タイヤの選び方

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タイヤの選び方

価格.com ユーザーが編集するタイヤの選び方のガイドです。タイヤ選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!

概要編集する

タイヤ(ゴムタイヤ)は、ホイールと呼ばれる車輪の外周にはめ込むゴム製の製品で、自動車・オートバイ・一部の地下鉄など輸送用機器に採用されています。一般的な自動車の場合、タイヤと路面との接地面積はわずかハガキ1枚分しかありませんが、性能や乗り心地に大きく影響する重要な製品の1つです。一般的な自動車用のタイヤは、中に空気や窒素ガスなどの気体を入れるため、中空構造になっており、かつては、空気を閉じ込めるチューブを使う“チューブタイヤ”が主流でした。現在では、ホイールとタイヤだけで空気を保持する“チューブレスタイヤ”が主流になっています。以下に、タイヤの主な役割や機能をまとめてみました。

荷重支持機能

車体や乗員・積荷などの重量を支えます。重い重量を支えながらも、高速回転を続けます。

駆動・制動機能

「走る」「止まる」という基本的な機能を自動車に持たせています。エンジンからの駆動力を路面に伝え発進・加速を行ったり、ブレーキの力を路面に伝え制動(スピードを落とすこと)したりします。

緩衝機能

デコボコ道やジャリ道など、走行中の路面からの衝撃を吸収・緩和します。タイヤが一種のバネとして衝撃をやわらげます。

進路保持機能

直進を保つ、行きたい方向に「曲がる」ことを可能にします。タイヤの向きを変えることで、自動車が進む方向を自由に変えることができます。

タイヤは、路面との間に摩擦を生じさせることで、自動車を走らせたり、止めたり、曲げたりしています。こうした基本的な機能を発揮できるのは、自動車と路面とをつなぐタイヤのおかげです。

主なシリーズ

最終更新:ベベベーコン 2015/03/06 15:37:49

選び方のポイント編集する

外観だけをみると、どのタイヤも同じように見えますが、タイヤには特性の違うタイプがあります。スポーツカータイプやセダンタイプ、オフロードタイプといった車のタイプによっても選ぶべきタイヤは変わりますし、静粛性を重視するのか高速安定性を重視するのかといったドライバーの好みによっても変わってきます。

例えば、タイヤには「乗り心地を重視したタイヤ」「静粛性を重視したタイヤ」「耐磨耗性が高く経済性を重視したタイヤ」「高速走行時の安定性を重視したタイヤ」などがあります。自分にとってベストなタイヤを見つけるには、価格、オンロードかオフロードか自分が主に走行する環境、静粛性や安定性など自動車に求める性能、これらを明確にすることが重要です。残念ながら、すべての性能を最高レベルで維持することは難しいので、主なメーカーのタイヤはおおむね以下のようなカテゴリーでシリーズ展開しているのが一般的です。

コンフォートタイヤ

路面からの衝撃吸収や静粛性など乗り心地に優れたタイヤです。各社とも、メーカーを代表するフラッグシップモデルとして展開している場合が多く、グリップ力(タイヤが路面をつかむ力)はもちろん、高速走行やコーナリングでの運動性能(スポーツ性能)も高いレベルにあります。高級セダンなどのラグジュアリカーに向いています。なお、コンフォートタイヤの中で、最上級の乗り心地を目指し、さらなる快適性をより高いレベルで追求したプレミアムコンフォートタイヤもあります。

スポーツタイヤ

非常に強いグリップ力による運動性能の高さが特長のタイヤで、サーキットでの走行など、スポーツドライビングをメインに考えるドライバーや、スポーツカーに向いています。なお、スポーツタイヤの運動性能とコンフォートタイヤの乗り心地をバランスよく備えたスポーツコンフォートタイヤもあります。

低燃費タイヤ(エコタイヤ)

タイヤと路面との抵抗を抑えることで、燃費向上を意識して開発されているタイヤです。タイヤの転がり抵抗を軽減する (よく転がる)と、同じ量の燃料でもより遠くまで走ることができます。一方で、転がり抵抗を軽減すると摩擦力(グリップ力)が低下し、ハイスピードでのコーナリング性能が落ちるなど運動性能に影響がでてきます。低燃費タイヤでは、こうした相反する課題を克服するためにさまざまな工夫を施し、低燃費でありながら一定以上の摩擦力を維持しています。

ランフラット

走行中、完全なパンク状態(空気圧ゼロ)になっても、所定の速度で一定の距離を走行することができるタイヤです。時速80kmで距離80kmの走行が可能といわれています。

SUV・ミニバン専用タイヤ

SUVやミニバンは、重心が高く、車体が重いためタイヤへの負担が大きいといわれています。そのため、車をしっかり支える剛性の強い、SUV・ミニバン専用タイヤの装着が推奨されています。なお、専用タイヤには、オンロードに適したもの、オフロードに適したものなどがあります。

