OPPO「R15 Neo」のズバ抜けたコスパ!

OPPO「R15 Neo」

日本市場参入モデルとして発売されたSIMフリースマートフォン「R11s」が高評価を得ているOPPO(オッポ)から2018年8月、新しいフラッグシップモデル「R15 Pro」と、エントリーモデル「R15 Neo」が発表された。本特集では、この中でもコスパのよさが際立つ「R15 Neo」に注目。市場想定価格2万円台(税別)でありながら、6.2インチの大型フルスクリーンディスプレイとデュアルカメラを搭載し、日常使いに必要十分以上の性能を発揮する本機を速攻レビューした。

CHECK1 ボディデザイン大画面で持ちやすい! 最新トレンドを取り入れた19:9フルスクリーンデザイン

今、勢いのあるスマートフォンメーカーの1社にOPPO(オッポ)があげられる。2003年に中国で設立され、2008年からは携帯電話を、2011年からはスマートフォンをリリース。そのカメラ機能やデザイン性の高い端末は世界中で多くの若者の心をとらえ、2017年にはスマートフォン出荷台数シェアがアジアで第1位※1、全世界ではサムスン、アップル、ファーウェイに続く第4位※2にランクインするほどの急成長を遂げている。 ※1 Counterpoint 2017年Q3調査による
※2 IDC 2017年9月期調査による

OPPO「R15 Neo」

日本のSIMフリースマートフォン市場に参入したばかりのOPPOは、世界市場で鍛え上げられた確かなモノ作りで日本のユーザーからも支持を集めつつある

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのスマートフォンメーカーだが、急成長の原動力となったのが「カメラ機能」だ。OPPOは、自らの端末を“カメラフォン”と呼ぶほど、カメラ機能に力を入れており、日本市場参入モデルの「R11s」は、1600万画素+2000万画素のデュアルメインカメラと、2000万画素のサブカメラを搭載。ここに独自の「A.I.ビューティーモード」を組み合わせることで、さまざまなシーンで簡単にキレイな人物撮りを可能にするモデルとなっていた。このほか、処理性能や使い勝手もよく、価格.comユーザーの満足度評価ではカテゴリー平均(4.07)を上回る4.41点を獲得している(2018年8月15日時点)。

そんなOPPOが次なるモデルとして日本市場に投入するのが、「R15 Pro」と「R15 Neo」だ。「R15 Pro」は、1600万画素+2000万画素のデュアルメインカメラと2000万画素のサブカメラを搭載し、「おサイフケータイ」や防水機能(IPX7)に対応した新しいフラッグシップモデル。「R15 Neo」は、2万円台(税別)のお手ごろ価格が実現されたエントリーモデルとなる。

日本市場向けに「おサイフケータイ」や防水機能に対応して登場する6.28インチ有機ELディスプレイ搭載のフラッグシップモデル「R15 Pro」と、日本オリジナルモデルとして登場する6.2インチ液晶ディスプレイ搭載のエントリーモデル「R15 Neo」

この中でも、価格.comが注目したのはエントリーモデルとなる「R15 Neo」。スマートフォンを初めて使う人をはじめ、性別や年齢を問わず幅広い層が満足して使えることを目指して投入された日本オリジナルモデルというが、実際に手にしてみると、そのデザイン、処理性能、カメラ機能は2万円台(税別)という価格を上回る出来なのだ。

ハイエンドモデルさながらのスタイリッシュボディ

OPPO「R15 Neo」 OPPO「R15 Neo」

「R15 Neo」は、アスペクト比19:9の6.2インチ液晶ディスプレイ(1520×720)を搭載。サブカメラや受話口を画面上部のノッチ(切り欠き)に配置し、全面を大胆にディスプレイに割いたスタイリッシュなルックスだ。画面占有率は88.8%と高い

OPPO「R15 Neo」 OPPO「R15 Neo」

縦長ボディと細い左右のベゼルにより、6.2インチの大画面ながら横幅は約75.6mmにとどまる。ちなみに、6.01インチの「R11s」は約75.5mmだったので、「R15 Neo」はそれとほぼ同じ横幅ながら、より大きな画面を搭載しているのだ。なお、厚さは約8.2mm。男性はもちろん、女性の手でもしっかりとホールドできる

