サンディスク「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」徹底検証

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純正アーキテクチャー採用で高速・高耐久! サンディスク初のM.2 NVMe SSD 「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」徹底検証

SATA接続のSSDと比べると、ケタ違いに高速なデータ転送速度を発揮するM.2 NVMe接続のSSD。着々と普及が進む中、信頼性の高さで定評のあるサンディスクからも、待望のM.2 NVMe接続の「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」シリーズが登場した。最先端の3D NANDメモリーや純正アーキテクチャーを採用することで、業界最速クラスのデータ転送速度と低発熱、高耐久を実現。コストパフォーマンスにもすぐれており、注目度の高い製品だ。今回は、そんな「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」を徹底検証しよう。

SATA接続とはケタ違いの速さ!
サンディスク初のM.2 NVMe対応SSDが登場

2.5インチのSSDはこれまで、データ転送速度の上限が6GB/sのSATA 3.0で接続するタイプが主流だった。これに対して、マザーボードのM.2スロットに接続するNVMe対応SSDは、高速な接続インターフェイスであるPCI Expressを利用するため、データ転送速度の上限が32GB/sとケタ違いに速い。その圧倒的なパフォーマンスから着々と普及しつつあるが、信頼性の高さで人気のサンディスクからもついにNVMe対応SSDが登場した。それが、今回取り上げる「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」シリーズ2機種だ。1TBモデルは48,000円台、500GBモデルは24,000円台(※)と、他社の同等製品と比べても割安感があるが、純正アーキテクチャーを採用することで、その性能を最大限に引き出しており、高いパフォーマンスが期待できる。

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ブラックを基調としたクールな外観の「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」。サンディスク初となるM.2 NVMe接続のSSDで、純正のアーキテクチャーを惜しげもなく採用している

はじめに、「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」シリーズ2モデルのスペックを確認していこう。データを順番に読み込んだ場合のデータ転送速度である「シーケンシャル読み込み」は、2モデルとも3,400MB/sで、M.2 NVMe接続のSSDの中でもトップクラスの速さだ。また、「シーケンシャル書き込み」は、1TBモデルで2,800MB/s、500GBモデルで2,500MB/sと、2,000MB/s以下の製品も多い中、頭ひとつ抜けている。さらに、1秒間の読み書き回数(IOPS)で示されるランダム読み書き(4K)についても、400K IOPS以下の製品がほとんどであるのに対して、1TBモデルは、読み込み、書き込みのいずれでもしっかりと400K IOPSを超えている。このように、「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」シリーズは、あらゆる読み書きの動作で高いデータ転送速度を実現しており、特に1TBモデルは業界最速クラスのスペックを備えているのだ。

「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」シリーズのスペック
モデル 1TBモデル
(SDSSDXPM2-1T00-J25)
500GBモデル
(SDSSDXPM2-500G-J25)
容量 1TB 500GB
フラッシュメモリー 3D NAND(TLC) 3D NAND(TLC)
シーケンシャル読み込み 3,400MB/s 3,400MB/s
シーケンシャル書き込み 2,800MB/s 2,500MB/s
ランダム読み込み(4K) 500K IOPS 410K IOPS
ランダム書き込み(4K) 400K IOPS 330K IOPS
MTBF 175万時間
TBW 600 300

こうした圧倒的なパフォーマンスを支えているのは、前述の通り、本機に採用されている純正アーキテクチャーだ。メモリーセルを垂直方向に積層した最先端の3D NANDフラッシュメモリーから、データを制御するコントローラー、さらにファームウェアに至るまで、自社で一貫して設計・開発することで、余計なプロセスを省き、最適なデータ処理を可能にしている。また、単にデータ転送速度の速さだけでなく、175万時間というMTBF(平均故障間隔)や、上位の1TBモデルにおける600TBWという高い書き込み耐性も、こうした独自開発のアーキテクチャーによって実現されているのだ。

上位の1TBモデルは、あらゆるデータ転送速度でトップクラスのパフォーマンスを発揮。1TBモデルと500GBモデルのいずれもM.2 2280モジュールに対応している

チップ類が表面に集約された片面実装のため裏面に凹凸がなく、マザーボードへの装着時にほかのパーツと干渉しにくいため、あらゆるM.2スロットに取り付けやすい

高負荷なクリエイティブ作業で
圧倒的なレスポンスの違いを実感!

