クレジットカードの審査が厳しい!審査落ちの理由と通過方法を解説

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2017年4月25日掲載

基礎知識

クレジットカードの審査が厳しい!審査落ちの理由と通過方法を解説

いまでは、クレジットカードは生活で欠かせない存在になっています。誰もが当たり前のように持っているだけに、クレジットカードはすぐに発行してもらえると思っていませんか?
クレジットカードの発行には必ず審査があり、その審査を通過しなければいけません。
では、どうすれば審査に通過できるのでしょうか?ここでは審査の流れや重視される項目、落ちる理由、通過のコツについて解説します。

クレジットカードを申し込むとどんなことが審査されている?

クレジットカードの審査は簡単にいうと、「お金を貸しても大丈夫な人」なのかどうかを判断しています。このとき、審査で重要になる情報は、申し込む際の申込書の内容です。

審査するカード会社では、この申込書に記載された内容をもとに、返済能力について調査されます。申込書にうそがあった場合は、そもそも審査されないため、当然クレジットカードを作ることができません。

申込書には事実のみを記載し、ありのままの現状を審査してもらうようにしましょう。

審査の流れをチェックしておこう

まずは、クレジットカードの発行を申し込んだ後、どういった流れで発行されるのか、基本的な流れを頭に入れておきましょう。

  1. 発行希望者がクレジットカードの申込書に記入(インターネット入力)をする
  2. 申込書を受け取ったカード会社などが、内容を確認する
  3. 申し込み内容に基づき自社の情報と信用情報を照会する
  4. システムによるスコアリングのチェックで微妙な判定が出た際は、
    担当者が内容を確認する
  5. 審査結果を発行希望者に通知する
  6. クレジットカードを発行する
  7. クレジットカードを受け取る

1.クレジットカードの申込書に記入(インターネット入力)をする

クレジットカードの審査は、この申込書に記載されている内容をもとに確認します。「勤務先」「年収」「現在の借入件数」「現在の借入残高」など、カード会社にとって重要な項目となります。

そのため申込書に記載をするときは誤りがないよう、しっかりと内容を確認しながら進めていきましょう。

申込書をもとにカード会社は審査しますので、間違いがあった場合は正常な審査ができません。そのため、意図的にうそをついていない場合でも、申込書に間違いがあったときは審査に落ちることがあるため、注意が必要です。

2.申込書を受け取ったカード会社などが、内容を確認する

クレジットカードの申込者から提出された内容に不備がないかを確認します。インターネットから申し込みを受け付けた場合は、機械的に必要項目に入力していない項目がないかどうか、郵送など書類で申し込みを受け付けた場合は、形式的に誤っていないかどうかが確認されます。

3.申し込み内容に基づき自社の情報と信用情報を照会する

申込書の形式チェックに問題がなければ、いよいよ信用内容に問題がないか確認をします。カード会社が独自に蓄積している情報と照らし合わせ、過去にトラブルなどの記録がないかや、信用情報に「延滞」「自己破産」「代位弁済」など、いわゆる「ブラックリスト」になり得る情報がないかといったことがチェックされます。

「代位弁済」は難しい言葉ですが、過去の借金などを、本人以外の誰かが代わりに支払ったことを指します。たいてい、保証会社です。

4.スコアリングシステムによるチェックで微妙な判定が出た際は、担当者が内容を確認する

「3.申し込み内容に基づき自社の情報と信用情報を照会する」では、機械的なスコアリングチェックがありますが、この時点で発行してよいのか悪いのか、判断がつかない微妙なラインの人は、審査担当者が確認します。

なおクレジットカードの場合、在籍確認はほとんどされません。しかし、まれに勤務先の情報について疑わしいと判断されたときには、この段階で在籍確認が行われますので勤務先にうその情報を記載していると、カード会社に知られてしまいます。

5.審査結果を発行希望者に通知する

審査に無事通過した場合は、申し込みの際に記載した連絡先に、審査結果が通知されます。しかし審査結果の通知は必ずあるものではありません。審査に通過し、いきなりクレジットカードを申込者に送付することもあります。

審査が終了するまで、時間が掛かるカード会社では、2〜3週間掛かるところもあります。たとえ申し込みをしてから時間が経過していたとしても、あまり心配はしないでください。

