使ってわかった!ソフトバンク「ARROWS A 301F」の確かな実力

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3日持続するスタミナバッテリーを備えた、スリム&高性能スマホ!

使ってわかった!ソフトバンク ARROWS A 301Fの確かな実力

機能の向上が進むAndroidスマートフォン。そんなAndroidスマートフォンのこの冬のトレンドは、長時間駆動バッテリー、カメラの性能、そして、大画面ディスプレイながらも持ちやすいボディデザインだ。こうしたトレンドをすべて満たした製品として大注目なのが、ソフトバンクのスマートフォン「ARROWS A 301F」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)である。さっそくその実力に迫ってみよう。

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厚さ10.3mmのスリムボディに、3日持続する大容量バッテリーを搭載

「ARROWS A 301F」(以下、301F)は、ディスプレイに1920×1080のフルHD表示に対応する約5.0型液晶を搭載している。フルHDディスプレイは、この冬のAndroidスマートフォンのトレンドのひとつだが、従来の1280×720のHD表示と比べると、1画面で表示できる情報量が倍以上に増加しており、文字などのち密な表示が行えるほか、普及の進むフルHDの映像コンテンツを圧縮表示せずに再生できる。液晶表面は、「スーパーグライドコーティング」という特殊処理が施された曲面ガラスで覆われており、操作感もとてもなめらかだ。

「301F」のボディサイズは、約70(幅)×141(高さ)×10.3(厚さ)mmで、重量は約154gとなる。一般的には、ディスプレイのサイズに比例してボディも大きくなるが、「301F」では狭額縁設計を採用しており、約5.0型ディスプレイ搭載モデルとしてはコンパクトな約70mmという横幅を実現している。また、継ぎ目をなくし大きくラウンドする背面のフォルムもあいまって、非常に持ちやすい。

また、低消費電力と高い処理性能が両立された最新のクアッドコアCPU「Snapdragon 800 MSM8974(2.2GHz)」と2GBのRAMを組み合わせることによって、高い処理性能も実現している。アプリや写真データなどのデータを保存する内蔵ストレージ(ROM)も、ソフトバンクの今冬モデルでは最大の容量となる64GBと、かなり余裕がある。

約5.0型液晶

1920×1080のフルHD表示に対応する約5.0型液晶を搭載。「ARROWS」シリーズの特徴である透明感のある画質を受け継ぎつつ、表示専用のRAMを搭載することで静止画表示時の消費電力を大きく低減したのも特徴だ

背面

側面

継ぎ目を廃しなめらかなラウンドフォルムで覆われた背面と側面。表面処理は陶器のようなマットな質感で、指紋汚れが目立ちにくい

microSDメモリーカードスロット

64GBもの大容量ROMを搭載する「301F」だが、SDXC規格対応のmicroSDメモリーカードスロットを、本体上面のキャップ内に備えている。外部のメモリーカードを組み合わせれば、大容量のデータ保存スペースを確保できる

バッテリー性能の高さは、「301F」の大きな特徴だ。カタログでは「フル充電で3日使える」とされているが、これは2,600mAhという大容量バッテリーや、RAMを搭載した液晶ディスプレイといった省エネデバイスの採用に加え、富士通独自の統合テクノロジー「ヒューマンセントリックエンジン」などを応用したソフトウェア制御を組み合わせて実現されたものだ。

また、このバッテリーは従来の急速充電をさらにスピードアップした「超急速充電」に対応しており、充電を促すメッセージ表示後に付属する卓上ホルダーを使い専用のACアダプターから充電することで10分で1日分の充電が行えるとしている。

開発途中の試作機となる「301F」を2週間ほど使ってみたが、待ち受け主体、ソーシャルメディアやメールなど軽めのインターネット利用主体なら3日のバッテリー持続には十分余裕があった。また、ゲームプレイや動画視聴などを交えて利用しても、1日以上バッテリーが持続した。筆者はふだん、1年ほど前に発売されたフルHDスマートフォンを使用しているが、それと比べてもバッテリーの減るペースはざっと半分程度といったところで、この1年でスマートフォンが大きく進化したことを強く感じた。

卓上ホルダー

同梱される卓上ホルダーを使い、専用のACアダプターから充電することで、「超急速充電」が行える。USBポートからの充電はもとより、市販されている急速充電器よりもさらに充電時間を短縮できるのだ

最新の機能をいち早く搭載するのも「ARROWS」シリーズの特徴だ。「301F」では、ワンセグチューナー、赤外線通信ポート、おサイフケータイ®用のFeliCaポートなどの定番機能に加えて、フルHDの高画質を生かしたフルセグチューナーも搭載している。外部機器との接続インターフェイスも豊富で、近距離無線通信技術である「NFC」、ワイヤレスで映像を外部ディスプレイに出力できる「Miracast」、microUSBポートから専用アダプターを介してHDMI端子に映像を出力できる「MHL」などのトレンド機能にも対応している。

