加湿器の選び方のキホン

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PART2これさえ読めば必ずわかる!加湿器の選び方のキホン

加湿器が風邪やインフルエンザの予防に一定の効果を及ぼすことは理解できたでしょう。でも、加湿器とひとくちに言っても、いろいろな種類があって、選ぶのが難しいと感じている人も少なくないはず。ここでは、加湿器の基本的な種類の違いから、確認すべきスペックのポイントまでを、やさしくくわしく解説します。

加湿器の種類とその特徴を知ろう

加湿器とひとくちに言ってもその種類はさまざま。主な加湿方式だけでも以下の4種類が存在する。まずは、それぞれの加湿方式の特徴と、それに伴うメリット・デメリットをきちんと確認しておこう。

ダイニチ小林さんに聞きました

加湿器それぞれのタイプの違いとメリット・デメリットを教えてください。
ダイニチ小林さん
加湿器の主な加湿方式には以下のようなものがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
それぞれのタイプの違いの表
当社の採用している気化式ハイブリッドの場合、「送風ファンの音がする」ことがマイナス面として評価されますが、ご安心ください! 当社加湿器は静音に自信があります。加湿問わず、最小音はすべて15dB!これは夜の静かな公園よりも静かな音のレベルになります。

スチーム式(スチームファン式)

  • ○:急速な加湿が行える、部屋が暖まりやすい
  • ×:電気代が高くつく、吹出口が熱くなる

もっとも単純な加湿方式。ヒーターで水に熱を加え、スチームを発生させることで部屋内を加湿する。加湿能力自体はもっとも高く、急速な加湿にも対応するが、常にヒーターを使うため、電気代が高くなりやすいのがデメリット。なお、水を熱するため、雑菌の繁殖を抑えやすい。

気化式(ヒーターレス式)

  • ○:電気代が安い、水が熱くならない
  • ×:急速な加湿が行えない、部屋が冷えやすい、動作音がする

水の自然気化を用いた加湿方式。具体的には、水をしみこませたフィルターに風を当て気化させる。熱源を用いないので電気代はあまりかからないが、加湿に時間がかかるのがデメリット。また、送風を伴うため部屋が冷えやすく、騒音も大きくなりがち。

超音波式

  • ○:電気代が安い、動作音が静か、水が熱くならない
  • ×:雑菌の問題がクリアになっていない、結露しやすい

超音波の力で水から冷たいスチームを発生させる加湿方式。気化式同様、熱源を使わないため、電気代はあまりかからず騒音も少ないが、熱を加えず抗菌フィルターも用いない機種は、水の中の雑菌がそのまま空気内に放出されてしまうという問題があり、最近ではあまり用いられない。なお、雑菌の問題をクリアするためにヒーターを用いた「超音波ハイブリッド式」というタイプも存在する。

ハイブリッド(温風気化)式

  • ○:急速な加湿が行える、電気代がそれほどかからない
  • ×:動作音がする

「スチーム式」と「気化式」の中間を取った方式。基本的には気化式と同じ構造で、フィルターにしみこませた水に風を当てて気化させるが、部分的にヒーターを使うことで、気化式ではできない「急速な加湿」にも対応するのがポイント。また、部分的な加熱なので、スチーム式ほど電気代もかからない。

以上のように見てくると、現状でもっともバランスがいいのは「ハイブリッド式」であることがわかる。ハイブリッド式は「スチーム式」と「気化式」のいいところを掛け合わせた加湿方式で、加湿能力が高く、電気代もあまりかからないというメリットがあるからだ。送風ファンを使っているため、動作音はやや発するものの、最近ではかなり静かな静音タイプの製品も多く登場しているため、そうした製品を選べばまず問題ない。今加湿器を購入するなら「ハイブリッド式」がもっとも無難な選択といえる。

加湿量とタンク容量はどれくらいがいいの?

