コンパクトボディにハイスペックを凝縮!高コスパで高信頼のデスクトップPC「HP EliteDesk 705 G4 SF」徹底レビュー

今やノートPCを家庭用のメインマシンとして活用するケースは多いが、高い処理性能や豊富な外部インターフェイスを備え、大型ディスプレイで快適に作業できるデスクトップPCは、何かとメリットが多い。ただ、あまり大きなボディは困りものと感じる人もいるだろう。そこで注目したいのが、HPのデスクトップPC「EliteDesk 705 G4 SF/CT AMD Ryzen5 2400G/16GB/2TB HDD+256GB SSD 価格.com限定モデル」だ。コンパクトボディにAMDのAPU「AMD Ryzen™ 5 PRO 2400G」をはじめとするハイスペックパーツを搭載しながら、81,000円(税込)という驚くべきコストパフォーマンスを実現している。早速、その実力を徹底レビューしていこう。

処理性能
4コア/8スレッドAPUAMD Ryzen 5 PRO 2400G搭載のハイパフォーマンス

HP EliteDesk 705 G4 SF

ハイスペックパーツや豊富な外部インターフェイス、複数のセキュリティ機能をコンパクトなボディに詰め込んだデスクトップPC「HP EliteDesk 705 G4 SF」。有線キーボードと有線マウス、縦置き用のスタンドが付属し、手の届きやすい価格を実現した(ディスプレイは別売り)

日本HPの「EliteDesk 705 G4 SF 価格.com限定モデル」(以下、HP EliteDesk 705 G4 SF)は、コンパクトボディにハイスペックなパーツや豊富な外部インターフェイスを搭載し、高い耐久性や複数のセキュリティ機能も備えた小型デスクトップPCである。ラインアップには、「AMD Ryzen™ 3 PRO」と「AMD Ryzen™ 5 PRO」を搭載した2モデルが用意されているが、今回検証したのは、「AMD Ryzen™ 5 PRO」を搭載した上位モデルだ。

HP EliteDesk 705 G4 SF
価格.com限定モデルのラインアップ

検証機
モデル名EliteDesk 705 G4 SF/CT
AMD Ryzen3
2200G/8GB/1TB
価格.com限定モデル
EliteDesk 705 G4 SF/CT
AMD Ryzen5
2400G/16GB/2TB HDD+256GB SSD
価格.com限定モデル
CPUAMD Ryzen™ 3 PRO 2200G
(3.5GHz-最大3.7GHz)
AMD Ryzen™ 5 PRO 2400G
(3.6GHz-最大3.9GHz)
OSWindows 10 Pro 64ビット
メモリー8GB16GB
ストレージ1TB HDD256GB SSD+2TB HDD
グラフィックRadeon™ Vega 8 GraphicsRadeon™ Vega 11 Graphics
価格.com最安価格(税込)48,60081,000

「HP EliteDesk 705 G4 SF」のスペック面における最大の特徴は、AMD独自のAPU(Accelerated Processing Unit)「Ryzen」を搭載していること。APUとは、演算処理を担当するCPUと、グラフィック処理を担当するGPUをワンチップに統合したもので、「Ryzen」はその最新モデルとなる。今回検証した上位モデルには、4コア/8スレッドで動作する「Zen」CPUコアと高性能グラフィクスRadeon「Vega」を統合した最新APU「AMD Ryzen™ 5 PRO 2400G」(3.6GHz-最大3.9GHz)を採用しており、他メーカーの同クラスのCPUと比べた場合、同等の処理性能をより低価格で実現できるという。

また、ストレージは、高速なPCIe接続の256GB SSDと2TB HDDを組み合わせたデュアルストレージ構成で、メモリーは16GB。これだけのスペックなら、価格もかなり高くなりそうなものだが、本機の価格.com最安価格は81,000円(税込、2018年12月3日時点)と、驚くべきコストパフォーマンスを実現している。

では、その実力はいかほどだろうか。各種のベンチマークテストで処理性能をチェックしてみたが、いずれのテストでも高いスコアを記録。画像編集や3Dゲームプレイ、マルチタスクなどの高負荷な作業もサクサクとこなしてくれた。

HP EliteDesk 705 G4 SF

「HP EliteDesk 705 G4 SF」のCPUを「CPU-Z」で確認してみると、開発コード名「Raven Ridge」で知られる、4コア/8スレッドのAPU「AMD Ryzen™ 5 PRO 2400G」を搭載していることが確認できた

