「エクストレイル ハイブリッド」の実力を実走レビュー!

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好調日産の人気SUV「エクストレイル ハイブリッド」の実力を価格.comが実走レビュー!

2015年5月の発売から2年近くが経とうとしている日産「エクストレイル ハイブリッド」が依然、好調な売れ行きを見せている。 価格.comに寄せられたユーザーレビューを見ても、すぐれた走破性や低燃費性能をはじめ、先進的な安全機能や上質な内装などを高く評価する声が実に多く、これがロングセラーの理由になっているらしい。 ただ、そのいっぽうで「トランスミッションから異音がする……」といった気になるコメントもチラホラ。 そこで、価格.comでは「エクストレイル ハイブリッド」の実力を改めてチェックするとともに、 噂される不具合に関する状況も確認してみた。

発売から2年経っても好調キープ
「エクストレイル ハイブリッド」の評価をチェック

ここ数年の間に、国内自動車市場において一大勢力となったSUV。特に近年は、SUVの本分である高い走破性に加え、すぐれた低燃費性能や環境性能も持ち合わせた「ハイブリッドSUV」に大きな注目が集まっている。そんなSUV市場において、2015年5月の発売から2年近くが経とうとしているにもかかわらず、好調な販売を続けているモデルがある。それが、日産の「エクストレイル ハイブリッド」だ。

日産車全体も、このところ販売が好調で、日本自動車販売協会連合会が発表した2017年1月の「新車乗用車販売台数ランキング」では、1位に「ノート」、2位に「セレナ」がランクインし、見事ワンツーフィニッシュを決めるなど、かなり勢いがある。「エクストレイル」は、そんな日産の車種ラインアップの中で、「ノート」「セレナ」に次ぐポジションを確立している売れ筋モデルなのだ。

国内市場では、各社から続々とハイブリッドSUVが発売されているが、先発の「エクストレイル ハイブリッド」はなぜこれほどまでに人気をキープできているのだろうか? その理由を探るため、まずは価格.comの「エクストレイル ハイブリッド」詳細ページに寄せられたユーザーレビューをチェックしてみよう。

価格.comユーザーレビュー抜粋

アクセルを踏み込んでみると想像を超えるいい音がします! 高速道路では楽に走ることができますし、一般道で信号待ちからの発進の際にも、ほかのクルマの比にならないくらいスムーズに加速してくれます!

長距離ドライブ(日帰り約1,000km)をした時でも疲労感は少なかったです。クルマ自体がむだな動きを抑制してくれるため、目線が大きく動かず、疲れませんね。

スキー場への往復で300kmぐらい走行して、燃費は約18km/Lでした。4人乗車で、荷物も積んで、しかも4輪駆動ですから、満足できる燃費だと思います。

見れば見るほど奥の深いボディライン。購入時にはわかりませんでしたが、洗車の度に惚れ直しています。

室内空間が広い印象を受けました。また、荷室も広く、長尺物(スノボ板)も2列目シートとの間に置けば難なく収納できます。

※2017年3月14日時点、価格.com「エクストレイル ハイブリッド」詳細ページに投稿されたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。

ここで取り上げたのは、ユーザーレビューのごく一部だが、「ほかのクルマの比にならないくらいスムーズに加速してくれます」「満足できる燃費だと思います」といった走りや燃費を支持するコメントをはじめ、「洗車の度に惚れ直しています」といったデザインに関するコメントや「長尺物(スノボ板)も難なく収納できます」といった実用性の高さに関するコメントなど、「エクストレイル ハイブリッド」は、さまざまな側面で高く評価されていることがわかった。

そのいっぽうで、「おや?」と思うようなコメントもいくつか見受けられた。それはいずれも、「CVTから異音がする」という内容である。

価格.comユーザーレビュー抜粋

走行距離5,000kmぐらいから、ミッションから「キュッ」という甲高い音が発生するようになりました。

ルックスに惚れて購入したのですが、CVTの異音に悩まされています。

※2017年3月14日時点、価格.com「エクストレイル ハイブリッド」詳細ページに投稿されたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。

改めて説明するまでもないかもしれないが、「CVT」とは「無段変速機」と呼ばれるトランスミッションのこと。この重要なパーツから異音がするとは、「エクストレイル ハイブリッド」のオーナーはもちろん、これから購入を検討している人にとっても由々しき問題である。

そこで価格.comでは、「エクストレイル ハイブリッド」の実走レビューを行い、その実力を再確認するとともに、CVTからの異音についてもチェック。さらに、販売店に問い合わせて、この不具合に関する状況も確認してみた。次章以降で、その様子をレポートしていこう。

日産独自のハイブリッドシステムは
パワフルで快適な走りを実現

「エクストレイル ハイブリッド」に搭載されるエンジンは、最高出力108kW(147PS)、最大トルク207N・m(21.1kgf・m)の2.0L直列4気筒「MR20DD」エンジン。 これに、最高出力30kW(41PS)、最大トルク160N・m(16.3kgf・m)のモーターが加わり、システム最高出力は138kW(188PS)となる。

