幻とされるブラックカードって、本当にあるの?

  1. ホーム > 
  2. クレジットカード比較 > 
  3. コラム > 
  4. 幻とされるブラックカードって、本当にあるの?

2014年9月10日掲載

コラム

幻とされるブラックカードって、本当にあるの?

幻とされるブラックカードって、本当にあるの? ブラックカードを使えば「戦車が買える」や「ロケットが買える」など、本当か嘘かわからない都市伝説もあります。そんな謎に包まれた実態を“クレジットカードの達人” 菊地崇仁が解説します!

どのランクから「ブラックカード」と呼べる存在!?

そもそもその存在を疑う声もあるブラックカードですが、確かに実在はしています。しかし、“どのカードがブラックカードなのか”という線引きは意見が分かれるところ。

例えば「ブラックカード=各ブランドの最上位ランク」と定義すれば、『スルガVisa Infinite』(VISA)、『SBIワールドカード』(MasterCard)、『JCB THE CLASS』(JCB)、『ダイナースクラブプレミアムカード』(ダイナースクラブ)、『センチュリオンカード』(アメリカン・エキスプレス)の5枚がブラックカードになります。

しかし、この5枚を年会費で比較すると話は別。JCB THE CLASSは年会費5万円ですが、スルガ・SBI・ダイナースは10万円代、センチュリオンカードは約35万円と大きなばらつきがあるのです。

そして、注目すべきはアメックスのプラチナカード『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』の年会費は13万円ということ。年会費で見ると、4大ブランドの最上位カードはアメックスのプラチナカードと同じレベル。

ゆえに、私は“センチュリオンカードのみ”がブラックカードであると定義しています。各カードを年会費別に分けると以下のようになります。

〈年会費5万円代〉
JCB THE CLASS
〈年会費10万円代〉
スルガ Visa Infinite
SBIワールドカード
ダイナースクラブプレミアムカード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
〈年会費30万円代〉
センチュリオンカード

ステータスでクレジットカードを探してみる!

謎に包まれたセンチュリオンカードの実態!

唯一のブラックカードであるセンチュリオンカード。その情報は公にされていないため、実は年会費もおよその額としか言えません。まさに謎多き存在ですが、基本的なサービスはプラチナカードと大差ないようです。

ブラックカードにまつわる噂では「閉店後のショップに連絡し、深夜に買い物をした」という話もありますが、すべてのお店や今の時代でも可能かどうかは定かではありません。もっとも、「火のないところに煙は立たぬ」。現在でものできるのかもしれません……。

ブラックカードの所有者は芸能人やスポーツ選手、事業主などの「年収1億円プレイヤー」がほとんど。私が取材した、ある芸能人の方はブラックカードを使いコンシェルジュを秘書代わりにしていました。電話1本で会食の予約や移動の手配をすべて行ってくれるので、「月3万円台で秘書を雇える」と思えば、35万円の年会費も安く感じられるとか。先のスケジュールが読めない芸能人たちに重宝されるのも納得です。

ステータスでクレジットカードを探してみる!

ブラックカードがあれば、本当にロケットが買えるのか!?

ブラックカードの限度額は“なし”です。そもそも、アメックスは一般カードにすら限度額は目安として設定されているだけで、他のカードのように一定金額で使えなくなることはありません。当然、ブラックカードの限度額は推して知るべしでしょう。

理論的には、価格がついていてクレジットカード決済対応なら、ロケットでも戦車でも買うことができるはずです。

上場企業の部長や外資系金融機関の社員など、ある程度の収入がありクレジット利用額があれば普通の人でもプラチナカードを持てます。ですが、ブラックカードは普通の人では持てません

それでも持ちたいなら、『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』を使い続けること。使い続けているとプラチナカードのインビテーションは届くでしょう。さらに使い続けると、いつかインビテーションが来るかもしれません。とはいえ、ハードルはかなり高め。年間利用額の目安は300万円程度のプラチナカードに比べて、ブラックカードは1,000万円程度と言われます。

是が非でもブラックカードがほしいなら……

ちなみに、もっと手軽に「ブラックカード」を保つ方法があります。それは『楽天ブラックカード』。このカードは、唯一ブラックカードと名乗るカード。

年会費は3万2,400円で、楽天市場のポイント3倍キャンペーンや空港ラウンジの利用などがあり、使い勝手は悪くありません。何より、存在があまり知られていないので話のネタになること間違いなし。『楽天プレミアムカード』を使い続けていたらインビテーションが来て手に入れることができます。何がなんでもブラックカードを持ちたい人は是非チェックしてみては!?

どうしてもブラックカードが欲しければ、上記のカードから挑戦あるのみ!
カード名 還元率 年会費
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 0.4% 2万8,080円
楽天プレミアムカード 楽天プレミアムカード 1.00% 1万800円

ステータスでクレジットカードを探してみる!

菊地崇仁氏
菊地崇仁氏
北海道札幌市出身。98年に法政大学工学部を卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。02年に退社後、友人と起業したシステム設計・開発・運用会社を経て、06年にポイント交換案内サービス「ポイ探」の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。以後、ポイント、クレジットカード、マイレージに関する豊富な知識を生かし、テレビや雑誌等でも活躍中。

構成:加藤純平(ミドルマン)

このページの先頭へ