あなたのビジネスにぴったりな複合機は!?「PIXUS TR8530」&「MAXIFY MB5430」

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あなたのビジネスにぴったりな複合機は!?「PIXUS TR8530」&「MAXIFY MB5430」

近年、店舗や事務所などの小規模事業所を中心に導入されるケースが増えてきたA4ビジネスインクジェット複合機。プリント、コピー、スキャン、FAXといった多彩な機能をコンパクトボディに搭載するメリットだけでなく、レーザー複合機に引けを取らないプリント速度や耐久性、さらには経済性の高さでも支持されている。そんなA4ビジネスインクジェット複合機において、キヤノンは2017年10月から「PIXUS TR」(以下、TR)と「MAXIFY」の2シリーズ展開をスタート。小規模事業所のドキュメント業務をより細やかかつ、的確にサポートしてくれそうだ。ここでは、キヤノンのA4ビジネスインクジェット複合機「TR」と「MAXIFY」がどのようなシーンに適するか、それぞれの最上位モデルを使ってチェックしてみた。

2シリーズ6機種から選べる!キヤノンのA4ビジネスインクジェット複合機

プリンター、コピー、スキャナー、FAXといったドキュメント業務に必要な機能を、ワンボディに集約したプリンター複合機。ビジネスで活用されるモデルといえば、かつては大型のレーザー複合機が主流だったが、店舗やSOHOといった小規模事業所を中心に、近年、小型のインクジェット複合機が採用されるケースが増えてきた。

その理由としてあげられるのは、インクジェット複合機のプリント技術が向上し、ビジネスに耐え得るプリント速度や耐久性を備えるようになったことだろう。インクジェット複合機はレーザー複合機に比べて印刷機構がシンプルなぶん、本体価格が比較的安価なのがメリットだが、俊敏性や信頼性が重視されるビジネスで使用するには、プリント速度や耐久性がいまひとつと感じるものも少なくなかった。しかし、プリンターメーカー各社の切磋琢磨により、インクジェット複合機のプリント速度や耐久性はここ数年で大きく向上。こうしたモデルは、ビジネス要件を十分に満たす高性能な製品として“ビジネスインクジェット複合機”と呼ばれ、小規模事業所などを中心に脚光を浴びる存在になっている。

キヤノンA4ビジネスインクジェット複合機

2017年10月以降、「TR」シリーズと「MAXIFY」シリーズの2つで展開される、キヤノンのA4ビジネスインクジェット複合機。写真は各シリーズの最上位モデル「TR8530」(左)と「MB5430」(右)となる。多彩なモデル展開により、さまざまなビジネスシーンで業務をサポートしてくれるのだ

そんなビジネスインクジェット複合機市場において、キヤノンはこれまで大容量&高速プリント対応の「MAXIFY」シリーズを主力に展開してきたが、2017年10月5日、新たにコンパクトな「TR」シリーズを追加。小規模事業所の業務を幅広くサポートするため、製品ラインアップの強化を図ってきた。とはいえ、シリーズが増えればそのぶん、選択肢も複雑になってくるもの。次章以降では、各シリーズの最上位モデル「TR8530」「MB5430」を使用して、それぞれのシリーズがどのようなシーンに適しているのか、具体的にチェックしていこう。

キヤノンA4ビジネスインクジェット複合機2シリーズを分析!

TRシリーズ
「PIXUS TRシリーズ」スペック表
  TR8530 TR7530
基本機能 プリント/コピー/スキャン/FAX
インク 5色ハイブリッド
液晶モニター 4.3型TFT(タッチパネル) 3.0型TFT(タッチパネル)
A4普通紙
プリントスピード
モノクロ 約15.0枚/分
カラー 約10.0枚/分
A4普通紙
インクコスト
モノクロ 約3.0円(大容量)
カラー 約9.6円(標準容量)
最大給紙枚数(A4) 200枚
ADF 最大20枚(片面読み取り)
自動両面プリント 対応
ネットワーク 無線LAN/有線LAN 無線LAN
サイズ(幅×奥行き×高さ) 約438×351×190mm 約438×350×190mm
重量 約8.0kg 約7.9kg

「TR」シリーズの最上位モデル「TR8530」は、従来からある「MAXIFY」シリーズに比べ、高さがグッと低く抑えられ、設置面積も小さいのが最大の特徴だ。また、キヤノンの家庭用インクジェット複合機にも搭載される「5色ハイブリッド」インクシステムを採用するため、写真プリントにも強い。設置スペースが限られ、さらには写真などを高画質にプリントしたいビジネスとして、飲食店をはじめとした店舗が主なターゲットとなりそうだ

