デジタルカメラの選び方
価格.com ユーザーが編集するデジタルカメラの選び方のガイドです。デジタルカメラ選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!
概要
レンズ一体型デジタルカメラを選ぶときには、インターネットなどで多くの情報を得られるようになりましたが、携帯性重視か性能重視かで選ぶ選び方は昔から変わっていません。携帯性重視の場合は簡単ですが、性能重視の場合はより多くの情報を調べてみることが必要になります。 主な確認点は、@レンズ、Aセンサー、B画像処理エンジン、Cモニターですが、より多くの情報を集めて判断すると良いでしょう。専門的な知識に弱い場合は口コミだけで選ぶのも方法ですが、口コミはそれぞれの好みが評価に現れますのでより多くの人の口コミを確認すると良いでしょう。また、最新のモデルを購入する人と旧モデルを安く購入する人がいますが、一年で一番安いのが決算期だと思って3月末を待っていると、人気のあるものは売り切れてしまったり、安い会社の決算目標がクリアされてしまうと価格が上がってしまうこともありますので、購入する時期も大切になります。
最終更新:にの2001 2011/10/30 19:03:50
選び方のポイント
撮影シーン・被写体別 チェックポイント
- スナップ写真を撮ることが多い場合は、「自動顔認識機能」がついていると、ピントを自動的に顔に合わせてくれ、顔が暗くなるなどの失敗を防ぐことができます。
※薄型・軽量タイプでは一般に、レンズユニットが小さくなるためズーム倍率も低めになり、センサーに取り込む光量も少なくなるため暗所に弱くなります。
- 暗めの場所で撮影する場合などは、手ぶれ補正機能がついていると、手ぶれをおこしにくくなります。一眼レフとは違い、手ぶれ補正は光学式(レンズ式)でも撮影素子シフト式でも使用感はあまり変わりませんが、暗所になるほどレンズ式の方が補正値が一般に大きいため有利と考えられています。
- 運動会で子供を撮影、スポーツの模様を撮影、動物を撮影する場合など、被写体に近づけないシチュエーションが多い場合は高倍率のズーム機能が便利です。(目安:35mm換算で300mm以上)しかし、高倍率になるほど望遠側での手振れが起こりやすくなりピントも合いづらくなるため、手振れ補正機能が重要になってきます。
- 夜景や暗い場所で撮影することが多い場合は、ISO感度を上げてもノイズが目立ちにくいものを選びましょう。(目安:ISO 1600以上)最近では、暗所に強い裏面照射CMOSセンサーを搭載したものも各社から発売されています。また、裏面照射型CMOSセンサーに加えて、多重露出による手持で夜景がきれいに写る機種も登場しています。F値(レンズの絞り 例:F2.4など)の数字が小さい程、撮像素子サイズの分母(例:1/2.3型など)が小さいほど暗所撮影でのノイズが目立ちにくくなります。
- ワイドで撮影したい、風景・室内の撮影が多い場合は、焦点距離(35mm換算)の最小値が小さいものを選びましょう。(目安:28mm以下)
その他のチェックポイント
レンズ
レンズの良し悪しは仕上がりの品質に大きな影響を与えます。できれば実写サンプルをメーカーのホームページで確認して、納得のうえ選択したほうがいいと思います。また、実際の使用がPCではなくプリントが多い場合は、可能な限り店頭でプリントサンプルを確認することをお勧めします。
撮影シーン変更
年配の方や機械に弱い方は少しカメラのサイズも大きくなりますがカメラ上部にダイヤルで簡単にシーン変更が出来るタイプかカバンの中などでモードスイッチが移動しないタイプで、オートで全てを任せられるタイプがお勧めです。 薄型の場合ダイアル部分がないため撮影シーンを変更するのに「メニューボタンを押して次に…」と手順をいくつか踏むので覚えるのが大変だと思います
液晶モニター
撮影画像の確認には大き目のモニター(目安:3インチ以上)だと見やすいものですが、液晶が大きいものの質が悪いため細部まで確認できないものもあります。また、液晶では綺麗なのにプリントがそれほどでもないものもありますので、使用目的を検討したうえで口コミなどで確認すると良いでしょう。
薄さ・軽さ