どうしても審査結果が不安な方は、カード会社に電話をすると審査がどこまで進んでいるのか、オペレーターがていねいに教えてくれます。

6.クレジットカードを発行する

審査の結果がメールなどで通知されると同時に、クレジットカードが発行されます。

7.クレジットカードを受け取る

カード会社によっては、申し込みから1週間以内でクレジットカードを受け取れる場合があります。一方で、クレジットカードの発行が遅いカード会社もありますので、申し込みをしてからそれなりの時間が経過して、心配な場合はカード会社に電話をしてみましょう。しかし、クレジットカードを受け取るまでに申し込みから1か月ほど掛かる場合もあるので、焦らず待ってみてもよいでしょう。

審査で重要な項目と、審査に落ちる理由は?

クレジットカードの審査では、お金を貸しても大丈夫な人なのかどうかを判断しているため、「収入」「信用情報」が重点的に確認され、審査に落ちる理由もこの2点に絞られるといっても過言ではありません。

収入

勤め先の内容

「職業」「勤務先」「雇用形態」「勤続年数」「年収」など、勤め先の内容を中心にチェックされていきます。この情報にうそがあれば審査に落ちます。職業に「無職」と書いてある場合も、審査に通過することが難しくなります。収入が不安定で返済が滞るリスクを抱えるフリーターも、継続的な収入がある会社員と比べ、審査に落ちやすくなります。勤続年数が短い、起業したての会社に勤めている、といった点も、審査に不利に働く可能性が高いといえます。

勤務先や職業以外の内容

現在の借入額や家族状況も確認されます。返済能力を判断するために、生活に見合った年収になっているのかどうかが重要となります。いくら収入が多くても、出費が多ければ収支バランスが悪いと判断され、審査に落ちる可能性が高くなります。
たとえば、カードローンなど複数社からの借り入れで毎月の返済が多額に上っていれば、財布に余裕がないはずなので、カード会社も「返済できなさそうだな」との判断に傾きやすく、クレジットカードを発行されない可能性が高くなります。

信用情報

信用情報に「延滞」「債務整理」「代位弁済」などの情報が登録されていないかが審査では重要です。これらの情報は、それぞれ登録されている期間が異なりますが、特にチェックされる項目が、「延滞」の情報が登録されているかどうかという点です。

延滞情報

カード会社の多くは、過去6か月間に「延滞」をしていないかを確認することが多いようです。過去に返済できなかった延滞情報が多い方は審査に落ちる可能性が高くなります。

債務整理

自己破産などの「債務整理」をすると、5〜10年間はクレジットカードが作れないことになります。また「債務整理」の情報は、5〜10年もの間、信用情報に登録され続けます。

代位弁済

過去の借金などを、保証会社など本人以外の誰かが代わりに支払ったことがある「代位弁済」の経験があると審査に落ちる可能性あります。

実は過去に審査に落ちてしまった情報も「信用情報」に登録がされます。この情報は6か月間登録され続けます。クレジットカードの審査に落ちた場合は「まず半年間おいてからのほうがよい」といわれている理由は、ここから来ています。

クレジットカードの申込時にウソの情報を記載

申込時に高い年収を記載するなどウソの情報を記入していけません。たとえば、社会人になりたてで年収1000万円など、あまりにも世間と乖離(かいり)した年収を書くと、審査担当者に「ウソをついているのでは」と不審に思われてしまいます。ウソをついていたことが明らかになってしまうと、当然審査には通らなくなります。

クレジットカードの審査にはたくさんの項目がある!
図:クレジットカードの審査の項目

審査に通過するには?

