デジタルカメラの選び方

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選び方ガイド 自分に最適な製品選びをサポート

スマートフォン(以下、スマホ)のカメラ機能の高画質化によって、影が薄くなった印象のデジタルカメラ(以下、デジカメ)。しかし、デジカメは、スマホにはないよさがあるんです! 60倍を超える超高倍率ズーム機、水中でも雪の中でも使えるタフネス機など、ラインアップは多彩です。こちらでは、自分に最適なデジカメ選びをナビゲートします。

デジタルカメラ選びで押さえたいポイント

「デジカメが欲しいけど、チェックするところが多すぎて何を基準に選べばよいかよくわからない」という方もいるでしょう。デジカメ選びで絶対外せないのが、「センサーサイズ」「光学ズーム」「F値」の3つです。この3つを押さえれば、欲しいデジカメにたどり着けるはずです!

画質重視の人はセンサーサイズが大きくきれいに撮れるものを選ぶと◎

画質重視の人はセンサーサイズが大きくきれいに撮れるものを選ぶと◎

撮影した写真の画質を左右するのがセンサーサイズです。画質重視の高級モデルはセンサーサイズが1型など大きいものが多いです。一方、手頃な価格の普及型モデルではセンサーサイズが小さくなります。その分画質は劣りますが、コンパクトさや高倍率ズームを実現できます。

センサーサイズの解説を読む

遠くのものを大きく写すなら高倍率ズームモデルが必須

遠くのものを大きく写すなら高倍率ズームモデルが必須

画質重視の高級デジカメは高性能なレンズを搭載していますが、5倍程度のズーム倍率が中心です。一方、普及型デジカメのほとんどは10倍以上のズームレンズを搭載しており、最高80倍ズームまであります。運動会などで撮影する機会が多いのであれば、高倍率ズームを選びましょう。

光学ズームの解説を読む

暗い場所でも明るく撮るなら、F値が小さい製品をチェック

暗い場所でも明るく撮るなら、F値が小さい製品をチェック

暗い場所でもフラッシュをたかずに撮りたいという方も多いのでは? ここでチェックしたいのが、レンズを通る光の量を示すF値で、絞り値とも呼ばれます。この値が小さいものほど明るくなり、暗い場所でもきれいに撮れます。また背景をぼかした写真が撮りやすくなります。

F値の解説を読む

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デジタルカメラの選び方のポイント

「デジタルカメラ選びで押さえたいポイント」でご紹介した「センサーサイズの種類」「光学ズーム」「F値」の3つについてくわしく説明します。さらに、最短撮影距離や撮像素子の種類など、こだわって選ぶなら注目したいポイントも解説します。

センサーサイズの種類

画質を重視するなら、まずイメージセンサーのサイズをチェックしましょう。光を受けて画像を作り出す部品であるイメージセンサーは、サイズの大きさに比例して高画質になり、同時に価格も高くなります。センサーサイズが小さくなると、高感度撮影時にノイズ(写真に写るザラつき)が増えるなどの欠点があるので注意しましょう。主流のサイズは、画質が重視される高級モデルで1型、高倍率ズームなどが多い普及モデルで 1/2.3型となります。なお、スマホが搭載しているセンサーは1/3型です。

センサーサイズの種類
センサーサイズ 概要

フルサイズ

フィルムカメラ時代のフィルムサイズ(35mm判)と同じなのでフルサイズといいます。デジタル一眼カメラの上位機や一部の超高級デジカメで使われており、価格が高い分高画質です。

APS-C

かつて存在したカメラ用APSフィルムと同じサイズです。フルサイズよりひと回り小さく、面積は約半分。画質と大きさのバランスがよいため、多くのデジタル一眼カメラと一部の高級デジカメが採用しています。

フォーサーズ

大きさが4/3型なのでフォーサーズと呼びます。現在、オリンパスとパナソニックがミラーレス一眼にこの規格を採用しています。デジカメではあまり使われていません。

1型

フォーサーズよりひと回り小さなサイズのセンサーです。ソニーを筆頭に多くのメーカーが採用しており、高級デジカメでは主流のセンサーとなりました。画質重視でデジカメを買いたい人はこのサイズから選ぶとよいでしょう。