HP EliteDesk 705 G4 SF

パソコンの総合的な性能を測るベンチマークプログラム「PCMark 10」を実行したところ、トータルスコアは「3985」と、パソコンの快適性の目安となる「3000」を大きく上回っていた。日常的な作業はもちろん、画像編集などのやや重めの処理でも、まずストレスを感じない性能だ

HP EliteDesk 705 G4 SF

CPUの処理性能を測るベンチマークテストプログラム「CINEBENCH R15」を実行してみたが、総合スコアは「783cd」と、デスクトップ向けの最新APU「AMD Ryzen™ 5 PRO 2400G」を搭載しているだけあって、こちらも高い数値をマークした

HP EliteDesk 705 G4 SF

「HP EliteDesk 705 G4 SF」は、256GB SSD+2TB HDDのデュアルストレージ構成となっているが、256GB SSDのデータ転送速度を「CrystalDiskMark 6.0.2」で計測してみたところ、シーケンシャルリード(Q32T1)が1784.7MB/sと、PCIe接続ならではの速さを見せた。これなら、OSやアプリの起動も素早く行えるだろう

HP EliteDesk 705 G4 SF

APU「AMD Ryzen™ 5 PRO 2400G」には、グラフィック処理能力では実績のある「Radeon™ Vega 11 Graphics」を搭載している。その恩恵もあってか、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」では、「最高品質」「フルHD(1920×1080)」で「8518」のスコアを記録、評価は「とても快適」となった

HP EliteDesk 705 G4 SF

高負荷な作業として、デジタル一眼カメラで撮影したRAW画像の編集も行ってみた。各種加工処理がもたつく場面はなく、軽快な表示でスムーズに作業ができた。クリエイティブな用途にも十分活用できるパフォーマンスだ

文書作成をしながらWebブラウジングや画像編集を行うマルチタスクでも、動作がもたつくことはなかった。4K動画も再生してみたが、こちらもなめらかな描画で快適に鑑賞できた。それでもCPU使用率は30%前後にとどまっており、処理能力には余裕がある

拡張性
コンパクトボディに豊富な外部インターフェイスを装備

「HP EliteDesk 705 G4 SF」のボディは、デスクトップPCの中でもかなりコンパクトな設計となっている。本体サイズは、約270(幅)×296(奥行)×95(高さ)mmで、横置きも縦置きもできるので、デスク上にもスッキリと置ける。また、シンプルかつスタイリッシュなデザインのため、デスク上に置いたときに圧迫感が少ないのもうれしい。

「HP EliteDesk 705 G4 SF」は横置きも縦置きもできる。縦置きにすると、A4のファイルケースよりコンパクトだ

これだけコンパクトなボディだと、拡張性はある程度妥協せざるを得ないのでは? と思う人がいるかもしれないが、心配は無用。「HP EliteDesk 705 G4 SF」には、USBポートだけでも、USB3.1 Type-Cポートを含めて計11基が装備されており、そのボディサイズからは想像もできないほど外部インターフェイスが充実している。

外部インターフェイスは、前面にUSB Type-C(USB 3.1)ポート×1、USB 3.1ポート×2、USB 2.0ポート×2(1つは給電対応)、ヘッドホン/マイクコンボポート×1、メディアカードリーダー(標準ではなし。オプションで選択可)を装備。背面にはUSB 3.1ポート×2、USB 2.0ポート×4、HDMI出力ポート(アナログRGBポートまたはDisplayPortも選択可)×1、DisplayPort×2、オーディオ出力端子、オーディオ入力端子を備えている

HP EliteDesk 705 G4 SF

本体前面にDVDライターを搭載。DVDコンテンツが気軽に楽しめるだけでなく、家族の写真やホームビデオなどのデータをDVDに素早く書き込むこともできる

また、ドライバーなどの工具を使わなくてもケースを開けられるツールレス設計となっており、パソコン内部のメンテナンスが手軽に行えるのもうれしい。パソコン内部をチェックしてみると、PCI Expressスロットに空きがあり、将来的に高性能な外付けグラフィックボードの追加も可能となっていた。

