価格.comで人気のCrucial最新SSD「MX300」を徹底検証

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価格.comで人気のCrucialからSSDの最新モデル登場 「3D NAND」採用で高次元のパフォーマンスを実現した 「Crucial MX300 SSD」の実力を徹底検証!

ノートPC、デスクトップPCを問わず、HDDと交換するだけでパソコンのレスポンスが大きく向上するSSD。すでに使っているというユーザーも多いことだろう。HDDとは異なり、半導体を記憶素子とするSSDであるが、新しい技術が続々と採用され、最近ではNAND型フラッシュメモリーを積層化した「3D NAND」を搭載するモデルも登場している。ここでは、価格.comで売れ筋ランキングNo.1(※)を獲得した3D NAND搭載SSD「Crucial MX300 SSD」シリーズをレビューする。

日本型番で再登場

Crucial MX 300

2017年4月から出荷が開始される「Crucial MX300 SSD/JP」は、国内正規品であることを示す新型番のモデル。パッケージには、並行輸入品などとの見分けを簡単に行って購入できるよう、新たにセキュリティシールが導入されました。なお、市場流通在庫がなくなるまでの期間は、代理店シールが貼られている現行型番のモデルも従来通り、正規品扱いとなります。

▽ 旧型番と新型番の一覧はこちら
旧型番 新型番 JAN
CT275MX300SSD1 CT275MX300SSD1/JP 4988755037075
CT525MX300SSD1 CT525MX300SSD1/JP 4988755037082
CT1050MX300SSD1 CT1050MX300SSD1/JP 4988755037099
CT2050MX300SSD1 CT2050MX300SSD1/JP 4988755037105
CT275MX300SSD4 CT275MX300SSD4/JP 4988755037112
CT525MX300SSD4 CT525MX300SSD4/JP 4988755037129
CT1050MX300SSD4 CT1050MX300SSD4/JP 4988755037136

価格.comで売れ筋ランキングNo.1(※)を獲得!高性能とコストパフォーマンスを両立させた「MX300」

マイクロンのSSDブランドである「Crucial」といえば、価格.com上で人気の「MX200」や「BX200」をラインアップしていることですでにお馴染みだ。今回検証した「MX300」は、ハイエンドモデル「MXシリーズ」にラインアップされた最新モデルでありながら、エントリーモデル「BXシリーズ」の流れもくむ製品。以前人気があったMXシリーズの旧モデル「MX200」から高性能と高信頼を受け継ぎ、BXシリーズの旧モデル「BX200」からはすぐれたコストパフォーマンスを受け継いでいる。高性能・高信頼性と高コストパフォーマンスを両立させたことで人気を集め、価格.comの「SSD」カテゴリーにおける売れ筋ランキングでNo.1(※)を獲得している。

Crucial MX 300

「MX300」シリーズは、3D NANDを採用したCrucial初のSSD。高性能・高信頼とすぐれたコストパフォーマンスを両立したのが特徴だ。筐体デザインは従来のMXシリーズのものを継承している

Crucial MX 300

「MX300」のインターフェイスはSerial ATA 3.0で、これまでのMXシリーズと変わらない

Crucial MX 300
Crucial MX 300

製品パッケージの中にはSSD本体のほか、厚みを7mmから9.5mmに調節するためのスペーサー、そしてデータ移行ソフト「Acronics True Image HD」のシリアルナンバーが同梱されている

では、「MX300」のスペックを確認していこう。まず製品ラインアップとしては、2.5インチモデルのほか、M.2フォームファクターの2280モデルも用意されている。今回紹介するのは2.5インチモデルだが、M.2 2280モデルも基本的なスペックに大きな違いはない。接続インターフェイスはSerial ATA 3.0で共通だ。また、2.5インチモデルの外観は従来のMXシリーズと同様だ。

