今回、「MAPLUSポータブルナビ3」の性能・機能をチェックすべく、東京都心(JR水道橋駅近辺)から、2009年夏、もっとも話題を集めたお台場の“等身大ロボット像”を目指し、約13km(約2時間30分)のコースを「MAPLUSポータブルナビ3」とともに自転車でめぐってみた。
なお、今回は、サイクリングのアシスト的なツールとして「MAPLUSポータブルナビ3」を使用。出発地点でルート検索を行った後、各経由地で次の経路地までのルートを確認しつつ移動。ポイントとなる交差点や分岐などのルート変更地点では、現在地とルートを確認しながら使用してみた。また、アナウンス音声には、「声優ナビ」の藤原啓治さんを選択した。
出発地は、カカクコムのオフィスにほど近いJR水道橋駅近辺(東京都文京区後楽2丁目)。徒歩圏内に、東京ドームや小石川後楽園があり、比較的、車の往来や人通りが多い、にぎやかな場所である。「MAPLUSポータブルナビ3」の「MAPLUSビュー」では、東京ドームや東京ドームホテルなどのランドマークが3D表示されている。
最初の経由地として東京駅の丸の内側(東京駅中央口)を選択してみた。「MAPLUSポータブルナビ3」のルート検索では、外堀通りから内堀通りに出て、皇居を右手に見ながら、竹橋、大手町を通過するルートとなった。
実際にルート検索を行ってみて興味深く感じたのが、外堀通り沿いで出発地の位置を微妙に変えると、それに連動して内堀通りに出るまでのルートがキッチリと変わること。「MAPLUSポータブルナビ3」のルート検索の精度の高さを感じた。
続いて、東京駅の丸の内側(東京駅中央口)から銀座(銀座4丁目交差点)に向かった。東京駅を左手に直進した後、晴海通りに出たら左折するだけのシンプルなルートだが、JR有楽町駅から晴海通りにかけて細かい分岐や鉄道の高架などがあって、やや現在地がわかにくい場所である。
銀座(銀座4丁目交差点)を出て、もんじゃ屋が軒を連ねる月島(月島西仲通り)を目指すルート。晴海通りを直進する単純なルートだが、築地を経由して勝どき橋を渡るという、東京の有名な観光地を通過する面白いルートだ。
ここでは、あえてルートを外れて、現在地確認の追随性をチェックしてみたが、しっかりとした精度で追っかけてきてくれたのはポイントが高い。実用性の高いナビゲーションツールであると実感した。
月島からお台場に出るルートはいくつか考えられるが、今回は豊洲(ららぽーと豊洲)を経由地に選択して迂回するルートを選択してみた。豊洲は最近、都市開発が活発な地域で、経由地の「ららぽーと豊洲」など商業施設も多い。数年前と比べて、街の様子がさま変わりした地域だ。
最後は、豊洲(ららぽーと豊洲)から目的地であるお台場(潮風公園)に向かった。今回のルート設定では、もっとも距離が長い区間となる。ちょうと新交通「ゆりかもめ」の沿線を走った後に、有明テニスの森やフジテレビジョン本社屋を経由するルートだ。海岸エリアであるため風が強いのが難点だが、道路の幅が広いため、自転車でも走りやすかった。また、ランドマークとなる建築物が多いこともあって、意外に楽しいルートだった。
目的地の潮風公園は、フジテレビジョン本社屋のすぐ隣りに位置し、かなり人の多い公園。東京湾上の船舶や東京国際空港(羽田空港)に離着陸する飛行機を眺めることができる。
今回、サイクリングの補助ツールとして「MAPLUSポータブルナビ3」を活用してみたが、「MAPLUSポータブルナビ3」のナビゲーションのレベルの高さに感心。加えて、ナビツールとしての“楽しさ”の部分も十分に体験できた。特に、「声優ナビ」のバラエティ豊かな案内音声が非常に面白い。現在地確認している際に、思わず笑ってしまうこともあったりして、約13kmのサイクリングを存分に盛り上げてくれた。
難点をあげるとすれば、GPSが実際に起動するまでの待ち時間がやや長いこと。ただ、一度認識されれば、その後のGPSとの通信やの精度にはほとんど問題がなかったことを付け加えておきたい。