の手で操作するため、「LOOX U」のボディを両手で支えることになる
液晶のヒンジ部分にマウスカーソルのコントロールや左右のクリックボタンなどが配置された独特のレイアウトを採用する。このボタンのレイアウトによって、「LOOX U」を両手で持ちながら、無理のないマウスコントロールが可能となる

ただ、基本デザインは踏襲されるものの、カラーリングはガラリと変更されている。前モデルはよく「ガンダム的デザイン」と表現されたが、今回の評価機に採用される「オーシャンブラック」は、漆器のような落ち着いた輝きを放った「大人のための道具」という雰囲気を強く発している。天板にプリントされた直線モチーフも、よく目を凝らすと、髪の毛ほどの細さの非常に細かい直線で構成されており、「LOOX U」の緻密なイメージをさりげなくアピールしている。

ボディサイズは、171(幅)×26.5〜33.0(高さ)×135mm(奥行き)と、前モデルとほぼ同等だが、最軽量のモデル構成では約533gの重量となっており、前機種の店頭モデルより約50gほどの軽量化を実現している。片手で持って使うことの多いUMPCにおいては、約50gの軽量化は非常に重要。もともと軽量だった「LOOX U」だが、さらなる軽量化が実現し、手首にかかる負担が抑えられ、片手に乗せたままそこそこ長時間使うこともできるようになっている。

ボディデザインとともに大きく変更されたのが、キーボード周辺の改良だ。従来の「LOOX U」では、キーの数自体が5段56キーとやや不十分だったこともあり、音引きの「ー」の入力など、キー入力に独特のクセがあることが指摘されていた。しかし新しい「LOOX U」では、6段の68キーへと変更されており、入力効率が大きく改善されている。

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縦6段配列でキー数68のキーボードを搭載する。「全角/半角」「Delete」キーや「BackSpace」といった補助キーが独立しており、入力の切り替えや修正も快適に行える。「Enter」キーも一般的な逆L 字型だ。キーピッチはアルファベットキーで約15mmで、URLの入力程度なら十分快適に行える

キー配列は一般的なQWERTY配列を基本としているが、よく見てみると、利用頻度の高いアルファベットキーは大きく、数字キーは中くらい、ファンクションキーは小さくという、変則レイアウトを採用していることに気付く。利用頻度の高い「半角/全角」キーが独立したことで、アルファベットとカナ文字の入力切り替えが行いやすくなっていることは高く評価したい。また、カーソルキーも独立しているので、カーソル移動やスクロールなども快適だ。

また、このキーボードはキーピッチが前モデルの約14mmから約15mmへと拡大されており、快適とはいえないまでも、約1mmの差は思ったより大きく、「改善された」と実感することができる。筆者は男性の割には手の小さなほうだが、独自のキー形状の効果もあり、隣接キーの押し間違えも少なくURLの入力やメモ程度の文字入力ならさほど問題なく行えた。また、「Delete」キーや「BackSpace」キーが独立しており、原稿修正が楽に行えることも、操作性の改善に大きく貢献している。

話題の省電力プロセッサー「Atom」でWindows Vistaを動作 標準バッテリーで約5.3時間の稼働を実現

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搭載されるCPUは、超低消費電力の「インテル(R) Atom (TM) プロセッサー Z530」、消費電力は2Wで、「インテル® Core™ 2 Duo プロセッサー」の最低消費電力10Wと比べても1/5以下。この低消費電力設計がバッテリーの持続時間に大きく貢献してくれる