なおハイブリッドシステムには、日産の独自システム「インテリジェント デュアルクラッチ コントロール」を採用。「1モーター2クラッチ方式」と呼ばれるこのシステムは、1つのモーターで走行と発電を行うとともに、2つのクラッチによってエンジンとモーターの完全分離を実現するシステムで、「エンジンのみ」「モーターのみ」「エンジン+モーター」「エネルギー回生」といったモード切り替えを走行状況に合わせて行ってくれる。これにより、SUVにふさわしいパワフルな走行と、ハイブリッドならではの低燃費走行を両立しているのだ。

今回、試乗したのは「20X HYBRID エマージェンシーブレーキ パッケージ」の4WDモデルで、価格は3,060,000円〜(税込)。ボディカラーは「ブリリアントホワイトパール」だ

エンジンは、ガソリンエンジンモデルと同じ2.0L直列4気筒の「MR20DD」を搭載。これにモーターが加わり、システム最高出力は138kW(188PS)となる

ハイブリッドシステムには、1つのモーターで走行と発電を行い、2つのクラッチによってエンジンとモーターを完全分離し、個別に動作させることができる「インテリジェント デュアルクラッチ コントロール」が採用される

では早速、「エクストレイル ハイブリッド」を走らせて、その実力をチェックしていくとしよう。このクルマに乗って最初に感じるのは、やはりハイブリッド車ならではの「静粛性」だ。アイドリング時にはほぼ無音で、軽くアクセルを踏み込むとモーターによってスッと動き出す。一般道の流れに乗るため、アクセルに乗せた右足に少し力を込めると、モーターのアシストを受けつつ、エンジンが力強く回転する様子が伝わってきて、ハイブリッド車に乗っている感覚がよくわかった。

とはいえ走り始めると、今、エンジンで走っているのか、モーターで走っているのか、両方が稼動しているのかは、インパネ中央に装備された「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」で確認しないとわからなくなる。それほどまでに、「インテリジェント デュアルクラッチ コントロール」による切り替えやパワー配分はスムーズなのだ。

「エクストレイル ハイブリッド」に乗って感じるのは、その運転のしやすさ。高めのヒップポジションによって広い前方視界が得られるほか、足回りのセッティングもバランスがよく、コーナーではしっかりとふんばりが効くが、段差を越える際などは衝撃をうまく吸収してくれる

大ぶりなボディサイズながら、街中での走行は軽快そのもの。流れに乗るためアクセルを踏み込むと、時速30kmほどでモーターによるEV走行からエンジン走行に切り替わるが、その際にもショックはなく、実に滑らかだった

高速道路では、システム最高出力188PSを誇るだけあって、車両重量約1,640kg(「20X HYBRID エマージェンシーブレーキ パッケージ」4WDモデルの場合)のSUVに乗っているのを忘れてしまうほどパワフルな加速が味わえる。また、安定感が高く、全高の高さを意識させないドッシリとした乗り味を堪能することができた。

なお、一般的なハイブリッド車に比べ、「エクストレイル ハイブリッド」では燃費向上に貢献するモーターが、より積極的に活用されているように感じた。「エクストレイル ハイブリッド」のJC08モード燃費は、2WDモデルで20.6km/L、4WDモデルで20.0km/Lとなっているが、JC08モード燃費と実燃費の差に大きな乖離がないことは、価格.comのユーザーレビューやクチコミ、さらに、筆者の周りで「エクストレイル ハイブリッド」に乗っている人たちからも、時おり聞こえてくる耳よりな情報である。

さらに、高速道路から山道に移動しても、「エクストレイル ハイブリッド」がもたらすハイパワーと、太いトルク感の印象は変わらなかった。エンジンとモーターにより、急勾配の坂道でもグイグイと駆け上がっていく。全高が高いSUVの場合、山道のカーブでロールが気になることがあるが、「エクストレイル ハイブリッド」では狙ったラインを確実にトレースすることができ、車体がフラついたり、ヨレたりすることもほとんどなかった。

一般道、高速道路、山道と、シーンを変えながら「エクストレイル ハイブリッド」の走行性能をチェックしてみたが、どのシーンにおいても高レベルのパフォーマンスを感じることができた。この懐の深い走行性能こそ、「エクストレイル ハイブリッド」が多くの人から支持される、大きな理由となっていることを実感できたレビューとなった。

高速道路に入ると、一般道ではマイルドだった「エクストレイル ハイブリッド」の走りが一変。システム最高出力188PSのパワーを感じさせる強烈な加速が味わえる。それでいて、ガソリンとモーターの稼動を効率よく配分することで、燃費のよさも実現しているのだから恐れ入る

ワインディングでは少しアグレッシブに走行してみたが、急勾配の上りでもアクセルをベタ踏みする必要はなく、グイグイと駆け上がっていく。車体の安定感も高く、爽快な走りを堪能できた