OPPO「R15 Neo」 OPPO「R15 Neo」

背面は、ダイヤモンドの輝きをイメージした斜めのラインが何本も走るデザイン。光の当たり方によって光沢が変化し、フラットなボディが立体的に見えるのが面白い。エッジはわずかにカーブしながらサイドフレームにつながっており、手によくなじんでくれる

CHECK2 パフォーマンス大容量メモリー&バッテリーの高コスパ! オクタコアCPUで処理性能も十分

続いては、「R15 Neo」のスペック面をチェックしていこう。「R15 Neo」は、CPUにミドルクラスの「Snapdragon 450」を採用している。このCPUは、最大1.8GHzで駆動するコアを8つ備えたオクタコア仕様で、1世代前の「Snapdragon 435」と比べてCPU性能は約25%アップ。消費電力も改善され、最大バッテリー駆動時間が約4時間延長されたのが特徴だ。また、メモリー(RAM)は、3GB搭載モデルと4GB搭載モデルの2つが用意されている。

なお、搭載するストレージ(ROM)は、3GB搭載モデル/4GB搭載モデルともに、低価格帯のSIMフリースマートフォンとしては大容量の64GBとなる。話題のアプリをどんどん試したい人や、写真や動画をたくさん保存したい人は、microSDメモリーカードスロットを利用して最大256GB分のストレージをプラスすることも可能だ。

そして、スペック面で特筆すべきはバッテリー容量だろう。エントリーモデルとしては異例とも言える4230mAhの大容量バッテリーを搭載しているのだ。

カタログスペックによると、標準的な使い方で約2日間の連続使用※3が可能とされているが、通勤・帰宅時はもちろん、取材の移動中にWebサイトや地図を見たり、カメラで写真を撮ったりなど「標準以上に使った」と思われる使い方を1日行っても、バッテリー残量が50%以下になることはなかった。画面の明るさを下げたり、バックグラウンドでのアプリの自動同期をオフにしたりしてバッテリー消費を抑える「省エネモード」も搭載しているので、節電を意識した使い方をすれば、余裕を持って丸2日間は使えるだろう。 ※3 OPPO試験基準において標準的な使い方を想定した測定結果

OPPO「R15 Neo」 OPPO「R15 Neo」

充電は底面のmicroUSBポートから行う。OPPO独自の急速充電技術「VOOCフラッシュチャージ」には対応しないが、価格を考慮すれば納得。製品パッケージには、microUSBケーブルとACアダプターが同梱されている

左側面には、nanoSIM 2枚とmicroSDメモリーカード1枚をセットできるトリプルスロットを搭載。microSDメモリーカードは最大256GBまで対応する。SIMは、2枚同時に4G通信の待ち受けができる「DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)」対応なので、2回線を併用している人にもぴったりだ

初めての人でも使いやすい独自の「ColorOS」

OPPOのスマートフォンは、独自OS「ColorOS」を搭載しているのも特徴だ。独自OSとはいえ、Androidをベースにしたものなので、実質的にはAndroid搭載のスマートフォンと同じ。「Google Play ストア」でアプリをダウンロードしたり、Googleの便利なサービスを利用したりすることができる。むしろ「ColorOS」として改良が施されたことで、より操作しやすいものにブラッシュアップされている印象だ。

MOVIEColorOS

アプリショートカット

コントロールセンター

アプリのアイコンを長押しすると、アプリ内の機能に直接アクセスできるメニューがポップアップする。また、画面上端から下にスワイプすると出現する「コントロールセンター」は、まず8個のアイコンが表示され、さらにワンタップするともう8個のアイコンが表示される仕組み。搭載された、さまざまな機能に素早くアクセスできる

MOVIEスマートアシスト

スワイプアップジェスチャー

使いやすさを高める「ColorOS」の独自機能のひとつが「スマートアシスト」。これは、初期設定では画面下に表示される「仮想ナビゲーションキー」で行う操作を、下から上へスワイプアップすることで行えるようにする機能。慣れれば、ボタンをタッチするよりもサクサクと軽快だ

スクリーンショット

OPPO「R15 Neo」

画面を3本の指でなぞると、表示している画面のスクリーンショットが撮れる。キャプチャーした画像をダブルタップすると、編集や共有の操作に移れるのも便利だ。いち画面には収まらない、長いページのロングスクリーンショットも簡単に撮ることができた

