高性能・高信頼性の大容量HDD シーゲイト「IronWolf」

PR企画

メインの4TBから12TBまで! シーゲイトのHDDブランド「The Guardian Series」 高性能・高信頼性の大容量HDD「IronWolf」が好評

老舗HDDメーカーのシーゲイトのHDD製品のブランド「The Guardian Series」(ザ・ガーディアン・シリーズ)は、全シリーズで10TBモデル以上を用意する人気製品だ。展開シリーズは、デスクトップPCからNAS、監視システムの用途ごとに最適化された「BarraCuda(バラクーダ)」「IronWolf(アイアンウルフ)」「SkyHawk(スカイホーク)」の3つ。いずれも大容量と高い信頼性を兼ね備えているのはもちろん、ラベルデザインやカラーリングをシリーズ別に変え、個性を前面に打ち出している。本企画では、そんなシーゲイトのブランド「The Guardian Series」でも中核をなす、NAS用に最適な「IronWolf」シリーズを取り上げてレビューを実施。信頼性を担保するテクノロジーや、パフォーマンスを徹底チェックしていこう。

PC、NAS、監視システム用など多彩なHDDのラインナップ!全シリーズで10TB以上も揃える「The Guardian Series」

ここ数年、パソコン向けストレージの分野ではSSDの台頭が目覚ましいが、いっぽうでHDDも大容量データの保存先として根強いニーズがある。特に最近では、パフォーマンス(回転速度)や容量といったスペックだけではなく、自作PC向けやNAS向けなど用途別に製品分類を行い、その用途に合わせた付加機能を備えた製品が多くなっている。そんなトレンドを踏まえ、シーゲイトは2016年からHDD製品のラインアップを一新し、「The Guardian Series」ブランドとして発売している。

アメリカ生まれのシーゲイトは、1979年の創業以来、数々のHDD製品を世の中に送り出してきた、老舗中の老舗HDDメーカーで、自作PCユーザーからも高い支持を集めている。そんなシーゲイトの「The Guardian Series」は、デスクトップPC向けの「BarraCuda」、常時稼働対応で大容量デスクトップPC向けの「BarraCuda Pro」、NANDフラッシュを内蔵したゲーム機用HDD「FireCuda」、高作業負荷対応でNASやRAID構築に最適な「IronWolf」、NAS向けの中でも特にプロ仕様の「IronWolf Pro」、高負荷がかかる監視システムなどに適した「SkyHawk」の、3シリーズ主要6製品だ。

下記は「The Guardian Series」3シリーズ主要6製品のスペック表だが、3シリーズ全てに10TB以上のモデルが用意されているのは大きな特徴だろう。HDDで10TB以上の容量を備えるためには、数多くの技術的な壁を乗り越える必要があるが、「The Guardian Series」はシーゲイトならではの高度な技術開発力によりこれらをクリアし、しかも手頃な価格を実現している。「The Guardian Series」は、まさに新世代のHDDの折目的な製品群となっているのだ。

「The Guardian Series」スペック表
シリーズ名 BarraCuda
シリーズ
IronWolf
シリーズ
SkyHawk
シリーズ
製品名 BarraCuda BarraCuda Pro FireCuda IronWolf IronWolf Pro SkyHawk
用途 デスクトップPC、外付けHDD プロクリエイティブPC、大容量PC ゲーミングPC、クリエイティブPC 常時稼動PC、高負荷システム、NAS(最大8ベイ) Enterprise NAS(最大16ベイ) ビデオ録画機器、監視カメラソリューション
容量 500GB/1/2/3/4/6/8TB 6/8/10/12TB 1/2TB 1/2/3/4/6/8/10/12TB 2/4/6/8/10/12TB 1/2/3/4/6/8/10TB
キャッシュ 256MB(3/4/6/8TB)
64MB(1/2TB)
32MB(500GB)
256MB(6/8/10/12TB)
128MB(2/4TB)
64MB with 8GB
NAND Flash
256MB(6/8/10/12TB)
64MB(1/2/3/4TB))
256MB(6/8/10/12TB)
128MB(2/4TB)
256MB(6/8/10TB)
128MB(3/4TB)
64MB(1/2/3TB)
ファームウェア MTC Technology MTC Technology MTC Technology Agile Array Agile Array Image Perfect
RV Sensor       搭載
(4/6/8/10/12TB)
搭載 搭載
(4/6/8/10TB)
RAID サポート       搭載 搭載 搭載
IronWolf

シーゲイトのHDD製品ブランド「The Guardian Series」。デスクトップPC向けの「BarraCuda」、NAS向けの「IronWolf」、監視システム向けの「SkyHawk」の3シリーズがある。シリーズ別にラベルのデザインやイメージカラーを変えており、モデルを判別しやすくなっているのも特徴だ

