新型「フォレスター」の“リアルな”進化点

道具としてのすぐれた使い勝手と、悪路をものともしない走破性に加え、都会でのスポーティーな走行性能を備えた本格SUV、SUBARU「フォレスター」が2018年7月、約6年ぶりにフルモデルチェンジ。スバリストならずとも仕上がりが気になっている人も多いことだろう。そこで本企画では、価格.comスタッフが新型「フォレスター」をいち早く試乗レビュー。走りや安全性、使い勝手、デザインなど、カタログスペックからではわからない“リアルな”進化点をレポートする。

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【エクステリア】人気の本格SUVが待望のフルモデルチェンジ!

新型「フォレスター」の試乗企画が決まったとき、筆者は「よしっ!」と思わずガッツポーズしてしまった。本格SUVにふさわしい走りとデザイン、使い勝手を備えた人気車種のフルモデルチェンジは大きなトピックだし、かつてないほど国内外で活況を呈しているSUV市場に、国産SUVの雄がどう勝負を挑むのか、大きな関心を寄せながら、試乗の機会を待ち望んでいたからである。

SUBARU「フォレスター」

新型「フォレスター」は、2.5リッターエンジンを搭載した「Touring」「Premium」「X-BREAK」に加え、2.0リッターエンジン+モーターの新パワーユニット「e-BOXER」を搭載した「Advance」の4グレードから構成される。今回試乗したのは、内外装にレッドオレンジのアクセントカラーが配された「X-BREAK」だ

まずは、エクステリアデザインから見ていこう。新型「フォレスター」はSUBARUのデザイン哲学「ダイナミック×ソリッド」に基づいて設計されており、全長、全幅、全高がいずれも前モデルよりサイズアップしている。これによって存在感は明らかに増しているが、単にサイズを大きくし、容積感を表現するだけでは「大きな箱」になってしまい、SUVならではの躍動感にはつながらない。

重要なのは、アグレッシブさと上質さの融合。それがSUVの躍動感につながるのである。そんな視点で新型「フォレスター」をチェックしてみると、フェンダー下部の樹脂製パーツであるクラッディングと流麗なベルトラインが車体に光と影を描き出すことで、ふくよかなボディに抑揚を与えているのがわかる。また、強調されたエッジの曲面がソリッドかつしなやかな雰囲気を醸し出しているのもポイント。筋肉質なふくよかさ、とでも表現したくなるような造形に、なんだか冒険心がくすぐられるのだ。

従来モデルからデザインが劇的に変化したわけではないし、華美な意匠で飾り立てられているわけでもない。しかしディテールを作り込んだ結果、上質感も躍動感もアップしている。新型「フォレスター」のエクステリアは変化ではなく、“深化した“と表現したくなるデザインだ。

SUBARU「フォレスター」 SUBARU「フォレスター」

「X-BREAK」のボディサイズは4,625(全長)×1,815(全幅)×1,730(全高)mm。前モデルから全長が15mm、全幅が20mm大きくなり、より堂々とした印象になった。LEDヘッドライトからリヤに向けて伸びていく流麗なベルトラインと、フェンダー周りのクラッディングが描き出すコントラストが、SUVらしいアクティブさを漂わせている

SUBARU「フォレスター」 SUBARU「フォレスター」

フロントとリヤ、サイド下部に装備された樹脂製のバンパーガードにはレッドオレンジの加飾が施されている。アウトドア派も納得の機能性とルックスだ

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「X-BREAK」はルーフレールを標準装備。ここにもレッドオレンジの加飾が施されているほか、ロープやベルトが結べるロープホールが用意されている

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LEDヘッドライトには、SUBARU車のアイコンであるコの字型のスモールランプが採用され、エクステリアデザインのアクセントになっている。またヘッドライトは、自動でロービームとハイビームを切り替えるオートハイビーム仕様だ

※「Touring」「X-BREAK」はメーカーオプション、「Premium」「Advance」は標準装備

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ホイールはグレード別に専用デザインが採用される。「X-BREAK」には、ガンメタリック塗装の17インチホイールが装着され、足元がグッと引き締まった印象だ

【走行性能】さまざまな道路状況で体感できる、頼もしい走り

続いては、走行性能をチェックしよう。試乗車のグレード「X-BREAK」には最高出力136kW(184PS)を発生する2.5リッターの「水平対向エンジン」が搭載されており、駆動方式は、低重心のエンジンとパワートレインを左右対称にレイアウトした、SUBARUの4輪駆動システム「シンメトリカルAWD」となる。

そして、プラットフォームには「インプレッサ」「SUBARU XV」に続いて「スバルグローバルプラットフォーム」を採用。高剛性化・低重心化が図られたこのプラットフォームを採用することで、走りの質と安全性が大きく進化したというが、実際の乗り味、走行フィールはどうか? 早速、確かめてみよう。

