カードローンの返済方法とは?賢く返済する3つのポイントを紹介

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2017年9月28日掲載

返済

カードローンの返済方法とは?賢く返済する3つのポイントを紹介

カードローンの返済方法

カードローンでは借りることに目が行きがちですが、返済も忘れてはならない大事なことです。カードローンでは、さまざまな返済方法があり、返済方法と返済方式によって総支払金額は大きく変わります。元金がなかなか減らない、利息を払い過ぎて損をする、などのトラブルを回避するために、賢く返済する方法や返済方式について解説します。

カードローンの返済方法を知ろう

約定返済と随時返済

カードローンの返済には、約定返済(やくじょうへんさい)と随時返済(ずいじへんさい)があります。それぞれの違いについて説明します。

約定返済

約定返済とは、あらかじめ毎月契約で決められた期日(約定返済日)に、決められた金額(約定返済額)を返済する方法です。約定返済額は、カードローン会社によってそれぞれ決められており、借入額(借入残高)に応じて返済する最低金額が定められています。

「借入残高が50万円の場合、毎月10日に1万円を返済」という取り決めに応じて返済していきます。複数の約定返済日から選べるカードローン会社なら、約定返済日を給料日の翌日や近い日に設定することによって、返済漏れや返済額が足りなくて返済できないなどのトラブルを防げます。

随時返済(繰り上げ返済)

好きなタイミングで返済する方法を随時返済または繰り上げ返済といいます。随時返済で払った金額はすべて元金の返済にあてられるため、随時返済の利用が利息削減や早期完済のポイントです。資金に余裕がある月などに、毎月の約定返済額に上乗せして返済することで返済総額を早く減らせます。

小額の借入やボーナスなどまとまった資金がある場合に、元金と利息を一括で返済すれば利息負担を削減できます。

ATM・ネットバンキング・口座引き落とし・店頭窓口の4種類の返済方法

返済方法は大まかに4種類あり、それぞれ異なるメリットやデメリットを持っています。自分の性格や生活スタイルに合ったものを選んで利用しましょう。ただし、カードローン会社によって取り扱っている返済方法やサービス内容が異なります。事前にホームページなどで気になる点をチェックしておくとよいでしょう。

ATM返済

カードローン会社のATMにカードを持参し、ATMから現金を返済する方法です。ATMは自社が運営しているもののほか、金融機関のATMやコンビニや駅、スーパーなどに設置された提携ATMも利用できます。

メリット デメリット
  • 利用可能な時間帯が長い
  • 自社ATMでは手数料無料の場合が多い
  • コンビニなどにも設置してあり利便性がよい
  • ATMの設置場所まで行く手間がかかる
  • 利用手数料がかかる場合がある
こんな人に最適
  • 近所や通勤途中に銀行やカードローン会社のATMがある
  • よく利用するコンビニに提携ATMが設置されている
  • ATM手数料が無料のカードローン会社を利用している
※ATM返済の注意点

自社ATMや提携する金融機関ATMの手数料が無料の場合も多いのですが、なかには108〜210円程度の手数料がかかるATMもあります。たとえば、カードローンを金利6.0%で5万円、30日間利用し一括で返済するとします。その際にかかる利息は247円。

50,000円×6.0%×30日間÷365日=利息 247円

ATM利用手数料が「無料」の場合は、元本を除いた支払額は247円です。しかしATM利用手数料がかかる場合で計算してみると利息のほかにATM利用手数料として216円かかります。

50,000円×6.0%×30日間÷365日=利息 247円 + ATM利用手数料 216円

※1万円超の利用手数料(税込)216円の場合

ATM利用手数料がかかる場合は、利息分とあわせた463円が5万円を借りた場合のコストとなります。これは5万円を同じ期間、金利11.0%で借りた場合より多くのコストがかかってしまいます。

50,000円×11.0%×30日間÷365日=利息 452円

1回であればそれほど気にならない金額でも毎月定期的に何回も返済するなら、その負担は徐々に大きくなってきます。

各社のATM手数料の一例
会社 ATM手数料
アコム アコムのATM手数料は無料
提携ATM手数料は、108〜216円
住信SBIネット銀行 ATM手数料は無料
プロミス 三井住友銀行提携のATM手数料は、無料
提携ATM手数料は、108〜216円
三井住友銀行 三井住友銀行、E-net、ローソン、セブン銀行、ゆうちょ銀行のATM手数料は無料
その他提携金融機関のATM手数料は、有料
三菱UFJ銀行 ATM手数料は無料

