OC向きハイエンド・グラボ「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

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冷却性能抜群の独自クーラーを搭載! オーバークロックを極めるハイエンド・グラフィックボード Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」実力検証!

グラフィックボード出荷台数で世界トップクラスの市場シェア(※)を誇るPalitは、コストパフォーマンスにすぐれた製品を数多く展開し、価格.com上でも高い支持を得ている。そんなPalitから、NVIDIAのハイエンドクラスGPU「GeForce® GTX 1070 Ti」を搭載し、オーバークロック耐性を高めた「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」が登場。独自設計の高性能クーラー「JetStream」や強力な電源回路、デュアルBIOSなど、オーバークロックに欠かせない技術を満載しながら、57,240円(価格.com最安価格、2017年12月8日時点)という、「GeForce® GTX 1070 Ti」搭載モデルの中では比較的手ごろな価格を実現した魅力的なモデルだ。本記事では、その実力を検証していく。
※台湾「DIGITIMES」調べ、2016年。

独創的なデュアルファンと大型ヒートシンクによる抜群の冷却性能!

2017年11月に発売されたNVIDIAの最新GPU「GeForce® GTX 1070 Ti」は、GTX 10シリーズのハイエンドクラスGPU「GeForce® GTX 1070」の上位モデルだ。CUDAコア数は「GeForce® GTX 1070」の1,920基から2,432基に、ベースクロックは1,506MHzから1,607MHzに引き上げられ、高負荷な3Dゲームも難なくこなす処理能力を備えている。そんな「GeForce® GTX 1070 Ti」を搭載し、オーバークロック耐性を高めたグラフィックボードが、今回検証するPalitの「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」だ。まずは、本機に用いられた数々の革新的な技術を見ていこう。

メタリックシルバーのカラーリングで重厚な雰囲気を漂わせる「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」。大型のクーラーをはじめとする、オーバークロックに欠かせない技術を満載したのが特徴だ。接続インターフェイスは、PCI Express 3.0×16

GPUにはNVIDIAの「GeForce® GTX 1070 Ti」を採用(左写真)。ビデオメモリーはGDDR5を8GB搭載する(右写真)

「GeForce® GTX 1070 Ti」のTDP(熱設計電力)は、「GeForce® GTX 1070」の150Wから180Wに上昇しており、そのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、高い冷却性能が欠かせない。そこで、「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」は、独自設計の冷却システムを採用。NVIDIAのリファレンスモデル「GeForce® GTX 1070 Ti Founders Edition」が、約65mm径のファン1基のみを搭載するのに対して、本機はひと回り大きな約100mm径のファンを2基搭載している。ファンの羽根にはジェットエンジンの機構にヒントを得た「ターボファンブレード」を採用し、強力な風を生み出すほか、左右のファンをそれぞれ逆方向に回転させることで、気流の干渉が少ない効率的な排熱を実現した。

約100mm径の大口径ファンは羽根の向きが左右逆になっており、それぞれが逆方向に回転する。2基のファンで発生させた気流がぶつかりあうことがないので、効率的な排熱が行える

さらに、2基のファンの直下には、大型のアルミニウム製ヒートシンクを搭載。最厚部が約31mmと厚いため、フィンの表面積はハイエンド・グラフィックボードの中でもかなり広い。また、GPUと接触するベース部分には熱伝導性の高い銅を用いており、高い冷却効果を発揮。本機は、GPU温度が60℃未満ではファンを回転させず、低ノイズで動作する準ファンレス設計の「0-dB Tech」を採用しているが、これも、ヒートシンク自体の冷却性能が高いからこそ、なせる業だ。

2基のファンの直下に、3本のヒートパイプで連結された2つの大型ヒートシンクを備え、放熱性を高めている(左写真)。ヒートシンクの厚さは最厚部で約31mm(右写真)。ヒートシンクの厚さを20mm以下に収めたハイエンド・グラフィックボードが多いことを考えると、本機のヒートシンクはかなり大きい。その効果は後述の検証結果を参考にしていただきたい