MAXIFYシリーズ
「MAXIFYシリーズ」スペック表
  MB5430 MB5130 MB2730 MB2130
基本機能 プリント/コピー/スキャン/FAX
インク 4色顔料
液晶モニター 3.5型TFT
(タッチパネル)
3.0型TFT
(タッチパネル)
2.5型TFT
A4普通紙
プリントスピード
モノクロ 約24.0枚/分 約19.0枚/分
カラー 約15.5枚/分 約13.0枚/分
A4普通紙
インクコスト
モノクロ 約1.8円(大容量) 約3.1円(大容量)
カラー 約6.1円(大容量) 約8.9円(大容量)
最大給紙枚数(A4) 500枚 250枚 500枚 250枚
ADF 最大50枚(両面読み取り) 最大50枚(片面読み取り)
自動両面プリント 対応
ネットワーク 無線LAN/有線LAN 無線LAN
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
約463×394×
351mm
約463×394×
291mm
約463×389×
320mm
約463×389×
260mm
重量 約12.9kg 約11.4kg 約12.1kg 約10.6kg

「MAXIFY」シリーズの「MB5430」の基本スペックからは「高速なプリント速度」「大容量の給紙枚数」「低インクコスト」といった特徴が浮かび上がってくる。A4普通紙モノクロ約24.0枚/分というプリント速度はレーザー複合機に迫るほどの速さで、プリントボリュームの多いオフィスでの事務仕事にぴったり。また、大容量インクタンクを使用することで、インクコストが低く抑えられる点も大きな魅力となるだろう

【PIXUS TR8530】文書も写真もキレイな「5色ハイブリッド」の超コンパクトモデル

まず2017年10月に登場したニューモデル「TR8530」からチェックしていこう。前章でも触れたとおり、本機の最大の特徴は、そのコンパクトなボディ。プリント、コピー、スキャン、FAXの4つの機能を備えながら、約438(幅)×351(奥行)×190(高さ)mmというビジネスインクジェット複合機らしからぬ、小さなボディにまとめられている。

数値だけではそのサイズ感を判断しにくいため、今回、バックヤードを持たない小規模なカフェに持ち込んでみたのだが、スタッフエリアとなるレジカウンター裏の限られたスペースにジャストフィットした。しかも、ただ設置できるだけでなく、カウンター業務をじゃましない大きさで実に実用的だ。従来、ビジネスインクジェット複合機が設置できなかったようなスペースにもしっかりと入り込める「TR8530」のコンパクトさは、これまでのキヤノンのビジネスインクジェット複合機にはない、大きな魅力と言えるだろう。

「TR8530」は、まさしく店舗での利用にぴったりなサイズ。客から見えないようにレジカウンター裏のちょっとした空きスペースに設置してみたところ、驚くほどすっきりと収まった。これなら、店などの雰囲気を損ねることなく気軽に導入できるだろう

また、コンパクトなのに使い勝手がいいのも「TR8530」のメリット。特に便利だと感じたのが、本体正面に搭載された4.3型の大型カラー液晶モニター。この液晶はタッチ操作に対応しており、プリント、コピー、スキャン、FAXの基本操作を、フリック操作に対応したスマートフォンのような感覚で行える。複合機は備えている機能が多いぶん、慣れるまで操作に迷うことがあるが、「TR8530」はシンプルなメニュー表示と直感的なタッチ操作によって、自然に使うことができた。さらに、液晶モニターを搭載するフロントパネルはほぼ水平になるまでチルトさせられるため、腰の高さほどの低い場所に置いても、身体を深くかがめることなく操作できるのもありがたい点だ。

キヤノン「PIXUS TR8530」

前面に搭載された4.3型液晶カラーモニターは、表示メニューがシンプルなうえ、タッチ操作が可能。説明書を読むことなく、プリントからコピー、スキャンまで、すいすいと操作できた。ちなみに、この4.3型という液晶モニターのサイズは、一般的なスマートフォンに迫るほどの大きさ。表示が大きく見やすいので、その点でも操作がしやすい

キヤノン「PIXUS TR8530」

給紙は、前面下の給紙カセットと背面の給紙トレイの2か所から行える。それぞれA4普通紙を100枚までセットできるので、合計200枚の用紙収納力を持つ。紙を曲げることなくストレートに給紙できる背面の給紙トレイは、ハガキや封筒などの厚めの紙にプリントする際に特に重宝する