※2017年7月26日時点

ネットバンキング返済

パソコンやスマートフォンを利用してインターネット上の会員ページにログインし、会員メニューや会員アプリから返済する方法です。カードローン会社によっては、事前にインターネット取引の利用登録が必要な場合があります。

メリット デメリット
  • ネットが利用できる環境であれば場所や時間にしばられずに利用できる
  • 連携アプリによって、返済履歴などの確認がしやすい
  • 利用開始手続きなどの手間がかかる場合がある
  • 振込手数料が利用者負担となる場合がある
こんな人に最適
  • 返済の手間をできるだけ省きたい
  • ネットバンキングをすでに利用している/ネットバンキングに抵抗感がない
  • カードローンを利用していることを周囲に知られたくない
口座引き落とし

銀行口座から返済金額を自動的に引き落としてもらう方法です。事前に返済用口座を登録、または、金融機関指定の口座を開設する必要があります。

メリット デメリット
  • 自動引き落としのため、返済の手間がなく返済漏れも防止できる
  • 返済日を管理する必要がない
  • 返済日までに口座に入金しておく必要がある
  • 振込手数料が利用者負担となる場合がある
  • 金融機関によっては、即日ではなく翌日着金扱いとなる場合がある
こんな人に最適
  • うっかり返済し忘れてしまう心配がある
  • 返済の手間をできるだけ少なくしたい
店頭窓口返済

カードローン会社の店舗へ行き、店頭窓口で現金を返済する方法です。返済計画などを相談しながら返済できます。

メリット デメリット
  • 店舗スタッフと相談しながら返済できる
  • 営業時間中に店舗まで行く手間がある
こんな人に最適
  • 営業時間内に立ち寄れるカードローンの店舗がある
  • 返済計画に不安がある/相談しながら返済計画をたてたい

カードローンを賢く返済する3つのポイント

カードローンを賢く返済するポイントは、「返済総額を減らす」「手数料負担を減らす」「便利な返済方法を活用する」の3点です。それぞれについて具体的に解説します。

随時返済(繰り上げ返済)で返済総額を減らす

随時返済したお金は、すべて元金の返済にあてられます。そのため、随時返済を利用することで支払うはずだった利息がなくなり、返済総額を減らすことができせます。特にリボルビング払いで返済している人は、元金の減りが遅いので随時返済を上手に使いこなしましょう。

手数料無料のATMを利用する

カードローン会社によってATM手数料の扱いは異なります。提携している金融機関やコンビニATMなどで手数料が無料の場合があります。

各社のATM手数料の一例
会社 ATM手数料
アコム アコムのATM手数料は無料
提携ATM手数料は、108〜216円
オリックス銀行 提携ATM手数料は無料
住信SBIネット銀行 ATM手数料は無料
プロミス 三井住友銀行提携のATM手数料は、無料
提携ATM手数料は、108〜216円
三井住友銀行 三井住友銀行、E-net、ローソン、セブン銀行、ゆうちょ銀行のATM手数料は無料
その他提携金融機関のATM手数料は、有料
三菱UFJ銀行 ATM手数料は無料

※2017年7月26日時点

利便性の高いスマートフォンアプリやネットバンキングを利用する

一部カードローン会社には、返済日間近になるとプッシュ通知で知らせてくれたり、近くのATMを簡単に探せたりするスマートフォンアプリがあります。カードローンの返済を延滞すると、返済日に遅れた日数分だけ遅延損害金がかかりますので、返し忘れないようアプリを利用するとよいでしょう。また、ネットバンキングサービスを申し込んでおけば、自宅で簡単に返済できるので便利です。

カードローンの主な返済方式

カードローンの返済方式とは、月々の返済額を決定するための計算方式です。これにより、同じ金額の借入でも月々の返済負担や利息を含めた総支払額などが変わってきますので、慎重に選びましょう。返済方式はカードローン会社によってそれぞれ決められています。ホームページなどに載っていますので事前に確認するとよいでしょう。

