ロードバイクの選び方

ご利用案内
ホーム > スポーツ > 自転車 > ロードバイク > ロードバイクの選び方

ロードバイクの選び方

価格.com ユーザーが編集するロードバイクの選び方のガイドです。ロードバイク選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!

概要編集する

ロードレーサー

主に舗装路の一般公道で行われる、長距離の自転車競技ロードレース用に考案された自転車をロードバイク、またはロードレーサーと呼びます。車体重量は6s台後半から10s程度に仕上げられた軽量なもので、「700C」と呼ばれる大径のホイールには、幅の細い20〜25oのタイヤを履いて走行抵抗を軽減します。

そして多くのモデルに装備されるのが、ロードバイクの大きな特徴ともいえるドロップバーです。このハンドルは前傾の深い乗車姿勢が可能になり、特に高速走行時に増す空気抵抗を削減し、さらに多彩なハンドルポジションによって長距離走行による疲れを軽減できます。こうした軽量な車体と幅の細いタイヤ、ドロップハンドルによって、ロードバイクはスポーツバイクにおいて最も速くスピードを出すことができるのです。

ひと昔前のロードバイクといえば、競技用に特化した「コンペティティブロード」と呼ばれるモデルが主流を占めていました。しかし近年では乗車姿勢の前傾を和らげ、優れた乗り心地によって入門者や脚力に自信のないサイクリストにも乗りやすい「エンデュランスロード」というタイプが登場しています。これらはロングライドやツーリング的な使い方をするユーザーに人気を得ています。そのほか、タイムトライアル、トライアスロンバイク、フラットバーロード、シクロクロスバイクといったタイプがロードバイクのカテゴリーに含まれます。

主な特徴

6s後半から10s程度の軽量な車体。
大径の700Cホイールに、20〜25oの細幅タイヤの組み合わせ。
空気抵抗を削減して、長距離走行が楽になるドロップバーを装備。


主なタイプ

コンペティティブロード

ロードバイクの代表格とされるタイプです。競技での使用を前提に、乗り心地のよさよりも車体の軽さ、スピードを出すための性能を重視しています。さらにドロップバーを装備したモデルとしては、最も前傾の強い乗車姿勢を確保しやすいフレーム設計で、ロードレース、ヒルクライムレースなどに最適です。オールラウンドなコースに対応できるモデルのほかに、ここ数年は空気抵抗を削減するフレームやパーツの設計により、とくに平地での高速性能を強化したエアロロードと呼ばれるタイプも登場しています。

エンデュランスロード

見た目はコンペティティブロードとほとんどかわりませんが、路面からの衝撃を吸収しやすいフレームとパーツの設計により、乗り心地を重視したタイプです。さらに前傾を和らげる乗車姿勢を確保しやすく、速さよりも長距離を楽に走ることに長けているタイプです。長距離をマイペースで走るロングライドなどに最適な存在です。

フラットバーロード

ロードバイクの基本設計はそのままに、ハンドルバーに一文字型のフラットバーを装備したモデルです。クロスバイクのジャンルに分類される場合もありますが、一般的なクロスバイクよりも車体は軽く、タイヤ幅も細いので、より軽快な走りを楽しむことができます。サイクリング、通勤・通学などで利用するのに適しています。

タイムトライアル/トライアスロン

一定距離の走行時間を争うロードレースのタイムトライアル、トライアスロン競技(主にロングディスタンス)用のモデル]です。一般的なロードバイクよりも、空気抵抗に優れたフレームやパーツを用います。特にハンドル部にはDHバーと呼ばれるタイプを装備して、最も空気抵抗の少ない乗車姿勢ができるようになっています。

シクロクロス
シクロクロス

高低差の少ないダートコースで争われる自転車競技シクロクロスのためのモデルです。700Cのホイールやドロップハンドルなど基本構造はロードバイクに準じていますが、オフロードを走るために幅の太いブロックパターンタイヤと、MTBタイプのブレーキを装備します。競技用以外にも、泥よけやキャリアを取り付けできる機能を付加したモデルもあり、これらはツーリングなどにも便利な1台です。

価格

安い製品では5万円を下回る価格で購入することができます。しかしこうしたモデルは重量が10s以上と重くなるため、ロードバイク最大の魅力とされるスピード感、リニアな加速を楽しむことができません。またフレームやパーツの精度・耐久性も悪く、スポーツとして楽しむには厳しいのが実情です。性能的には安価なクロスバイクと変わらない、街乗り用と言えるでしょう。