「MX300」2.5インチモデル
型番 CT275MX300SSD1/JP CT525MX300SSD1/JP CT1050MX300SSD1/JP CT2050MX300SSD1/JP
容量 275GB 525GB 1050GB 2050GB
シーケンシャル
読み込み
530MB/秒 530MB/秒 530MB/秒 530MB/秒
シーケンシャル
書き込み
500MB/秒 510MB/秒 530MB/秒 530MB/秒
ランダム読み込み 55k IOPS 92k IOPS 92k IOPS 92k IOPS
ランダム書き込み 83k IOPS 83k IOPS 83k IOPS 83k IOPS
書き換え可能容量(TBW) 80TB 160TB 360TB 400TB
平均故障間隔(MTTF) 150万時間
製品保証 3年間
M.2 2280モデル
型番 CT275MX300SSD4/JP CT525MX300SSD4/JP CT1050MX300SSD4/JP
容量 275GB 525GB 1050GB
シーケンシャル読み込み 530MB/秒 530MB/秒 530MB/秒
シーケンシャル書き込み 500MB/秒 510MB/秒 530MB/秒
ランダム読み込み 55k IOPS 92k IOPS 92k IOPS
ランダム書き込み 83k IOPS 83k IOPS 83k IOPS

「MX300」(2.5インチモデル)の1つめの特徴は、2TBモデルが用意されていること。これまで、CrucialのSSDは、1TBクラスが最大容量だったが、そこから大きく飛躍したことになる。他メーカーの2TBモデルは存在していたが、コストパフォーマンスが悪く、特殊用途向けの製品という性格が強かったため、「MX300」の2TBモデルが発売されたことによって、大容量の2TB SSDが一気に身近なものになった。デスクトップPCの場合、これまではシステムドライブにSSD、データドライブにHDDを組み合わせるのが一般的だったが、2TB SSDが普及することで、システムドライブもデータドライブもSSDでまかなえる時代がやって来るはずだ。

さらに、もうひとつ特徴的なのは、SSDで一般的な240GBや256GBといった容量ではなく、275GBや525GBなど、見慣れない容量のモデルがラインアップされていることだ。この理由は、用いられているNAND型フラッシュメモリーが従来の製品で用いられていたものとは異なるため。「MX300」には新世代のチップが採用されているため、容量にもこのような微妙な違いが出ているのだ。

では、「MX300」と旧モデル「MX200」「BX200」のスペックを、それぞれの1TBクラスのモデルで比較してみよう。「MX300」のシーケンシャル読み込み速度は530MB/秒なので、「MX200」や「BX200」の1TBモデルより若干遅くはなっている。ただし、これはあくまでトップスピードが落ちただけに過ぎない。これに対し、シーケンシャル書き込み速度は、CrucialのSSDの中でもトップクラスだ。

MX300・MX200・BX200比較
  MX300 1TB MX200 1TB BX200 960GB
型番 CT1050MX300SSD1/JP CT1000MX200SSD1 CT960BX200SSD1
容量 275GB 525GB 1050GB
シーケンシャル読み込み 530MB/秒 530MB/秒 530MB/秒
シーケンシャル書き込み 500MB/秒 510MB/秒 530MB/秒
ランダム読み込み 55k IOPS 92k IOPS 92k IOPS
ランダム書き込み 83k IOPS 83k IOPS 83k IOPS

次世代SSD向けテクノロジー「3D NAND」を採用 「MX300」の技術的な優位性をチェック

すでに触れたように、「MX300」には、CrucialのSSDとして初めて3D NANDが採用されているが、実はこの技術を用いたことで、「MX300」は性能とコストパフォーマンスの高さを両立させている。3D NANDとは、「3D」という言葉どおり、従来の2DのNAND型フラッシュメモリーを垂直方向に積層したもの。これまではダイあたりの容量を増やすために、製造プロセスを微細化する手法が取られていたが、プロセスの微細化が限界に近づいており、これに頼らない手法が模索されていた。そこで生まれたのが3D NANDだ。

3D NAND自体はすでに一部のメーカーがSSD製品に採用しており、マイクロンが1番乗りというわけではない。ただし、後発となったマイクロンは製造技術を熟成させたうえで、製品化して市場に投入している点で信頼感がある。今回、「MX300」が採用したマイクロンの第1世代3D NANDは、32層。特に多いわけではないが、コンパクトに仕上げられているのが特徴だ。通常、NAND型フラッシュメモリーでは、それを制御するCMOS回路も同時に格納される。マイクロンの3D NANDは、このCMOS回路をNAND型フラッシュメモリーの下に配置しており、側面や並列に配置した他社の技術に比べてダイ自体の面積が小さい。つまり、同じサイズのウエハーから、より多くのチップを製造できるため、素材コストが抑えられるのがメリットだ。