1/1.7型

1型と1/2.3型の中間のサイズで、性能も両者の中間。1型センサーが出てくるまでは高級コンパクトの定番センサーでした。現行モデルでは数機種しか残っていません。

1/2.3型

普及型デジカメでもっともよく使われるセンサーです。センサーサイズが小さいため薄型コンパクトや高倍率ズームカメラなどバリエーション豊富で価格も手頃ですが、画質面は劣ってしまいます。

レンズの性能

レンズの性能は「焦点距離」と「F値」で決まります。焦点距離とは、レンズからイメージセンサーまでの距離のことで、単位は「mm」で表されます。 50mm(35mm判フィルム換算)を標準として、数字が小さいほど広角(広い範囲が写る)、大きいほど望遠(遠くのものが大きく写る)なレンズとなります。一方のF値とは、レンズを通す光の量の値のこと。この数値を調整することでピントや写真の明るさが調節できます。

光学ズーム

光学ズームとは、焦点距離を変化させることで被写体を劣化させずに拡大するデジカメのズーム機能のこと。焦点距離を変えられるレンズは、「ズームレンズ」と呼ばれ24mm-720mmのように表記されます。この場合、広角端が24mm、望遠端が720mmとなるので、ズーム倍率が「30倍ズーム」のレンズとも表現されます。
※以下は、同地点・同画角・光学30倍ズームカメラにて、撮影した作例です。

広角(1倍/24mm)
広角(1倍)

ズーム倍率は一番広角にしたとき(画像は24mm)を基準にします。広い範囲を撮れるので風景や室内での撮影、記録写真に向いています。

10倍(240mm)
10倍

10倍までズーミングしてみました。広角端が24mmなのでこれは240mm相当となります。一般的にはここまで大きく撮れれば十分でしょう。

望遠(30倍/720mm)
望遠(30倍)

一般に400mm以上の望遠を超望遠といいます。30倍では720mm相当となります。なお、超望遠撮影の際は手ブレを起こしやすいので、注意しましょう。

F値

レンズを通す光の量をコントロールする機構を「絞り」といい、その値をF値(あるいは絞り値)と呼びます。絞りを調節することでピントの合う範囲やシャッタースピードを調節できます。絞りを一番開いた(F値を一番小さくした)状態を「開放絞り」といい、その数値、開放F値が小さいほど明るいレンズとなります。ズームレンズでは広角と望遠で開放F値が違うので注意しましょう。

F2.8(開く)
F2.8(開く)

絞りを開くと背景がより大きくぼけるのが特徴です。開放F値が小さいほうが高性能ですが、その分レンズは大きく高価になります。広角時と望遠時で開放F値が違うので両方をチェックしましょう。

F8.0(絞り)
F8.0(絞り)

絞りを絞ると背景までくっきりと写ります。その分、レンズを通る光が少なくなるため、シャッタースピードが遅くなり、手ブレしやすくなります。慣れないうちは絞らず、開放F値での撮影がおすすめです。

F値(広角) を選ぶ

最短撮影距離

コンパクトデジカメの最短撮影距離は、レンズの先端からの距離です。ネイルや料理、雑貨といった小さなものをアップで撮るときは重要なポイントになります。こういうものの撮影を想定するなら、最短撮影距離が近いものを選びましょう。

最短撮影距離(標準)を選ぶ

撮像素子の種類

デジカメの心臓部であり、実際に光を受けるところを撮像素子(イメージセンサー)といいますが、大きく分けて3つの種類があります。CCDとCMOSとMOSです。CMOSとMOSは親戚だと思って構いません。今は低価格モデルにCCD、それ以外はCMOSかMOSセンサーとはっきり分かれています。

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撮影するものや機会でチェック!

デジカメで撮りたいものは何ですか? どういうときにデジカメを使いますか? 人によって撮りたいものやデジカメを使う機会は異なるものです。ここでは、「とにかくきれいに撮る」「遠くのものをアップで撮る」「スポーツや野鳥を撮る」「子供や友人を撮る」「夜や室内での撮影」「旅行」など6種類の目的やシーンに分けて、それぞれ重視すべきスペックをご紹介します。

とにかくきれいに撮りたい
とにかくきれいに撮りたい
遠くのものをアップで撮りたい
遠くのものをアップで撮りたい

1型以上のセンサー搭載

画質重視の方はセンサーサイズ1型以上の製品を選びましょう。高感度時のクオリティー、背景のボケ具合、階調の豊かさなどすべての面で有利です。同画素数で小さいセンサーサイズの製品と比べると写りがまったく違います。

