エプソンの最新「カラリオ EP-881A」徹底検証

2018年8月30日に発表されたエプソンの家庭用インクジェットプリンター「カラリオ」2018年モデル。その中でも特に注目したいのが、価格.com上でもトップクラスの人気を誇る「EP-880A」の後継機「EP-881A」シリーズだ。本特集では、前モデルに対する価格.comユーザーの声を参考にしながら、ブラッシュアップされた最新モデルの魅力をチェックしていきたい。

設置性設置場所を選ばない!
スタイリッシュ&コンパクトのボディ

カラリオ EP-881A

価格.com上でも高い人気を誇る「EP-880A」の後継機として登場した「カラリオ EP-881A」シリーズ。リビングルームに調和するスタイリッシュ&コンパクトのボディを継承しつつ、スマートフォンからの利用がより簡単になる機能強化が図られている

まずは、「カラリオ EP-881A」シリーズのボディをチェックしていこう。「EP-881A」のボディは、価格.comユーザーから高く評価されている前モデル「EP-880A」の、どこから見ても美しい「360°デザイン」を受け継いでいる。いい意味でプリンターらしさのないデザイン性にすぐれた筐体のため、リビングルームなど人の目によく触れる場所にも設置しやすい。また、本体サイズは349(幅)×340(奥行)×142(高さ)mmとコンパクトで、設置スペースも少なくて済む。

価格.comユーザーは「カラリオ」のここを評価
50代 男性

曲線的なフォルムで、いかにもプリンターといった雰囲気がなく、やさしい印象。存在感を主張しないからどこにでも設置できそうです。

40代 男性

シンプルでスッキリしており、洗練されたデザインだと感じます。コンパクトなサイズなので設置場所の選択肢が広いのも◎。

30代 女性

「ニュートラルベージュ」のカラーリングに店頭でひと目ぼれ。部屋に溶け込んでくれるため、リビングルームや女性の部屋にもちょうどよい色合い。女性がプリンターを選ぶ選択肢が広がったと思います!

※2018年7月31日時点、価格.comの「カラリオ EP-880A」シリーズ製品ページに寄せられたユーザーレビューを抜粋・編集しています。

カラリオ EP-881A カラリオ EP-881A

本体サイズは349(幅)×340(奥行)×142(高さ)mmで、棚のちょっとした空きスペースや出窓などにスッキリと設置できる。直線と曲線を巧みに取り入れた“主張しない”デザインは、見た目のうえでも設置場所を選ばない

カラーバリエーション

洗練されたボディのカラーには、白基調の部屋にさわやかに溶け込む「ホワイト」、ダークトーンの部屋を引き締める「ブラック」、シックなインテリアにアクセントをもたらす「レッド」、そしてナチュラルで柔和な印象の「ニュートラルベージュ」の4色をラインアップ。ナチュラル、アーバン、モダンなど、さまざまな趣のインテリアに調和する

カラリオ EP-881A

マットな質感の「ホワイト」「ニュートラルベージュ」に対し、「レッド」「ブラック」は光沢仕様。ボディカラーが際立ち、よりツヤやかに感じる

カラリオ EP-881A カラリオ EP-881A

四隅はゆるやかにラウンドしているため、やさしい印象。ドットマット仕上げのフラットな天面は、傷が付きにくく、ホコリが目立ちにくいのがメリットだ。プリント用紙や小物の一時置き場としても活用できる

カラリオ EP-881A カラリオ EP-881A

「EP-881A」のボディは機能的でもある。給紙機構は、前面2段トレイ+背面手差しトレイの「3way給紙」となっており、前面2段トレイには、A4普通紙やL判写真用紙など2種類の用紙をセット可能。また、最大0.6mmまでの厚紙に対応した背面手差しトレイは、後方に出っ張らないため、背面にスペースを取っておく必要もない

スマホ連携難しい知識は必要なし!
スマートフォンとの接続がすこぶる簡単に

今やプリンターにおいても重要度が増しているスマートフォン連携。しかし、スマートフォンからプリンターを利用するにはWi-Fi接続の設定が必要となり、「便利なのはわかるが、面倒なのであまり活用していない」という人も多いのではないだろうか?