小型で軽量の「LOOX U」は、外出先に気軽に持っていきたくなる製品だ。そのため、バッテリーの持続時間はなるべく長いほうがいい。しかし、バッテリーを大容量化すると、その分バッテリーが大きく重くなってしまう。モバイルPCではそのあたりのさじ加減が難しいところだ。その点、「LOOX U」は、CPUにインテルの低消費電力型CPU「インテル® Atom™ プロセッサー Z530」を搭載し、CPUが消費する電力そのものを大きく削減している。その結果、小型の標準バッテリーでも、約5.3時間の長時間の稼働を実現しているのだ。オプションの大容量バッテリーを使えば、実に約11.1時間もの長時間稼働が実現される。これだけの稼働時間があれば、丸一日充電せずにモバイル用途で使い続けることも不可能ではないはずだ。

Atomはマザーボード組込型のCPUで、消費電力の少なさでは定評があるが、その一方で、処理パワーの非力さが気になるところであろう。しかも「LOOX U」は、UMPCとしては珍しく、OSに「Windows Vista® Home Premium」を搭載する。Atomなどの低電力稼働CPUを搭載するUMPCは、OSに一世代前の「Windows XP」などを採用することで処理負荷の軽減を行うものが多い。そんな中、最新のOSを搭載した「LOOX U」は、他製品と比較して大きなアドバンテージを持っているが、逆に処理速度の面が非常に気になるところだ。

しかしながら、「LOOX U」の動作は、意外と快適なものだった。「インテル® Atom™ プロセッサー Z530」の処理能力が予想以上に高かったのと、1GBというUMPCとしては大容量のメモリーのおかげで、Windows Vistaも軽快に動作する。VGAやSVGA程度の解像度の動画ならフレーム落ちもほとんどなく再生可能だ。ほかのUMPCに比べたときの「LOOX U」の大きなアドバンテージは「Vistaが軽快に動作する」という、この点にあると言っていいだろう。

「Windows エクスペリエンス インデックス」の画面 クリックで拡大
「プロセッサ」のスコアは3.0となっており、Windows Vsitaの動作に必要な速度は確保されていることがわかる。「プライマリハードディスク」のスコアが4.1点と高めである。速度面で不利な小型のHDDを搭載していることを考えれば立派なスコアだ。「グラフィック」のスコアは2.9と振るわなかったが、UMPCの用途を考えればこれで十分だ

なお、「Windows Vista」を搭載することで、マイクロソフトが用意するUMPC用のダッシュボードアプリケーション「Microsoft® Origami™ Experience 2.0 」が利用できる。「Microsoft® Origami™ Experience 2.0」は、小さなタッチパネル画面でも容易に操作が行える、大きなアイコンを採用したアプリケーションランチャーや、静止画や動画の再生機能を備えており、快適なタッチパネル操作を行えるのが特徴。「LOOX U」もタッチパネルを採用しており、付属のペンで簡単に操作できるのが特徴になっているが、この「Microsoft® Origami™ Experience 2.0」の搭載によって、その操作性がさらに向上した印象だ。

「Microsoft® Origami™ Experience 2.0 」の画面 クリックで拡大
「Microsoft® Origami™ Experience 2.0 」の画面 クリックで拡大

Windows Vistaで利用できるダッシュボードアプリ「Microsoft® Origami™ Experience 2.0 」。タッチパネルに適した大きなアイコンでアプリケーションの起動を行える。Internet Explorerのメニューアイコンも大きくなっており、操作は快適だ

5.6型ワイドの小型サイズながら、1280×800ドットを表示できる超高精細液晶を搭載

液晶パネルの写真 クリックで拡大
5.6型ワイドという小型サイズながら1280×800ドットという非常に高い解像度を持った液晶パネルを搭載。LEDバックライトを備えた「スーパーファイン液晶」なので、画面は隅々まで鮮明だ。表面がタッチパネルになっているので、付属のタッチペンでの操作も行える

非常に小型のボディを持つUMPCは、持ち運びなどに便利な半面、液晶画面も小さいため、解像度的にはせいぜいXGAサイズ(1024×768ドット)という一昔前のレベルに甘んじなければならなかった。現在のWebサイトなども、多くがXGAサイズよりも大きな画面で見ることを前提として設計されており、XGAという解像度はすでに実用的ではなくなってきている。その点で、UMPCを敬遠されてきた方も多いだろう。

