カードローンの返済方法〜借りたお金の返し方とは〜

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カードローンの基礎知識

2016年1月6日 更新

第3回

カードローンの返済方法〜借りたお金の返し方とは〜

カードローンの返済方法は、お金を借りた業者や借り方により異なります。
カードローンで多いのはリボルビング払いですが、一言でリボ払いといっても複数あり、なかなかわかりにくいもの。

ここではわかりやすく図などを用いて一般的な返済方式や、リボ払いの種類、それぞれの特徴などを説明します。

元利均等返済(がんりきんとうへんさい)

元利均等方式のイメージ

元利均等返済は、借りたお金の返済額と金利を合わせ、毎月一定の金額を支払っていく方法です。

月々の支払額が一定なので計画的に支払えるメリットはありますが、返済開始当初は支払う額のほとんどが利息に消え、元金がなかなか減らないというデメリットがあります。

元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)

元金均等方式のイメージ

元金均等返済は、毎月元金の返済額は一定ですが、その時の借入残高に利息をかけていくので、利息分の金額が毎月変動します。

借り始めは借入残高が多いので、金利支払額も大きくなり、返済負担は大きなものとなりますが、借入残高が減ると共に金利負担も減っていきます。
元利均等方式よりも金利の支払合計額が少ない点がメリットです。

分割払い

分割払いのイメージ

分割払いは、借入れた元金にあらかじめ利息を足して、それを分割する回数に分けた金額を返済していきます。

返済は毎月一定になるように計算されますが、一度の利用(借入)ごとに計算されるので、借入が重複すると毎月の支払金額も重複し、返済が大変になります。
また、毎月一定額の返済で、計画的に利用できそうな気がしますが、金利が高めであることが多く、金利負担が大きくなりがちです。

「アドオン返済」と呼ばれる方法も、似たような性質です。

リボルビング払い

リボルビング払いとは、毎月の利用総額に対して、支払額を分割・決定する仕組みのことです。
限度額範囲内で何度も利用できることが特長のカードローンでは、主流と言っていいほど多く採用されている返済方式です。

しかし一言で「リボルビング」といってもその形態は複数あります。大きく分けて、

・定額リボルビング方式
・定率リボルビング方式
・残高スライド定額リボルビング方式
・残高スライド定率リボルビング方式

の4つがあり、さらにそれぞれが「元利(金利を合わせてから分割)」「元金(元金を分割してから金利を合わせる)」に分かれます。
ここでは、例として「元利定額リボルビング方式」と「元金定額リボルビング方式」、そしてもっともよく利用される「残高スライド元利定額リボルビング方式」の内容を紹介します。

元利定額リボルビング払い

毎月、締日時点での利用総額に金利を合わせた額に対し、一定金額を支払って返済していく方法です。

月々の支払額が一定なので無理なく返済できますが、返済額の中に利息がふくまれるため、月々の元金返済額がわかりにくいという側面があります。

元金定額リボルビング払い

元金の返済額が毎月一定で、それに締日時点の利用総額から計算した利息を加えて返済する方法です。

元金の減りは明確ですが、利息分がプラスになるため支払額は毎月変動します。
借り始めは利息も多く、返済の負担も大きくなります。


元利定額リボルビングのイメージ 元金定額リボルビングのイメージ


残高スライド元利定額リボルビング方式

カードローンでよく用いられる「残高スライドリボルビング方式」には、以下の種類があります。

・残高スライド元利定額リボルビング方式
・残高スライド元利定率リボルビング方式
・残高スライド元金定額リボルビング方式
・残高スライド元金定率リボルビング方式

このうち、もっともよく利用されるのが「残高スライド元利定額リボルビング方式」です。

この返済方式では、借入残高が一定の範囲で段階的に分けられ、それに応じて返済額が変動します。
たとえば「10万円以内なら毎月5千円、10〜20万円なら8千円、以後10万円増すごとに3000円ずつ増加」といった形です。

一定額に達するまで返済額が代わらないため、何度でも借りる返すがしやすい方式になっています。

その他のリボルビング払い

「ある時払い」「ミニマムペイメント」と呼ばれる返済方法も、リボルビング払いの一つです。

毎月の返済額は「残高スライド元利定額リボルビング方式」のように借入残高を段階的に分けて「10万円なら5千円、10万円増えるごとに2千円増」と決め、 お金にゆとりがあるときは臨時返済をすることが可能な返済方式です。

「ある時払い」の名前通り、臨時返済を前提としており、毎月の(最低限の)返済額が小額であることが特長です。

返済方式 まとめ

毎月の返済額が多いと、返済は大変ですが金利の負担は少なくて済みます。
反対に、毎月の返済額が少ないと、返済期間が長くなる分多額の金利を負担することになりますが、無理なく返していくことが可能です。

どの方式が良いかは価値観や生活スタイルにより異なりますが、きちんと返済計画を立てて借入し、かつ金利負担が少なく済む返済方式を選んでいきたいものです。

最後に、返済方式の特徴をまとめて確認しましょう。

返済方式 一覧表
1.元利均等返済

元金と金利を合わせ、毎月の返済額が一定になるように計算されている返済方式。

2.元金均等返済

元金の返済が毎月一定になるように計算された返済方式。元金に利息が上乗せされた金額を支払う。

3.分割払い

利用ごとに支払いが分割される。返済額は一定となる。
1利用に対して分割されるので、支払いが重なると返済が大変になる。

4.リボルビング払い

毎月の利用総額に対して支払額を分割する仕組み。

定率リボルビング方式

元利定率リボルビング方式

毎月の締日の借入残高に利息を足した額を指定した割合で返済する。

元金定率リボルビング方式

毎月の締日の借入残高に定率をかけた額に、利息を加えて支払う。

定額リボルビング方式

元利定額リボルビング方式

毎月の支払額は一定だが、その中に利息が含まれるので、元金の返済が借入残高により一定しない。

元金定額リボルビング方式

元金の返済額は毎月一定だが、借入残高により利息が計算されるので、支払額が毎月変動する。

残高スライドリボルビング方式

残高スライド定額方式

借入残高により、段階的に返済定額を変更する方式
返済途中で新たに借入をすると、借入残高により返済定額が変わる。

  • 残高スライド元利定額リボルビング方式(カードローンで一番多い返済方式)
    借入残高により段階的に決められた金額を毎月返済する。返済額の中に利息が含まれ元金が減りにくい。
  • 残高スライド元金定額リボルビング方式
    借入残高により段階的に決められた返済元金に利息を加えた額を支払う。

残高スライド定率方式

借入残高により、段階的に返済定率を変更するもの
返済途中で新たに借入をすると、借入残高により返済定率が変わる。

  • 残高スライド元利定率リボルビング方式
    借入残高に利息を加えた金額に定率をかけた金額を支払う。支払額に利息が含まれている。
  • 残高スライド元金定率リボルビング方式
    借入残高に定率をかけた額に利息を加えて支払う。

※定率方式は、残高に定率をかける方式の返済方式のため、なかなか返済が終了しないというデメリットがある。

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