スタンダードタイヤ(エントリータイプタイヤ)

基本的な快適性、走行性、経済性をバランスよく備えた標準的なタイプのタイヤです。コンパクトカーから、ミニバン、SUV、大型セダンまで幅広い車種に対応できるラインアップが特長です。コストパフォーマンスに優れた製品も多く、初めてタイヤを購入する方や、限られた予算内で製品を選びたいという方に向いています。

基本仕様

選ぶタイヤのタイプが決まったら、乗っている自動車に適合したサイズのタイヤを購入します。タイヤには、「205/65 R 15 94H」などのように、タイヤの基本仕様を表す数字とアルファベットが表示されています。タイヤを交換するときは、必ずチェックしましょう。

205:タイヤの幅(mm)
65:偏平率
R:ラジアルタイヤ(タイヤの構造を示します。詳細はQ&Aを参照)
15:リム径(インチ)
94:ロードインデックス(タイヤが支えられる重量を表します。詳細は用語解説を参照)
H:速度記号(タイヤが走行できる最高速度を表します。Sは180km/h、Hは210km/hなど)

ホイールサイズ

ホイールは複雑な形状をしており、リム径(タイヤがはまる部分のホイールの直径)、リム幅、ハブ径(ホイールの中心にある穴の直径)などのサイズがありますが、ホイールサイズという場合は、一般的にリム径のことをいい、インチで表示します。

タイヤ幅

タイヤの大きさを表す数値で、タイヤの横幅を表しています。mmで表示します。

偏平率

タイヤの幅に対するタイヤの高さ(厚さ)の比率を表す数値です。タイヤの外径(直径)はそのままで、ホイールのリム径をより大きなものに交換し、偏平率を下げる(タイヤの高さが低くなる)ことをインチアップ、逆はインチダウンといいます (インチアップについてはQ&A)。

タイヤ寸法

外形

タイヤの大きさを表す数値でタイヤの外側の直径を表しています。mmで表示します。

総幅

タイヤの幅を表す数値の1つです。タイヤの横幅を表す数値には、総幅・断面幅・トレッド幅などがあります。総幅は、タイヤの横側に描かれた文字や飾りなどの突起部分も含んだタイヤ幅のことで、断面幅とは突起部分を除いたタイヤ幅のことをいいます。トレッド幅は、タイヤが路面と接する部分の幅のことです。

低燃費性能

低燃費タイヤ

自動車の省燃費・燃費向上を意識して開発されているタイヤです。

最終更新:マハーバリプラム 2014/12/16 14:00:43

主なシリーズ編集する

ADVAN(アドバン)は、横浜ゴムが展開するグローバルフラッグシップブランドで、大きく4つのシリーズがあります。乗り心地と静粛性に加えてスポーツ性能のレベルも高いADVAN dB、スポーツ性能と乗り心地を高いレベルでバランスしたADVAN Sport、ADVAN Sportの性能をさらにレベルアップしたADVAN Sport V105、スポーツタイヤとしての能力を最大限追求したADVAN NEOVAがあります。

横浜ゴムが展開する低燃費タイヤのブランドです。現在は、新ブランドのBluEarthシリーズとして展開されています。

軽自動車やミニバン、大型セダンまで幅広い車種に対応する、ダンロップのタイヤブランドです。現行のLE MANS(ル・マン)4は、低燃費タイヤのブランドとして展開されています。LE MANS4は、世界初の特殊吸音スポンジを搭載することで、従来モデルよりも静粛性や燃費などの数値が大幅に改善しています。

EAGLE(イーグル)は、グッドイヤーが展開するタイヤブランドです。静粛性と乗り心地を極めたプレミアムコンフォートタイヤのEAGLE LS Premium、グリップ力を高め高次元のスポーツ性能を極めたEAGLE Sport、乗り心地と高いグリップ力によるスポーツ性能を追求したEAGLE F1など、コンフォートタイヤからスポーツタイヤ、低燃費タイヤ(EAGLE LS EXE)など幅広くシリーズ展開を行っています。

TRANPATH(トランパス)は、トーヨータイヤが展開するミニバン専用タイヤです。しっかりした走りと燃費性能、さらに乗り心地も追求したTRANPATH mpF、静粛性と乗り心地を追求したTRANPATH Lu、オンでもオフでもしっかり走れる4駆専用のTRANPATH A/Tなどのシリーズが展開されています。

POTENZA(ポテンザ)は、ブリヂストンが展開するスポーツタイヤブランドで、高いグリップ性能と高速安定性が特長です。スポーツタイヤながら、快適なクルージングのための乗り心地や静粛性も高いレベルで追求したPOTENZA S001や、モータースポーツで培った技術をフィードバックし、高いグリップ力とコントロール性能を実現したPOTENZA RE-11などのモデルがあります。

最終更新:マハーバリプラム 2014/01/22 12:01:19

FAQ(よくある質問と回答集)編集する

Q:タイヤの寿命はどれくらいですか?