GPUに接触する銅製ベースが速やかな放熱を実現(左写真)。グラフィックボード背面には熱伝導性の高い金属製のバックプレートを備える(右写真)など、放熱性を高める工夫が随所に施されている

実際の冷却性能を確かめるため、付属アプリ「THUNDER MASTER」でGPUのコア温度を計測してみた。まず、アイドル時のGPUコアの温度は約34℃。ハイエンド・グラフィックボードはアイドル時でも50℃前後に達するものが多いが、それらと比べても本機はかなり低い温度を保っている。4K動画の再生や軽い3Dゲームのプレイレベルでは50℃を超えることがなく、ファンは止まったまま。「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」で、最も負荷のかかる最高品質・4K画質でテストを行ってみたが、それでも約66℃までしか上昇せず、ファンも1,051rpmという低回転にとどまった。さらに、ベンチマークソフト終了後わずか20秒ほどで、約66℃から一気に約49℃まで低下するなど、高い冷却性能を示した。これなら、高オーバークロックで動作させても急な温度上昇の心配はなさそうだ。

アイドル時

アイドル時のGPUコア温度はわずか約34℃。GPU温度が60℃未満ではファンが動作しない準ファンレス設計「0-dB Tech」を用いているためファンは回らず、非常に静かだった

「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」(最高品質・4K画質)
実行時 
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」
終了後 
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を最高品質・4K画質で動作させても、GPUコア温度は約66℃までしか上がらなかった。しかも、終了後わずか20秒ほどで約49℃まで下がっており、本グラフィックボードの冷却効果の高さに驚いた

冷却性能の高いクーラーのほかにも、オーバークロック耐性を高める技術が、本機には数多く搭載されている。一般にオーバークロック時には供給電力が不安定になることも多いが、「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」では電源回路を強化。リファレンスモデル「GeForce® GTX 1070 Ti Founders Edition」の電源回路が5フェーズで構成されているのに対して、「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」では8フェーズに増強されている。より多くのフェーズに電流を分散させることで、各フェーズへの負荷や発熱を抑え、オーバークロック時でも安定した電力供給を可能にした。また、デュアルBIOSにより、万一オーバークロックに失敗してシステムが故障しても、予備のシステムに切り替えて復旧させることができる。

電源回路を8フェーズに増強(左写真)することで安定した電力供給を可能にし、コイル鳴きなどのノイズも抑えられた。万一の時の予備システムへの切り替えは、グラフィックボード背面のスイッチ操作で行う(右写真)

映像出力には、DisplayPort×3、HDMI出力ポート×1、デュアルリンクDVIポート×1を装備。ハニカム構造のブラケットを備えており、ここにも効率的に排熱するための工夫が見られる

高オーバークロックで発揮される驚きのパフォーマンス!

「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」のオーバークロック耐性が確認できたところで、実際にオーバークロックを実施してみよう。検証に使用したPCは、CPUが「インテル Core i7-8700K プロセッサー」(3.70〜4.70GHz)、メモリーが8GBのDDR4、ストレージが1TB HDDという構成。オーバークロックの設定に使用するツールは、付属アプリ「THUNDER MASTER」だ。なお、「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」はオーバークロックを前提とした設計ではあるが、オーバークロック時のトラブルはメーカー保証の対象外となるため、あくまで自己責任で行っていただきたい。

まず、「THUNDER MASTER」のメイン画面で「OverClocker」のタブをクリックし、GPUクロック、メモリークロック、GPU電圧などを調整。今回は、GPUクロックを+149MHzの1,756MHz、メモリークロックを+202MHz(「THUNDER MASTER」の表示上では+101MHz)の8,210MHz、GPU電圧を+10%、消費電力上限を+116%に設定した。GPUクロックは+100〜150MHz、メモリークロックは+100〜200MHz、GPU電圧は+10%程度を目安とし、それ以上のオーバークロックを行う場合は、PCの動作を確認しながら、少しずつ数値を引き上げるようにするといいだろう。ちなみに「THUNDER MASTER」には、オーバークロック設定のほか、ファンの回転速度を設定したり、本体側面に装備されたLEDのカラーをカスタマイズしたりする機能も備わっている。