CHECK3 カメラ機能メインカメラはデュアル! 人物が簡単・キレイに撮れて楽しい

冒頭で語ったように、自らの端末を“カメラフォン”と呼び、カメラ機能を重視しているOPPO。このエントリーモデル「R15 Neo」においても、この思想は変わらないようだ。背面のメインカメラには1300万画素+200万画素のデュアルカメラを、撮影機能にはOPPO独自の「A.I.ポートレートモード」を搭載し、デュアルカメラで背景を自然にぼかしながら、人物を際立たせた印象的なポートレート写真が簡単に撮れるようになっている。

OPPO「R15 Neo」

メインカメラは、1300万画素と200万画素のデュアルカメラ。通常の撮影では1300万画素カメラが用いられるが、撮影モードを「ポートレート」に設定すると、ぼかし効果の深度測定のため200万画素カメラも動作する

通常の「写真」と、A.I.ポートレートモードが働く「ポートレート」で写真を撮り比べてみた。「写真」は、背景まで鮮明に写るので、景色をしっかりと収めたいときに適している印象。「ポートレート」は、背景が自然にぼけ、人物の肌もマイルドに補正されるので人物を主役にしたい場合に適している

自撮りがキレイに楽しめる「A.I.ビューティーモード」搭載のサブカメラ

ディスプレイ上部のノッチに備わったサブカメラは800万画素で、「R11s」で好評だった自撮り用の「A.I.ビューティーモード」を搭載している。これは、被写体となる人物の顔から、性別・年齢・肌など296の情報を読み取り、事前に学習した約800万の美肌データから、その人に適した美肌処理を施してくれるというもの。撮影時にカメラアプリに表示される顔アイコンをタップするだけで簡単に起動でき、自然な効果が得られるので自撮りの際に役立ちそうだ。

OPPO「R15 Neo」

「A.I.ビューティーモード」の設定画面。「AI」を選択すると、人工知能が最適と判断した美肌効果が得られる。好みに応じて1〜6まで手動のレベル調節も可能だ

「A.I.ビューティーモード」をオンにすると、肌が明るくなり、肌質がなめらかに見えるように補正された。従来のスマートフォンでは不自然になりがちだった美肌機能だが、「R15 Neo」の処理は自然で好印象。世界で高い評価を受ける“カメラフォン”の片鱗がしっかりと感じられた

OPPO「R15 Neo」

このほか、サブカメラは顔認証にも活用される。事前に顔を登録しておけば、セキュリティロック解除操作はカメラに顔を向けるだけ。パスフレーズやパターン入力よりもラクにスマートフォンが使えて便利だ。実際に試してみると、認証速度が速く、使い勝手がよかった

OPPO「R15 Neo」

まとめSIMフリー市場に新風をもたらす、高パフォーマンスモデル

以上、OPPOから発表された最新エントリーモデル「R15 Neo」をチェックしてきたが、デザインから処理性能、カメラ機能まで、どれを取っても2万円台(税別)のエントリーモデルとは思えない仕上がりになっていた。

6.2インチの大型フルスクリーンディスプレイを備えたボディは、ハイエンドモデルの醍醐味の一端を味わうことができるし、処理性能は日常使いに必要十分以上のものなので安心して使える。また、デュアルカメラと「A.I.ポートレートモード」を使えば、OPPOならではの“カメラフォン”の楽しさに触れられるのもいい。

2万円台(税別)のスマートフォンに高い処理性能や高機能を求める人は少ないかもしれないが、いっぽうで、ズバ抜けたコストパフォーマンスを求める人は多いはずだ。その点で、この「R15 Neo」は消費者の心をガッチリとつかむモデルになると感じた。OPPOのスマートフォンをまだ使用したことがない人は、本機を手にしてそのよさを味わってもらいたい。

主なスペック

ディスプレイ
6.2インチ液晶(1520×720)
CPU
Snapdragon 450(最大1.8GHz オクタコア)
メモリー
3GB/4GB
ストレージ
64GB
OS
ColorOS5.1(Based on Android 8.1)
SIMスロット
nanoSIM×2(microSDメモリーカードもセットできるトリプルスロット)
メインカメラ
1300万画素+200万画素
サブカメラ
800万画素
通信方式
GSM:850/900/1800/1900MHz
WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
TD-LTE:B38/39/40/41
Wi-Fi
2.4GHz 802.11 b/g/n
サイズ
約75.6(幅)×156.2(高さ)×8.2(厚さ)mm
重量
約168g