価格.com 旬のお買物情報 11月号

価格.com 旬のお買物情報
2017年11月号

朝晩の冷え込みが強くなり、冬の足音が聞こえてくる11月。冬支度に必要な家電の新商品が次々発売され、型落ち品がお買い得になっています。年末年始に向けて出費がかさむ時期でもあるので、家電製品総合アドバイザーが教える選び方のポイントをチェックして、財布のひもを賢くゆるめていきましょう。

11月の「季節のお買物」先取り情報!

11月に型落ち品がお得に買えるのは、ヒーター・ストーブと加湿器!

食べ物に旬があるように、家電にも「今買うべきタイミング」というのがあります。今月は、ヒーター・ストーブと加湿器がお得に買える時期! 専門家が解説する買い時の理由を要チェックです。

ヒーター・ストーブ

日ごとに空気が冷えてきて秋が深まってくる11月は、ヒーターやストーブなどの暖房器具を準備しだす人が多くなる月。家電販売店の店頭には各社の最新製品が顔を揃えますが、あまり大きな技術的進化がない暖房器具は、型落ち製品を積極的に狙いにいったほうがいいジャンルといえます。型落ちモデルでも性能差はほとんどなく、新モデルより2〜3割は安く買えるものが多いので、在庫があるうちに購入しておくほうがいいでしょう。例年人気の上位には、手軽に暖を取れる遠赤外線ヒーターや、セラミック式のファンヒーターなど電気式の製品が並びますが、寒冷地などを中心により火力の強い石油ファンヒーターも根強い人気があります。(家電製品総合アドバイザー鎌田 剛)

  • ※過去2年間の発売数と発売年別価格の推移(価格.com登録商品)

ヒーター・ストーブを選ぶポイント

暖房器具も進化を続けています。省エネ性能やデザイン性は日々向上しており、湿度センサーを搭載し体感温度をコントロールしたり、送風機能を強化して年間を通して使えたりできる製品が登場しています。豊富なラインアップの中から、あなたにぴったりのものを選びましょう。

point!
  • ストーブ・ヒーターのタイプで選ぶ
  • 燃料をチェック

ストーブ・ヒーターのタイプで選ぶ

ストーブ、ファンヒーター、遠赤外線ヒーター、オイルヒーター…さまざまなタイプの暖房器具が発売されていますが、それぞれの特徴をご存じですか? タイプごとのメリット・デメリットを知って目的に合ったものを導入しましょう!

温風を送り出し、広い場所を隅々まで一気に温める

ファンヒーター

ファンヒーター

暖かい空気をファンで送り出す製品。灯油を使う石油ファンヒーターが定番ですが、電気やガスを利用する製品もあります。速暖性にすぐれていますが、灯油やガスを使う場合は換気が必要になります。

広い場所をじんわりと温める

ストーブ

ストーブ

石油や電気、ガスを使い、発熱させて周りを暖める製品です。輻射熱で暖めるので、近くにいればすぐにポカポカします。ファンを使わないのでファンヒーターよりは劣るものの、速暖性も高め。

局所暖房に適している

遠赤外線ヒーター

遠赤外線ヒーター

電気を使ってセラミックなどの素材を暖め、人体に浸透しやすい遠赤外線を発生させる製品です。部屋全体を暖めるには不向きですが、発熱が速く、近くにいればすぐに暖まるので、台所や脱衣所での利用に向いています。

安全性が高い

オイルヒーター

オイルヒーター

密閉されたオイルを電気で加熱し、周りの空気をじんわりと暖める製品です。燃焼しないので空気を汚さず、安全なので、小さい子供のいる家庭で人気です。その代わり、暖房能力はそれほど高くありません。


燃料をチェック

何のエネルギーを使って動くのかも要チェックです。ガスや灯油、電気などがあり、一長一短。賃貸アパート・マンションでは、石油ファンヒーターの利用が禁止されていることもあるので、契約を確認しましょう。