ロードバイクらしい走りを楽しみたいのなら、8万円以上のモデルを選びたいところです。本格的にロードレースやヒルクライム、ロングライドを楽しむのなら20万円以上のモデルであれば、自分の脚力の向上、目的に応じてパーツを交換しながらカスタムや性能のレベルアップを楽しむことができます。

価格が高くなるほど軽量化され、パーツの精度、ホイールを始めとする回転部の動きが滑らかになるので、軽い走りが得られます。特にロードバイクは高額になると、フレームやホイールなどでカーボン素材が用いられることが多くなり、軽量化とパワーロスのない高剛性を両立しながら、乗り心地のよさも得られるようになります。かつてカーボン製のフレームを採用したモデルといえば価格は40万円以上するのが一般的でしたが、ここ数年は20万円台で手に入れられるようになってきました。

タイムトライアル、トライアスロン用モデルは、一般的なロードバイクに比べると価格が高くなります。手頃なモデルでも10〜15万円程度が相場となっています。シクロクロスは8万円程度から、フラットバーロードは5万円程度が入門用に最適なモデルです。

最終更新:サテラビュー 2014/12/09 18:04:21

選び方のポイント編集する

フレーム

ロードバイクのフレームには、カーボン、アルミ、スチール、チタンといった素材が使われています。

カーボン

25万円以上のモデルで主流になっているのは、軽さと剛性、乗り心地のよさを高次元で両立しやすいカーボンです。走行性能を追求するには理想的な存在ですが、耐衝撃性は高くないため転倒した際にチューブに亀裂などが入りやすく、扱いは金属製のフレームに比べるとデリケートです。

アルミ

25万円以下のモデルにはアルミ製のフレームが広く使われています。カーボンフレームに比べると重量面では劣るものの、剛性面に優れているので高い推進力を得やすいうえ、耐久性に優れているのも大きな特徴です。乗り心地はほかの素材に比べて劣るものの、コストパフォーマンスは最も高いため、ロードバイク以外のスポーツバイクで主流のフレーム素材になっています。

スチール

スチールはロードバイクにおける最も伝統的なフレーム素材。カーボン、アルミよりも重量は重くなりますが、耐久性ではアルミと同等のレベルにあると言っていいでしょう。15万円を超えるようなモデルでは、長距離を乗っても脚への負担が少なく、高い快適性を体験することができます。しかしながら、低価格のモデルではその特性は希薄で、低コストが採用の大きな理由です。

コンポーネント

バイクを構成するパーツで、特に可動するパーツ群を「コンポーネント」(コンポ)と呼びます。ブレーキ&シフトレバー、フロント&リヤディレーラー、チェーンホイールセット、チェーン、スプロケット(リヤのギヤ)のパーツで構成されます。

現在、日本のシマノ、アメリカのスラム、イタリアのカンパニョーロの3社がコンポを製造していますが、世界中で圧倒的に大きなシェアを誇っているのはシマノです。その理由は、性能の高さにあります。変速やブレーキ性能自体の正確な作動性に加え、トラブルが少なくメンテナンス性に優れ、交換パーツの価格が手ごろなのも魅力です。すべての面でプライスパフォーマンスが高いコンポメーカーと言えるでしょう。

シマノ製のコンポはプロ選手も使うデュラエースを筆頭に、「アルテグラ」「105「ティアグラ」「ソラ」といったグレードが存在します。本格的にロングライドやレースイベントに参加をするなら、105クラス以上のコンポを装備したモデルを選ぶといいでしょう。

各メーカーともにグレードの異なるコンポを数種類展開しており、高額になるほど軽量化されるほか、各パーツが高精度になることで可動部の動きは軽くなり、シフトレバーやブレーキレバーなどの操作性が向上します。現在ロードバイクで主流になるギヤ枚数は、前は2段がほとんど、後ろは高級グレードでは11段、低価格帯では9〜10段です。

ホイール&タイヤ

フレームの次にロードバイクの性能を左右するのがホイール&タイヤです。ホイールは大きく分けるとオールラウンドなタイプ、空気抵抗を抑えたエアロタイプ、軽さに特化したタイプがありきます。価格が高くなるほど軽量化され、走りが軽くなる傾向にあります。

見た目で最も分かりやすいのはエアロタイプです。リム部分のハイトが高く、翼断面形状になっています。またスポークの数も抑えられていて空気抵抗を削減します。アルミ製の角断面のリムを用いたタイプは耐久性も高く、オールラウンドに使うことができます。アルミリムのモデルでもホイール重量が1500gを下回るモデルであれば、レースでも不足のない軽い走行感を得ることができるでしょう。