形状重視(薄く・軽いタイプ)の場合は、見た目のデザインの好き嫌いで選ぶと良いでしょう。ただし軽量タイプは手ぶれしやすい、薄型タイプはレンズが小さいなどの特徴がありますので、何台か候補がある場合は手振れ補正機能の内容を良く確認しましょう。
電池寿命
一回の充電で何枚撮影できるかの目安で、CIPAが測定条件の規格を作っています。 旅行に行く場合は、充電器を持って行くのがベストですが、持って行くのが嫌な場合は長寿命の電池を搭載したものが良いでしょう。 専用のタイプは比較的長寿命の電池になりますが、単三電池や単四電池などの汎用乾電池タイプが使用出来る物はコンビニで電池を購入できる便利さがあります。乾電池の機種では、電圧の問題などで全ての駆動系が変わってきますので、充電式と使用感を比べてみてから選ぶのが良いでしょう。 (アルカリ電池は持ちは悪いのでニッケル水素など充電出来る電池がお勧めですが結局充電器が必要になってしまいます) 専用でも汎用電池でも予備の電池を持つ方が安心です。
メディア
画像を保存しておくためのカードです。SDカード、xDカード、メモリースティックを使うものなどがあります。最近のパソコンは簡単にメモリーカードを読み込めるようなスロットが用意されています。このようなパソコンやカメラが対応していないメディアは使用することができません。手持ちのメディアを使いたい場合には、相性について調べておく必要があります。
センサー
より高画質を望む場合は、資金の許す限り大きなセンサーを搭載しているモデルを選ぶべきです。コンパクトデジカメであれば、1/1.7、1/1.8、1/2、1/2.33、1/2.4、1/2.5などのサイズを搭載した機種があります。また画素数が高ければ高いほど良いとする人もいますが、画質は画素数よりも1画素の大きさが影響してきます。画素数は2010年現在市販されているカメラでは「画素数不足」と言うことはまずなく、十二分に大きいので、トリミングを多用したりA3以上の大きさでプリントしたりしない限り気にする必要はありません。画素数も大切ですが、小さなセンサーで高画素の携帯電話より、少し大きなセンサーで同じ画素数のデジカメの方が綺麗な画質で表現されるのがその表れです。また、1画素が小さい場合は隣のが素に入る反射光の問題など多く発生しますので、偽色、白飛び、ノイズが多くなりそれをエンジンで補正するために撮影後モニターに表示されるまでの時間もかかってしまいます。 最新のセンサー、裏面照射型CMOSセンサーではこれを解決するため、高画素のまま1画素の大きさを大きくする研究が進められ、宇宙の果ての小さな星明かりを観測するアメリカ製のセンサー技術を世界で初めてSONYが量産化して各社に供給してコンパクトデジカメの新時代を迎えています。
その他のポイント
・夜景撮り、マクロ(接写)撮影、セルフタイマーによる集合写真撮影、室内でフラッシュを使いたくない場合など、三脚を使うことになります。カメラ本体の三脚のネジ穴がプラスチックのものである場合もかなりあります。ご自分の判断になりますが、チェックしておいた方がいいポイントと思われます。 また、ネジ穴の位置が光軸上の真下(レンズの中央の真下)である方がパン(カメラを水平に動かす)のときに操作しやすいので、位置も確認してください。
最終更新:滝汗 2011/05/18 15:40:28
FAQ(よくある質問と回答集)
Q:デジタルカメラを購入したいと思っています。友人に聞けばキヤノンかニコンがお勧めとか〜でも、価格comでは売れ筋はパナソニック撮りたいのは主に孫やペットの犬ですが、景色なども。価格は1〜3万までで。
A:今やデジタルカメラは改良され「ここのメーカーは良くない!地雷です!」というような事はなくなりました。どこのメーカーのカメラでもそこそこ写ると思います。強いて言えば、「外国製よりも日本のメーカーが良い!」「去年のカメラよりも今年のカメラが優秀!ただし去年の高性能な機種が値下がりしている場合もありますのでそれを狙うのもあり」「薄型よりは普通サイズの方が写りは良い!」ということは言えると思います。安い特売品にはそれなりの理由があります。デジタルカメラの場合は、7000円以上の薄型ではない製品を買えば大丈夫でしょう。
Q:この前、飲み会の写真を撮影したのですが、ブレブレで全滅でした。どうしたら、キレイに撮れますか?