それでは、「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」が実際にどれだけのパフォーマンスを発揮するのか、検証していこう。ここでは、本機の1TBモデルを自作パソコンに組み込んで、ベンチマークテストを実施してみた。検証に使用した自作パソコンは、CPUに6コア/6スレッドの「インテル Core i5-8400 プロセッサー」(2.80-4.00GHz)を、グラフィックボードに「NVIDIA GeForce GTX 1050」を、メモリーに8GBのDDR4を搭載。ここにシステムドライブとして「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」の1TBモデルを組み込んで検証を行った。

上限32GB/sのM.2スロットに「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」1TBモデルを装着して検証開始

まずはベンチマークプログラム「CrystalDiskMark」を用いて、データの読み書き速度を測定。データサイズを標準の1GiBに設定して実行したところ、シーケンシャル読み込み(Q32T1)でカタログスペックの3,400MB/sを超えるデータ転送速度を記録。同価格帯のM.2 NVMe SSDでは3,000MB/sを下回るものも多いため、本機はかなりの高性能と言える。シーケンシャル書き込み(Q32T1)でも、やはりカタログスペックの2,800MB/sを超えており、期待を裏切らないパフォーマンスだ。

シーケンシャル読み込み(Q32T1)で3,430.9MB/s、シーケンシャル書き込み(Q32T1)で2,855.4MB/sと、いずれもカタログスペックを超えるデータ転送速度を計測。ランダム読み込み(4K Q32T1)やランダム書き込み(4K Q32T1)も、M.2 NVMe SSDでトップクラスだ

続いて、データサイズが100MiBの場合の読み書き速度を確認。この場合も1GiBの場合と同様にカタログスペックを上回るデータ転送速度を計測しており、小さなデータサイズを扱う日常的な作業でも、そのパフォーマンスを存分に発揮してくれそうだ。さらに、データサイズが32GiBの場合でも読み書き速度をテスト。データサイズを大きくすることで、一時的にデータを保管するキャッシュの性能を検証するのが目的だが、シーケンシャル書き込み(Q32T1)ではややスコアが下がったものの、それでも同価格帯のM.2 NVMe SSDではトップクラスとなる2,500MB/sを記録。シーケンシャル読み込み(Q32T1)ではカタログスペックの3,400MB/sを超えており、キャッシュが一時データで一杯になり、読み書き速度に影響が出る場面もほとんどなさそうだ。

データサイズが小さい100MiBの場合のテストでは、1GiBの場合とほぼ同等のデータ転送速度を計測。データサイズが大きめの32GiBでは、書き込み速度を中心にややデータ転送速度が下がったが、それでもかなりの速さをキープした

さらに、より実際の使用状況に近い検証が可能なベンチマークプログラム「AS SSD Benchmark」のコピーベンチマークテストも実施。このテストでは、単体の大きなファイルを想定した「ISO」、大量の小さなファイルを想定した「Program」、大小さまざまなファイルを想定した「Game」という3項目でデータ転送速度を計測できるが、こちらもM.2 NVMe SSDでトップクラスの速度を記録。特に「ISO」と「Game」の速度がすぐれており、クリエイティブ用途での大容量データの転送や3Dゲームなどに適していることがよくわかる。