しかし「LOOX U」は、5.6型ワイドという小型の液晶ながら、1280×800ドットという超高解像度のタッチパネル対応液晶パネルを搭載する。1280×800ドットという解像度は、一般には15型クラスの液晶を採用するノートPCで幅広く用いられる解像度であり、Webサイトの表示や、動画の再生でも解像度の不足を感じることなく快適に使うことができる。しかし、そんな小型の液晶で解像度を高くしたら、文字などが読めなくなり、逆に使いにくいのでは?という不安も頭をよぎることだろう。ところが、「LOOX U」に搭載される「ズームボタン」の効果もあり、さほど問題とは感じられない。特に小さな文字を大きく表示できるので、文字のつぶれなども問題にはならなかった。

回転液晶の写真 クリックで拡大
液晶画面は写真のように回転可能だ。本体のボタンで90度ずつ表示方法を変更できるので、写真のようにWebページを縦表示させることもできる

なお、オプションで購入できる「ポートリプリケータ」には外部モニター出力用のアナログRGB端子が備わっており、大画面ディスプレイへの出力にも対応する。しかも、このポートリプリケータには4基のUSB2.0端子や有線LAN端子も備わっているので、外付けキーボードやマウスと接続すれば、デスクトップPCと同様の環境で使用することも可能だ。

リプリケータの写真 クリックで拡大
オプションのポートリプリケータには、アナログRGB端子が搭載されており、外部モニターへの出力も行える。また、有線LAN端子や、4ポートのUSB端子を備えており、さまざまな外部機器と接続可能だ

予算や用途に応じたカスタマイズが可能。直販オリジナルモデルも用意

ノースシルバー本体の写真 クリックで拡大
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Webオリジナルのカラーとして、通常のオーシャンブラックのほか、ノースシルバー、ピンクベージュ、フューシャピンクの3色が用意される。天板のプリントはよく見ると、とても緻密なデザインだ

UMPCである「LOOX U」は、店頭モデルでは1モデル(U/B50)のみの展開となっている。カラーもブラックのみの展開で、ほかのカラーリングは選べない。「LOOX U」はよくできたUMPCではあるが、スペック的にもう少し高いものがほしいというモバイルユーザーもいるだろうし、逆に、スペックをもう少し抑えて安くしてほしいというユーザーもいることだろう。そんなときにぜひ活用したいのが、富士通の直販サイト「富士通WEB MART」だ。「富士通WEB MART」なら、自分の好きなオプションをチョイスして「LOOX U」をパワーアップしたり、逆に不要なオプションなどを省くことで、安く上げることもできるのである。

「富士通WEB MART」における「LOOX U/B50N」のカスタムメイドメニューでは、HDDの容量変更のほか、スーパーマルチドライブ、無線LANユニット、「FOMA HIGH-SPEED」、ワンセグチューナーの有無などが選択可能だ。なかでもHDDの代わりにチョイスできる約64GBのSSDに注目したい。フラッシュメモリーをHDD代わりのストレージとして利用するSSDは、HDDと比較すると、モーターがないため駆動が静かで、落下した場合などの衝撃にも強く、しかも回転エネルギーとして消費される電力が節約できる。さらに、読み込み速度が高速なので、PCの起動時間が2割程度高速化するという利点もある。そのうえ、HDDと比較して約30g程度も軽量化できる。といった具合にメリットがさまざまあり、手軽に持ち運んで使う「LOOX U」のキャラクターともぴったりと当てはまる。予算的に余裕があればぜひ選んでほしいオプションだ。

「FOMA HIGH-SPEED」用のアンテナの写真 クリックで拡大
下り7.2Mbpsの高速のデータ通信が可能な「FOMA HIGH-SPEED」用のアンテナ(オプション)。使わないときは天板の中にしまっておける

