「VersaPro UltraLite タイプVC」レビュー

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処理能力と軽量ボディをより高い次元で融合させたビジネスモバイル

VersaPro UltraLite タイプVC レビュー

処理能力と軽量ボディをより高い次元で融合させたビジネスモバイル

ネットブックの軽さや機動性は魅力だが、処理能力の低さに不満がある。そんな方に見てほしいのが「VersaPro UltraLite タイプVC」です。 パワフルなデュアルコアCPU「インテル® Core™ 2 Duo SU9400」を搭載し、最大3GBの大容量メモリーに対応しながら、 約868gの軽量ボディを実現した軽さと性能をより高い次元で融合させたビジネスモバイルに仕上がっています。

約869gのボディに「Core™ 2 Duo SU9400」を内蔵

VersaPro UltraLite タイプVC

よりハードな処理能力を求めるモバイルユーザーに適した「VersaPro UltraLite タイプVC」。 ボディは「タイプVS」と同じくマグネシウムダイカストボディだ

モバイルノートを選ぶユーザーの多くが、外出先でのプレゼンテーションやインターネット利用、 ドキュメント作成などを主な目的にしているが、動画ファイルやアニメーションなどを駆使したプレゼンテーションファイルや、 関数を駆使した複雑な表やグラフなどのExcelデータは、ファイルサイズ自体が大きく、非力なノートPCでは処理が重くなることも珍しくない。 こういう経験をしたことのある方なら、モバイルノートであってもCPUの処理能力には妥協したくないことだろう。 「VersaPro UltraLite タイプVC」は、まさにそういう用途に適したビジネスモバイルノートPCだ。
ボディだけを見ると、A4サイズのサブノート機となんら変わらないが、手にしてみるとこちらの予想を裏切る軽さで、 思わず「これは、中身のないモックアップでは?」と、驚きの声を上げてしまった。 その重量はわずか約868g。このボディにしてこの軽さ、というのが、正直な感想だ。
ボディは、PART1で紹介した「タイプVS」と同じマグネシウムダイカスト製で、デザイン的にも、表面に引っ掛かりのないシンプルなもの。 カバンの中にもスムーズに収納できる。ロゴデザインも控えめで、知的な雰囲気をかもし出している。

VersaPro UltraLite タイプVC

四隅のエッジがキリッとした雰囲気を漂わせる。キズがつきにくいスクラッチリペア機能を備えた天板を選ぶこともできる

「VersaPro UltraLite タイプVC」には、CPUに、デュアルコアCPU「インテル®Core™ 2 Duo SU9400」を搭載するモデルと、 とシングルコアの「インテル®Celeron® 723」を搭載するモデルの2モデルが用意される。 今回検証に使ったのは「Core™ 2 Duo SU9400」を搭載する「VY14A/C-7」だ。 ベンチマークテストの数値は後ほどくわしく解説するが、PART1で紹介した「タイプVS」に搭載される「Atom™ Z540」と比較しておおよそ2倍強の数値。 「Atom™ではやや心もとない」人でも安心して利用できるだろう。
また、メモリーも「タイプVS」が増設不可のオンボード固定メモリー1GBのみなのに対して、最大3GBまで選択可能。 大き目の画像データや動画などの処理も軽快に行える。 複数のアプリケーションを起動して使ってみたが、動作に引っかかりを感じることはほとんどなく、体感速度は十分に速いと感じた。

※868g:最軽量構成時

VersaPro UltraLite タイプVC

ボディの端を片手で軽く握って持っても苦にならない軽さ。 軽さもさることながら、重量のあるパーツがボディの中心部分に集まっているためか、バランスがすこぶるよく、とても持ちやすい

VersaPro UltraLite タイプVC VersaPro UltraLite タイプVC
キーボードは、キーピッチは17.55mmで、ストロークは2.5mm。 「タイプVS」と比較するとキーピッチはわずか0.55mmだが余裕を持たせてある。 ストロークは理想とされる3mmに近い。タッチパッドは、オーソドックスな2ボタンタイプだ

ネットブックとは別次元のCore™ 2 Duoによる高パフォーマンス

ベンチマークスコア

「VersaPro UltraLite タイプVC」も「タイプVS」と同様に、ドライブにSSDも選択可能であることが特徴だ。 SSDは速度が速く、衝撃に強く、バッテリー消費を抑えられ、発熱も少ないという特徴はモバイルノートにとってうってつけだ。 CPUの「インテル® Core™ 2 Duo」は内部の2つのCPUを内蔵したデュアルコアCPU。 そのメリットは省電力ながらパフォーマンスが高い点だが、「VersaPro UltraLite タイプVC」に搭載する「インテル® Core™ 2 Duo SU9400」は、 シリーズ中でもさらに消費電力を抑えた超低電圧仕様となっている。
さて、「VersaPro UltraLite タイプVC」のパフォーマンスを計測してみた。 今回もベンチマークプログラムに「CrystalMark 2004R3」を使用した。 比較対象には、PART1で紹介した「タイプVS」を用いている。 ここでは、速度の絶対性よりも「タイプVS」と比較してどの程度のパフォーマンスアップが図られるかという点に注意してみていただきたい。

CPUおよび描画性能のスコア

CPUおよび描画性能
CPUおよび描画性能
  • 整数演算のスコア[ALU]
  • 浮動小数点演算のスコア[FPU]
  • メモリーの速度[MEM]
  • 2次元画像の表示速度[GDI]
  • スプライトの表示速度[D2D]
  • 3DCGの表示速度[OGL]