ここで、改めて審査に通過するポイントをまとめましたので参考にしてください。

1.申込時に「うそをつかない」

不利な点を隠して自分をよく見せようとうそをついても、必ず審査でばれます。したがって、申込の段階でうそをつくことは得策ではありません。うそをついていることがカード会社などでわかったときに、審査はそこでストップします。自分の情報を正直に書いてクレジットカードの申し込みをしましょう。

2.延滞をしない

日頃利用しているクレジットカードや携帯電話の支払いを、しっかりと決まった日に引き落としされるよう管理をしておくことが大事です。延滞を繰り返すと、クレジットカードの審査に通過するのがどんどん難しくなります。

3.クレジットカードを頻繁に作らない

何枚も同時に申し込みをしたり、ポイントやキャンペーン目的でクレジットカードを作ったりしていると、いずれクレジットカードの審査に通過しにくくなります。

「審査が甘い?早い?」
クレジットカードとユーザーレビュー紹介

審査に通りやすかったというユーザーレビューとそのクレジットカードをご紹介します。

ACマスターカード

ポイント還元率
-
年会費(初年度/2年目以降)
無料/無料
  • 利点は審査が通りやすい事ぐらい

    特にポイント制度もなく優遇もないので他のカードで審査が通る自信がない人向けのカードといった感じです。
    会社員であればこれより良いカードはいくらでも選択肢があります。 満足度:3

楽天カード

ポイント還元率
1.0%
年会費(初年度/2年目以降)
無料/無料
  • 評判通り審査は激甘

    最大の魅力は「審査の甘さとポイント」ですが、ゆえにステータス性はないでしょう。まあ、銀座のユニクロが繁盛するこの時代にカードの種類で笑ったりする人は逆に特異とも言えますが。
    楽天のシステムをある程度熟知していて頻繁に利用する方のためのカードです。 満足度:4

イオンカード(WAON一体型)

ポイント還元率
0.5%
年会費(初年度/2年目以降)
無料/無料
  • もしかしたら審査は甘めかもしれません。

    近くのダイエーで使用しようと思い、申し込んでから1周間足らずでカード到着。思っていたより早かったです。
    WAON一体型で、20.30日は5%OFFなのは嬉しいです。
    利用履歴を見るサイトも見易く、確認しやすいので、ごく普通に使いたい方にはオススメ出来ると思います。 満足度:5

NTTグループカード

ポイント還元率
0.6%
年会費(初年度/2年目以降)
無料/無料
  • 発行がスピーディで審査も簡単だった

    評価項目にはない発行スピードと審査の簡単さが素晴らしい。
    申請から発行まで1ヶ月かかりませんでした。VISAだともっと早かったかも知れません。
    審査はweb上で運転免許書番号と年収、借入状況をちょろっと報告するだけでした。 満足度:4

ライフカード

ポイント還元率
0.5%
年会費(初年度/2年目以降)
無料/無料
  • 審査が甘い??

    過去にブラックリストに載った私でもカード作れちゃいました。
    ETCカードやiDが無料で利用できるのでよいです。
    デザインはマスターカードを選んだのでかっこいいです。 満足度:4

価格.comでは、ユーザーレビュー以外にもさまざまなクレジットカードの審査に関するクチコミ情報を掲載しています。参考に「審査 (クレジットカード)のクチコミ掲示板」もご覧ください。

クレジットカード審査の豆知識

審査で見られるクレジットヒストリー(クレヒス)とは?

「クレヒス」という言葉を聞いたことはありますか。
クレジットカードの履歴(ヒストリー)を、「クレヒス」と呼んでいます。簡単にいうと「クレジットの利用履歴」のことです。収入がない人でも、このクレヒスが優良であれば、資産があると見なされることもあります。「優良」とは、よくクレジットカードを利用して、遅れることなくしっかりと返済している人のことを指します。つまりクレジットカードを利用することで、クレジットカードの審査で重要な「信用情報」の内容をよくできるのです。

現金主義の人であれば、クレジットカードを利用しない人もいるでしょう。実はこの現金主義の人で、ある程度の年齢でクレヒスがない場合は、カード会社から怪しまれる要素になってしまうことがあります。

それは、30代以上の人が過去に一度もクレジットカードを利用したことがないというケースはまれで、過去に金融事故を起こしたためにクレヒスがないのではないかと判断されかねないためです。そこで、現金主義の人であっても、クレジットカードを1枚は保有しておくことをおすすめします。

審査で利用される「スコアリング」とは?