「THUNDER MASTER」のメイン画面では、GPUクロックや温度などの情報をひと目で確認できる(左画面)。また、オーバークロックの設定画面では、GPUクロック、メモリークロック、GPU電圧(GPU Over Voltage)などを細かく調整することが可能だ(右画面)

ファンスピードは、GPUの温度に応じてグラフィカルに設定可能。50%以下の回転速度なら、PCケースを閉じたときにファンのノイズが気にならないほど静かだ

本体側面に装備されたLED点灯カラーはカスタマイズが可能。デフォルト設定の「GPU Temperature」では、50℃未満で緑、50〜80℃で青、80〜90℃でオレンジ、90℃以上で赤に点灯し、「Rainbow」に設定すると、本体側面のロゴ回りが虹色に点灯する(右写真)。なお、約1680万色からオリジナルの点灯カラーを選ぶこともできる(左画面)

「THUNDER MASTER」による設定が完了したところで、オーバークロックの前後でどれだけ処理性能が変化するのか、3Dゲームのベンチマークテストでチェックしてみた。まず使ったのは、比較的グラフィック負荷が軽めの「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」。最高品質・フルHD(1920×1080)画質でテストしたところ、どちらも22,000を超える上限に近いスコアをたたき出したが、オーバークロック後のスコアのほうが約0.6%高かった。最高品質・4K(3840×2160)画質でテストすると、オーバークロック後のスコアのほうが約1.6%高くなり、その差をさらに広げていた。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」のベンチマークテスト結果
オーバークロック前
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」
オーバークロック後
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

最高品質・フルHD画質では、オーバークロック前と後で、いずれも上限に近いスコアが出た。とはいえ、オーバークロック後のほうがスコアは126ポイント高い

オーバークロック前
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」
オーバークロック後
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

最高品質・4K画質では、オーバークロック前のスコアは19,717。オーバークロック後は20,028なので、311ポイントもスコアが上がっている

次に、より高負荷な3Dグラフィック処理を要する「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」でテスト。まず最高品質・フルHD画質でテストしてみたところ、こちらも最高評価の「非常に快適」をマークしたが、オーバークロック後のほうが約2.1%以上もスコアを伸ばす結果になった。より負荷のかかる最高品質・4K画質のテストも行ってみたところ、オーバークロック後のほうが約3.5%もスコアを伸ばしており、ここでも、フルHD画質より4K画質でテストしたほうが、その差が広がることが確認できた。

「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」のベンチマークテスト結果
オーバークロック前
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」
オーバークロック後
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

最高品質・フルHD画質での評価は「非常に快適」。そのスコアは、オーバークロック前が16,093、オーバークロック後が16,435だ

オーバークロック前
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」
オーバークロック後
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

最高品質・4K画質は「とても快適」という評価。オーバークロック前のスコアは6,125、オーバークロック後のスコアは6,341だ

さらに、高負荷な3Dゲームのベンチマークプログラム「バイオハザード6 ベンチマーク」でもテストを実施。ここでもオーバークロック後のスコアが上回り、最高品質・フルHD画質で約2.0%の差をつけた。最高品質・4K画質にすると、その差はさらに広がり、オーバークロック後のスコアが約4.0%も上回る結果となった。以上のことから、4Kのようなより高いグラフィック処理負荷がかかる場面でこそ、オーバークロックの効果がより大きくなることがわかる。

「バイオハザード6 ベンチマーク」のベンチマークテスト結果
オーバークロック前
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」
オーバークロック後
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

最高品質・フルHD画質では、オーバークロック前のスコアは25,644。オーバークロック後はスコアが26,166まで伸び、オーバークロック前のスコアを522ポイントも上回った

オーバークロック前
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」
オーバークロック後
Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

最高品質・4K画質では、いずれも最高ランクの「S」評価。オーバークロック前のスコアは11,209で、オーバークロック後のスコアは11,656となり、オーバークロック前を447ポイント上回った