加湿器選びで加湿方式の次に重要になってくるのが「加湿量」だ。加湿量は「mL/h」(毎時○○ミリリットル)の単位で表されるが、たとえば「500mL/h」の加湿量であれば、1時間に500mLの水蒸気を空気中に放出できるという意味になる。この値が大きくなるほど一度に加湿できる能力が高くなり、より広い部屋に対応できるようになるのだ。

加湿器の加湿量にはいくつかのランクがある。一般的によく使われる加湿量と、対応する部屋の大きさの相関図を下の表に示したので、参考にしてほしい。

加湿器の加湿量と対応する部屋の大きさ

上記の表のように、加湿量は、使用する部屋の大きさに合わせて選べばよい。一般的な家庭のリビングルームであれば、500mLか700mLの製品を選べばよいだろう。子供部屋や書斎などの個室であれば、300mLの製品でも十分だ。なお、同じ部屋を加湿するのでも、加湿量が大きなもののほうが性能に余裕があるため、一般的に電気代は抑えられる。使用する部屋の大きさよりも少し大きめのものを選んでおくほうが省エネにつながるのだ。

なお、加湿量と同時にチェックしてほしいのが「水タンクの容量」だ。加湿量が高いということはそれだけ多くの水を消費するので、加湿量が高いのにタンクが小さな製品を買ってしまうと、ひんぱんに水を補給しなくてはならなくなってしまう。ただし、タンクがあまりにも大きすぎると、水を入れたりするのにも一苦労になってしまうので、そのあたりのバランスを見ておくことが大事となる。また、非常に小型のデスクトップサイズの加湿器も存在するが、こうしたコンパクト製品は当然水タンクの容量も小さいので、水の補給をひんぱんに行う必要が出てくる。このことは覚えておこう。

下記に、加湿器の加湿量とそれに見合ったタンク容量の相関図をあげておくので参考にしてほしい。

加湿器の加湿加湿量と適当な水タンクの容量

ダイニチ小林さんに聞きました

加湿量・タンク容量はどれくらいを目安に選べばいいのですか?
ダイニチ小林さん
お部屋の広さ・使用する時間などご使用状況にあったものをお選びいただくことが大切です。なかでも連続加湿時間は特に重要ではないでしょうか? 睡眠時など長時間ご使用になる際に「給水になって、夜中に給水しなければならない!」なんてことがあったら、面倒ですよね。 ちなみに当社の今年度新製品の場合、以下の表のとおりになります。同じクラスでも「RXシリーズ」のほうがスクエアなデザインである分、タンク容量が多くなります。連続加湿時間が短い「HDシリーズ」でも個室向けの300mL/hタイプ、リビング向けの300mL/hタイプは、最低で8時間となっていますので、睡眠時やお仕事中もたっぷり使えます。
  RXシリーズ HDシリーズ
  HD-RX309 HD-RX509 HD-RX709 HD-3009
HD-300A
HD-5009 HD-9009
加湿量 クラス 300mL/h 500mL/h 700mL/h 300mL/h 500mL/h 900mL/h
タンク容量(L) 3.2 5.0 6.3 2.5 4.0 5.0
連続加湿時間
(標準運転時)(h)
10.7 10.0 9.0 8.3 8.0 5.6
適用
床面積
木造和室 5畳 8.5畳 12畳 5畳 8.5畳 15畳
プレハブ洋室 8畳 14畳 19畳 8畳 14畳 25畳

加湿器の基本的スペックを知ろう

ダイニチ小林さんに聞きました

加湿器を選ぶうえでもっとも大事なポイントはなんですか?
ダイニチ小林さん
まずはお部屋の広さにあったものを選んでください。あとは、ご使用になる状況をイメージすることでそれぞれ重要となる点が変わってきます。
【その1 寝室】就寝時はなるべく静かに、たっぷり加湿してもらいたいもの。騒音値と連続加湿時間をチェック!
【その2 複数の部屋で移動して使用】持ち運びが簡単な軽量コンパクトサイズ、持ち運べるハンドル付きのものをチェック!
また、毎日使うものですから、電気代やメンテナンス面もチェックして、ご自身の生活スタイルにあったものをお選びください。

加湿器を選ぶ際には、上にあげた「加湿方式」「加湿能力」「水タンク容量」の3つをチェックすれば、自分の部屋にあった製品を簡単に選ぶことができる。たとえば、10畳の洋室で使う場合は、加湿能力500mL/hのハイブリッド式加湿器を選べばいいというわけだ。タンク容量は製品によってまちまちだが、4.0〜4.5Lくらいあれば十分といえるだろう。