1型以上のセンサー搭載

広角F値2.0以下のレンズ

ズーム倍率よりもレンズの明るさを重視しましょう。明るいレンズのほうが背景をきれいにぼかせるほか、暗所にも強いのが特徴で、絞りの値の違いも楽しめます。広角側でF2.0より小さいレンズが理想です。

広角F値2.0以下のレンズ

光学ズーム10〜20倍のレンズ

アップで撮りたいときは望遠性能を重視しましょう。野鳥やスポーツなど特定の超望遠が必要な撮影をしないのであれば、光学ズームは10〜20倍あれば十分です。遠くのものもかなり鮮明に大きく撮れます。

光学ズーム10〜20倍のレンズ

光学式手ブレ補正機構搭載

撮影は望遠になればなるほど手ブレしやすくなります。望遠での撮影が多い人は光学式手ブレ補正機構を重視しましょう。手のブレに合わせてレンズやセンサーを動かすことで、手ブレを抑えた写真を撮る機能です。

光学式手ブレ補正機構搭載

スポーツや野鳥を大きく撮りたい
スポーツや野鳥を大きく撮りたい
子供や友人を撮りたい
子供や友人を撮りたい

光学ズーム20倍以上のレンズ

月や野鳥、スポーツの試合など、焦点距離が400mm以上必要となる超望遠で撮影したいときは、光学20倍以上のズームモデルを狙いましょう。これほどの超高倍率ズームになると、ボディも大きくてしっかり構えられるものになります。

光学ズーム20倍以上のレンズ

ファインダーを搭載

超望遠で撮影するとき、液晶モニターでは被写体をきちんと捉えるのが難しくなります。そこでファインダーをのぞきながら狙うと被写体を追いやすく、撮影に集中できます。ファインダーには電子式光学式があります。

ファインダー搭載

顔認識機能を搭載

人を撮影するなら顔認識機能が重要です。顔を検出すると肌色がきれいに写るように明るさを調節したり、美肌機能を同時に活用したり、各社とも工夫を凝らしています。高級機になると、目の瞳にピントを合わせる機能もあります。

顔認識機能搭載

広角F値1.8〜2.8のレンズ

広角の開放F値が1.8〜2.8の明るいレンズで撮影すると、背景がきれいにぼけて人物が浮かび上がるような写真を撮れます。なお、人物を撮る際は広角より望遠のほうがきれいに撮ることができます。

広角F値1.8〜2.8のレンズ

夜や室内での撮影が多い
夜や室内での撮影が多い
旅行に持って行きたい
旅行に持って行きたい

1型以上のセンサー搭載

夜間や室内など暗めの場所では、少ない光で明るく写すために、光の感度であるISO感度を上げる必要があります。それにともないノイズも発生しますが、センサーサイズが大きければノイズを抑えられます。できれば1型サイズ以上がよいでしょう。

1型以上のセンサー搭載

光学式手ブレ補正機能搭載

暗い場所では、シャッターを開けている時間であるシャッタースピードが長く(光を多く取り込むため)、手ブレを起こしやすいので、光学式手ブレ補正は必須といっていいでしょう。室内撮影や夜景撮影でも手持ちで手ブレを抑えられます。

光学式手ブレ補正機構搭載

USB充電機能搭載

旅行先で気になるのはバッテリーの持ち。USB充電が可能なカメラなら、スマホ用のACアダプターやモバイルバッテリーでも充電できます。予備電池や充電器を忘れてしまった場合でも安心です。

USB充電機能搭載

Wi-Fi対応

旅行先で撮った写真をSNSですぐにシェアしたいとき、Wi-Fi機能があれば写真をその場でスマホに転送してアップできます。また、一緒に出かけた友達とも撮った写真をすぐに共有できるので便利です。

Wi-Fi対応

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デジタルカメラの主なシリーズ

CANON(キヤノン)

CANON(キヤノン)

Powershot

IXYとPowershotの二大ブランドで攻めるキヤノン

デジカメ市場でトップシェアのキヤノンは「IXY」 と「Powershot」の2つのシリーズを展開していますが、今は「Powershot」が主流。廉価モデルから売れ筋の30倍ズーム機、さらに超高倍率と幅広くラインアップ。今はハイエンドの「Powershot G」シリーズに力を入れており、1型以上のセンサーを搭載したカメラを5機種も揃えています。

Powershot

SONY(ソニー)

SONY(ソニー)