最後に、実際のゲームでどれほどのパフォーマンスを発揮するかを確かめるため、オーバークロックした状態で、人気3Dゲーム「World of Tanks」を最高品質・4K画質でプレイすることに。驚くことに、ほとんどの場面で80fps以上の高フレームレートを維持し、高い負荷がかかる戦闘シーンでも、70fps前後でなめらかに表示された。「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター」を最高品質・4K画質でプレイしても、やはりほとんどの場面で80fps以上を維持。人物や動物が多数入り乱れるシーンでも、表示のカクつきは感じられず、4K画質でも十分快適にプレイできることが確認できた。

Palit「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」

© Wargaming.net

高負荷なグラフィック性能を必要とする人気3Dゲーム「World of Tanks」でも、ほとんどのシーンにおいて80fps以上で快適にプレイできた

ハイスペック製品を高い完成度で供給するPalitの高い技術力

オーバークロックに欠かせない機能を満載した「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」。これだけの高いオーバークロック耐性を実現しながら、その最安価格は59,940円(※)と、「GeForce® GTX 1070 Ti」を搭載するほかのメーカーの製品と比べても、求めやすいのがうれしい。こうしたコストパフォーマンスの高さを実現できたのは、世界でもトップクラスの市場シェアを誇るPalitの供給体制があればこそ。その開発・製造施設は、品質マネジメントシステムの「ISO9001」や、Windowsのハードウェア設定プログラム「WHQL」の認証を取得しており、高品質な製品を安定的に生産することが裏付けられている。

※価格.com最安価格、2017年12月6日時点。

Palitの中国工場は、月産最大120万台の製造能力を持っており、2016年のグラフィックボード出荷台数は約700万台と世界トップクラスだ

ドスパラの店舗に設けられたPalit製品の特設コーナー。店頭では製品選びのアドバイスや、購入前後のサポートが受けられる

オーバークロックなしでも高性能な
「GeForce® GTX 1070 Ti Dual」もチェック!

「GeForce® GTX 1070 Ti」を搭載したPalitのグラフィックボードは、今回紹介した「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」だけではない。冷却システムのスペックを抑えた下位モデル、「GeForce® GTX 1070 Ti Dual」も、価格.com最安価格53,730円(2017年12月8日時点)と、より安価に購入できる。オーバークロック向きではないが、少しでもお得にハイエンド・グラフィックボードを手に入れたい人は、こちらの製品もぜひチェックしておきたい。

「GeForce® GTX 1070 Ti Dual」は黒を基調としたクールな外観。2スロット占有で、「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」に比べるとややコンパクトだ

「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」と「バイオハザード6 ベンチマーク」を最高品質・4K画質でテストしたところ、非オーバークロック時の「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」に迫る高スコアをマークした

まとめ

以上、Palitのグラフィックボード「GeForce® GTX 1070 Ti JetStream」の実力を検証してきたが、そのオーバークロック耐性の高さには特筆すべきものがあった。独自開発の冷却システム「JetStream」による強力な冷却効果や、安定した電力供給により、非オーバークロック時はもちろん、高オーバークロック時でも快適に動作し、4K画質の3Dゲームもなめらかにプレイできた。今回の検証ではまだまだ余裕が感じられたので、さらに高いオーバークロックも可能だろう。しかも、デュアルBIOS仕様のため、万一システムトラブルが起こった場合でもスムーズに復旧できるのが心強い。手ごろにワンランク上のゲーミング環境を手に入れたい人はもちろん、オーバークロックの醍醐味を味わってみたいと感えている人にも、ぜひチェックしてほしい製品だ。

GPU NVIDIA GeForce® GTX 1070 Ti
バスインターフェイス PCI Express 3.0 x16
ビデオメモリー GDDR5 8GB
メモリーバス 256bit
メモリークロック 8,000MHz
ベースクロック 1,607 MHz
ブーストクロック 1,683 MHz
映像出力 DisplayPort×3/HDMI出力ポート×1/デュアルリンクDVIポート×1
サイズ(幅×高さ×奥行) 285×133×58 mm (2.5スロット専有)
補助電源 6ピン×1/8ピン×1