さらに、「フローティングゲート方式」を採用しているのもポイント。他社の3D NANDで採用されている「チャージトラップ方式」に比べて、このフローティングゲート方式は、技術としては決して最新のものではないが、開発の難易度が低く、製造の歩留まりを改善するという点でコスト面でのメリットがある。マイクロンの3D NAND技術は、大容量のSSDをより安価に入手したいと望むユーザーの声に応えたものなのだ。

Crucial MX 300

マイクロンの3D NANDは、CMOS回路をNAND型フラッシュメモリーアレイの下に配置するコンパクトな設計。これにより、1チップ当たりの容量はMLCで32GB、TLCで48GBを実現している。また、生産効率のよいフローティングゲート方式を採用することで、品質の向上を図っている

さて、3D NANDと言っても、メモリーのセル部分には、従来と同様、MLC(Multiple Level Cell)やTLC(Triple Level Cell)といった記録方式の違いがある。MLCとTLCは、1つのセルに格納できるデータの数と考えればわかりやすい。MLCなら2つ、TLCなら3つだが、マイクロンの32層3D NANDでは、MLCならチップあたり32GB、TLCなら48GBという大容量を実現している。特に、「MX300」で用いられているのは、容量単価の点で有利なTLCタイプ。こうしたことを踏まえたうえで、実際の製品に採用されているチップを見ていこう。

「MX300」では、2種類のNAND型フラッシュメモリーのチップが用いられている。それが「NW852」と「NW853」だ。「NW852」は1チップあたりの容量が96GB、「NW853」は144GBだ。通常は1種類のチップで製品を構成することが多いが、今回の「MX300」は、これらを組み合わせている点が興味深い。

Crucial MX 300
Crucial MX 300

「CT525MX300SSD1」(525GBモデル)のNAND型フラッシュメモリーのチップは「NW853」3枚と「NW852」1枚という混載パターン。基板のサイズは5つの容量のモデルの中で一番小さい

Crucial MX 300
Crucial MX 300

「CT1050MX300SSD1」(1050GBモデル)のNAND型フラッシュメモリーのチップは「NW853」6枚と「NW852」2枚という構成。基板のサイズは外装よりも若干小さい

なお、「NW852」は1つのチップに2枚のダイを収容する「DDP」、「NW853」は3枚のダイを収容する「3DP」と、1チップ内のダイの枚数が異なる。この上には4枚の「QDP」、8枚の「8DP」、16枚の「16DP」などの技術もある。こうしたことから、3D NANDの積層数でも、1チップあたりの収容枚数でも、今後、SSDの容量は爆発的に増加することが予想される。そうなると、これまでのような、「SSDは速さ」「大容量ならHDD」といった構図は崩れ、「速さも容量もSSD」という時代が本格的にやって来るだろう。その一端をCrucialの3D NAND第1世代製品である「MX300」にかいま見ることができた。

Crucial MX 300

コントローラーチップには、これまでの「MXシリーズ」の流れを受け継ぎ、Marvellの「88SS1074-BSW2」を採用している

Crucial MX 300

キャッシュメモリーにはマイクロンの「F8116A3MA-DD-F」を採用した

次世代SSD向けテクノロジー「3D NAND」を採用 「MX300」の技術的な優位性をチェック

それでは、各種のベンチマークテストで「MX300」のパフォーマンスを調べてみよう。まず最初に、ベンチマークプログラム「CrystalDiskMark 5.1.2」による計測結果から。使用したのは「MX300」の1TBモデル。比較用に、前モデル「MX200」と「BX200」の1GBクラスモデルでもテストを行っている。

MX300 1TBモデル

Crucial MX 300

MX200 1TBモデル

Crucial MX 300

BX200 960GBモデル

Crucial MX 300

「CrystalDiskMark」では、書き込みデータ量を50MB〜32GBまで指定でき、さらにデータの内容を圧縮しづらいランダムデータと圧縮しやすい0Fillデータの2種類から指定できる。ここでは全パターンで計測し、100MB、1GB、8GB、32GBの値をピックアップした。なお、0Fillでもほぼ同じ速度であったが、これはMarvell製「88SS1074-BSW2」コントローラーチップの特性と言える