A:飲み会の状況は、暗く、動きがある、というカメラにとって困難な状況です。コンパクトタイプのデジカメで、キレイに撮影することは無理だと思います。撮影するには、一眼レフに、F2.0以下のレンズを装着して撮影してください。ISO3200に設定して絞り開放で撮影すると成功写真も撮れると思います。どうしてもコンパクトタイプで撮影したい場合は、@裏面照射CMOSセンサー、AレンズはF2.4以下、B連写合成機能付きカメラ C手ぶれ防止機能付き DISO3200以上対応の機種で撮影してみてください。
Q:コンパクトタイプのデジカメで人物の背景をボカしたポートレート写真を撮影したいのですが。
A:無理です。一眼レフに、単焦点レンズを装着して、絞り開放にして、被写体になるべく近づいて撮影しましょう。どうしてもコンパクトタイプで撮影したい場合は、RAW撮影ができる高級タイプを購入し、ズームを望遠端にして、絞り開放で、被写体になるべく近づいて撮影してみてください。
最終更新:よ4912 2012/02/24 15:47:28
用語集
焦点距離と35mm換算
焦点距離とは、、
何枚かのレンズを通った光が、中心になるレンズを通過し、撮像素子(CCDやCMOS)に当たり、画像を作るまでの、中心になるレンズから撮像素子までの距離のことである。
mm(ミリメートル)やft(フィート)で表されており、基本的にレンズの周辺に刻印されている。
焦点距離が短いと画角が広く、『広角』と言われ、焦点距離が長いと画角が狭く、『望遠』と言われる。
35mm換算とは、、
コンパクトデジタルカメラのフィルムに替わる撮像素子は、2009年時点において、おおよそ小指の爪ほどの大きさである。
フィルムカメラや、レンズつきフィルム(使い捨てカメラ)は一般的に35mmフィルムが使われており、1コマの大きさは縦24mm、横36mmである。一部、APSというフィルムもあるが、ここでは割愛する。
出てくる画像の写っている範囲をコンパクトデジタルカメラとフィルムカメラで同じにするためには、コンパクトデジタルカメラの場合、フィルムカメラより小さな画像を作らなくてはいけない。
そこで、焦点距離を短くすることにより、小さな画像が出来上がり、フィルムと同じ画角(画像の写る範囲)を確保している。
35mmフィルムカメラの時代が長かったため、コンパクトデジタルカメラの場合、35mm換算で○○mm相当という書き方がされる。
しかし、実際の焦点距離はフィルムよりはるかに短く、フィルム感覚でのボケ等は期待できない。
以下の項目は、特に記載の無い場合35mm換算で記載していることといたします。
ズーム
ズームには2種類あり、光学ズームと、デジタルズームと呼ばれるものが存在します。
光学ズームとは、電源を入れると出てくるレンズユニットの中のレンズの距離を調節して、望遠側に切り替え、画像を拡大するものです。基本的に画質の劣化などは少ないですが、コンパクトデジタルカメラの場合、光学ズームを行うことで、フィルムの替わりになっているセンサーに届く光が減るため、手振れを起こしやすくなります。 (詳しくは手振れの項目をご参照ください。)
防水機能のあるカメラは、レンズユニットは出てきませんが、内部で行われていることは同じです。
デジタルズームとは、画像の一部を切り拡大するために、拡大するごとに画質が粗くなります。
例えば、デジタルズーム2倍とは、画像の縦を2倍、横を2倍拡大するため、総画素は1/4に減ります。
ISO感度
数字が大きくなるにつれ感度が高いと言われ、大きい数値の場合、微量の光や、暗いシチュエーションの撮影でも、場合によっては見た目以上の明るさで撮影ができる。
しかし、ISO感度を高くすることにより画像に無かったはずの色の粒々が増えたりと、ノイズが載っていると言われる画像になる。ノイズを消すシステム(ノイズリダクション)をかけると、ノイズの量は減るが、画像の鮮明さが失われ、ノッペリとした立体感の無い画像になる。
昔は、ASA(アーサー)というアメリカの規格とGOST(ゴースト)というロシアの規格があったが、現在はASA感度の基準でISOの国際基準に統一されている。
デジタルカメラの場合の感度を示す国際規格が無かったため、フィルム時代のISO感度が流用されている。 しかし、あくまでも流用であり、厳密なフィルムのISO感度と、デジタルのISO感度には若干の違いがある。
広角側(ワイド端)
mm(ミリ)やft(フィーと)で表される焦点距離が小さいほど撮影できる範囲が広くなり、広角と言われる。
また、そのカメラのレンズが出せる最も広い画角をワイド端と呼ぶことがある。
広角と呼ばれるレンズを持つカメラ、焦点距離が35mmより小さい数値の仕様の物は、ボケることが苦手で、また、最近はカメラ内部の機能で改善はされているものの、画像の端にいけばいくほど写りこんでいるものがサイドに引っ張られている感じになる。