実はエプソンもそうしたユーザーの声を把握しており、「EP-881A」ではスマートフォンとのワイヤレス接続手順が簡略化されている。従来のように、プリンターとダイレクト接続するために、SSIDを確認したり、パスワードを入力したりといった作業を行う必要がないのだ。

スマートフォンとの接続が簡単

カラリオ EP-881A

「EP-881A」ではスマートフォンとの接続がより簡単になった。iPhoneなどのiOSデバイスと接続する場合は、メニュー画面の「スマホと接続」から「iOSデバイスとつなぐ」を選び、表示されたQRコードをカメラアプリで読み取る。Androidデバイスの場合は、「Androidデバイスとつなぐ」を選択し、スマートフォン用アプリ「Epson iPrint」に表示されるプリンター名をタップするだけ(デバイス接続許可の画面がプリンターに表示された場合は[接続を許可]を選択)で接続できるようになった

動画 − iPhoneと接続してみた

では、iPhoneを使って接続を試してみよう。と言っても、「EP-881A」の液晶モニターに表示されたQRコードを標準カメラアプリで読み取り、表示されたメニューの「接続」をタップするだけ。「本当にこれだけ?」と拍子抜けしてしまうほどの簡単さだ
※「iOS 11」以降の対応

Epson iPrint

カラリオ EP-881A

スマートフォン用アプリ「Epson iPrint」(iOS/Android対応)を使えば、スマートフォンやタブレット端末内の写真や資料を簡単にプリントできる。ユーザーインターフェイスもシンプルで使いやすく、操作に迷わない

スマホでカラリオ年賀2019

カラリオ EP-881A

エプソンによると、スマートフォンで作成する人が増えているという年賀状。「EP-881A」では、年賀状アプリ「スマホでカラリオ年賀2019」(2018年11月リリース予定/無料)が利用できる。2019年版のアプリでは、豊富なテンプレートから簡単に年賀状を作成できる機能に加え、よりオリジナリティのある年賀状が作成できる機能が追加。写真の切り抜きが行えたり、自分のSNSのURLを知らせるQRコードを作成できたりなど、よりこだわった編集が行えるようになるという

カラリオ EP-881A

「スマホでカラリオ年賀2019」には、豊富な年賀状テンプレートが用意される。家族との思い出が詰まった写真と組み合わせれば、心のこもった年始の挨拶ができるはずだ

Epson Photo+

カラリオ EP-881A

パソコン用プリントアプリ「Epson Photo+」の使い勝手も大きく改善。PCに表示されている画面をそのまま印刷できたり、写真やPDF文書をアプリのウインドウにドラッグ&ドロップするだけで印刷できる機能が追加された。スマートフォン用のアプリ同様、直感的なプリントが行える

プリント品質プリント品質が高く、動作音は静か、
使い勝手もよし

“写真プリントは「カラリオ」”と称されるほど、絶大な支持を集めている「カラリオ」のプリント品質。製品をシビアな目で評価する価格.comユーザーも、前モデル「EP-880A」に対し、「とてもキレイな写真プリントが可能で大変満足しています」などの声を多数寄せており、プリント品質に満足している人が多い。

価格.comユーザーは「カラリオ」のここを評価
30代 男性

純正の光沢紙を使っていますが、とてもキレイな写真プリントが可能で大変満足しています。さすが、写真プリントが得意な「カラリオ」!

40代 男性

写真プリントがキレイなうえ、印刷時の動作音も静かで、極めてスムーズに印刷してくれます。

40代 男性

液晶モニターが大きくクリアに見えるため、非常にわかりやすい。また、フリック操作も可能なので、スマートフォンに慣れた人も違和感なく操作できると思います。

※2018年7月31日時点、価格.comの「カラリオ EP-880A」シリーズ製品ページに寄せられたユーザーレビューを抜粋・編集しています。

そんな高品位のプリント品質を受け継いだ「EP-881A」は、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの基本4色に、ライトシアン・ライトマゼンタの中間色2色を加えた6色染料インクを搭載。エプソン独自のマイクロピエゾ方式によって最高5760×1440dpiの高解像度で吐出することで、人間の肌や青空の繊細なグラデーションなどもリアルに再現してくれる。

また、プリント速度はL判で約13秒/枚と高速で、前モデル「EP-880A」において価格.comユーザーから高く評価されたプリント時の静音性も、きっちり継承。印刷がキレイで、速く、そのうえ静かなのだから、自宅で写真プリントをする機会が増えそうだ。