HP EliteDesk 705 G4 SF

ケース背面のつまみを右側にスライドし、その右側にある取っ手を手前に引くとケースが開けられる。工具を使わず、手軽にパソコン内部のメンテナンスや拡張作業が行える

HP EliteDesk 705 G4 SF

パソコン内部を見ると、マザーボードには、PCI Express x16とPCI Express x4の空きスロットがあり、ロープロファイルの外付けグラフィックボードを追加できるようになっていた

信頼性
MILスペックの耐久性と独自のセキュリティ機能

長く安心して使える耐久性を備えているのも「HP EliteDesk 705 G4 SF」の大きな魅力だ。通電テストや電源テストなど12万時間におよぶHP独自の品質テストに加え、米軍調達基準「MIL-STD-810」を満たしており、酷暑や酷寒、粉塵などの環境下でも正常に動作するという。

また、HP独自のセキュリティ機能を数多く搭載しているのも安心感が高い。BIOSに何らかの改ざんがないかを調べ、もし外部からの攻撃により不正な状態であることが検知された場合、自動的に正常な状態にする自己回復型BIOS「HP Sure Start Gen4」をはじめ、マルウェアの影響をWebブラウザーのひとつのタブだけにとどめられる「HP Sure Click」、セキュリティソフトを常時監視し、セキュリティソフトやOSのセキュリティ機能が無効になった場合に、自動で再起動して安全な状態に回復する「HP Sure Run」など、2重、3重の多層的なセキュリティ機能を備えている。

HP EliteDesk 705 G4 SF

家庭での使用でも、マルウェアによる脅威はもはや他人ごとではないが、「HP EliteDesk 705 G4 SF」はマルウェアに感染しても、ブラウザーのタブを閉じるだけでマルウェアを消滅させられる「HP Sure Click」を搭載。徹底的に保護された環境下でWebブラウジングを行えるので安心だ

購入後は、専用窓口の「HP Elite Premium サポート」で電話による相談や修理サポートなどが受けられるのも見逃せない。日本HPでは、専用の電話回線を拡充することで、回線が混み合って電話がつながりにくいといったケースを起こりにくくし、迅速なサポート対応を図っており、技術的な相談窓口と修理受付窓口を統合した、ワンストップでのサポートも提供している。

HP EliteDesk 705 G4 SF

購入後に何か不具合が生じた時は、標準の保証よりも受付時間を拡大し、修理時間を短縮するワンランク上のサポート「HP Elite Premium サポート」を受けることができる

まとめ
スペック、設置性、信頼性の3拍子揃ってお買い得!

以上、「HP EliteDesk 705 G4 SF」の実力をチェックしてきたが、知れば知るほど、81,000円(税込)という価格が安く、お得に感じられてくる。コンパクトなボディに最新APU「AMD Ryzen™ 5 PRO 2400G」をはじめとするハイスペックパーツを搭載しながら、豊富な外部インターフェイスも装備。さらに、高い耐久性やセキュリティ機能も備えており、総じて、価格以上の満足度が得られる1台であると感じた。家庭用のメインマシンの購入や買い替えを検討しているのなら、「HP EliteDesk 705 G4 SF」を選べば、高い満足度が得られることは間違いなさそうだ。

製品紹介HP EliteDesk 705 G4 SF価格.com限定モデル

HP EliteDesk 705 G4 SF

スペック表

モデル名EliteDesk 705 G4 SF/CT
AMD Ryzen3
2200G/8GB/1TB
価格.com限定モデル
EliteDesk 705 G4 SF/CT
AMD Ryzen5
2400G/16GB/2TB HDD+256GB SSD
価格.com限定モデル
OSWindows 10 Pro 64ビット
CPURyzen proAMD Ryzen™ 3 PRO 2200G
(3.5GHz-最大3.7GHz)
Ryzen proAMD Ryzen™ 5 PRO 2400G
(3.6GHz-最大3.9GHz)
メモリー8GB16GB
ストレージ1TB HDD256GB SSD+2TB HDD
グラフィックRadeon™ Vega 8 GraphicsRadeon™ Vega 11 Graphics
光学ドライブDVDロムDVDライター
外部インターフェイス

前面:USB Type-C(USB 3.1)ポート×1、USB 3.1ポート×2、USB 2.0ポート×2(1つは給電対応)、ヘッドホン/マイクコンボポート×1

背面:USB 3.1ポート×2、USB 2.0ポート×4、DisplayPort×2、オーディオ入出力端子×1、ギガビットLANポート×1

サイズ約270(幅)×296(奥行)×95(高さ)mm
重量約4.53kg