ソニーの4K対応<ブラビア>が、買いな理由

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ついに、主要各メーカーから出そろった「4Kテレビ」

2013の夏商戦で話題を呼んでいる「4Kテレビ」。4月11日に、いち早く本格的な普及価格帯の製品を発表したソニーに続き、シャープや東芝といった国内の主要メーカーからも、相次いで4Kテレビの新モデルが発表され、この6月より販売が開始されている。どのメーカーの製品も、従来のフルハイビジョン(2K)の解像度である「1920×1080」の縦横各2倍となる「3840×2160」の解像度を持った「4Kパネル」を搭載しており、フルハイビジョンの4倍という高解像度を実現。これまでのテレビでは得られなかった非常に高精細な高画質映像を楽しめるのが特徴だ。

2013年夏に発売される、主要3メーカーの4Kテレビ比較表

メーカー ソニー シャープ 東芝
製品名 <ブラビア>X9200A AQUOS UD1 REGZA Z8X
発売日 6月1日 6月15日 8月10日 6月下旬
  ソニー<ブラビア>X9200A シャープAQUOS UD1 東芝REGZA Z8X
画面サイズ 65V 55V 70V 60V 84V 65V 58V
販売価格
※価格.com調べ
59万円 38万円 60万円 46万円 164万円 56万円 36万円
解像度 3840×2160
高画質
エンジン
4K X-Reality PRO AQUOS 4K Master Engine PRO レグザエンジンCEVO 4K
液晶パネル オプティコントラストパネル 4Kモスアイパネル IPS方式
倍速LED
パネル
[4Kア
ドバンスド
・クリア
パネル]
VA方式
倍速LED
パネル
[4Kアド
バンスド
・クリア
パネル]
VA方式
倍速LED
パネル
[4K
パネル]
バックライト エッジ型LED
倍速駆動 2倍速(バックライトスキャンにて4倍速相当)
テレビ
チューナー数
地デジ×2、BS・CS110度×2 地デジ×3、BS・CS110度×2 地デジ×9
(うち6基はタイムシフトマシン用)、
BS・CS110度デジタル×2
3D対応 オプションで対応
USB HDD
番組録画
対応
スピーカー 65W (12.5+12.5+20+20) 35W(10W+10W+15W) 40W
(20W+20W)
40W
(20W+20W)
20W
(10W+10W)
HDMI
入力端子
4
無線LAN 内蔵
サイズ 168.2×90.3
×40.5cm
146.3×77.8
×40.5cm
157.8×95.0
×38.3cm
137.8×87.6
×38.3cm
191.6×111.9
×45.0cm
146.3×94.0
×37.4cm
130.6×85.7
×37.4cm
重量 46.4kg 34.5kg 55.0kg 45.0kg 94.5kg 59.0kg 44.5kg
消費電力
定格動作時
344W 274W 405W 270W 630W 424W 264W
※販売価格は、2013年7月31日時点での価格.com最安価格を参考にしています

今年2013年の夏商戦に投入された、ソニー、シャープ、東芝(発表順)の3メーカーによる4Kテレビの一覧表。テレビとしての基本性能についてはどのメーカーもほぼ横並びだが、ソニーはスピーカーなどの音響面、シャープは液晶パネル、東芝はタイムシフトマシン、というように、各社の強みとしている部分が特徴となって現れているのが興味深い

上記の表を見ればわかるように、どのメーカーの4Kテレビも、カタログスペック上はそれほど大きな違いはない。どの製品も解像度「3840×2160」の4Kパネルを搭載し、画面サイズとしては、55V型〜84V型までの各サイズを用意。価格帯もおよそ似通っている。機能面でも、従来の2K映像を4Kにアップスケーリングする「2K→4Kアップスケーリング」をいずれのモデルも備え、4Kネイティブの動画コンテンツがない現在でも、地上デジタル放送をはじめ、BS・CS110度デジタルといった2Kのテレビ放送や、2Kで記録されたブルーレイタイトルを、4Kネイティブに迫る高画質に変換して楽しむことが可能。このように、各メーカーの製品とも、基本的なスペックはほぼ同等といえる。

ただ、各メーカーの製品の特徴を細かく見ていくと、それぞれのメーカーの持っている強みのようなものが現れていておもしろい。たとえば、ソニーの製品は、画質へのこだわりもさることながら、音響メーカーらしくサウンド面にも非常にこだわった設計になっている。シャープの製品は、自社開発の新型液晶パネルによる低反射性が特徴。東芝の製品は、自慢のタイムシフトマシンで地デジの全録に対応するなど、それぞれの強みとしている部分が特徴となって出ている。こうした面に注目して製品選びを行うというのもいいだろう。

大型の本格フロントスピーカー

ソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」は、左右に設けられた大型の本格フロントスピーカーが特徴。本体の前面に、パッシブラジエーター、ツィーター、ウーハー(磁性流体)を搭載し、それぞれが高いクオリティの音を再現。業界で初めて「磁性流体スピーカー」をテレビに搭載し、映像との一体感をもたらす迫力のサウンドを実現している