各社の返済方式の一例

会社 返済方式
アコム 定率リボルビング方式
オリックス銀行 残高スライドリボルビング方式
ジャパンネット銀行 残高スライド元利定額返済方式
住信SBIネット銀行 残高スライド方式リボルビング方式
プロミス 残高スライド元利定額返済方式
三井住友銀行 残高スライド方式リボルビング方式
三菱UFJ銀行 残高スライド方式リボルビング方式

※2017年7月26日時点

とはいえ、返済方式の種類は多くあり、ぱっと見ただけではどんな違いがあるのかわからない人も多いため、主な返済方式とその特徴について説明します。

リボルビング払い

毎月の借入額に関わらず、月々の支払額が一定金額となる返済方式。ほとんどのカードローンではリボルビング払い方式を採用しています。借入を繰り返しても返済額が原則一定なので返済しやすいメリットがありますが、半面、返済負担が軽いため、気軽に借入を重ねてしまい、返済が長引いて利息がふくらむケースもあります。

一口にリボルビング払いといっても返済方法がさまざまありますが、ここでは、カードローンで最もよく利用されている「残高スライド元利定額リボルビング方式」について紹介します。

残高スライド元利定額リボルビング方式

借入残高に応じて返済額が段階的に設定されており、借入残高が一定額をこえると返済額が増加します。たとえば「借入残高が10万円までは月支払いが1万円、10〜20万円なら2万円、20〜30万円になると3万円になる」という具合です。

残高スライド元利定額リボルビング方式

借入残高によって段階的に月々の返済額が変わる。借入残高が減ると月々の返済額が安くなるが、その分返済期間が長くなる。

一定額に達するまで返済額が変わらないため、追加でお金が必要になったときにも気軽に利用できますが、借入残高が減っていくにつれて毎月の返済額が少なくなるため、返済が長引き、利息の支払総額が大きくなる傾向があります。

返済回数 残高 支払額 利息 元金
1回目 500,000 10,000 5,833 4,167
23回目 396,166 8,000 4,621 3,379
48回目 298,748 6,000 3,485 2,515
81回目 198,217 4,000 1,315 2,685
169回目 37,559 2,000 204 1,796
191回目 7 7 0 7
条件
借入額:50万円、金利:14%
借入残高10万円以下:2,000円
10〜20万円:4,000円
20〜30万円:6,000円
30〜40万円:8,000円
40〜50万円:10,000円

たとえば50万円を年率14%で借入して、上記の条件の残高スライド元利定額リボルビング方式で返済した場合、返済回数191回、借入から返済まで15年と11か月かかってしまいます。特にリボルビング方式で借りた場合は、随時返済を上手に使い、早く元金を減らすように心掛けましょう。

元利定額リボルビング方式

借入金額に関わらず、毎月一定金額を返済する方式。返済開始当初の返済は利息分の割合が高く、元金が減りにくいため、完済までに時間がかかります。

元金定額リボルビング方式

借入金額に関わらず、毎月一定の元金とその月の借入残高に応じた利息を返済する方式。追加の借入をしなければ、毎月の返済金額は少なくなっていきます。

元利均等返済

借入元金と利息金額を、返済終了まで一定金額ずつ返済していく方式。月々の支払額が一定なので計画的に返済できますが、返済開始当初は支払額のほとんどが利息に消え、元金均等返済よりも元金部分の減りが遅いため、返済期間が長くなるデメリットがあります。

元利均等返済

毎月の返済額が最初から最後まで同じ。返済期間が元金均等返済より長い。

元金均等返済

月々の元金の返済額は一定で、そのときの借入残高に応じた利息を加えて返済する方式。利息分が変動するため、返済額は毎月変わります。返済開始当初は借入残高が多いので利息の支払額も高くなり、返済負担が大きいですが、元金の減りが早いため、元利均等返済よりも利息の支払合計額が少なくなります。

元金均等返済

毎月の返済額は最初ほど多い。返済期間は元利均等返済より短くなる。

まとめ

返済方法には、ATM・ネットバンキング・口座引き落とし・店頭窓口の4種類があり、自分の性格や生活スタイルに合ったものを選んで利用しましょう。 カードローンの返済は、リボルビング払いが多く、返済期間が長期で利息も大きくなるため、繰り上げ返済の活用や手数料無料のATMを利用するなどして利息や手数料を減らすよう心掛けるのが大切です。

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