また、「AS SSD Benchmark」のコンプレッションベンチマークテストも実施。このテストでは、データの圧縮率が低いランダムデータから、圧縮率が高いデータへとデータ構成を変えながら転送速度を計測できる。テストの結果、データ転送速度の変化を表す折れ線グラフは、比較的安定した幅で上下しており、圧縮率にかかわらずほぼ一定の読み書き速度を維持できることが確認できた。このように、1TBモデルのベンチマークテスト結果から、「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」シリーズが、安定したパフォーマンスを維持できることはこれで証明されたと言ってよい。

「AS SSD Benchmark」のコピーベンチマークテストでは、「ISO」や「Game」で高いデータ転送速度をマーク。高負荷な作業に向いていることがよくわかる。コンプレッションベンチマークテストでは、読み書きともに安定的に高速なデータ転送速度を維持できることが確認できた

さらに、体感的なレスポンスを確認するため、本機に「Windows 10 Home」をインストールし、OSの起動速度を検証してみた。電源投入からロック画面が表示されるまでの時間は、なんと6秒09という速さ。SATA接続のSSDでは10秒台前半が平均的なため、圧倒的な差がある。加えて、動画編集ソフト「VSDC Video Editor」で動画編集も行ってみたが、4K動画の読み込みが素早く、重めのエフェクトなどをかけてもほぼリアルタイムに反映されることに驚かされた。高負荷な3Dゲームもスムーズに立ち上がり、あらゆる場面でほとんど待ち時間を感じることがなかった。これなら、クリエイティブ用途でも段違いのパフォーマンスを発揮してくれることだろう。

OSの起動はわずか6秒09。M.2 NVMe SSDの中でも抜群の速さだ。SATA接続のSSDでは、4K動画の編集作業がかなりもたつくものだが、「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」ではまるで画像を処理しているかのようにサクサクと編集ができた

純正アーキテクチャー採用で低発熱&高耐久を実現!

続いては、こちらもSSDにとって重要な耐久性を確認していくが、実際にテストを行う前に、ここでも、純正のアーキテクチャーで統一されていることが有利に働くことを確認しておきたい。3D NANDフラッシュメモリーから、データを制御するコントローラーやファームウェアに至るまで純正のアーキテクチャーで統一することにより、余計なプロセスが省かれ、データ処理の経路を最適化されるので、処理の高速化とともに発熱を最小限に抑えることが可能になるのだ。M.2 NVMe SSDは基板が小さいため、発熱による劣化や故障のリスクも低くないだけに、本機のように低発熱であることは非常に重要な意味を持ってくる。

背面にすべてのチップ類が実装されているため、放熱性の面でもメリットがある。純正の3D NANDフラッシュメモリーは、データを格納するメモリーセルが64層に積層されており、セル1つあたりの面積を大きくすることで、負荷がかかりにくくなっているため、低発熱で安定性にすぐれている

純正コントローラーを採用しており、余計なプロセスを省いたデータ処理が可能だ

本機の発熱を調べるため、モニタリングソフト「HWMonitor」で温度を計測してみた。まずアイドル時は、M.2 NVMe接続のSSDとしてはかなりの低温である45℃という結果に。さらに、温度計測を続けながら「CrystalDiskMark」でデータサイズ32GiBのベンチマークテストを実行してみたところ、最大で55℃まで上昇した。高負荷での使用中には60℃を大きく超えるM.2 NVMe接続のSSDが多いことを考えると、本機の発熱はかなり低いといえる。約100GBのデータ書き込みも行ってみたが、温度が55℃を超えることはなかった。これほど低発熱であれば、高負荷なデータ処理も安心して行える。

「CrystalDiskMark」で大きなデータサイズの読み書きを行っても、アイドル時から約10℃しか上昇しなかった

さらに「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」は、「nCache 3.0」という技術を導入している。「nCache 3.0」とは、独自のアルゴリズムによってパフォーマンスや耐久性を向上させるキャッシュ技術。「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」の3D NANDフラッシュメモリーには、比較的寿命が短い「TLC」(Triple Level Cell)方式が採用されているが、「nCache 3.0」によってフラッシュメモリーの一部の領域を束ね、寿命が長い「SLC」(Single Level Cell)方式のブロックとして活用している。これにより、SLC方式のキャッシュブロックに一時的にデータを預けてから、TLC方式のメインブロックに書き込むことで、書き換え回数を最小限にし、NANDフラッシュメモリーの長寿命化が図れるのだ。