なお、価格面に目を向けると、もっとも低価格の55V型クラスのモデルでは、「1インチ=1万円」を大きく下回る40万円台の販売価格となっている。現在主流のフルハイビジョン(2K)テレビに比べるとまだ割高な感はあるものの、10年くらい前に大画面の液晶テレビやプラズマテレビを購入した人たちからすれば、55V型クラスで40万円台というのは、そう高くはない価格に映るはず。早くも現実的に手が届く価格設定となったことで、予定を前倒しして、今年4Kテレビの購入を検討し始めたという人も少なくないはずだ。

実際、4Kテレビの注目度は非常に上がってきている。価格.comの「液晶テレビ」カテゴリーの中でも、この夏に発売される各メーカーの4Kテレビのアクセスは上がりつつある。特に、先陣を切って6月1日に発売されたソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」のアクセス数は群を抜いており、液晶テレビ全体の注目ランキングでも、55V型の「KD-55X9200A」が1位、65V型の「KD-65X9200A」が3位(※2013年6月10日現在)につけるなど、かなり注目度の高いスタートを切った。また、55V型は、売れ筋ランキングでも10位、50インチ以上では2位(※※2013年6月17日現在)と、40万円以上する高価格帯のテレビとしては異例の注目度と売れ行きといえる。ここまで高い注目を集めるソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」の魅力はいったいどこにあるのだろうか。以下でくわしくその魅力の理由を探っていこう。

データ推移比較 データ推移比較

この夏発売される3メーカーの4Kテレビの注目度を表すグラフ。左のグラフを見ると、発売が近づくにつれ、全体的にアクセスが高まっているのがわかるが、なかでも突出して高い人気となっているのが、ソニーの55V型「<ブラビア>KD-55X9200A」。右側の注目ランキング順位では、5月末より1位の座をキープしている。なお、65V型の「<ブラビア>KD-65X9200A」についても、これにつられるように注目ランキングで3位につけている

ここが違う! 注目度N0.1のソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」

この夏発売される各社の4Kテレビの中でも、ソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」がもっとも高い注目を集めている理由はなんだろうか。その理由を考えていくと、ソニーというメーカーが、そもそも業務用放送機器全般を広く取り扱っているメーカーであることが浮かび上がってくる。ソニーは、業務用の4Kビデオカメラをすでに実用化しており、放送局や映画の制作現場などでは実際にこの4Kビデオカメラを使った撮影もすでに行われている。4Kコンテンツに関して高い経験値を持つソニーならではのノウハウが注入された高画質回路「4K X-Reality PRO」を搭載した4K対応<ブラビア>「X9200A」が、多くの映像ファンの注目を集めるのは、ごく自然なことだろう。

「4K X-Reality PRO」における「2K→4Kアップスケーリング」イメージ

アップスケーリングイメージ

従来の2Kテレビでもその高画質には定評のあった高画質回路「X-Reality PRO」をベースに、そこで生成された高画質2K映像を4K解像度へとアップスケーリングする「XCA8-4K」という回路が加わったものが、4K対応<ブラビア>「X9200A」に搭載される高画質回路「4K X-Reality PRO」なのだ

さらに、ソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」は、「トリルミナス®ディスプレイ」を採用しているのもポイントだ。この「トリルミナス®ディスプレイ」は、実際にその映像を見てもらえば効果は一目瞭然なのだが、非常に明るく、かつ色表現が緻密なのが特徴。4Kテレビは、従来の2Kテレビに比べて解像度が細かくなっている分、画面自体の輝度はそのままでは下がりそうなものだが、「トリルミナス®ディスプレイ」を採用する4K対応<ブラビア>「X9200A」の画面は非常に明るい。しかも、表示できる色域が大きく広がっており、特に赤や緑の階調がより細かくなって表現力が増している。このおかげもあって、4K対応<ブラビア>「X9200A」で表示される映像の色は、非常にリアルだ。コントラストもより高められており、3D映像でなくても奥行きが感じられる映像となっている。こうした「トリルミナス®ディスプレイ」によるメリットも、ソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」の大きな魅力となっている。

新開発「トリルミナス®ディスプレイ」による高画質効果

アップスケーリングイメージ

静止画写真を従来の2Kテレビ(左)と、4K対応<ブラビア>「X9200A」(右)とで比較してみた(表示範囲は異なる)。遠目に見てもわかるが、右の4K対応<ブラビア>「X9200A」のほうが、色の表現が深く、草の色や空の色がより自然に見える。その結果、前景と背景との間により奥行き感が感じられる。これが「トリルミナス®ディスプレイ」と4Kパネルによる効果だ