上のグラフを見ると、「MX300」はシーケンシャル(Q32T1)データの読み込み/書き込みともに500MB/秒を超え、Serial ATA 3.0接続のSSDの中でもトップクラスのパフォーマンスを備えていることがわかる。同時に、注目していただきたいのは、4K(Q32T1)の転送速度だ。読み込み速度は380MB/秒前後、さらに書き込み速度は330MB/秒近くを記録している。一般的なユーザーがパソコンを使う場合には、シーケンシャルデータよりも、4KBというような小さなサイズのデータの使用頻度が高いことを考えると、それだけパソコンのレスポンス向上に効果的であると言える。

MX300 1TBモデル

Crucial MX 300

MX300 525GBモデル

Crucial MX 300

「CrystalDiskMark 5.1.2」による、「MX300」2モデルのベンチマークテスト結果。いずれも4Kサイズのデータ転送速度が速いのが特徴だ

また、テスト結果で注目されるのは、書き込みデータ量に対してパフォーマンスのブレが小さい点だ。特にパフォーマンスがバラつきやすいのが4Kデータの書き込みパフォーマンスだが、「MX300」は一定の書き込み速度を維持している。いっぽう、「MX200」や「BX200」といった従来モデルに関しては、一般的なSSDと同様に、データの種類によって速度に偏りが生じている。「MX300」は、普段パソコンを使用する中でのさまざまなシーンにおいて、大きなファイルを扱う時も、小さなファイルを扱う時も、それらが混ざった複数のファイルを扱う時も、偏りなく安定したパフォーマンスを発揮してくれるSSDであると言える。

ATTO Disk Benchmark

Crucial MX 300

ベンチマークプログラム「ATTO Disk Benchmark」を使った検証においては、512B〜64MBまで、より細かなデータサイズでの転送速度を計測するが、「MX300」のテスト結果は、64KBより大きなサイズでほとんどブレがない、きれいなグラフとなった

AS SSD Benchmark

Crucial MX 300

ベンチマークプログラム「AS SSD Benchmark」での計測結果。実用データを模した「Copy Benchmark」を見ると、比較的大きなデータサイズのISOでは370MB/秒、小さなデータサイズのProgramでは282MB/秒、大小さまざまなデータサイズを扱うGameでは341MB/秒と、こちらのテストでも転送速度のバラつきが小さい

まとめ

Crucialの「MX300」は、最新技術として3D NANDを用い、大容量をより低価格で提供することを可能にした。加えて、SSD選びで重視される信頼性やパフォーマンスの点では、従来のMXシリーズと同じMarvell製コントローラーを採用しているうえ、さまざまなベンチマークテストの結果から、トータルのバランスがよい印象だ。特に、小サイズのファイルのデータの読み書きにおける安定的なパフォーマンスは、6GbpsというSerial ATA 3.0の上限値がある現状では、製品性能を比較するうえで大きなポイントであり、SSD製品選びにおける大きな魅力となるだろう。同じ価格で2つの製品があったとき、シーケンシャル性能だけはよいという製品と、どのようなシチュエーションでも安定して高いパフォーマンスを維持できる製品では、より高速化の恩恵を実感しやすいのが後者であることは明白だ。

このように、「MX300」は、高性能・高信頼性と高コストパフォーマンスを両立させたことが支持され、価格.comの「SSD」カテゴリーにおける売れ筋ランキングでNo.1(※)を獲得している。また、2017年4月発売の最新型番よりセキュリティシールを導入しており、安心して正規品を購入できるようになったのも見逃せない。こうした魅力を備えたからこそ、本機は現在のSSD市場で大きな注目を集めているのだ。

※2016年9月19日週、10月3日週〜10月17日週、11月28日週〜12月12日週、2017年1月23日週〜1月30日週、2月13日週〜2月27日週(2017年3月14日時点)、価格.com「SSD」カテゴリーにおいて。