寿命が長い「SLC」方式のキャッシュブロックを介することにより、NANDフラッシュメモリーの長寿命化と、書き換え処理の高速化を実現している

さらに実際の耐久性を検証するため、ベンチマークプログラム「PCMark 8」に付属する「Extended Storage Test」の「Consistency Test」を実行し、長期使用時のパフォーマンスの低下度合いを調べてみた。このテストは、購入直後の状態に近い「Recovery」、短時間の書き込みをともなう「Degradation」、長時間の書き込みをともなう「Steady State」の3つからなり、それぞれで「Photoshop」や「Illustrator」などのデータ転送速度を計測するものだ。一般的なSSDであれば、「Recovery」に比べて「Degradation」や「Steady State」のスコアが著しく低下するものだが、「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」1TBモデルでは、100MB/s前後の低下に留まった。これは極めて安定感が高く、長期間の使用でも高いデータ転送速度を維持できることの証と言える。さらに、「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」には5年間の長期保証が付いているので、万一の場合の備えも万全。快適なパフォーマンスで末永く使用できることだろう。

「Extended Storage Test」の「Consistency Test」では、大きな落差なく高いデータ転送速度をキープ。これなら長期間の使用でも安心だ

高コスパな500GBモデルにも注目!

今回検証した1TBモデルの下位にあたる「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」500GBモデルも、平均的なM.2 NVMe SSDとは一線を画す高いパフォーマンスを発揮する。シーケンシャル読み込みが2,500MB/s、書き込み耐性が300TBWと、1TBモデルより処理パフォーマンスはやや低いが、2万円台(※)と求めやすく、コストパフォーマンスは抜群だ。少しでも予算を抑えて最先端のM.2 NVMe SSDを導入したいユーザーにとっては、このうえなく魅力的な製品と言えるだろう。

※2017年6月14日時点、価格.com最安価格。

「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」500GBモデルは、トップクラスのパフォーマンスを備えながら、コストパフォーマンスにすぐれているため、SATA接続のSSDからの乗り換えを考えているユーザーにも最適だ

まとめ
抜群の快適性&高耐久性で
高コスパを実感

以上、「エクストリーム プロ M.2 NVMe 3D SSD」シリーズの1TBモデルを用いてその実力を検証してきたが、特筆したいのは、やはり純正アーキテクチャーによるデータ転送速度の高速化と安定性の高さを両立させたことだ。シーケンシャル読み込みで3,400MB/s超、シーケンシャル書き込みで2,800MB/s超と、同価格帯のM.2 NVMe SSDよりワンランク上の読み書き速度を叩き出したのには、思わず目をみはった。実際のパソコン作業で試しても、OSの起動や4K動画の編集などで、すぐれたデータ処理速度が実感できた。純正アーキテクチャーが可能にしたむだのないプロセスによる発熱の低さに加え、独自技術「nCache 3.0」による耐久性の高さも確認でき、信頼性も抜群。サンディスクとしては初のM.2 NVMe接続のSSDだが、すでに完成度の高い高コストパフォーマンスな製品に仕上がっている。そろそろSATA接続のSSDからM.2 NVMe SSDに乗り換えて、さらなるパソコンの高速化をと考えている人はもちろん、クリエイティブな作業や3Dゲームなどの高負荷な作業を快適にこなしたいユーザーにも、ぜひチェックしてほしい製品だ。

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容量 1TB 500GB
フラッシュメモリー 3D NAND(TLC) 3D NAND(TLC)
接続規格 M.2 2280 M.2 2280
インターフェイス PCI Express PCI Express
TBW 600 300
厚さ 1.98 mm 1.98 mm