「IronWolf」の性能を徹底チェック! 高い負荷にも耐える信頼性を実現

3シリーズ主要6製品がそろう「The Guardian Series」のうち、ここではその中核に位置する「IronWolf」について詳しく見ていこう。「IronWolf」は、24時間常時稼動で読み書き頻度の高いシステム用で、RAID構築を含むNAS向けにも対応するHDDとして開発されており、信頼性の高さが特徴。なかでも特に注目したいのが、「IronWolf」の性能面だ。実際、デスクトップPC向けの「BarraCuda」以上に高い性能を誇っている。

IronWolf

「The Guardian Series」でも中核をなす、NAS向けの高信頼モデルが「IronWolf」だ。1/2/3/4/6/8/10/12TBと、容量の異なる8モデルが用意されている

「The Guardian Series」の耐久性比較
シリーズ名 BarraCuda
シリーズ
IronWolf
シリーズ
SkyHawk
シリーズ
製品名 BarraCuda BarraCuda Pro FireCuda IronWolf IronWolf Pro SkyHawk
想定使用時間
(時間×日)
8×5 24×7 8×5 24×7 24×7 24×7
Workload Rating
TB/年
55 300 55 180 300 180
MTBF
(平均故障間隔)
      100万時間 120万時間 100万時間
製品保証 2年間 5年間 5年間 3年間 5年間 3年間

上記のスペック表は「The Guardian Series」の各製品で、「想定使用時間」「Workload Rating(ユーザー作業負荷率)」「MTBF(平均故障間隔)」「製品保証」を比較したものだ。このうち「想定使用時間」とは、「1日何時間使用するのか」に「週に何日使用するのか」をかけたもの。たとえば、デスクトップPC向けの「BarraCuda」は、ビジネス用途に近い想定で1日8時間×週5日となっているのに対し、「IronWolf」は1日24時間×週7日、365日の稼働を想定している。個人向けPCでHDDを使う場合でも、自宅サーバーやテレビ番組の録画などで常時稼働するのであれば、「IronWolf」のほうが安心というわけだ。

また、「Workload Rating」とは、年間にどのくらいのデータの書き込みが可能なのかを示したシーゲイト独自の指標。この数値を超えるデータを扱った場合、想定する許容負荷を上回ってしまうため、故障率に影響が出てくるという。逆に言えば、この値が大きければ大きいほど、過酷な動作にも耐えられることを意味する。ちなみに、実際にどのくらいのデータを書き込むことになるのかについても計算する方法がある。計算式は以下の通りだ。

計算式
3ch(チャンネル数)×15Mbps(映像品質)×1/8(ビット・バイト変換)×60(秒)×60(分)×24(時間)×365(日)=177TB/年

上記の計算式では、より映像品質の高い動画を録画したり編集したりする人にとっては、「映像品質」の値がさらに大きくなるため、算出した数値はざっくりとしたものになるが、ある程度の目安にはなる。こうしてみると、テレビ番組の録画用途では、意外と大量のデータを書き込んでいることがわかってもらえるだろう。つまり、レコーダー用のHDDや、大人数が同時にアクセスして作業するNASなどには、「Workload Rating」が55TB/年の「BarraCuda」ではなく、180TB/年の「IronWolf」を使用するのが好ましいのだ。

IronWolf

「IronWolf」のパフォーマンスをチェックするために今回用意したのは、一番の売れ筋モデルである4TBモデル。回転速度は5900rpmだ

さらに、HDDとしてのパフォーマンスを確認しておこう。4TBモデル(ST4000VN008)を用意し、定番のベンチマークテストプログラム「CrystalDiskMark 5.1.2 x64」(計測回数5回、データサイズ1GiB)で計測してみた。シーケンシャルリードが142.7MB/s、シーケンシャルライトが143.4MB/s、4K(Q32T1)のリードが1.4MB/s、ライトが1.3MB/sであった。4TBモデルは回転速度が5900rpmなので、HDDとして見れば標準的なパフォーマンスと言える。HDDでもより速いものを求めるなら、回転速度が7200rpmの6TB以上のモデルが最適だ。

4TB モデル

IronWolf

独自のテクノロジー「AgileArray」を搭載 NASなどのRAIDシステムに適した新シリーズ「IronWolf」

ここまで、「IronWolf」の安定性・信頼性を保証する性能面やパフォーマンスについて紹介してきたが、ここからは「IronWolf」が持つ特徴的な機能を紹介しよう。まずは、独自テクノロジーの「AgileArray(アジャイル・アレイ)」で、これは主にNASに求められる機能をまとめたハードウェア、ファームウェアの総称となっている。

IronWolf
IronWolf

「IronWolf 4TB」は一般的な3.5インチサイズで、側面のネジ穴も3.5インチHDDの規格に準じたもの(左写真)。接続インターフェイスはSerial ATA 3.0(6Gbps)だ(右写真)