本体上部にはADF(自動原稿送り装置)を装備。A4普通紙を最大20枚まで積載できるもので、複数枚の原稿をコピー/スキャンしたり、FAX送信したりする際も1枚1枚セットする必要がなく便利だ。手動で紙をひっくり返す必要があるが、両面コピーに対応しているのもうれしい

さらに、無料のスマートフォンアプリ「Canon PRINT Inkjet」(iOS/Android対応)をインストールすれば、スマートフォンやタブレット端末内に保存した写真や文書などを直接印刷できる。たとえば、レストランやカフェなどの飲食店を経営している場合、その日の日替わり料理をスマートフォンのカメラで撮影し、印刷したものを壁などにディスプレイして訪れた客にビジュアルで知らせることが可能。わざわざデジタルカメラを取り出したり、パソコンを立ち上げたりすることなく、サッと使えるので、開店前のあわただしい時間にも手軽に複合機を活用できるのだ。

たとえば、カフェなら、その日に提供するスペシャルケーキをスマートフォンで撮影してプリントするだけでも、簡単なPOPになる。撮影から印刷まで試してみたが、わずか数分でこうしたディスプレイ作りが行えた。この手軽さなら、これまで以上に複合機を生かしたくなるはずだ

「TR8530」が店舗での利用に適していると感じた理由は、ほかにもある。それは、インクシステムにキヤノン独自の「5色ハイブリッド」を採用していることだ。ご存じの人も多いと思うが、「5色ハイブリッド」は、文書だけでなく写真を印刷する機会も多い家庭用インクジェット複合機の「PIXUS」シリーズで採用され、評価の高いシステム。写真に強い染料インク4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)に加え、文字印刷に強い顔料ブラックインクを搭載しているため、写真入りのチラシやメニューは染料インクの効果で豊かな階調でキレイに、発注書や請求書など文字が中心のビジネス文書は顔料ブラックの効果でシャープに読みやすくプリントできる。このようにプリントが高画質であるのも「TR8530」の魅力である。

写真を使ってポスターを印刷してみたところ、そのプリント品質の高さに驚いた。ちなみに、印刷したポスターは、「TR8530」のユーザーが利用できる無料のパソコン用ポスター作成ソフト「PosterArtist Lite」を使用して作成したもの。このソフトは、流通や小売、飲食、文教など、さまざまな業種をカバーするテンプレートを約146種類収録しているので、本格的なポスターやチラシ、メニューなども簡単に作成できる

キヤノン「PIXUS TR8530」

「TR8530」は、写真も文書もキレイにプリントできることで知られる「5色ハイブリッド」インクシステムを搭載。写真は染料インクで階調豊かかつ鮮明に、文字は顔料ブラックインクでクッキリとシャープに印刷できる。もちろん、5色すべてが独立しているので、消費した色のインクタンクだけを交換できて経済的だ

【MAXIFY MB5430】文書印刷に強い4色顔料インク採用の高速&大容量モデル

続いては、「MAXIFY」シリーズの最上位モデル「MB5430」をチェックしていこう。「MB5430」もA4ビジネスインクジェット複合機としてはコンパクトなボディで、A4普通紙を500枚セットできる給紙カセットを装備しながら、本体サイズは約463(幅)×394(奥行)×351(高さ)mmにとどまる。SOHOをはじめとした小規模な事務所スペースなどにすっきりと設置できる大きさにまとめられている。

「MB5430」はA4普通紙を最大500枚収納できる大容量モデルでありながら、ボディはコンパクト。スタッフが4人ほどの小さな事務所でも設置場所を簡単に作れた

とはいえ、キヤノンのA4ビジネスインクジェット複合機に「TR」シリーズが加わった今、本機は、ボディのコンパクトさではなく、むしろ高速なプリント速度のほうに注目すべきだろう。一般に、プリントヘッドを左右に移動させながら印刷を行っていくインクジェット複合機は、高速なプリントが苦手とされるが、「MB5430」はキヤノン独自の「重ね連送」技術によってこの常識を覆している。

「重ね連送」の仕組みはこうだ。通常、インクジェット複合機は1枚目をプリントした後に2枚目を搬送、2枚目をプリントした後に3枚目を搬送と、プリントと用紙の搬送を順に行うが、「重ね連送」では1枚目のプリント中に2枚目の用紙の搬送を行うといった形で、むだを削減。結果としてプリント品質を落とすことなく、プリント速度の高速化を実現している。実際「MB5430」のプリント速度は、カタログスペックでA4普通紙モノクロ約24.0枚/分、カラー約15.5枚/分と非常に高速だ。