灯油

石油ファンヒーターや石油ストーブで利用されます。灯油の保管や補給といった手間はありますが、運用コストが安いのがメリット。また、灯油を使う暖房機器は急速に部屋を暖めることができます。

ガス式

すぐに部屋を暖めることができるうえ、空気が乾かないのが魅力。同じく暖房能力の高い石油ストーブと違って燃料補給の手間がありません。ただし、ガスホースが届かないところでは使えません。

電気

オイルヒーター、パネルヒーター、遠赤外線ヒーター、ハロゲンヒーターなどは電気を利用します。手軽に利用できますが、冷たい部屋を暖めるには時間がかかり、電気代が高くつくこともあります。

加湿器

乾燥する冬の時期に、暖房器具と並んで使いたいのが加湿器。特に、エアコン暖房を多用するような場合、温風で部屋が乾燥しやすいので、加湿器を組み合わせたほうが、風邪の予防などの面で効果があるといわれています。加湿器も暖房器具と同様、あまり大きな技術的進化は見られない分野なので、型落ち製品を積極的に狙いましょう。グラフからもわかるように、ここ数年、加湿器の価格も若干高騰気味なので、高価格帯のスチーム式やハイブリッド式を狙うのであれば、昨年モデルに注目しておくとよさそうです。新モデルよりは2〜3割安く買えることでしょう。人気の中心は、ランニングコストが安い「気化式」あるいは「スチーム式と気化式のハイブリッド」ですが、昨今、熱によって雑菌に強い「スチーム式」のよさが見直されつつあります。(家電製品総合アドバイザー鎌田 剛)

  • ※過去2年間の発売数と発売年別価格の推移(価格.com登録商品)

加湿器を選ぶポイント

乾燥しがちな季節に欠かせない加湿器。風邪などの予防にもなります。卓上やポータブルタイプもありますが、今回は基本的に家で使う据え置きタイプをご紹介。適用畳数を確認するだけでなく、加湿の方法も要チェックです。消費電力や発熱、衛生面などでメリット・デメリットがあるので、使用環境などを考えて選びましょう。

point!
  • 適用畳数を確認しましょう
  • 加湿の方式をチェック

適用畳数を確認しましょう

「適用畳数」は、その製品が室温20度の部屋を湿度60度に維持できる能力を持つことを表しています。木造和室など、加湿しにくい部屋の場合は、加湿能力がワンランク上のモデルを選びましょう。

加湿の方式をチェック

加湿器は、タンク内の水を水蒸気にする方法によって、いくつかの方式に分かれます。消費電力や発熱、衛生面などでメリット・デメリットがあるので、使用環境などを考えて選びましょう。

スチーム式

水を加熱して蒸気にする方法です。熱くなるので子供のいる家庭には向いていなかったのですが、液体そのものを沸騰させない機構を搭載し、熱くならない製品も登場しています。勢いよく加湿できる、殺菌効果がある、暖かいので冬場に向くなどのメリットがありますが、消費電力が大きい、送風口が熱くなるなどのデメリットもあります。

気化式

水を吸い上げたフィルターに風を当てることで蒸発させる仕組み。ヒーターがないので電気代が安く済むのですが、風を送るためのファンの動作音が発生します。また、風を送るため体感温度が下がります。スチーム式のように送風口が熱くならず、消費電力が小さいですが、加湿能力は低めで部屋が冷えるほか、送風ファンの動作音がします。

超音波式

超音波で水を水蒸気に変えます。ヒーターレスで消費電力は小さく、ファンも不要なので騒音も小さいのが特徴。しかし、除菌機能がないモデルは水中の雑菌を空気中に放出しがちなので注意。消費電力が小さく静音性が高いですが、カルキの付着などメンテナンスは必須となります。水蒸気の粒が大きいので部屋がぬれることもあります。

ハイブリッド式

スチーム式と気化式もしくはスチーム式と超音波式を組み合わせた方式です。気化式の加湿スピードの遅さや、超音波式の衛生面などの弱点を、ヒーターを用いることで克服しています。スチーム式よりは消費電力が小さく、送風口が熱くならないなどのメリットもあります。ただし価格帯は高め。

家電製品総合アドバイザー 鎌田 剛 (価格.com)
家電製品のみならず、市場全体の動向などにも精通する価格.comのご意見番的存在。

鎌田 剛

11月の注目カテゴリ!