オプションで用意される「インテリジェントパーキングアシスト」は、車庫入れや縦列駐車を自動操舵でサポートしてくれる機能。駐車したいスペースや侵入方向をディスプレイ上で選択すれば、ステアリングが自動的に動いて指定したスペースにピタリと駐車してくれる。ドライバーは、アクセルとブレーキを操作するだけでよい

さて、「エクストレイル ハイブリッド」の走行性能チェックと並ぶ、もうひとつのテーマ「CVTからの異音」だが、今回の実走レビューで、そうした異音を聞くことはなかった。とは言え、「試乗車にたまたま不具合がなかっただけ」という可能性も否定できない。

そこで、日産の販売店に連絡を入れ、「CVTの異音」について問い合わせてみることにした。販売店の担当者いわく、「そうした不具合に関するお問い合わせは、確かにあります。ご指摘の異音はCVTユニット内にあるエンジンとモーターを締結するクラッチの作動音で、走行に支障はありませんが、音が気になる方は保証期間内であればCVT積み替えなどの対策を取らせていただいております。また、今後納車される新車については仕様向上済みとなりますので、不具合の心配はありません」との回答を得ることができた。

現時点で「異音が気になる」という人はお近くの販売店に問い合わせを。そして、「エクストレイル ハイブリッド」の購入を検討している人は、安心してその購入検討を続けてもらいたい。

「カッコよくて使える」を実現した
力強いデザインと使い勝手をチェック

最後に、「エクストレイル ハイブリッド」の外装や内装をチェックしていこう。本モデルのボディサイズは、4,640(全長)×1,820(全幅)×1,715(全高)mm。現在、国内市場をにぎわせているハイブリッドSUVの中では、比較的大きな部類に入る。そのため、SUVならではの存在感は抜群。全体的にやや丸みを帯びたデザインだが、目ヂカラの強いフロントマスクや、量感たっぷりのボディからは、風格すら感じられる。さらに、フロントとリアに備えられたバンパーアンダーカバーやマッドガードが、アクティブ感をプラス。大人っぽい品のよさと、泥んこになって遊ぶヤンチャな雰囲気が、うまく融合されたデザインと言えるだろう。

存在感抜群のエクステリアだが、筆者がカッコいいなと感じるのは、右写真のリアスタイリング。どっしりとしたフォルムの中に、繊細なカットが施されたテールランプが配されており、実に品がいいのだ

インテリアは黒でまとめられ、視認性を重視したメーター類や、使いやすそうな操作ボタン類、ピアノブラックのセンターコンソールなどと相まって、シックで高級な雰囲気だ。ところが、細部をよく見ていくと、インパネ中央、スピードメーターとタコメーターの間にハイブリッドシステムや車両の情報などを表示する「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」が備わっていたり、運転席と助手席の間に前後輪のトルク配分を切り替えられる「ALL MODE 4X4-i」のダイヤルが用意されていたり、「エクストレイル」ではすっかりおなじみとなった防水シートが採用されていたりと、ハイブリッドSUVならではの装備がいくつも搭載されており、このクルマでしか感じることのできないワクワク感が、自然と高まってくる。

黒でまとめられたインテリアはシックで高級な雰囲気。センターコンソール全体をピアノブラックのパネルで覆うとともに、各所にシルバーの加飾を施すなど、細部にまでこだわった作り込みがなされている。また、ステアリングスイッチや各種操作ボタンに、わかりやすいアイコンや文字を表示させるなど、使いやすさにも配慮されている

4WDモデルの運転席と助手席の間には、前後輪のトルク配分を切り替えられる「ALL MODE 4X4-i」のダイヤルが用意されている。モードは、前後輪が50:50の「LOCKモード」、前輪を100-50、後輪を0-50の範囲で自動配分する「AUTOモード」、前後輪が100:0の「2WDモード」の3種類で、路面状況や好みの乗り味に合わせて最適なモードが選択できる

アクティブ派のユーザーからとりわけ高い評価を得ている防水シートは、適度な硬さと包まれ感で座り心地も申し分ない。シートにわざと水を垂らしてみたが、しっかりと撥水されるため、タオルなどでひとふきすればOK。シート内部に水が浸み込んでしまうことはない

「エクストレイル ハイブリッド」は室内空間もかなりゆったり。運転席にスタッフが乗車した状態で、リアシートに身長178cmの別のスタッフが座ってみたが、頭上や足元のゆとりはご覧の通り。これなら、4人乗車や5人乗車でのロングドライブでも快適な時間をすごせるはずだ

居住スペースだけでなく、ラゲッジルームにも十分な容量が割かれている。後席を倒さなくても最大約430Lのスペースが確保されているほか、大型のラゲッジアンダーボックスを利用すれば、遊び道具や汚れてしまった靴、衣類などをほかの荷物と分けて収納することも可能だ

まとめ

以上、発売から2年近くが経とうとしているにも関わらず販売好調な「エクストレイル ハイブリッド」の実力をチェックしてきたが、SUVとしての高い総合性能を備えており、これと言った弱点は見当たらなかった。ハイブリッドSUVの購入を検討している人にとっては、自信を持って選べる万能SUVと言えるだろう。