「AgileArray」の特徴的な機能群のなかでも、特筆すべき機能が振動対策として搭載している加速度センサー「RV sensor」だ(「IronWolf」では4TB以上のモデルに採用)。NASは小さな筐体に複数台のHDDを搭載するため、個々のHDDの振動が隣接するHDDに影響を与えることがある。大容量化が進んだ現在のHDDでは、記録を行うディスクのトラック密度も高く、その微細な領域に正しく読み書き用のヘッドを移動させる高い精度が求められるため、人間には感知できないような微細な振動でも、データの読み書きに支障をきたすことがある。これに対して、「IronWolf」に搭載された「RV sensor」は、回転振動を的確にとらえて振動によるトラッキング性能の低下を予測し、ヘッドの位置を正しい位置へと補正することで、正確なデータ読み出しを可能としているのだ。

IronWolf

NASでは複数台のHDDを小さな筐体に収め、さらに冷却ファンとも近い場所に搭載されることが多い。そのため、個々の振動が互いに影響を与える可能性がある

IronWolf
IronWolf

加速度センサーである「RV sensor」は、本体の回転ブレを検出するために、HDDの制御基板で対角線上の離れた場所に2つ搭載されている

続いて、記録したデータの安全性と性能向上を担保する強力な機能を紹介しよう。HDDは一般的に、データの書き込みは高速なキャッシュメモリーにデータを一時的に溜め、そこからディスクプラッターに後でデータを書き込んでいく。しかし、各段階でもし電源が落ちてしまったらどうなるだろうか。キャッシュメモリーはDRAMを用いているため、電源が消失したらデータは消えてしまう。同様に、ディスクプラッターに、書き込みが完了する前に電源が落ちたらデータが欠けてしまう。ユーザーの書き込みデータが、ディスクプラッターの各所に分散している場合には、さらに全ての書き込み完了までに時間を要するため、データ消去のリスクはより高くなる。

これに対して「IronWolf」では、ディスクプラッターにキャッシュ領域を確保。ここを有効に使って、ファイル消去の危険性を最小限に抑え、同時に、書き込み処理速度のアップを図る、すぐれた仕組みを実現している。

このほかにも、「RAID構成時の最適化」として、誤り検出時のリカバリー時間の適切な調整(システムとして有するパリティー処理との連携)がファームウェアに組み入れられている。

節電にも十分な配慮がなされており、従来のHDDよりも低消費電力・低発熱を実現するため、ヘッドの動かし方を最適化するなど、安定性・信頼性を高める機能が多数、搭載されている。

IronWolf

「IronWolf」では、一時的にデータを保持するキャッシュメモリーに加えて、ディスクプラッターに、キャッシュ領域を用意。瞬間停電などによるファイル消去のリスクを抑えてくれる

また「IronWolf」には、HDDの障害につながる異常状況を検知してくれる機能が付いてる点もうれしい。「IHM(IronWolf Health Management)」と呼ぶHDD自己診断機能で、4TB以上の「IronWolf」シリーズを、対応するNASに使う場合に使用できる。これは他社のHDDには備わっていない機能で、「IHM」では200ものパラメータでHDDの状態を確認し、異常状況を検知することできるのだ。一方、一般的なHDDでは「S.M.A.R.T.」(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)と呼ぶ自己診断機能が付いているが、20くらいのパラメータしか確認できなので、その差は歴然だ。

アイコンは魚の“カマス”、オオカミ、鷹がモチーフ

「The Guardian Series」のパッケージに目を向けると、シーゲイトのHDD製品はラベルデザインやカラーリングがシリーズごとに分かれており、違いがすぐに判別できるようになっている。さらに、それぞれのシリーズに動物をモチーフとしたアイコンを用いて製品を際立たせ、個性を演出しているのもポイントだ。たとえば、「BarraCuda」の名称は魚の「カマス」を意味する。広大な海で他を圧倒するどう猛さをイメージしているという。また、「IronWolf」には、赤い眼をしたオオカミが描かれ、その俊敏さや獲物を狙う的確さを表現。負荷の大きい監視システム向けの「SkyHawk」には、空高くから鋭く監視する青い目の鷹(タカ)が描かれている。以上はトリビア的な情報として最後に紹介しておきたい。

IronWolf

「The Guardian Series」には、それぞれ動物をモチーフとしたキャラクターがイメージとして採用されており、製品の特性を表現している。画像左から、「BarraCuda」はどう猛な魚のカマスを、「IronWolf」は俊敏さを表す赤い目をしたオオカミを、「SkyHawk」は広く監視する青い目のタカをモチーフとした

まとめ

老舗HDDメーカー、シーゲイトのブランド「The Guardian Series」。動物をモチーフとしたアイコンを加えるなど、外観からして従来のHDDとは一線を画す製品だが、その中身もまた、最先端テクノロジーが搭載された製品であることがよくわかった。今回は、中核モデルである「IronWolf」を使ってレビューを行ったが、NASでの使用を前提とした製品だけあって、信頼性や安定性を担保する独自の機能を多数搭載しているうえに、「Workload Rating(ユーザー作業負荷率)」も高く、「ハードに使い倒せる信頼性の高いHDD」と言っていいだろう。コンパクトで大容量なNASを構築したい場合には、ぜひ選択肢に入れておきたい製品と言える。