では、「MB5430」の高速性を確かめるため、実際にプリント速度を計測してみよう。

A4普通紙モノクロ
A4普通紙カラー

パソコンから無線LAN経由でPDFファイルのモノクロ/カラー文書をA4普通紙に5枚ずつ印刷し、プリント速度を計測した。印刷にかかった時間は、モノクロ約12.53秒、カラー約20.67秒だった。これを1分間の印刷枚数に換算すると、モノクロ約23.9枚/分、カラー約14.5枚/分となる。「MB5430」のプリント速度は、カタログスペックでモノクロ約24.0枚/分、カラー約15.5枚/分なので、ほぼカタログスペック通りのスピードが得られた

キヤノン「MAXIFY MB5430」

上下2段になった給紙カセットには、各250枚ずつ計500枚のA4普通紙がセット可能。もちろん、上下でそれぞれに異なるサイズの用紙をセットすることもできる。このような大容量給紙が可能だからこそ、本機のプリント速度を存分に生かせるのだ

高速なプリント速度や大容量の給紙枚数に続く、「MB5430」の大きなメリットに低インクコストもあげられる。標準インクタンクならA4普通紙印刷時でモノクロ約2.2円/枚、カラー約7.6円/枚(いずれも税別)。これよりもお得な大容量インクタンクなら、モノクロ約1.8円/枚、カラー約6.1円/枚(いずれも税別)にまで低減することが可能だ。この経済性の高さは特筆すべき点だろう。

また、本機が搭載する顔料4色インクは、本機のために開発された専用インクで、一般的なプリンターのインクに比べて黒濃度が高い。そのため印字はクッキリとシャープ。耐久性も高められているので、印刷後にこすったり、マーカーを引いたりしてもにじみにくくビジネス文書の印刷に最適化されたものとなっている。

キヤノン「MAXIFY MB5430」

シアン、マゼンタ、イエローのカラーインクと、ブラックインクで構成された「MAXIFY」専用の4色顔料インク。写真の標準インクタンクのほかに、大容量インクタンクも用意されている。大容量インクタンクを使用すれば、インクコストがグッと抑えられ、交換頻度も減らせる

経済性の点では、用紙の表裏を使って1枚に2ページ分の印刷を行う「両面プリント/コピー」だけでなく、1枚の用紙に2面割り付け印刷ができる「2 in 1コピー」、4面割り付け印刷ができる「4 in 1コピー」なども利用したい。最大8ページ分を1枚にまとめれば、用紙の使用枚数をグンと減らせる。わずかな節約に思えるかもしれないが、こうした小さな積み重ねが、年間を通せば大きなコストダウンにつながるのだ

キヤノン「MAXIFY MB5430」

「MB5430」は、操作パネルに3.5型カラー液晶モニターを搭載している。タッチ操作に対応しているので、直感的な操作が可能だ。利用頻度の高い機能をホーム画面に登録できる「カスタム登録」機能にも対応するため、操作面でも業務の円滑化が図れる

キヤノン「MAXIFY MB5430」

本体上部には、A4普通紙を最大50枚まで積載できるADFを装備。1回の用紙搬送で表裏の両面を同時に読み取れるため、両面スキャンや両面コピーもスピーディーにこなしてくれるのがうれしい

まとめ

以上、キヤノンのA4ビジネスインクジェット複合機にラインアップされている「TR」シリーズと「MAXIFY」シリーズを、それぞれの最上位モデルを使ってチェックしてきた。どちらも同じジャンルに属する製品だが、両シリーズは互いに異なる特徴を持っており、店舗から小規模事務所までさまざまなビジネスニーズにしっかりと対応できる製品ラインアップになっていた。

あえて両シリーズが適している環境をあげるとしたら、「TR8530」はカフェやレストランなどの店舗、「MB5430」は事務作業の多いSOHOとなるだろうか。もちろん、それぞれが適した環境はこれだけに限らないが、キヤノンのA4ビジネスインクジェット複合機のラインアップは、これまで以上にさまざまな業務に的確に対応できるようになったことは確かだろう。自身の業務や製品のスペックをよく吟味したうえで、本記事を参考にしつつニーズに合ったモデルを選んでほしい。

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