A:スリップサインが出たら使用期間に関わらず交換しなければいけません
タイヤの溝の残りが1.6mmになったらあらわれるスリップサインが、タイヤ交換の目安です。特に雨天時の走行では、スリップしやすくなるので早めに交換するようにしましょう。また、タイヤにキズやひび割れがある場合も要注意です。なお、外観上は問題がなくても5年以上使っているタイヤは、点検を受けたほうがよいですし、製造後10年を超えたタイヤは新しいものに交換するほうが無難です。タイヤの製造年週は、タイヤ側面に2508などと表示されています(2508の場合は2008年の25週目に製造されたという意味)。

Q:タイヤに窒素を充填すると燃費が向上するというのは本当ですか?

A:劇的に燃費が向上することはありませんが、メリットはあります
窒素を入れたときの効果の有無については諸説あるようですが、メリットとしていわれているのは、空気に含まれる酸素や水分による劣化が抑制されるということがあります。また、窒素ガスを充填すると空気を充填した時よりもタイヤから抜けにくいということもあります。空気よりも長く最適な空気圧を保てるので、転がり抵抗軽減による燃費向上、寿命の向上、偏磨耗の抑制などの効果は期待できそうです。ただし、窒素を充填していても、時間が経てばタイヤの空気圧は低下してくるので、定期的な空気(窒素)圧チェックは必要です。

Q:インチアップするメリットとデメリットを教えてください

A:メリットとしては走行安定性や見た目のよさがありますが、乗り心地はハードになります
タイヤの外径(直径)はそのままで、ホイールのリム径をより大きなものに交換し、偏平率の小さなタイヤに交換することをインチアップといいます。メリットは、外観がシャープでスタイリッシュな印象となることがあげられます。また、偏平率が小さくなるとタイヤの変形が少なくなり、コーナリング性能がアップします。さらに、中高速での操縦安定性もよくなり、運動性能が全般的に向上します。デメリットは、路面からの衝撃が伝わりやすくなるため、乗り心地がハードになること。また、走行音も大きくなり、静粛性は劣ってきます。

Q:ラジアルタイヤとはどのようなタイヤでしょうか?

A:タイヤの内部にあるカーカスといわれる部分が進行方向に対して垂直に編み込まれているタイヤのことです
タイヤはゴムを固めただけでなく、ゴムの層と金属や繊維材料で作られた補強用の層を複数重ね合わせた構造で作られています。中でも、タイヤの強度を高め、骨格ともいえるカーカスと呼ばれる繊維層の構造が、進行方向に対して垂直に編み込まれているものをラジアルタイヤ、斜め方向になっているものをバイアスタイヤといいます。近年はほとんどがラジアルタイヤになっています。

最終更新:マハーバリプラム 2013/10/01 15:54:53

用語集編集する

雪道や凍結路などを走行するためのスノータイヤの一種で、従来のスパイクタイヤ(タイヤの表面にスパイクやスタッド[鋲:びょう]を打ち込んだタイヤ)と違って、それらがないタイヤのことをいいます。スパイクタイヤと違って路面を傷つけることがないので、冬に使うタイヤではスタッドレスタイヤが主流になっています。スタッドレスタイヤの選び方はコチラ

バルジデント

タイヤの側面にできる、帯状のデコボコのことをいいます。タイヤの内部構造に起因するもので不良品ではありません。

ピンチカット

タイヤの側面の一部にできる、盛り上がったような変形のことをいいます。縁石に乗り上げた時などの衝撃でできることがあります。内部のコードが切れている非常に危険な状態なので、速やかにタイヤ交換を行う必要があります。

ローテーション

タイヤを取り付ける位置を前後や左右で入れ替えることをいいます。タイヤは取り付ける場所によって、磨耗の進み具合が異なります。ローテーションを行うことで、偏った磨耗を予防することができます。

ランフラットタイヤ

タイヤの空気圧がゼロになった状態でも、所定の速度で一定の距離(速度80km/hで走行可能距離80kmを要件にしているメーカーが一般的です)を走ることができるタイヤです。スペアタイヤが不要になるため、軽量化や低燃費化が図れることもあり、いろいろな車種に採用されています。

ロードインデックス

タイヤ1本で支えられる最大重量を示す指数で、90であれば600kg、94であれば670kg のように数値で表されます。

最終更新:マハーバリプラム 2014/04/23 10:45:17

タイヤ トレンド

  • メーカー
  • シリーズ
  • 価格帯

価格.comにおいて、どのメーカーの製品が売れ筋なのかがわかります。製品選びの参考にしてください。

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