こたつ

日本の冬支度にかかせないアイテム、こたつ。最近は、1人用のこたつやダイニングこたつといった新種も登場しています。

こたつ布団

こたつ布団

こたつ本体を買い替えなくても、布団を替えるだけで暖かさの感じ方が変わることもあります。好みの素材を選んで。

スキー・スノボー用品

各地でスキーシーズンが始まります! お気に入りのボードやウェアを揃えて、思いっきり楽しみましょう。

スキーウェア

スキーウェア

レンタルもいいけれど、ウェアくらいはお気に入りのものを揃えてみて。色柄、サイズが豊富に揃っています。

メンズアンダーシャツ

冷え込んでくるものの、がっつりコートを着るにはまだ少しためらわれる季節。インナーをうまく使って体温調節をしましょう。

吸湿発熱インナー

吸湿発熱インナー

人体から発せられる汗などの湿気を熱に変える機能を持ったインナー。薄手のものが多いので、着込む必要がありません。

11月の特集記事

お取り寄せおせちの選び方2018

もうすぐ2018年。最近は“お取り寄せおせち”の充実化が進んでいますが、「ちゃんとしたものが届くか不安」という方も多いのでは。お正月を安心して迎えられるよう、選び方のポイント別に通販おせちをご紹介します! 予約のピークは11月なので、目当てのものが売り切れないようお早めに。

お取り寄せおせちの選び方2018 コンテンツ

お取り寄せおせちの選び方2018

11月に旬を迎える食材

おかずにもスイーツにもなる、日本の秋を代表する人気者

焼き芋や天ぷら、スイートポテトなどいろいろな調理法が楽しめて、ホクホクと甘くておいしいさつまいも。旬は9〜11月ですが、収穫後2か月ほど貯蔵して、水分を飛ばすと甘さが増して、さらにおいしくなります。「食べるとおならがでる」といわれるほど、豊富な食物繊維により、腸の調子を整えてくれるのも魅力。

紅あずま

主な産地:茨城、千葉

関東で人気の品種です。皮の色は少し紫がかった濃い赤色。果肉の色が黄色く粉質で、繊維質が少なく、加熱するとホクホクとネットリの中間の食感になります。

鳴門金時

主な産地:徳島

全体にムラのない美しい紅色をしており、生の果肉はクリーム色で粉質です。これを焼くなどして加熱すると、黄色くホクホクとした甘い芋に仕上がります。

安納紅

主な産地:鹿児島

水分が多く、焼くとまるでクリームのようにネットリとした食感になります。また、非常に糖度が高く、時間をかけて焼くことにより糖度が40度前後にもなる芋として有名。

本ししゃも

本ししゃも

旬:11〜12月
主な産地:北海道など

現在市場で出回っているほとんどのししゃもは輸入物で、実は「カペリン」という別の魚。北海道で取れるものだけが「本物のししゃも」と呼ばれています。限られた時期にしか取れず、価格も高いですが、味は格別。

りんご

りんご

旬:9〜12月
主な産地:青森、長野など

近年では貯蔵方法の発展により1年を通じて食べられるようになっていますが、基本的に9〜12月の秋から冬にかけてが旬です。11月は晩生種が収穫される時期で、ふじ王林などの有名な品種が出回ります。

銀杏(ぎんなん)

銀杏(ぎんなん)

旬:10〜11月
主な産地:愛知、大分など

イチョウの木から銀杏の実が落ちているのは、秋の光景。ねっとりとした食感と独特の風味があります。感染症を予防する成分が多く含まれ、風邪をひきやすい秋から冬には最適の食材ですが、食べ過ぎには要注意。