カーボン製のリムを用いたモデルは、軽量化によって特に上りなどで軽い走りを得られますが、転倒時の耐久性に劣るなど、アルミ製リムのモデルに比べてデリケートなので上級者向けです。

タイヤは一般的な自転車と同じ構造のクリンチャータイプが主流です。インナーチューブのないチューブレスタイプのほか、カーボン製リムの場合、タイヤを専用の接着剤でリムに貼るチューブラータイプと呼ばれるタイプもあります。タイヤ幅は、特にコンペティティブロードやタイムトライアルバイクの場合、走りの軽さと乗り心地のバランスに優れる23o程度を主流とします。

一方エンデュランスロードやフラットバーロードでは乗り心地を重視してクッション性に優れる25o〜28o幅を装備するモデルが増えています。シクロクロスの場合は、タイヤの表面に大きな凹凸のあるブロックパターンで、32o前後の幅のモデルが装備されます。

ブレーキ

ロードバイクのブレーキシステムは、一般的な自転車に多く見られる、リム部分を挟んで制動するリムブレーキが主流です。なかでもロードバイクに用いられるタイプは、軽量で制動力に優れる「サイドプルブレーキ」と呼ばれるものです。コンポのグレードが上位になるほど軽量でありながらブレーキキャリパーの剛性が高くなり、制動力とスピードの制御性が向上します。またブレーキレバーの引きも軽くなり、総合的に安全性が高まります。

2013年あたりからMTBで標準となっているディスクブレーキを装備したモデルも増えてきました。雨天時でも安定した制動力を確保できることから有効なシステムですが、現在のところロードレースでの使用許可が得られていないため、搭載車両の数は少ない状況ですが、2016年以降は一気に増えると予測されています。

シクロクロスバイクではリムブレーキでも、太いタイヤの組み合わせが可能なカンチブレーキ、Vタイプブレーキが用いられるほか、ディスクブレークも昨年あたりから一気に増えています。

最終更新:サテラビュー 2014/12/09 17:58:27

FAQ(よくある質問と回答集)編集する

Q:値段が高いモデルにはペダルが装備されないと聞きました。本当ですか?

A:低価格帯のモデルでは、普段履きの靴でも乗ることができるフラットペダルと呼ばれるタイプが標準装備されています。しかし、15万円以上価格帯のモデルは、ロードバイクを本格的に楽しみたいと考えるユーザーにとって、ペダルシステムの選択肢を確保するためにあえてペダルを標準装備しません。

ロードバイクで本格的にロングライドやレースイベントへの参加を楽しむのなら、サイクルシューズとビンディングペダルを使用することをお勧めします。ビンディングペダルにはバネ機構が搭載され、サイクリングシューズを固定することでパワーロスのないペダリングが可能になり、スピードを出しやすくなり長距離の走行も楽になります。

サイクリングシューズとビンディングペダルは、ペダリング性能を特化させたロードレース用と、歩行性を重視したタイプがあります。ツーリングやロングライドでバイクを降りて移動することが多い場合は、後者のタイプを選ぶといいでしょう。  

Q:細いタイヤはパンクが心配です。パンクをさせないコツは?

A:まずは常に最適な空気圧をタイヤに充てんすることです。空気圧はバイクに乗らずとも、1週間くらいで空気圧が低下します。したがって乗る際は必ず空気圧を確認することが欠かせません。最適な空気圧は、ほとんどの場合タイヤの側面に印字されているので、その範囲で乗るようにしましょう。

走行時にパンクをさせないコツは、歩道の段差などを超える際、必ず速度を下げた上でバイクにかかる荷重を抜く、抜重という動作を行うことです。具体的には段差を越える際にサドルから腰を上げて、腕の力を軽く抜いて、少しだけ腕を曲げます。これを行うことで路面から突き上げられる力を吸収して、タイヤにかかる荷重を減らすことができます。

そのほか必要な時以外、路側帯の端を走り過ぎないことです。この部分には小石やガラス片など、パンクの原因となるゴミが多く落ちているからです。

Q:自転車本体以外に必要なアイテムはありますか

A:ロードバイクを楽しむには、バイク本体以外にアクセサリー類を揃えなければ安心して楽しむことはできません。最低でも走行時に万が一の転倒から身を守るためのヘルメットとグローブ、盗難防止用のカギ、夜間走行に備えて前後のライト、空気入れ、走行時の水分補給用にボトル&ボトルゲージは最低でも揃えたいところです。

さらに走行中のパンクや故障に備えて、携帯式の空気入れ、携帯工具、交換用のインナーチューブ、パンク修理キット&レバー、そしてそれらを収納するサドルバッグなどがあれば完璧です。これらを揃えるには最低でも20,000〜30,000円は必要となります。購入時は、こうしたアクセサリー類を揃えることを考えた予算を立てることが欠かせません。  

Q:メンテナンスはどうすればいいですか?