以下は、加湿器選びに関して知っておくべきその他のチェックポイントと、付加機能についての説明となる。性能的に必ずしも必要ではないが、操作性やメンテナンス性にもかかわる部分なので、ぜひ目を通しておいていただきたい。

動作音

意外と忘れがちなポイントだが、加湿器は動作時に動作音を発する。特に「気化式」や「気化ハイブリッド式」の場合、送風ファンが作動するため、動作音も大きくなりがちだ。特に、夜間の就寝時に加湿する際にはこの動作音が非常に気になってくる。そのため、加湿器の購入時には、製品の動作音レベル(騒音レベル)をチェックしたほうがいい。騒音は「dB」という単位で表されるが、dBの騒音目安はおおよそ以下のようになる。

dBの騒音目安

上記の目安で見た場合、一般的に「静か」とされるのは30dB以下といわれている。20dBというのはほとんど聞こえないレベルと考えていい。これを目安に動作音の静かな加湿器を選びたい。

気化フィルター

Aspire Timeline

ハイブリッド加湿器の気化フィルターは1か月に一度ほどの清掃を推奨している。そのため、フィルターは取り出しやすい位置にあることがメンテナンス的には重要だ。気化フィルターの耐用年数もあわせてチェックしておきたい

「気化式」や「ハイブリッド式」の加湿器では、水を染みこませて気化させやすくするために「気化フィルター」を使用する。このフィルターには常時水を染みこませておく必要があるため、雑菌が付きやすくカビやすいため、加湿器のフィルターは通常抗菌仕様となっている。ただし、抗菌フィルターとはいえ、ふだんのお手入れは必要。ワンシーズン放っておくとさすがにカビが生えてきて、悪臭の原因となることもあるからだ。

そこでチェックしたいのが、フィルターのメンテナンス性である。フィルターは通常取り外して洗浄できるようになっているが、このフィルターが取り外しやすい位置にあるかどうかはぜひチェックしたい。これと同様に水タンク内部の洗浄も必要になるので、水タンクの着脱性や洗浄のしやすさもチェックしよう。また、フィルターは消耗品である。耐用年数や交換フィルターの価格もあわせてチェックしたい。

ボタン/モニター類

HD-300Aの操作パネル HD-3009の操作パネル

左はダイニチ「HD-300A」、右はダイニチ「HD-3009」の操作パネル。「HD-300A」のような低価格モデルではモニターが省かれることが多いが、操作性・視認性を考えると、湿度が細かく表示されるモニター搭載機のほうが使いやすい

加湿器には、通常「湿度設定」「動作モード」「タイマー」といった操作機能が備わっている。多く見られるのは、ボタンとLEDで動作モードを切り替え・確認するタイプだが、細かい湿度コントロールを行いたい場合には、現在の部屋の湿度がひと目でわかる「モニター」搭載製品のほうが使い勝手がいい。比較的低価格の加湿器では、コストダウンのためにこうしたモニターが省かれていることが多いが、操作性を重視するのであれば、湿度をわかりやすく表示するモニター搭載機種を選びたい。

付加機能(空気清浄機能など)

使用目的がはっきりしている加湿器には、付加機能と呼べるようなものはほとんどないのだが、最近増えてきているのが「加湿+空気清浄」というような空気清浄機能を搭載した製品だ。こうした製品は、加湿器に分類される場合もあれば、空気清浄機に分類される場合もあるので分類的には微妙だが、空気清浄機能が搭載されている製品であれば、室内の加湿とホコリやニオイの除去を同時に行ってくれるので便利である。「ナノイーイオン」や「ウイルスウォッシャー」「プラズマクラスター」などの水イオンの放出機能もこうした空気清浄機能の1つである。

ただし、こうした付加機能が付いた製品は、当然のことながら価格も高くなる。また、空気清浄機能に重きを置いた製品の場合、加湿性能が十分でないこともあるので、購入する場合には上記に挙げたような加湿性能をきちんとチェックしておこう。

