カードローンの返済に遅れるとどうなるの?

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2018年3月13日掲載

返済

カードローンの返済に遅れるとどうなるの?

カードローンの返済に遅れるとどうなるの?

「返済日なのに口座にお金を入れるのを忘れていた」「ATMでの入金が間に合わなかった」など、返済日に支払ができないと契約違反でさまざまなペナルティが課せられます。ここでは延滞によるペナルティについて解説します。

返済に遅れると受ける4つのペナルティとは

カードローンは「約定日に返済する」という契約でお金を貸しています。返済日に支払が遅れる「延滞」には、契約違反として次のようなペナルティが発生します。

自宅や勤務先に督促が始まる

返済日に支払がないと、まず督促が始まります。最初は自宅や勤務先に郵便物や電話などで督促が来ます。家族と同居をしている場合、督促をきっかけに借金がばれてしまうことも多いようです。

カードローンの利用ができなくなる

延滞中はカードローンの利用を停止され、追加の借入れができなくなります。利用停止を解除するには、未払分を返済する必要があります。ただし、すぐに入金してもその日のうちに利用再開できるカード会社もあれば、ある程度日数がかかるカード会社もあるので注意しましょう。また、長期間延滞したり、督促を無視したりすると未払分を返済した後も利用停止が解除されないケースもあります。

信用情報に延滞情報が登録される

カードローン会社が延滞を確認した時点で、延滞情報は信用情報に記録されます。仮に3か月以上延滞した場合には、いわゆる「事故情報」として扱われ、約5〜10年間はクレジットカードやローンなど信用情報を利用するあらゆる審査に通らなくなってしまいます。

遅延損害金が請求される

返済が滞ると、遅延損害金と呼ばれる罰金が発生します。

「遅延損害金」はどれくらいかかる?

延滞した日数分の迷惑料=「遅延損害金」

カードローンを延滞すると、返済日に遅れた日数分だけ延滞の迷惑料として「遅延損害金」が発生します。いつもの返済額が「月々の元金+利息」だとすると、「月々の元金+利息+遅延損害金」となるため、毎月の返済金額がより大きくなってしまいます。

遅延損害金はカードローン会社によって利率が違いますが、多くは利率年1〜20%の間で設定されています。

遅延損害金はいくらになるか計算方法を知ろう

遅延損害金は、元金に設定されている「遅延損害金利率」をかけて日割りで計算されます。つまり、下記のような計算式です。

遅延損害金の計算式

借入残高(元金の残高)×遅延損害金利率(年率)÷ 365×延滞日数=遅延損害金

【例】遅延損害金利率20%のカードローンで10万円借入れして、30日間遅延した場合
100,000(円)× 0.2(%)÷365×30(日)=1,643
遅延損害金は1,643円になります。

遅延損害金は「遅れた日数分」加算される計算のため、延滞したときは、むだなお金を払わないためにも1日でも早く返済することが大切です。

延滞の最終段階となる「代位弁済」について

「代位弁済」とは、保証会社が代わりに返済を行うこと

銀行カードローンでは保証会社が利用者を審査したうえで、保証人の代わりをつとめます。もし利用者が借りたお金を返済できない場合、保証会社は借金を肩代わりして借金を弁済します。

代位弁済説明図

たとえば、カードローン利用者が30万円借入れして返済できなくなった場合、延滞が一定期間(一般的には3か月以上)を超えると、保証会社が利用者に代わって銀行に元金30万円とその利息に遅延損害金を合わせた額を一括返済します。

とはいえ、「保証会社が代わりに返済してくれたから、借金はなくなった」と考えたら大間違いです。代位弁済が行われると、お金を返済してもらう権利(債権)が銀行から保証会社に移ります。つまり、返済先が銀行から保証会社に移っただけで、返済の義務から逃れることはできません。

代位弁済は法的手段の前の最終ステップ

代位弁済で保証会社に債権が移った場合、原則として分割返済は認められず、全額一括で請求されます。元本と利息と遅延損害金を一括で請求されるため、支払額は大きくなってしまいます。ここで返済できない場合、保証会社は裁判所に訴訟を提起し、判決を得て、財産の差押えをしてくることもあります。

保証会社が、利用者の勤務先(給与の支払元)、銀行口座、所有不動産などを知っている場合は、これらを差し押さえられてしまうかもしれません。

まとめ

カードローンの返済が遅れてしまうと、督促が始まりカードローンが利用できなくなるだけでなく、遅延損害金を支払わなければならなくなります。遅延損害金は、利息とは別に発生し、一般的に利率年14〜20%と高いため利用者に重い負担を強います。

延滞が続くと債権者が保証会社に移り、差押えを受ける危険性もあります。カードローンを利用するときは、返済が滞ってしまうことがないように返済計画を立ててから利用するようにするといいでしょう。

東京フロンティア基金法律事務所 弁護士 橋爪愛来(はしづめ・あき)

東京フロンティア基金法律事務所(第二東京弁護士会)所属。債務整理・一般民事(消費者問題・家事事件・労働事件)・刑事事件など幅広く担当。司法過疎地域解消に向けた活動にも取り組んでいる。

東京フロンティア基金法律事務所 弁護士 橋爪愛来(はしづめ・あき)
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