Cyber-shot

デジカメのトレンドを作る先進的なCyber-shot

ここ数年、デジカメのトレンドは「Cyber-shot」が作ったといっても過言ではありません。当たり前になったスイングパノラマや手持ち夜景機能はCyber-shotが最初です、ハイエンド機に1型センサーを採用したのもソニー。ハイエンド機の定番となった「RX100」と、小型30倍ズームの「HX」シリーズに力を入れています。

Cyber-shot

ニコン(Nikon)

ニコン(Nikon)

COOLPIX

個性派モデルに活路を見いだすCOOLPIX

デジカメ界で老舗シリーズといえる「COOLPIX」。おしゃれなスタイリッシュモデルに力を入れていますが、 注目すべきは個性派モデル。とくに業界最高の83倍ズームを搭載したP900は品薄になるほどの人気となりました。ただ、他社に比べてハイエンド機のライン アップが弱く、これからの巻き返しを期待したいところです。

COOLPIX

パナソニック(Panasonic)

パナソニック(Panasonic)

LUMIX

4K動画対応モデルが充実したLUMIX

かつて主力だった薄型コンパクトはラインアップからほぼ消え、その代わり旅行向きの高倍率コンパクトや高画質 なハイエンド機に絞り込んできたパナソニック。他社に比べ、EVF内蔵モデルが多く(半分以上に搭載)、いち早く4K動画とそれを利用した4Kフォト を採用するなど、次世代のカメラを狙っています。

LUMIX

オリンパス(OLYMPUS)

オリンパス(OLYMPUS)

Stylus

アウトドア用タフネスデジカメの定番

自社の強みを生かしたモデルにラインアップをぎゅっと絞ってきたオリンパスです。高性能なレンズを搭載した名機「STYLUS 1s」もよいカメラですが、オリンパスといえばタフネスモデルでしょう。「Tough」シリーズは防水性、耐衝撃性、耐寒性能に優れた、アウトドア向けコンデジの定番として長く人気を保っています。

Stylus

リコー(RICOH)

リコー(RICOH)

THETA

前後上下左右すべてを記録する全天球カメラ

リコーの「THETA」は世界で唯一の特徴を持ったユニークなカメラ。細長いスティック状ボディの前後に2つのカメラを搭載し、シャッターを切ると前後180度ずつ、合計360度の全天球写真を撮ることに特化したカメラです。新型の「THETA S」は画質も上がり実用度が増しました。前後上下左右すべてを記録できる唯一のコンパクトカメラです。

THETA

富士フイルム(FUJIFILM)

富士フイルム(FUJIFILM)

FinePix

写真好きに向けたXシリーズが充実

富士フイルムのデジカメといえば「FinePix」でしたが、今は防水カメラと高倍率ズーム機を残すだけとなりました。APS-Cセンサー搭載の「X100T」、マニュアルズームの「X30」などは、昔ながらの操作性やメカっぽさが人気のハイエンド機。写真を趣味とする人たちの支持を集めています。

FinePix

カシオ(CASIO)

カシオ(CASIO)

EXILIM

EXILIMはスマホへの自動転送機能に注目

カシオは独自路線のカメラを追求するメーカー。東アジアで大ヒットした自撮り向けTR、秒30枚の超高速連写のZR、カメラ部とモニター部が分離するセパレートカメラのFRなど他社にないユニークなカメラがウリ。最近では撮った写真を自動的にスマホへ転送する「オートトランスファー」機能に注目です。