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「X-BREAK」に搭載される2.5リッターエンジンは、最高出力136kW(184PS)/5,800rpm、最大トルク239N・m(24.4kgf・m)/4,400rpmというパワフルな動力性能を発揮。JC08モード燃費は14.6km/L、国際的な新燃費基準のWLTCモードでは13.2km/Lとなる

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駆動方式は、SUBARUの4輪駆動システム「シンメトリカルAWD」。パワートレインを左右対称にレイアウトし、すぐれた走行安定性を実現したシステムだ

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理想的な構造を追求した、SUBARUの次世代プラットフォームを採用。ボディ各部の剛性を高め、走りの質と安全性が進化しているという

新型「フォレスター」の走りを実走チェック

まずは、一般道を走行。赤信号からの発進では1,530kgの車両重量を感じさせず、低回転域から十分なトルクが得られた。「よっこいしょ」ではなく、軽くアクセルを踏んだだけでスムーズに前へ押し出される感覚だ。また、前モデルより全長が15mm、全幅が20mm大きくなりながらも、最小回転半径は5.4mにとどまるため、予想以上に取り回しもいい。見切りのよい前後方視界と相まって、細街路での走行はもちろん、駐車場での切り返し時も安心してハンドルを握ることができた。

続く高速道路の走行では、走りの安定感が光った。SUVのような背の高いクルマは高速道路の合流や車線変更時に、グラッと不快な動きをすることがあるが、新型「フォレスター」ではそうした挙動を感じない。低重心の「水平対向エンジン」と左右対称の「シンメトリカルAWD」、そして「スバルグローバルプラットフォーム」の恩恵は明らかで、しなやかかつ安定感のある走行フィールで駆け抜けていく。

合流や車線変更などでアクセルを踏み込むと、自然吸気エンジンらしく滑らかに加速。ステアリング操作に対するボディの反応はリニアで、それでいて巡航状態での直進安定性も十分なのは特筆すべき点だろう。せわしなくステアリングを微調節することもなく、まさに「クルージング」といった感覚で気持ちよく走行できた。

また、室内の静粛性も高く、ロードノイズや風切音、エンジン音などがうまく抑え込まれている。音楽を聴いたり、同乗者と会話したりするときにこの静粛性は大きなメリットとなるに違いない。

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「X-BREAK」の車両重量は1,530kg。「発進時に重さを感じるのでは?」と思っていたが、その心配は杞憂だった。立ち上がりからトルクフルな「水平対向エンジン」は、アクセルを踏むとスムーズに車両を加速させ、重さを感じさせない

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高速道路では合流車線からアクセルを踏み込むと、一気に加速。2.5リッターという排気量のため、速度を上げてもパワーにゆとりがあり、高速域からさらに踏み込んでもグングン加速していく。驚いたのは室内の静粛性の高さで、前席と後席間での会話も自然に行えた

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悪路での走破性をチェックするため、林道へ。220mmのロードクリアランスと、4輪の駆動とブレーキなどを適切にコントロールする「X-MODE」のおかげで、ぬかるんだ路面をものともしなかった。「X-MODE」の切り替えはシフトレバー手前のダイヤル式スイッチで行え、モードは雪道や砂利道に適した「SNOW・DIRT」と、深雪やぬかるみなどで効果的な「DEEP SNOW・MUD」の2つから選択できる

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フロントウインドウの柱を立てて広く設計されたガラスエリアに加え、ドアミラーや三角窓がうまくレイアウトされているおかげか、前方の見切りがよい。運転席からボンネットの先端も確認できるため、前方車両や障害物との距離感がつかみやすく、初めての乗車でも安心して運転できた。側方/後方も視認しやすく、バックでの駐車もスムーズに行えた

「Advance」には新開発のパワーユニット「e-BOXER」を採用

2018年9月に発売される最上位グレード「Advance」には、2.0リッターの「水平対向エンジン」と、モーターを組み合わせた新開発のパワーユニット「e-BOXER」が採用される。最高出力107kW(145PS)/6,000rpm、最大トルク188N・m(19.2 kgf・m)/4,000rpmのエンジンに、最高出力10kW(13.6PS)、最大トルク65N・m(6.6kgf・m)のモーターのアシストが加わることで、2.5リッターガソリンエンジン搭載モデルを上回る動力性能を発揮する。モーターならではのレスポンスのよい加速も期待できるだろう。なお、JC08モード燃費は18.6km/L、WLTCモードは14.0km/L。特にストップ&ゴーの多い市街地で、燃費性能が伸びる傾向にあるようだ。

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バッテリーが十分に充電されている場合、低速域ではモーターのみで走行。速度を上げていくとエンジンが作動し、モーターがその働きをアシストすることで、軽快な加速が味わえるという。そして高速域ではエンジンのみで走行する。ブレーキの際に発生するエネルギーを電気に変換し、バッテリー充電に利用する回生の仕組みも持つ