また、どこでもネットに接続できる「FOMA HIGH-SPEED」も要注目のオプションだ。月額4,200円の定額料金で、FOMAハイスピードエリア内であれば、受信時最大7.2Mbps、送信最大384kbpsという高速通信を行うことができる。実際に利用してみたが、有線LAN環境と比較しても劣ることのない速度でWebページやYouTubeなどの動画サイトを閲覧することができる。気になる通信可能エリアだが、2008年現在で全国人口カバー率90%を達成しており(NTTドコモサイトによる)、郊外エリアでも接続が可能だ。

「tokidoki×LOOX Uコラボレーションデザイン」の写真 クリックで拡大
とてもにぎやかな「tokidoki×LOOX Uコラボレーションデザイン」。街に持って歩けば注目を浴びること間違いなし!

さらに、「富士通WEB MART」オリジナルモデルとして、天板のデザインバリエーションを5種類の中から選択できる。なかでもカワイイものに目がない女性に注目してもらいたいのが、Web限定バージョンの「tokidoki×LOOX Uコラボレーションデザイン」だ。「tokidoki」はイタリア人デザイナーのSimone Legno(シモーネ・レーニョ)氏の手がけるブランドで、「Le Sportsac」のバッグや、サンリオの「ハローキティ」とのコラボレーション展開も行っており、現在世界中の若い女性の注目を集めているデザイナーズブランド。その元気あふれるポップな雰囲気のデザインは、街に持って歩けば、周囲の注目を集めること間違いなしだ。

さらに洗練された、高品質な国産「UMPC」

1280×800ドットという高解像度の小型液晶に、最新のAtomプロセッサーを搭載する「LOOX U」は、従来モデルのコンセプトを受け継ぎながら、ボディのさらなる軽量化や省電力性能、キーボードの改良など、さらなるブラッシュアップがなされており、従来モデルの買い替え組にとっても魅力的なマシンに仕上がっている。もちろん、新規でUMPCの購入を検討している人にとっても、Windows Vistaをフルで利用できるスペックを備えた「LOOX U」は、UMPCであることのデメリットを感じることの少ないマシンであり、ほかのUMPCに比べても、大きなアドバンテージを持った製品といえる。

海外メーカー製のUMPCが続々と発売される中で登場した国産のUMPC、新「LOOX U」は、国産ならではの細かい気遣いが随所に感じられる良品である。UMPCの購入を検討されている方は、一度その性能と使いやすさを体験していただきたい。きっと、その完成度の高さに驚かされることだろう。

「FMV-BIBLO LOOX U」スペック一覧
モデル名 FMV-BIBLO LOOX U/B50N
OS Windows Vista® Home Premium with SP1 正規版
液晶ディスプレイ 5.6型 ワイドスーパーファイン液晶(LEDバックライト・タッチパネル式)[1280×800]
CPU インテル® Atom™ プロセッサー Z530(HTテクノロジー対応)(1.60GHz)
メモリー 1GB(オンボード)
HDD 約60GB / 約100GB / 約120GB / 約64GB(SSD)
光学ドライブ なし / スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)[外付けUSB接続]
無線LAN なし  / IEEE802.11nドラフト2.0 / a / b / g準拠
無線WAN なし / HIGH-SPEED対応(受信最大7.2Mbps)
Bluetooth 内蔵
TV機能 なし / ワンセグチューナー内蔵
トランスミッター FMトランスミッター内蔵
本体・天板カラー オーシャンブラック / ノースシルバー / ピンクベージュ /
フューシャピンク / tokidokiオリジナルデザイン
外寸 171(幅)×135(奥行)×26.5〜33.0(高さ)mm(内蔵バッテリパック装着時)
重量 約533g(テレビチューナーなし、フラッシュメモリーディスク、
内蔵バッテリパック、無線WANなし、選択時)
Office なし / Office Personal 2007 Service Pack 1

PART2
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