総合スコアでは、「タイプVC」が57404、「タイプVS」は40001というスコアとなった。 肝心のCPUの処理能力については、幅広く使われる整数演算性能「ALU」が「タイプVC」の13938に対して 「タイプVS」は6531と、ダブルスコアの大差となり、さすがにデュアルコアCPUの実力が現れた結果だ。 Excelの演算でも一部に使われる浮動小数点演算「FPU」では「タイプVC」が14917で、「タイプVS」では5760と2倍半の大差となっている。

ドライブ性能のスコア

VersaPro VC-7 VersaProVS-7
ドライブ合計スコア 11450 19880
Read 93.27MB/s 103.57MB/s
Write 36.14MB/s 93.05MB/s
RandomRead512K 78.74MB/s 97.53MB/s
RandomWrite512K 17.53MB/s 80.22MB/s
RandomRead64K 45.43MB/s 62.85MB/s
RandomWrite64K 15.20MB/s 61.61MB/s

搭搭載するドライブは「タイプVS」と同じ64GBのSSDでスペック上は同じなのだが、型番が異なっている。 ベンチマークテストの結果では、「タイプVC」が11450、「タイプVS」が19880と、「タイプVS」の方がスコアがよい結果となった。 何回かベンチマークをとってみたが、結果に大差はなかった。 「タイプVC」のSSDは、特に書き込みにかかる時間が全般に遅く、 SSDの一般的な傾向である「リードが速く、ライトは遅め」という性質であることが読み取れる。

携帯性と処理性能のベストバランス

VersaPro UltraLite タイプVC

採用する液晶ディスプレイは、ノングレアタイプで映り込みが少ない。 WXGA(1280×800ドット)の解像度に対応しており、Excelのシートを開いても作業スペースは十分確保できる

採用する液晶ディスプレイは、ノングレアタイプで映り込みが少ない。 WXGA(1280×800ドット)の解像度に対応しており、Excelのシートを開いても作業スペースは十分確保できる

また、購入時に選べるオプションの豊富さも魅力だ。なかでも注目したいのは、スクラッチリペア対応の天板だ。 同社のノートPC「LaVie」シリーズで一部採用されているスクラッチリペア塗装は、NECお得意の技術。 浅い擦り傷が時間の経過とともに回復するので、傷を気にせず、カバンに入れたり出したりできるのがメリット。 積極的に「VersaPro UltraLite タイプVC」を持ち歩くことができるのだ。
また、もう1つ注目パーツとして、大容量バッテリーパック「リチウムイオンL」をあげたい。 こちらは標準バッテリーと同じサイズながら、Windows XPの場合、9.2〜15.8時間もの長時間駆動が可能なもの。 標準バッテリーでも6.1〜10.5時間という十分な長時間駆動が可能だが、 大容量バッテリーパックなら、丸一日外出することがあっても、バッテリー切れの心配はほとんどなくなる。

VersaPro UltraLite タイプVC

天板の塗装表面に生じた浅い傷を自己修復する「スクラッチリペア機能」もオプションで選択可能だ。 持ち運ぶことの多いモバイルノートPCはボディが傷つく可能性が大きいため、 スクラッチリペア機能が装備されていれば、持ち運びの際も安心だ

VersaPro UltraLite タイプVC

同じものに見えるが、左が大容量バッテリー「リチウムイオンL」、右が標準の「リチウムイオンM」。 両方ともサイズは同じだ。大容量バッテリーを装着しても本体から出っ張らないのは大きなメリットだ

このように、「VersaPro UltraLite タイプVC」は、900gを切る軽量ボディに「インテル® Core™ 2 Duo SU9400」や、ビジネス向けOS、 長時間駆動可能なバッテリーを搭載した、モバイル性と処理能力とを高いレベルで融合させた、ビジネスモバイルPCだ。 豊富なカスタマイズメニューも揃っており、自分の好みのスペックに仕立てて使用したい。 なお、「NEC得選街」での販売価格は159,600円(税込)から、となっている。

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※Windows Vista®の「スリープ」から復帰時間とWindows XPの「休止」からの起動時間の比較。マイクロソフト調べ。

「VersaPro UltraLite タイプVC」のおもなBTOメニュー
DVD/CDドライブ DVDスーパーマルチドライブ DVD-ROM
FDD FDD(USB接続)
通信機能 無線LAN(IEEE802.11n Draft 2.0 /a/b/g) Bluetooth 無線LAN(IEEE802.11n Draft 2.0 /a/b/g)+Bluetooth
マウス 光センサーUSBマウス(シルバー)スクロール機能付き USBマウス(黒)スクロール機能付き
セキュリティ機能 Felica&内蔵指紋センサー Felica 内蔵指紋センサー
アプリケーション Office Professonal 2007 Office Professonal 2007 with PowerPoint2007 Office Personal 2007

VersaPro UltraLite タイプVCスペック表

モデル名 VersaPro UltraLite タイプVC(VJ14A/C-7)
OS Windows Vista® Business with Service Pack1 正規版 /
Windows Vista® Business with Service Pack1 正規版
(Windows XP Professional 正規版 インストールサービス適用)から選択
CPU インテル® Core™ 2Duo プロセッサー 超低電圧版 SU9400(1.40GHz)
システムバス 800MHz
チップセット モバイル インテル® GS45 Express
メモリー 最大3GB
液晶パネル 12.1型ワイド ワイドTFTカラー液晶(1280×800ドット表示)
グラフィックアクセラレーター モバイル インテル® GMA4500MHD
ドライブ 80GB / 120GB / 160GB / 64GB SSDから選択
光学ドライブ -
LAN 1000BASE-T対応
無線LAN IEEE802.11 n Draft2.0/a/b/g(選択可能)
セキュリティー TPM 1.2V準拠
USB 本体USB2.0×4(右側面×3/左側面×1)
総合ソフト -
外形寸法 283(幅)×25〜29.8(高さ)×210(奥行)mm
質量 約868g(最軽量構成時)

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