また、従来からのGPS衛星に加えて、24個の衛星を使ったロシアの衛星測位システム「GLONASS(グロナス)」にも対応しており、測位精度が向上している。これによって、地図アプリやナビゲーションアプリで自分の位置をより正確に知ることが可能である。

キャップレス仕様のmicroUSBポート

ボディはIPX5/8等級という高い防水仕様をクリアしているが、microUSBポートはキャップレス仕様となっている。着脱する機会が多いのでmicroUSBポートの防水キャップは劣化しやすい部分だが、本機なら防水キャップのメンテナンス不要で防水性能を維持できるうえ、ボディの美しさを保つこともできる

GPS-1

GPS-2

通常のGPSに加え、ロシアの「GLONASS」にも対応しているので、より正確に現在位置を測位できるようになった。GPS管理アプリ「AndroiTS GPS Test」を使ってキャッチしている衛星情報を確認してみた。左画面の2〜28までが「GPS」の情報、65〜88までが「GLONASS」の情報を示している。「GLONASS」の情報は「GPS」よりは少ないが、常に数個は捕捉可能で、精度アップに貢献している

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シンプル操作でキレイに撮れる魅力のカメラ機能

カメラ機能が進化しているのも最近のスマートフォンの傾向だ。「301F」のメインカメラには、有効画素数約1,310万画素の裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS® for mobile」が採用されている。この「Exmor RS® for mobile」は、従来一体だった映像を感知するイメージセンサー部分と、それらを制御する回路を別々の層に分けたうえで重ねる積層構造を採用することで、高感度化を実現している。

また、1回の撮影で明るさ(露出)の異なる写真を同時に複数撮影し、これらの写真を合成することで明るい部分から暗い部分までしっかりした階調感を持った写真に仕上げる「HDR合成」も可能。この「HDR合成」は動画撮影でも利用可能となっており、逆光などの難しい撮影条件でも白とびや黒つぶれの少ない映像を撮影することができるのだ。

さらに、映像データのデジタル処理プロセスもデジタルカメラの画質に大きな影響を与えているが、「301F」に搭載される新しい画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」は、高感度と低ノイズを両立させたより美しい仕上がりを実現している。

背面メインカメラ

表面インカメラ

背面のメインカメラ(左写真)には、約1,310万画素の裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS® for mobile」を採用。高感度撮影に強く、キレイな写真を手軽に撮影できる。表面のインカメラ(右写真)は、約125万画素のCMOSセンサーを搭載。自分撮りのほか、顔認証ログイン「フェイスアンロック」などにも利用できる

CMOSセンサー比較イメージ

従来のCMOSセンサーではセンサーの表面にあった回路部分を、本機の裏面照射積層型CMOSイメージセンサーでは、基層部分に移すことでより効率的に光を感知できる

カメラ操作メニュー

タッチ操作

カメラの操作メニューは、最近のスマートフォンとしてはシンプルでわかりやすい。ズームやシャッターなどもタッチ操作で行えるうえに、豊富な機能をカメラまかせで利用できるので、軽快なフットワークで撮影を楽しめる

作例

晴天の遠景を撮影

晴天の遠景写真

屋外の遠景を撮影してみた。広角レンズを備えた「301F」なら広がりのある風景を撮影できる。また、画像処理エンジン「GRANVU」の効果で、空の青さなども自然に再現されている

HDR合成の静止画

通常の写真

通常の静止写真

HDR合成の写真

HDR合成の静止写真

逆光の木漏れ日という、明暗差の高い構図で撮影を行った。左が通常の撮影、右が「HDR合成」したものだ。通常の撮影では明るさを表現しきれずに白くなっている空の色が、「HDR合成」ではきちんと青く表現できている。また木々の色合いも肉眼に近い印象だ

夜景やイルミネーションでも効果を発揮するHDR合成

通常の写真

通常のイルミネーション写真

HDR合成の写真

HDR合成のイルミネーション写真

クリスマスや新年などでこれから撮影の機会が増えるイルミネーション撮影でも「HDR合成」は威力を発揮する。全体的に暗い左の写真に比べて、「HDR合成」した写真は画面全体が明るさを保ちつつ、イルミネーションの輝きや階調もきちんと残っている。こちらも肉眼で見たものに近い印象だ

子供やペットなどの決定的瞬間を逃さない連続写真

連写-1

連写-2

連写-3

連写-4

メニューから連写モードに切り替えることができ、シャッターボタンを押し続けると最大100枚までの連写が行える。子どもやペットなど、動き回る被写体の手ブレ・被写体ブレを抑え、決定的瞬間を逃さずに撮影できる

