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HDMI端子を標準装備する「ProLite E2607WS」は、PC用モニターとしてだけでなく、さまざまなAV機器と接続して使えるマルチメディアモニターとしても活用できる。特に、相性がいいのが、HDMI出力を標準でサポートするPLAYSTATION3やXbox 360(初期モデルを除く)などの高画質ゲーム機であろう。
これらのゲーム機は、1080pや1080iなどのハイビジョン映像をサポートしており、かなり高精細なグラフィックを表示できる。通常は、ハイビジョン表示に対応した大型テレビに接続して使用することになるが、やり込み度の高いゲームタイトルの多いPLAYSTATION3やXbox 360の場合、リビングに置かれた家族全員のテレビを占有してしまうことにもなりかねない。かといって、スペースや予算などの問題から自室に大型の液晶テレビを置くというわけにもいかない。こうした悩みを抱えるゲーマーにとっても、マルチメディアモニターとして使える「ProLite E2607WS」は便利な存在なのだ。
HDMIのメリットとしてケーブル1本で映像と音声を伝送できることがあげられるが、通常のPC用モニターは音声出力をサポートしていないことも多い。その点、5W+5Wという、なかなかの出力を持ったステレオスピーカーを搭載する「ProLite E2607WS」であれば、ゲームで流れるサウンドや効果音をそのまま楽しめる。スピーカーを別途用意しなくても、簡単にゲームを楽しめるというのは大きなメリットだろう。
また、PART1でも説明したように、「ProLite E2607WS」には、動画再生に強いオーバードライブ回路が搭載されている。この点も、高速な描画を行う最新ゲーム機を接続する際には大きなアドバンテージとなる。実際にPLAYSTATION3やXbox 360などのゲーム機を接続し、いくつかの格闘ゲームやFPS(ファーストパーソンシューティング)など、動きの激しいゲームを試してみたが、残像や遅延が気になるようなことはまったくなかった。FPSのように敵の動きを一瞬たりとも見逃せないようなゲームでは、「ProLite E2607WS」に搭載されたオーバードライブ回路の効果を体感できる。
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ハイエンドゲームPCブランドとして販売されているマウスコンピューターの「G-TUNE」シリーズを用い、カプコンの人気ゲーム「モンスターハンター フロンティア オンライン」をプレイして「ProLite E2607WS」の実力を試してみた |
続いて、大画面ディスプレイを求めるユーザーがかなり多いと思われる、PCゲームで「ProLite E2607WS」の実力を試してみた。プレイに使用したのは、カプコンの人気オンラインゲーム「モンスターハンター フロンティア オンライン」(以下、MHF)。このゲームの推奨パソコンであるマウスコンピューターの「G-TUNE」シリーズを使用して、実際にMHFをプレイしながら、「ProLite E2607WS」の描画能力を見てみた。
ご存じの方も多いと思うが、MHFは狩猟を目的としたアクションゲームだ。プレイヤーとなる主人公キャラは剣を振り回したり、前転したり、走ったりと、実に多彩なアクションを行うし、小型のモンスターたちはピョンピョンと素早く跳ねたりするので、かなり高速な描画処理を必要とするシステム負荷の高いゲームである。このゲームを1時間近くプレイしてみたが、その間、ディスプレイ側の問題で残像や遅延を感じるようなことは一度もなかった。ここでもやはり、PS3やXbox 360でゲームをプレイしたときと同様に、オーバードライブ回路による高速な応答速度の恩恵を感じられた。
『モンスターハンター』シリーズは、ハンターとなるプレイヤーが大自然の中で迫力ある巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲーム。家庭用ゲームソフトとして、2004年3月に第1作目を発売して以降、約740万本以上を出荷(2008年4月24日時点)した大ヒットシリーズだ。『モンスターハンター フロンティア オンライン』は、狩猟生活の要素はそのままに、ハンターたちが多人数集まるビジュアルロビー「メゼポルタ広場」や、ハンター仲間が集まって結成するコミュニティ機能「猟団」などの新要素・新機能を多数追加したパソコン用オンライン専用タイトルとして人気を博している。
「ProLite E2607WS」には、映像に合わせて最適なカラーモードを選べる「OptiColorモード機能」が搭載されている。「OptiColorモード」には、標準の「スタンダード」モード以外に、「オフィス」、「映画」、「風景」、「ゲーム」の4種類のモードが用意されており、各モードは画面右下に用意されている操作ボタンを使って切り替えることが可能だ。 ゲームをプレイする際には「ゲーム」モードを選ぶといいだろう。「ProLite E2607WS」は、通常のスタンダードモードではやや抑えめな画質なのだが、ゲームモードにすると、彩度、コントラストともにアップし、メリハリの効いた画像を再現できる。 なお、「風景」はフォトレタッチなどに適したモードで、ゲームモードに比べるとややコントラストが抑えめだが、彩度・明度ともにアップしており、明るく鮮やかなイメージ。「映画」は、明度を押さえて暗部の黒つぶれなどを防ぎ、しっとりした映像を実現する。また、「オフィス」は、長時間入力を行っても目が疲れないように彩度や明度を落とした、やさしい感じの画質になっている。
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画面上に表示されるメニュー(OSD)。ここで「映像メニュー」を選ぶことで、映像モードを切り替えられる。操作自体は、画面右下の上下操作ボタンで項目を選択し、実行あるいはキャンセルを選ぶというシンプルなもの |
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操作メニューは、画面下部の右側に配置されている操作ボタンを押すことで表示される。よく使われる「コントラスト/輝度」と「OptiColorカラーモードの変更」などは、ショートカットとして各ボタンに配置されており、便利だ |
画質については、特にゲーム向きというわけではないが、ゲームプレイの場合、短い時間だけなら発色のよいグレアパネルのほうが見栄えがするが、今回プレイしてみた「モンスターハンター」や、MMORPGなどのネットワークゲームは、やりこみ度が高く、ついつい長時間プレイしてしまうことが多い。そう考えると、「ProLite E2607WS」が採用するノングレアパネルは、PCゲームの長時間プレイに向いた実用的な選択といえるだろう。
今回さまざまなゲームをプレイして感じたのは、25.5インチという大画面は、一般的なPCモニターとしてはもちろん、自室でのゲームプレイにおいても最高の環境をもたらしてくれるということだ。リビングなどに置かれた30インチクラスの大型テレビでゲームをプレイするのもいいが、より近い位置で見ることができるPC用ディスプレイのほうが、25.5インチといえども実際に感じる迫力は大きい。ゲーム機などとのの接続もHDMIケーブル1本と簡単で、別途スピーカーをつなぐ必要もない。残像などの問題もなく、目にやさしいノングレア液晶のため、長時間プレイにも適している。 25.5インチという大画面とフルハイビジョン表示でプレイするゲームは、これまで以上の楽しみをユーザーに与えてくれるだろう。そういう意味でも、さまざまな用途に使えるこの「ProLite E2607WS」が実売4万円台という価格で手に入るのは、非常にお買い得だといえる。
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