【先進安全機能】「アイサイト・ツーリングアシスト」がもたらす安全、安心

今やSUBARUを代表する技術のひとつとなった運転支援システム「アイサイト」。ステレオカメラで前方を監視し、「全車速追従機能付クルーズコントロール」や、「プリクラッシュブレーキ」などを作動させる仕組みだが、新型「フォレスター」には、その最新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」が搭載されている。

「アイサイト・ツーリングアシスト」は、ステレオカメラで区間線と先行車を認識し、0〜約120km/hの幅広い車速域で、アクセルやブレーキ、ステアリング操作を自動アシストするというもの。「全車速追従機能付クルーズコントロール」によるアクセル、ブレーキ制御に加え、「車線中央維持」「先行車追従操舵」といったステアリング制御を行ってくれるので、高速道路での巡航時や渋滞時に活用すると、運転の疲労が大きく軽減される。

SUBARU「フォレスター」 SUBARU「フォレスター」

ルームミラー上部にある2つのカメラが「アイサイト」の目となるステレオカメラ。「アイサイト・ツーリングアシスト」のオン/オフや、最大追従速度や車間距離の設定などはステアリング上のスイッチで行う

「アイサイト・ツーリングアシスト」を試す!

まずは、高速道路での巡航走行で「アイサイト・ツーリングアシスト」を試してみた。走行中、ステアリング上のスイッチで先行車と自車の距離、最大追従速度を設定すれば準備完了。先行車が減速すると、それに合わせて自車もゆっくりと減速するのだが、ギュッと急にブレーキがかかるようなことはなく、滑らかな制動で驚いた。先行車に合わせた再加速も唐突さがなく、後席に座っていたスタッフから「今、本当に自動で追従しているの?」と聞かれてしまったほどだ。

ステアリング制御は、先行車と区画線の両方を認識して行われるため、区画線が見えにくいときやカーブなどでも車線中央をキープしてくれる。もちろん、先行車がいない場合でも区画線を認識して車線中央を維持。急なカーブでもしっかりと車線中央をキープしながら走行してくれた。

※アイサイトの認識性能・制御性能には限界があります。

特に「アイサイト・ツーリングアシスト」の恩恵を感じたのは、渋滞時である。この機能は停止状態の0km/hから作動し、完全に停止してから先行車が発進した場合、ステアリング上のスイッチを操作するか、アクセルを少し踏むと追従を再開してくれる。なお、2分以上停止状態が続いた場合は、電動パーキングブレーキを使用した停止保持に切り替わった。いきなり制御が切れて発進してしまうことがないので安心だ。

今回は東京〜山梨間の往復約450km走行したが、試乗後、普段の運転に比べて疲労感が少なかったのは、ほかならぬ「アイサイト・ツーリングアシスト」のおかげだろう。「アイサイト・ツーリングアシスト」搭載車のオーナーが、いつもより遠くまで足を伸ばしたくなる気持ちがよくわかった。

アイサイト・ツーリングアシスト

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車速は1km/hごとに、車間は4段階で調節できる。また、ステアリング操作をアシストする「車線中央維持」や「先行車追従操舵」の機能も搭載されているので、普段より運転の疲労が少なくて済むのだ

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「アイサイト・ツーリングアシスト」の作動状況は、インパネ上のマルチファンクションディスプレイに表示される。今作動しているかどうかがひと目で確認できるので、いつの間にか制御が切れていてヒヤッとすることがないのはありがたい

プリクラッシュブレーキ

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後退時自動ブレーキシステム

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“ぶつからない”ための機能として、システムが衝突の危険があると判断した場合、ドライバーに注意喚起し、回避操作が行われない場合はブレーキ制御を行う「プリクラッシュブレーキ」や、車体後部のソナーセンサーを利用して、後退時に衝突の可能性がある場合に注意喚起を行ったり、自動でブレーキをかけたりする「後退時自動ブレーキシステム」も搭載する

歩行者保護エアバッグ

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新型「フォレスター」は「歩行者保護エアバッグ」を全グレード標準装備するのも特筆すべき点。万が一、歩行者と衝突した場合、フロントガラスやピラーといった硬いパーツを覆うようにエアバッグを展開し、歩行者の頭部への衝撃を緩和してくれる

「Advance」は「ドライバーモニタリングシステム」を新搭載

2018年9月に発売される最上位グレード「Advance」には、ドライバーの顔を認識して安全運転を見守るSUBARU初の先進機能「ドライバーモニタリングシステム」が搭載されている。インパネセンターバイザーに取り付けられた専用カメラがドライバーの顔を見張り、走行中に一定時間以上目を閉じていたり、顔の向きを大きくそらしていたりすると、居眠りやよそ見運転の可能性があると判断。警告音と警告表示で注意を喚起して、安全運転をサポートしてくれるのだ。