デザイン

RXシリーズ

インテリア性にすぐれたダイニチの「RXシリーズ」。インテリアにマッチするブラウンやブラックなどのカラーリングで、ウッド調の家具と組み合わせても違和感がない

厳密にはスペックとはいえないが、最近はインテリア性を重視したデザインのよい加湿器も増えている。大容量の水タンクを内蔵する加湿器は、ボディサイズがどうしてもある程度大きくならざるを得ない。リビングの隅に置いておくだけでもそれなりに存在感があるので、インテリアを損ねないようなデザイン性が必要とされているのだ。 デザインはそれぞれの人の好みもあるので、一概にどれがいいとは言えないが、製品写真やカタログなどを見て、部屋のインテリアにマッチする、見飽きないデザインのものを選ぶようにしたい。

価格

価格はスペックではないが、加湿器を購入する際の重要な要素になるだろう。 前述したとおり、加湿器の価格は、その加湿性能(加湿量)に比例して上がり、その他の付加機能がつくほど上がる。このうち加湿量に関しては、部屋の大きさとの関連があるので、ランクを落とすことは難しいが、付加機能についてはマストではない。おおよその目安だが、同じ加湿量の製品でも、マイナスイオン系の空気清浄機能がついたモデルとつかないモデルでは、値段にして1万円ほどの差がつくこともある。このあたりは予算との兼ね合いになるが、高付加価値の加湿器を1台だけ購入するのであれば、標準レベルの加湿器を2台購入したほうが効果的という考えもある。風邪やインフルエンザの予防には、加湿が効果的だが、リビングなどの家族全員が集まる部屋はもちろん、子供部屋などの個室にも本来加湿器は導入すべきものである。そう考えると、高額な加湿器を1台買うよりも、標準レベルの加湿器を複数台買って、それぞれの部屋を加湿したほうが、風邪やインフルエンザの予防には効果があるといえるだろう。

加湿器の選び方・まとめ

以上見てきたように、加湿器を選ぶ場合は、まず「加湿方式」をチェックし、部屋の大きさに合った「加湿量」を確認したうえで製品を絞り込み、水タンクの容量や騒音レベル、操作系などを確認して購入すればよい。もちろん価格の安さも大きな決め手になるだろう。空気清浄機能などの付加機能は、お財布との相談となる。

こうした点を総合して考えた場合に、有力なソリューションとして浮かび上がってくるのが、ダイニチの加湿器シリーズだ。ダイニチの加湿器は、全モデルが取り扱いやすく省エネの「ハイブリッド式」。部屋のサイズに合わせて、300mL/hから900mL/hまでの加湿量を持ったラインアップがそろっており、水タンクも大容量でメンテナンスもしやすい。さらに夜間でも安心の静音設計で、デザイン性にもすぐれており、販売価格も安めに押さえられている。いわば、オーソドックスだが、非常にソツのない作りのスタンダードモデルなのだ。

価格.comのクチコミ掲示板での評価も高く、昨年の「価格.comプロダクトアワード 2008」でダイニチの加湿器が金賞・銀賞のダブル受賞をしたことからも、その品質の高さがうかがえる。この冬は、ユーザーにしっかり支持されたダイニチの加湿器で、しっかりとインフルエンザや風邪を予防してみてはいかがだろうか。

ダイニチ小林さんに聞きました

ダイニチの加湿器の特徴を教えてください。
ダイニチ小林さん
何といっても「静音NO.1!※」です。また、ハイブリッド式なので加湿量もタップリなうえ電気代のムダも抑えられて経済的ですし、フィルターなどの取り外しも簡単でメンテナンスも楽々です。そして「日本製」「3年保証」など品質にも自信があります! 
※1 2009年7月1日現在 ハイブリッド(気化/温風気化)式同クラスと比較。

ダイニチ・ハイブリッド式加湿器主要ラインアップ紹介

機能性にすぐれたスタンダードシリーズ「HDシリーズ」

  • HD-5009
  • HD-3009
  • HD-9009

デザイン性にすぐれたスタイリッシュシリーズ「RXシリーズ」

  • HD-5009
  • HD-3009
  • HD-9009
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