EXILIM

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機能や装備をチェック

裏面照射型
ソニーが開発したCMOSセンサーで、「りめんしょうしゃがた」と読みます。そもそも、撮像素子には、光を受け取る“受光部”と、受け取った光を送る“配線層”があります。従来は、“配線層”が“受光部”の上にあったため、受け取る光の量が制限されていましたが、裏面照射型では、こうした構造を裏返して位置を逆にしています。その結果、従来よりも多くの光を取り入れることができ、とくに暗い場所でもノイズが少ない画像の撮影が可能になり、現在では主流の撮像素子となっています。
ローパスフィルターレス
カメラには画質安定を目的として、撮像素子の前面にローパスフィルターが配置されています。あるはずのない色が表現されてしまう「偽色」や、細かい模様を撮影したときに模様がチラつくように見える「モアレ」の発生を防ぐためのものですが、解像感が低下するというデメリットがあります。最近では、中上位機種を中心に、このフィルターを排除し、解像感を高めたモデルが登場しています。
手ブレ補正
撮影時のわずかな手ブレによる画質の低下を防ぐための機構です。センサーシフト式とレンズシフト式の2種類があり、センサーシフト式はイメージセンサーを手ぶれに合わせてわざと動かすことで、レンズシフト式はレンズの一部を動かすことで手ぶれを補正しています。
顔認識
人の顔を検出することでそこに自動的にピントを合わせる技術。ほぼ全モデルが搭載し、さらにピントのみならず肌の明るさや色合いも調整してくれるのが一般的です。横顔でも認識するか、一度に何人まで認識するかで各社の差が出ます。
タイムラプス
一定間隔で連続撮影した静止画を素材に作った動画です。長時間の事象の変化を短時間で表現できるのが特徴です。
連写機能
シャッターを長押しするとその間連続して撮影し続ける機能。カメラによって、連写速度や連写枚数に差があります。中には高速連写時は画像サイズが小さくなる、速いけど連続3枚しか撮れないというモデルもあるので注意が必要です。
自分撮り機能
背面モニターが回転して自分の姿を見ながら撮れる機能をさします。モニターを自分撮りモードにすると自動的にセルフタイマーがオンになる、表示が鏡像になる、美肌がオンになるなど各社工夫をしています。
AF自動追尾機能
指定した被写体に自動的にピントを合わせ続ける機能です。ピンボケを防げますが、被写体によってはうまく追尾してくれないこともあるため、通常のAFとうまく使い分ける必要があります。
RAW撮影
デジカメの写真は撮影したデータをカメラ内で処理して、その結果をJPEG形式で保存しますが、編集ソフトで大幅に修正できません。これに対し、RAW形式は手を加えない“生”の状態の画像で保存します。編集ソフトを使って自由に補正や加工を行えますが、その分、画像サイズが非常に大きくなります。
Wi-Fi
無線LANの国際標準規格を「Wi-Fi」といいます。Wi-Fiでの接続にはアクセスポイント経由接続と、機器同士を直接つなぐWi-Fi Directの2種類があり、前者に対応しているとパソコンへの自動転送などもできます。
Wi-Fi Direct対応
Wi-Fi機器同士で直接つなぐための規格。デジカメの場合、スマホと直接Wi-Fiで接続することでスマホに写真を転送したりリモート撮影を行ったりするのに使われます。Wi-Fi対応のデジカメはほぼこれに対応しています。
NFC
近距離無線通信技術の規格で、実はおサイフケータイもNFCの一種です。NFC自体は写真転送には向かないので、カメラとスマホをくっつけてWi-Fiを作動させ自動接続するのに使われます。
バリアングル
液晶モニターを左右方向に開くことができるうえ、さらに上下方向に角度を自由に変えられるものです。高い・低い位置にカメラを構えたときに構図が確認しやすく、自分撮りにも便利です。
チルト
可動式液晶モニターの一種で、モニターが上下にチルトする機構を指します。上にだけ動くもの、上にも下にも動くもの、180度動いて自分撮りに対応するものなどがあります。構造はシンプルで便利ですが、縦位置でのローアングル撮影には未対応です。
USB充電
スマホのようにUSBケーブルを使って充電できる機能です。スマホ用のUSB出力ACアダプタやモバイルバッテリからも充電できて便利です。ソニーは全モデルで対応。他社も徐々に対応し始めています。
GPS機能
上空に浮かぶGPS衛星の電波を使って現在地を測位する機能をさします。GPSを搭載していると写真の撮影位置情報が緯度経度で記録されます。アウトドア用デジカメのほか、一部の高倍率ズーム機が搭載しています。
タッチパネル
スマホのようにタッチ操作が可能なモニター。多くはボタンやダイヤルとタッチパネルの併用式で、タッチAFやタッチシャッターをメインに使われます。搭載モデルは多くありません。
PictBridge対応
デジカメとプリンターを直接つないで印刷するための規格がPictBridgeで、パソコンを介さなくてもプリントできます。USBでの接続には現行製品はすべて対応しています。Wi-Fiを使ったプリントが可能なカメラもあります。

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FAQ(よくある質問と回答集)