従来の2Kテレビ 4K対応<ブラビア>「X9200A」

左が従来の2Kテレビ、右が4K対応<ブラビア>「X9200A」の画面拡大。「トリルミナス®ディスプレイ」では、特に赤の表現が印象的だが、この写真でも、右の4K対応<ブラビア>「X9200A」のほうが赤の色が全体に明るく、階調が深いことがわかる。そのほかの色も、全体的に鮮やかに感じられる

そして何よりも、ソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」が、他社の4Kテレビと違っている部分、それは「サウンド」だ。他社の4Kテレビが従来の2Kテレビと同じような小型スピーカーであるのに対し、ソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」は、画面の左右に大きなフロントステレオスピーカーを搭載してきた。これは、音響機器メーカーとしての側面を持つソニーならではの大英断であろう。

販売価格推移

4K対応<ブラビア>「X9200A」の画面左右に搭載されるステレオスピーカー。上からパッシブラジエーター、ツィーター、ウーハーの構成となっており、これらを片側12.5Wの出力で駆動させる。ウーハーにはテレビとしては初搭載の「磁性流体スピーカー」も採用されている

というのも、ここ数年の薄型テレビは、ボディサイズをコンパクトにするあまり、内蔵スピーカーは本体の下面や背面などに設置されてきた。この結果、当然ながら「薄型テレビのスピーカーの音はよくない」というイメージが定着してしまったのだ。しかし、4Kテレビは、これまでの2Kテレビとはまったく次元の違う高画質を実現する「プレミアムテレビ」である。4Kの高画質にふさわしい音質を考えたときに、ソニーが決断したのは、ボディの左右に本格的なステレオスピーカーを搭載することで、本格的なサウンドを実現することだった。しかも、ウーハーには、これもテレビでは初搭載となる「磁性流体スピーカー」を採用しており、クリアで伸びのある中高音を実現。さらに本体背面下部に2基搭載されるサブウーハーの重低音と相まって、ブルーレイ映画の視聴などではかなりの迫力を実現している。

このことで、単体としてのボディサイズが大きくなったことをデメリットととらえることも可能だが、別体のAVアンプやスピーカーを追加で設置するよりはスペース的なメリットは断然大きい。最小限のサイズアップで、これまでの薄型テレビ単体では実現できなかった本格的サウンドまでもが手に入れられるのだ。これこそは音響メーカーであるソニーが4Kテレビ発売に向けてこだわった部分であり、他社の4Kテレビとは一線を画する4K対応<ブラビア>「X9200A」ならではの魅力となっているのである。

磁性流体スピーカー

業界で初めてテレビのウーハーに磁性流体スピーカー(右側)を採用。従来緩衝材として使われてきたダンパー(バネ)を廃することで、小型化と伝導ロスの低減化の両方に成功。中音域などで従来よりもクリアなサウンドを実現した

本体下部には左右2基のサブウーハーも備わる

本体下部には左右2基のサブウーハーも備わる。このサブウーハーを各20Wで駆動させることで、ブルーレイの映画タイトルの再生などでは、従来のテレビとは一線を画する重低音を再現。別途、シアターセットスピーカーなどを購入しなくとも、十分な音量と迫力を持ったサウンドを実感できる

このような、いくつかの特徴を持ったソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」であるが、実はコストパフォーマンスもかなり高い。55V型の「KD-55X9200A」は、価格.comの最安価格ですでに41万円台をつけており、40万円ちょっとで購入できる。いっぽうの65V型の「KD-65X9200A」にしても、60万円をわずかに切ってきている(いずれも2013年6月10日現在の価格.com最安価格)。デザイン的にも、ソニーならではの「センス オブ クオーツ」というコンセプトに基づいた、高級感あふれるシルエットが美しい。これだけの先進性と機能とデザインを持つソニーの4Kテレビが、これだけの価格で購入できるのであれば、ユーザーの注目も集まって当然といえるだろう。ソニーの4K対応<ブラビア>「X9200A」の魅力は、こうした部分にあったのである。

4K対応<ブラビア>「X9200A」 製品ラインアップ紹介

4K対応<ブラビア>X9200A
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65V型KD-65X9200A
55V型KD-55X9200A

2013年6月1日より発売されたソニーの本格的4Kテレビ、4K対応<ブラビア>「X9200A」には、65V型と55V型の2サイズがラインアップされる。いずれのモデルも「3840×2160」という解像度の4K液晶パネルを採用。高画質回路「4K X-Reality PRO」によって、従来のフルハイビジョン(2K)映像を4K用にアップスケーリングさせることで、今ある2Kコンテンツを4Kの高精細な画質でより美しく再生することができるのが特徴だ。サウンド面では、ウーハーに業界で初めてテレビに磁性流体スピーカーを採用し、画面左右に設けられたパッシブラジエーター、ツィーター、そして本体背面下部のサブウーハーとともに、従来の液晶テレビでは得られなかった迫力のサウンドを実現する。なお、デザイン的には、鉱物が持つ研ぎ澄まされた高品質感を美しいたたずまいで表現した「センス オブ クオーツ」というコンセプトが採用されており、インテリアにもシックにマッチする。