そのため、24mmや25mmといった、超広角レンズでは人物撮影などに向かない。
しかし、広い範囲を撮影することが出来、ボケにくいため、奥行きのある画像を撮影することが出来るるので、風景撮影、街並みスナップなどには向いている。
望遠側(テレ端)
上記の広角側の反対の意味である。
光学ズームを使った状態であり、焦点距離が長くなり、画角が狭くなる。
そのため、遠くの物を大きく撮影できる。
また、レンズの中心部のカーブが少ない部分だけを使うので、被写体が画像のサイドに引っ張られるという弊害も無く撮影が可能である。
手振れしやすくなるので注意が必要だが、人物撮影は焦点距離として75mmあたりが使いやすく、被写体を背景から浮かすように、ボケを求めるのであれば、テレ端で、出来るだけ被写体に近寄ると、ボケにくいコンパクトデジタルカメラでもボケが得られる。
手振れと手振れ補正
1/焦点距離(35mm換算)のシャッタースピードを基準として、これより遅くなると、手振れ補正無しのカメラの場合、手振れが発生しやすくなる。
例えば、焦点距離50mmの場合、1/50秒より遅いシャッタースピードの1/30秒や1/15秒の場合、手振れ発生率が増える。
手振れを抑えるには、ISO感度を上げるなどで改善できる。ISO感度を上げることの弊害は、『ISO感度』の項目をご参照ください。
また、広角であればあるほど手振れは目立ちにくく、反対に、望遠であればあるほど手振れが目立つ。
手振れ補正機能については詳しく公表しているメーカーとしていないメーカーがあるが、補正の方法はメーカーによって異なるが、2009年11月現在、基本的にシャッタースピードの1段半〜3段程度の補正をしてくれる。
シャッタースピードについては、シャッタースピードの項目をご参照ください。
リコー製品の場合は、約1段半の手振れ補正があるとのことなので、CX2の望遠側である300mmの場合、通常であれば良好な画像を得るために約1/300秒ほど必要であるところ、約1/75秒でも手振れ無しの画像が得られる。
しかし、手振れは撮影者の技量や近接撮影(マクロ撮影)の場合は異なるという要素も伴うので、あくまでも参考値としていただきたい。
レンズの明るさ(F値)
レンズの明るさは、実際の焦点距離と同じく、レンズ近くに刻印されている。
また、光の通る量として、F値と言われ、表記される。
カメラへの記載例として、『1:2.8-4.9』というようになっている。
これは、ワイド端がF2.8で、テレ端がF4.9ということである。もちろん、ズームすることで光量が減り、その中間も存在する。
なお、『F1』というのが一番明るく、光が素通りの状態を表す。
ここ数年のカメラのコンパクト化、及び、レンズ構成へ手振れ補正ユニットの追加、コンパクトデジタルカメラの低価格化により、レンズが暗くなってきている。
確認出来る現行機のコンパクトデジタルカメラで最も明るいレンズはオリンパスのXZ−1、ニコンのP300である。
シャッタースピード(SS)
シャッタースピードは『SS』と表記されることがある。
シャッタースピードは1秒を基準にして、1秒,1/2秒,1/4秒,1/8秒,1/15秒,1/30秒,1/60秒,1/125秒,1/250秒,1/500秒,1/1000秒.1/2000秒と高速になっていき、逆に遅いシャッタースピードは、30秒,15秒,8秒,4秒,2秒,1秒となる。
なお、手振れ補正1段分はこの数値の遅い方の近似値で考えてもらった方が無難である。
上記記載したシャッタースピードは1段分としての考え方なので、カメラに表示されるものとは異なる場合がある。理由としては、1/2段や1/3段を用いているカメラが多いためである。
レンズの明るさが明るい(F値が小さい)ほど速いシャッタースピードが得られる。
絞りと絞り値(F値)
絞り値に関しては、レンズに光が通る量を示すため、レンズの明るさ同様にF値で表す。
絞り値を変えるために現在3種類の方法が使われており、1つはレンズ内部で7〜9枚の羽を動かし絞るタイプ。もう1つは、レンズユニット内に絞り用のリングを1つ、もしくは複数個挿入しているタイプ、もしくは、数値上の明るさの調整でしかない、NDフィルターを使用しているものがある。
NDフィルターとは、黒く色を付けた、光量を減らすガラスのことである。
通常のコンパクトデジタルカメラは絞りリングが1つ挿入されており、レンズに光が通る量に応じて、そのリングを使うか否かをカメラが勝手に判断する。
開放の方がボケを得やすい。 ボケの調整をするには、NDフィルタ以外の絞り制御のカメラを選択する必要がある。
最終更新:Victory 2011/11/10 21:38:49
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