Q画素数が同じカメラなら画質も同じですか?
Aセンサーサイズが違えば同じ画素数でも画質は異なります。
画質をざっくり知りたいときは、画素数よりセンサーサイズを見ましょう。普及型デジカメで使われる1/2.3型センサーの面積はハイエンドデジカメの1型センサーの1/4の面積しかありません。画素数が同じなら1画素あたりの面積に4倍の差があるわけです。その差は高感度時の画質や階調の滑らかさに出ます。画素数に大差がなければセンサーサイズが大きいほうが有利です。
Qスマホとデジカメの画質の差はどのくらいありますか?
A普及型コンデジとの差はほとんどありません。
一般に、普及型コンデジとスマホでは、スマホのほうがセンサーサイズは小さめですが、その分明るいレンズを搭載しており、画質の差はほとんどなく、スマホのほうが上回ることすらあるといっていいでしょう。両者の差は光学ズームの有無くらいです。ただ、ハイエンドコンデジは大きなセンサーを搭載しているため、スマホとは大きな画質差があります。

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用語集

露出補正
どのくらいの明るさで撮影するかはカメラが最適になるよう自動で判断しますが(自動露出)、撮影者の意図と食い違うことがあります。それを手動で補正するのが露出補正機能。プラスで明るく、マイナスで暗くなります。使用頻度が高い機能のため、ハイエンド機では専用のダイヤルを持っている機種もあります。
シャッタースピード
センサーに光を当てる時間を決めるのがシャッタースピードです。スピードが速いと一瞬しか光が当たらないので速い動きの被写体を止めて撮れます。スピードを上げて全体の光量が足りないときは絞りやISO感度で調節します。一般に最高で1/2000〜1/4000秒程度ですが、電子シャッター機能を持つカメラではもっと高速にできます。
絞り
センサーに当てる光の量を調節する機構で、絞りを開くと一度にたくさん光が入り、絞るとその逆になります。F値という数値で表し、数字が小さいほうがより光を取り込めます。
ISO感度
イメージセンサーは光に対する「感度」を持っており、センサーの感度が高いと受ける光の量が少なくて済みます。その感度が感覚的にわかるよう、フィルム時代に使われていた数値に換算して表示します。それをISO感度と呼びます。デジカメの場合、信号を電気的に増幅することで見かけ上のISO感度を上げることができます。その分画質は落ちますが、より少ない光で撮れるようになります。デジタル一眼ではISO100〜200が基本感度となっています。
ホワイトバランス
どんな照明下でも白いものが白く映るよう色を調節する機能で、自動調整機能をオートホワイトバランス(AWB)といいます。オートにくわえて、太陽光・曇天・蛍光灯・白熱灯といった光源を指定したり、白やグレーの紙を撮ってそれが無彩色になるよう設定する機能もあります。
マクロ機能
近接撮影のこと。被写体にギリギリまで近づいて大きく写します。それには最短撮影距離が重要で、レンズ前何cmまでピントが合うかを示してます。なお、デジタル一眼の最短撮影距離はレンズ前ではなく、センサーからの距離で示すので注意が必要です。最近はシームレスマクロといって自動的に近距離までピントが合う機種が中心ですが、最短撮影距離で撮影するにはマクロモードに切り替える必要があるものもあります。
撮影枚数
フル充電されたバッテリーが空になるまで何枚撮れるかを表しています。CIPA(カメラ映像機器工業会)が定めたテスト方法で調べた枚数が書かれていますが、実際には使い方によって変わるので目安程度に考えてください。
シーン自動認識オート
カメラによってiA、プレミアムオート、おまかせオート、こだわりオートなど名称に違いがありますが、総称として「シーン自動認識オート」と呼ばれています。カメラが撮影シーン(人物か、風景か、夜景かなど)を解析して、それに応じたセッティングで自動的に撮ってくれる機能です。
フルHD
動画撮影時の画像サイズです。1280×720ピクセルの動画をHD、1920×1080ピクセルの動画をフルHDといいます。その上の3840×2160ピクセルの動画を4Kといいます。1280×720より小さいサイズはSDと呼ばれます。現在、フルHD動画を撮れる機種が一般的です。
パノラマ撮影機能
カメラを横に動かしながら何枚も連写し、それをカメラ内で1枚の横長写真に合成して、パノラマ写真を生成する機能です。Cyber-shotが「スイングパノラマ」という名前で搭載して有名になりました。
HDR
ハイダイナミックレンジの略です。より明暗差が大きな状況できれいな写真を撮るために、同じ位置で明るい写真、標準の写真、暗い写真を連写して合成することで、ダイナミックレンジの広い写真を生成する機能です。逆光時や風景写真で効果的です。

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