A:走行距離、乗り方、保管場所により頻度は変わってくるものの、特にスポーツバイクは定期的にメンテナンスをしなければ、快適に乗ることのできない自転車です。購入後すぐは前後のディレーラーやブレーキの動きを制御するワイヤの伸びによって、作動の正確性が損なわれることがあります。200〜300q程度走行してフィーリングが変わったり、1か月ほど乗ったら一度自転車店に持ち込み各部のチェックをしてもらうといいでしょう。購入した店舗ならば交換パーツが発生しない場合、無償で整備を受けられるでしょう。

普段自分で行えるメンテナンスは、バイクをきれいに保つことと、主にチェーンなどへの注油、最適な空気圧の管理です。これらをしっかり行っていれば、おおむね快適に乗ることができるはず。タイヤやブレーキパッドは消耗しやすく安全性にも大きく関わるパーツなので普段から消耗度合いをチェックして、その度合いがひどければ専門店に持ち込み早めに交換しましょう。

Q:保管場所はどうすればいいですか?

A:ロードバイクに限らず、スポーツバイクは室内保管が絶対です。集合住宅の駐輪場など屋根が付いた場所でも、屋外の駐輪はおすすめできません。雨風や直射日光にバイクがさらされることで、特にタイヤやブレーキパッドなどゴム系のパーツが劣化して本来の性能を失ってしまうからです。もちろん汚れやすいというのもあります。

そして盗難の危険性があります。室内でバイクを保管するのには簡易型の整備スタンドのほか、バイクタワーといったスタンド使えば室内の上側の空間を有効活用でき、省スペースの収納が可能になります。

最終更新:サテラビュー 2014/12/09 17:40:39

用語集編集する

ディレーラー

変速機のこと。多段式のチェーンホイールやスプロケットの歯数の異なる歯車にチェーンを掛け替える装置です。前用を「フロントディレーラー」、後用を「リヤディレーラー」と呼びます。スタンダードなタイプは鋼線のワイヤで動きを制御しています。最新式は電子ケーブルによってディレーラーの動きを制御する「電動変速」と呼ばれるタイプもあり、レースの世界を筆頭にホビーレベルでもハイエンドユーザーの間では定番になりつつあります。「Di2」とはシマノの電動変速総称です。

チェーンホイール

フロント側のギヤのこと。ロードバイクの場合は2枚が主流です。歯車とペダルが装備されるアーム部分は「クランク」と呼びます。

スプロケット

リヤハブに装備されるギヤのこと。ロードバイクのようにギヤが複数枚ある場合は、カセットスプロケットと呼び、9〜11枚のタイプが標準的です。歯車の歯数にはバリエーションがあり、それを選ぶことでギヤ比を変えることができます。

コンパクトドライブ

歯数の小さなチェーンホイールのこと。大ギヤ側は52、50、48、46、小ギヤ側は36、34の歯数を装備します。近年ロングライドなどを楽しむホビーレベルのライダーにはスタンダードなタイプです。レース派にはそれよりも大きなスタンダードドライブ(大ギヤ53、52。小ギヤ42、39など)と呼ばれるタイプが好まれます。

デュアルコントロールレバー

ブレーキレバー部分で変速と制動操作ができるシステムです。現在のロードバイクの主流となっている機能で、この機能を最初に開発したシマノのシステムの名称です(STIレバーと呼ばれる場合もあります)。機能的には同じですが、カンパニョーロはエルゴパワー、スラムはダブルタップと呼びます。もちろん3社ともに操作方法は異なります。

ジオメトリー

フレーム各部の寸法を指します。主にチューブの長さや角度を指し、その寸法を想定する使用用途やライダーの体格に合わせて細かく変変更することで最適な走行性能を得ています。フレームサイズを選ぶにはトップチューブ、シートチューブ、ヘッドチューブ長、リートといった部分の寸歩が判断基準となります。

最終更新:サテラビュー 2014/12/09 17:38:01

ロードバイク トレンド

  • メーカー
  • 価格帯

価格.comにおいて、どのメーカーの製品が売れ筋なのかがわかります。製品選びの参考にしてください。

棒グラフ円グラフ
  • 2018年11月のトレンド情報です

ロードバイク なんでも掲示板  -ロードバイクに関する話題ならなんでも投稿できる掲示板-

このページの先頭へ