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安全運転を見守るだけでなく、ドライバーが乗車すると、あらかじめ設定しておいたシートポジションやドアミラー角度などに自動調節してくれる“おもてなし”の機能も備える。最大5人までの顔を登録できるため、家族で1台を共用する際などに便利だ

【インテリア】上質さと使い勝手を両立させた、冒険心をくすぐる室内空間

家族や友人とアクティビティを心ゆくまで楽しむために不可欠なのは、目的地に向かう道中での快適さ、つまり、移動中もリラックスして過ごせる上質な室内空間ではないだろうか。というわけで、続いてはインテリアを見ていこう。

新型「フォレスター」のインテリアは、シフトレバーや「X-MODE」のダイヤルを囲む金属調の加飾、エアコンの吹出口や調節ダイヤルを囲む加飾にレッドオレンジのアクセントカラーが配され、締まった印象。このアクセントカラーには、手前と奥との距離感を視覚的にとらえやすくする効果もあり、空間がより広く見えるのもメリットだ。

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インパネ中央から両側ドアへ流れるようなラインを取り入れ、空間の広がりが強調されている。各種情報を表示するマルチファンクションディスプレイとカーナビを上下に配置するなど、ドライバーの視線移動を最小限に抑えたレイアウトも機能的だ

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「X-BREAK」のインテリアには、ダッシュボードやドアパネル、ステアリング、センターコンソールなどにレッドオレンジのステッチが施され、アクティブ感が高い

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センターコンソール上部の6.3型マルチファンクションディスプレイには、「アイサイト」の作動状況や、AWDの駆動状況、システムの状態、カレンダーなどがグラフィカルに表示される

居住性や使い勝手をチェック!

多人数を乗せ、大量の荷物を積むことも多いSUVにとって、実用性も重要なチェックポイントとなる。その点、新型「フォレスター」は、「スバルグローバルプラットフォーム」を採用したことで、後席にも広々とした空間が確保されている。

また、シートには前後席ともに撥水ファブリックシートが採用され、マリンスポーツやアウトドアレジャーへ出かける際も安心だ。カーゴルームは後席使用時でもVDA法で520Lという大容量を確保するとともに、開口部の最大幅1,300mmを実現しているため、長尺物も余裕を持って積み込めた。SUVに求められる、“道具”としての使い勝手も高められている印象だ。

SUBARU「フォレスター」
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前席と後席ともにシートは、撥水ファブリックシート。シートの厚みは十分で、長時間乗っても疲れはさほど感じなかった。また、運転席にスタッフが座った状態で、身長165cmの女性スタッフが後席に座ってみたが、足元のスペースは十分で足が組めるほど。頭上スペースも余裕たっぷりでリラックスした姿勢で座れた

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センターコンソールには、大きめのカップを収納できるドリンクホルダーや、深さのあるセンターコンソールボックスを装備。また、後席ではスマートフォンの充電などに使える2.1AのUSB電源(2口)のほか、カップホルダー付きセンターアームレストが利用できる

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後席ドアは最大80°まで開くので、自然な姿勢でスムーズに乗り降りできる。チャイルドシートなどの積み下ろしもラクに行えそうだ

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後席の足元のステップは広く設計されているため、小さな子どもも簡単に乗り降り可能。さらに、このステップを使えばルーフレールに手が届きやすく、ロープホールへ安定した姿勢でアクセスできた

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後席は6:4の分割可倒式。カーゴルームの広さは十分で、後席を起こした状態で、アウトドアチェア2脚、60Lのクーラーボックス、折りたたみ式テーブル、テントやタープなどのアウトドアグッズを余裕で積み込めた。なお、荷室の開口部最大幅は1,300mmと広く、長さ1,200mmのアウトドアチェアも横にしたまますっぽり。収納レイアウトをあれこれ考えることなく、テキパキと収納できた

【まとめ】「オールラウンダー」としての価値が一段と高まった本格SUV

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どこにでも行ける、どんな場所でも使える。「フォレスター」はもともとそんな性格のクルマだが、今回のフルモデルチェンジによって、デザインや走りの質感、安全性、居住性やパッケージングなどが全方位で進化し、「オールラウンダー」としての価値が一段と高まっていると感じた。

クルマに走りの楽しさを求める人も、アウトドアレジャーの相棒として使いたい人も、さらに言えば、買い物などの移動手段として乗りたい人も、実際に新型「フォレスター」に乗り込み、ハンドルを握れば、きっとその魅力のトリコになるだろう。正統進化を遂げた新型「フォレスター」の登場により、活況のSUV市場がこれまで以上に盛り上がることは間違いなさそうである。

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