なかでも有名なスニーカーといえば、やはり『エアジョーダン』の名を挙げないわけにはいきません。 バスケットボールプレーヤー「マイケル・ジョーダン」のシグネチャーモデルとして1984年に登場し、 ジョーダンの活躍とともに、その靴も世界中から注目を受けるようになりました。 「エアジョーダン」の人気はとどまるところを知らず、アメリカだけでなく、日本でも社会現象となるほどの一大ムーブメントとなったのです。
「エアジョーダン」シリーズは毎年1回モデルチェンジが行なわれており、マイケル・ジョーダンが現役を退いてもなお、進化を続けています。 2008年はジョーダンの背番号である「23」と同じ23周年にあたり、 さまざまな復刻・コラボレーションモデルや、 記念モデルとなる「エアジョーダン XX3」が発売されました。 ジョーダンシリーズはこの23周年を機に終了してしまうのではないかとファンの間でささやかれましたが、 通しナンバーではなく年号を冠した、2009年新作の「エアジョーダン」が登場しました!
デフォルトカラーは、白をベースに、サイドとミッドソール、シュータンに黒が入ったゴシックカラー。シリーズの定番カラーは白・黒・赤ですが、今回は赤が使われていません。色合いは「エアジョーダン X」のデフォルトカラーに近いのではないでしょうか。 白と黒のシンプルな色合いと緩急のあるデザインは、近未来のような印象を受けます。機能的にも、義足の技術である「アーティキュレイテッド・プロパルジョン・テクノロジー」などを採用、未来的な要素が取り入れられています。
「エアジョーダン」と同じように「エア」の名を持ち、20年以上支持されるシリーズに「エアフォースワン」があります。 どちらの「エア」シリーズもコレクターから人気のあるシリーズ。 エアジョーダンの23周年である2008年より、この2つを合体させた『エアジョーダン フュージョン』シリーズが発売開始されました。
マイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル6作目の「エアジョーダン6」と、 画期的な衝撃吸収クッションシステム“エア”を初めてバスケットボールシューズに組み込んだ 「エアフォースワン」を融合させることによって生み出されたハイブリッドモデル。 ハイテクを体現したようなデザインの「エアジョーダン6」は、漫画「スラムダンク」に登場したことなどもあり、 シリーズ屈指の人気モデルとなっています。 「エアジョーダン」と並ぶもう1つの主役である「エアフォースワン」も、25年以上に渡って多くのファンから支持されているロングセラーモデルです。
「エアジョーダン6」の特徴であるゴム製のシュータンや独特のカカト部を再現。 カラーリングも「エアジョーダン6」をベースとしたデザインになっています。 そこに「エアフォースワンMID」の特徴である、シュータンの外側を締めるストラップや、 カップソールなど飽きのこないシンプルなテイストが盛り込まれました。過去の名作を組み合わせることによって生まれた新たな名作モデルです。
毎年新モデルが発表される「エアジョーダン」は最新モデルだけでなく、 古いモデルにも根強い人気があり、さまざまな形で復刻されています。 シリーズ1足目の「エアジョーダン1」をはじめ、 各モデル数多くのバリエーションが生み出され、今年も新しい“過去の「エアジョーダン」”がリリースされました。
エアジョーダン 1 ファット ロー 001
(AIR JORDAN 1 PHAT LOW 001)
参考価格 12,600円
スケーターにも愛された「エアジョーダン1」を、スケーター用に改良したのが、 この『エアジョーダン 1 ファット ロー』です。 「エアジョーダン1 ロー」をベースに、足への密着感、ホールド感を強化。 オリジナルよりもシュータンや足口の縁が厚くなっています。
新作である001カラーは、カジュアルテイストできれいにまとまっているのが特徴。 白と黒をメインの構成に、鮮やかなブルーの縁取りと、ゴールドのジャンプマンロゴと、 同じくゴールドのステッチがアクセントとして効いています。 しかし、最大の魅力はヒール部分に描かれたグラフィック。レトロポップなグラフィックがストリートでの注目を集めそうです。
ジョーダン 2.5 チーム 116
(JORDAN 2.5 TEAM 116)
参考価格 17,000円
「エアジョーダン2」と「エアジョーダン3」を組み合わせるという新たな融合の形を見せる「ジョーダン 2.5 チーム」。 イタリアンなデザインで独特の雰囲気を放った「エアジョーダン2」、 ビジブルエア(外から見えるエア)やジャンプマンロゴを初めて採用した「エアジョーダン3」、 共通点の少ない2つのモデルがうまく融合し、新たな美しさが生まれました。
116カラーには「エアジョーダン3」のデフォルトカラーが採用されています。 これにより、特有のセメントパターンが映える仕上がりになりました。 イタリアンメイドのクラシックなフォルムに、カジュアルなセメントパターンが今までにない魅力を生み出しています。
「エアジョーダン」や「エアフォースワン」のように古くから愛され続けているナイキスニーカーに『ダンク』があります。 「エア」シリーズに比べ、スマートな印象のある『ダンク』はバスケットボールプレイヤーだけでなく、 スケーターやスケートボーダーなど、ストリートからの支持を多く集めました。
1985年にノンエアのバスケットボールシューズとして登場した『ダンク』。 ナイキスニーカーの象徴とされる「NIKE ICONS」にも選定された定番シリーズです。 スケードボード対応の「SBシリーズ」や、 一部店舗のみで発売され、反転カラーが使われたことから裏ダンクと呼ばれる「シティアタックシリーズ」など、派生系も豊富。 ビンテージや限定物には高額の希少価値が付くなど、その人気は衰えるところを知りません。
2009年の新作である『311730』シリーズは、『ダンク』らしい王道のフォルムに仕上がっています。 カラーバリエーションも、黒・赤・白でまとめられたナイキらしいカラーと、 白を基調にポップなカラーがアクセントとして加えられたベーシックなタイプにまとまっています。 アウトソールとインソールで色がはっきりと違っており、この細かなデザインが靴全体を引き締めた印象に見せています。
バスケットボールシューズばかりが注目されがちなナイキスニーカーですが、ストリートスポーツを意識して作られた「NIKE6.0」シリーズ、 過去の名作をリバイバルした「クラシック」シリーズなど、街中で気軽に履きたくなるモデルもたくさんリリースしています。
マーヴェリック MID (MAVRK MID)
参考価格 7,140円スケートボードやマウンテンバイクなど、アクションスポーツのパフォーマーのためのプロダクトライン「NIKE 6.0」から、 09年の新作が登場! ソールの部分とアッパーの部分がはがれにくく、型崩れにも強い「バルカナイズ型」。 型崩れしづらいので、足への適度な締めつけが持続します。
グレー系をベースに、かかと部に挿し色としてパープルを加えるという組み合わせは、クラシックで渋いスニーカーに見えますが、 シューレースを水色とグレーのタイプに付け替えるとイメージが一新します。シュータンのロゴのカラーと、 足裏の鮮やかな水色と同調することで爽やかなスニーカーに大変身! もちろん、ブラックのシューレースのまま渋いカラーリングを楽しむのもアリです。
クラシック コルテッツ レザー 09
(CLASSIC CORTEZ LEATHER 09)
参考価格 9,800円
ナイキICONSとなり、ナイキスニーカーの顔の1つとなった「コルテッツ」。 1972年にランニングシューズとしてデビューした「コルテッツ」はナイキの歴史のなかでもかなり古いシリーズにあたります。 いまだに愛されているのは、ランニングシューズとしての機能美と、 シンプルで親近感を感じるデザインのおかげではないでしょうか。
デザインはそのままにレザー仕様で復活した今作。 そのデザインを生かすようなメリハリの効いた色使いは、長く使える一足になるはず。 ポップなカラーリングがカジュアルなイメージを先行させますが、レザーの上品さが遊びある大人っぽさも演出してくれます。
選べるバリエーションが多いのもナイキスニーカーの人気の一因。 今年の新作モデルも、ここで紹介したものだけではなく、まだまだたくさんあります。 その中から、今年履きたいモデルをピックアップ。ナイキらしさが全面に押し出されたものから、 新たな挑戦ともいえるものまで、ナイキスニーカーの魅力を堪能してください。
2009年より新章を開幕する「エアジョーダン」シリーズ。ファンならずとも注目の新章第1弾『エアージョーダン2009』を購入! 細かな概観や実際の履き心地をレビューしました。