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富士通伝統の豊富なセキュリティ機能を装備

スマートフォンの中には、アドレス帳や発着信履歴、各種データ、ショッピングサイトなどのアカウント情報など、漏れては困る情報が山のように記録されている。ビジネスシーンはもちろんだが、プライベートシーンでも情報の漏えいは大きなダメージになる。

富士通は携帯電話のころから、セキュリティ対策の機能を数々手がけてきた実績があり、その伝統は「ARROWS」シリーズにも受け継がれている。ここでは「301F」に搭載されているセキュリティ機能を見てみよう。
ハードウェア面では、背面に搭載される「スマート指紋センサー」の存在が大きい。この指紋センサーは、キーロックの解除に加えて、アプリの起動制限にも利用できる。

ソフトウェア面では、「パスワードマネージャー」と「プライバシーモード」が重要だ。パスワードマネージャーは、「301F」に暗号化されて保存されたIDやパスワードを、日本語入力アプリから呼び出して自動入力させるというものだ。Webブラウザーにもこうしたパスワード管理機能はあるが、「301F」なら指紋認証などと連携することでより厳重にパスワードを管理することができる。

いっぽうの「プライバシーモード」では、各種アプリやWebブラウザーのブックマーク、画像データ、文字入力の予測変換、新着通知など、個人情報漏えいの糸口になる可能性のある情報にブロックをかけることができる機能だ。

このように、ハードウェア、ソフトウェアの両面で、強力なセキュリティ機能が備わっているのも「301F」の大きな特徴である。

背面「スマート指紋センサー」

指紋の登録画面

スリープボタンを兼ねた「スマート指紋センサー」を背面に搭載(左写真)。指紋は両手の指10本分を登録できる

パスワード入力画面

パスワードマネージャー

「パスワードマネージャー」は、日本語入力アプリから呼び出して、登録されたパスワードをWebブラウザーなどのフォームにコピーするというもの。この機能は、機能拡張アプリ「マッシュルームアプリ」を利用しており、ほかの文字入力アプリでも利用可能だ

電話帳表示選択画面

文字入力予測辞書画面

「プライバシーモード」が隠すことのできるデータはさまざま。電話帳の特定の人物データを隠す機能や、変換履歴の残らない日本語辞書への切り替え機能、アプリの利用履歴など、情報漏えいの死角をしっかりとガードできる

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トータルバランスにすぐれ、多くの人に適した1台

ARROWS A 301F

さまざまな機能を取り込み進化し続けるスマートフォン。初めてスマートフォンを選ぶユーザーはもちろん、スマートフォンからの買い替え組であっても、何を重視するべきかを見極めることは難しい。

処理性能や表示性能の競争がひと段落したこの冬モデルでは、バッテリーの持続性能や、カメラの画質や使い勝手などが重視される。今回検証した「301F」の性能を見てみると、ユーザーの関心が高いバッテリーの持続性能や、カメラ機能のシンプルな使い勝手などは他機種と比べてもアドバンテージがあり、さらに「ARROWS」シリーズならではの豊富なセキュリティ機能も備えるなど、魅力にはこと欠かない。

もちろん、フルセグ対応のテレビチューナーや防水仕様のボディなど、機能もほぼフル装備で、処理性能も高く、最新スマートフォンの中でもハイエンドクラスの実力を持っている。こうしたさまざまな美点を備えた「301F」は、誰もが安心して使え、しかも高性能を実感できる完成度の高いスマートフォンなのだ。

「ARROWS A 301F」スペック
ディスプレイ 約5.0型(RAM搭載TFT液晶 1920×1080、フルHD)
CPU(チップセット) Snapdragon 800 MSM8974(2.2GHz)クアッドコア
RAM容量 2GB
内蔵メモリー容量 64GB
プラットフォーム Android 4.2.2(Jelly Bean)
外部メモリー microSD/microSDHC/microSDXC
外部カメラ(メインカメラ) 約1,310万画素(裏面照射積層型CMOSイメージセンサー)
内部カメラ(インカメラ) 約125万画素(CMOSイメージセンサー)
LTE回線 SoftBank 4G LTE(FDD-LTE)/SoftBank 4G(AXGP)
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth Bluetooth ver.4.0 Smart Ready
バッテリー容量 2,600mAh
防水仕様 IPX5/8※
FeliCa/NFC 搭載/搭載
テレビ機能 フルセグ/ワンセグ
赤外線通信ポート 搭載
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約70×141×10.3mm
重量 約154g

※IPX5/IPX8の防水性能。スロットカバーは確実に取り付けてください。防水性能について詳しくは、富士通株式会社のホームページをご覧ください。

企画協力:富士通株式会社