6色染料インクによるプリント品質をチェック

カラリオ EP-881A

プリントエンジンは前モデルから変更されてないが、インクが新しくなっており、インクの種類を表すパッケージ写真イメージは新たに「カメ」となる

カラリオ EP-881A カラリオ EP-881A

写真や文書を印刷してプリント品質を確かめてみた。まず純正写真用紙に印刷した写真だが、中間色の表現が得意の6色染料インクによって、カラフルな熱帯魚や花は色鮮やかに、鳥の羽などはそのやわらかな質感がうまく再現されている。書類やチラシなどの文書は普通紙に印刷してみたが、小さな文字でもにじまず、イラストなどもキレイに印刷されていた。「EP-881A」のプリント品質は満足度が高い

カラリオ EP-881A

一般に、廃インクを溜めるメンテナンスボックスは、いっぱいになった時点でメーカー交換が必要。その点「EP-881A」は交換式なので、ダウンタイムを最小限にできる。また、吸収材が「フチなし印刷」によって打ち捨てられたインクでいっぱいになった場合は、「フチあり印刷」に切り替えることで印刷を継続可能。いざというときに印刷できないといった事態を防げるのだ

静音性をチェック

カラリオ EP-881A カラリオ EP-881A

プリント時の動作音はどうだろう? 約40dbの環境音下でL判カラー印刷を行ったところ、動作音は45〜50dbだった。50dbは「静かな事務所」に値するレベルなので、静音性は高いと言って問題ないだろう。なお、印刷速度は落ちるものの、より静かに動作する「動作音低減モード」を利用した場合は3〜5dbほど動作音が低減した

使い勝手をチェック

カラリオ EP-881A カラリオ EP-881A

前面の液晶モニターは、大型の4.3型ワイドタッチパネル。メニュー画面の文字やアイコンが大きくわかりやすいうえ、タッチ感度がよいため、スムーズで直感的に使えた。また、前面パネルは上方向に約90°チルトするので、設置環境に応じて見やすい角度に調節できる

カラリオ EP-881A カラリオ EP-881A

ダイレクトプリント用のSDメモリーカードスロットは、前面からスムーズにアクセスできるうえ、挿し込んだカードが出っ張らず、そのままフロントパネルを閉じられる。もちろん、レーベルプリントにも対応しているので、思い出の写真や動画を保存したDVDやブルーレイディスクをオリジナルデザインで演出することが可能だ

まとめ多様なユーザーニーズを満たす、完成度の高い1台

以上、エプソンの最新家庭用インクジェットプリンター「EP-881A」をチェックしてきたが、ユーザーの声と真摯に向き合い、製品に反映していくことで、完成度を高めてきた「カラリオ」のモノ作りを随所に感じることができた。

価格.comユーザーからも高く評価されているスタイリッシュ&コンパクトのボディはそのままに、「EP-881A」では、ユーザーニーズの高まっているスマートフォンとの接続方法の簡略化に力が入れられていた。実際に試してみたところ、驚くほど簡単にプリンターと接続することができた。これなら、Wi-Fi機器に詳しくない人でもスマートフォンからのワイヤレスプリントをすぐにフル活用できるだろう。また、プリンターが最も活躍する年賀状作成も無料のスマートフォンアプリを使って手軽に行えるのはありがたい。

もちろん、評価の高い「カラリオ」ならではのプリント品質や使い勝手のよさは本モデルでも健在。数年前のプリンターからの買い換えを考えている人は、最新モデル「EP-881A」の進化に驚くはずだ。

製品紹介「カラリオ EP-881A」シリーズ

カラリオ EP-881A
主なスペック
最高印刷解像度 5760×1440dpi
インク 6色染料独立型インク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ)
給紙容量
前面トレイ
A4:最大100枚(75g/㎡)、ハガキ:最大60枚(上トレイ 最大20枚、下トレイ 最大40枚)
背面トレイ
手差し最大枚数1枚(最大サイズ A4、リーガル、最大紙厚 0.6mm)
インターフェイス Hi-Speed USB×2(PC接続用×1<背面>、 外部記憶機器接続およびPictBridge用×1<前面>)、有線LANポート、IEEE802.11b/g/n、IrDA(Ver.1.3準拠、IrSimple対応)
両面自動印刷 対応
スキャナー走査方式/センサー 読み取りヘッド移動による原稿固定読み取り/CIS
スキャン解像度
解像度
主走査1200dpi/副走査4800dpi
読み取り解像度
75〜9600dpi(1dpi刻み)
消費電力 約20W(スタンドアローンコピー時)
サイズ(収納時) 349(幅)×340(奥行)×142(高さ)mm
重量 約6.8kg(インクカートリッジ、電源ケーブル含まず)
※ディスクトレイを収納しない場合