つま先部分のアッパーにはホワイトレザー が使われており、美しい光沢を放つとともに、高級感を感じさせます。 「JORDAN」という文字がシュータンの付け根とアウトソールの中央、ヒール部分に刻印されており、 ジョーダンシリーズであることをさりげなくアピール。アウトソールの刻んだようなラインは躍動感があふれています。


「エアジョーダン」という文字がなくても、「エアジョーダン」だと感じさせてくれるサイドビュー。 そして、『エアジョーダン2009』の最大の特徴となっているのがアウトサイドのホログラムです。 白と黒で構成されたデザインの中で、異彩を放って輝くダイヤパーツ。 よく見ると「ジャンプマン」が内部に描かれています。目を引く美しさと、遊び心の詰まった『エアジョーダン2009』最大のポイントです。 また、ミッドソールのマーブル模様も、靴全体にあふれる未来を感じさせるデザインを牽引しています。


ジョーダンシリーズおなじみの「ジャンプマン」ロゴは、 シュータン・下敷・サイドホログラム内・シューレース先端の金具の4か所に配置されています。 今作からモデル名が年号に変わったことにより、モデルナンバーの表記はなくなりました。
デザインばかりに目が行ってしまいがちな「エアジョーダン」ですが、実際の履き心地も気になるところ。 今回は『エアジョーダン2009』の26cm(US8)を履いてみました。ちなみに筆者は普段スニーカーを履く際も26cmを履いています。
履いてみた第一印象は、「フィット感が抜群」というもの。 やはりバスケットボールシューズなので、足への装着感はカジュアルスニーカーとは明らかに違いがあります。 しかし、その分だけ窮屈感が否めないのも正直なところ。気になる方はワンサイズ大きいサイズでよいかもしれません。
歩き心地も良好です。厚めのソールは適度な柔らかさを持っており、足への負担が軽く感じます。 普段革靴を履いている方は違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れるはず。見た目よりも軽いので、重さの心配は入りません。
今回はジーンズと合わせて履きましたが、つま先部分のホワイトレザーの高級感はフォーマルなスタイルにもバッチリとハマります。 白と黒のツートンカラーで一年中履けるというのもポイント。
従来のモデルよりも、シティ派になった印象を受ける『エアジョーダン2009』。 細かい部分まで作りこまれた前作に比べて、大幅にシンプルなデザインになり、驚いた人も多いのではないでしょうか? しかし、デザインがシンプルになったことで、履く人・場所・服装の選択肢が大幅に広がりました。 『エアジョーダン2009』はコレクションとして飾って楽しむのではなく、実際に履いて楽しんでほしい一足です。