クレジットカードの審査において、スコアリングという手法が利用されています。スコアリングは審査の初期段階で行われますが、カード会社によってその基準が違います。

スコアリングがどのような手法かというと、簡単にいえば、クレジットカード申込書の内容をもとに、コンピューターでクレジットカード発行希望者の点数を算出することです。たとえば「年齢」が若ければ点数が低いとか、「年収」が1000万円だと点数が高いなど、申込書に記載されている内容で点数化されます。

数値化される項目はカード会社によって違いますが、「年齢」「勤務年数」「年収」「既婚有無」「居住形態」「他社借入件数」「他社借入額」などが数値化される項目として挙げられます。「既婚有無」であれば、結婚をしていれば出費も多くなります。また、「居住形態」などは親と同居をしていれば、出費が減ります。このように、収支に関係しそうな項目が抽出されて、加算されていくわけです。

スコアリングの基準はカード会社によって異なり、公には示されていません。企業の機密情報として、部外者は誰も知り得ることができないのです。

カード会社が何に重きをおいているかによって、スコアリングの加点される項目の比重も変わってくるでしょう。この比重が違うために審査に通過するカード会社と、通過しないカード会社が出てくる理由となります。

カード会社はこのスコアリングの数値から、さらに信用情報の確認をするかどうか判断します。「勤務先がなく、しかも収入もなし」となれば、その先の審査をしても結果が同じになる可能性が高いため、スコアリングで審査がストップしてしまいます。

クレカの利用状況がわかる信用情報機関、ブラックリストとは?

金融業界ごとに異なる信用情報機関

信用情報についてここまで、いろいろと話をしてきました。実はこの信用情報が登録されている場所には、下記の3つの団体(会社)があります。

全国銀行個人信用情報センターは、銀行が加盟する全国銀行協会が運営しています。ここは、銀行系の融資情報を中心に記録されています。シー・アイ・シーはカード会社、日本信用情報機構は消費者金融が中心となって設立されました。

以前はカード会社や銀行など所属する業界ごとに利用する信用情報機関をすみ分けしていましたが、最近では多重債務者や総量規制の問題もあり、それぞれが持つ情報を共有するようになっています。

信用情報機関が異なると何が違う?

クレジットカードはカード会社が主体となって発行されます。カード会社が主に利用する信用情報機関はシー・アイ・シーです。

消費者金融が発行するクレジットカードもありますが、こちらで申し込んだ場合は、日本信用情報機構の登録情報が使用される可能性もありますので注意をしてください。

信用情報として登録されている内容は?

信用情報に登録されている内容は「本人情報」、「契約情報」、「申込情報」の3つにわかれています。

「本人情報」は氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先、運転免許証番号、本人確認書類の記号番号などが登録されています。勤務先の情報が登録されていますので、勤続年数や年収を偽っても、意味がありません。

また、「契約情報」は契約年月日、貸付金額、貸付残高、元本、延滞の有無などです。

延滞の有無や、現在の借入金額、件数などは信用情報を調べるとすぐにわかります。クレジットカードを申し込んだときにうそをついてもすぐにわかることなので、正直に答えましょう。

さらに、「申込情報」として氏名、生年月日、郵便番号、電話番号、照会日時、申込区分、商品名などが登録されます。

したがって、複数のクレジットカードやカードローンを申し込んだときには、金融機関の中で情報が筒抜けになっています。立て続けにクレジットカードの申し込みをすると、お金に困っていると判断されかねません。そのため、審査に通過しにくくなるので注意しましょう。

信用情報は永久に登録されているの?

ここで挙げた情報が信用情報として記録されているわけですが、永久に情報が登録されているわけではありません。一定期間が過ぎた情報は、削除されます。削除されるまでの期間は信用情報センターによって異なります。ここでは、クレジットカードに密接なシー・アイ・シーでの登録期間をみていきましょう。

登録期間は情報の種類によって違い、「申込情報」が6か月、「契約情報」が5年、「利用記録」が6か月となっています。

ここで特に注意をしなければいけないのは、「契約情報」です。「契約情報」には延滞情報など、過去の金融事故情報が登録されています。金融事故情報のことを「ブラックリスト」ということもあるようです。こうした情報は、クレジットカードを解約してから5年間保存されます。

まとめ

クレジットカードの審査で重要なのは、「収入」や「信用情報」です。収入が多ければ、カード会社が「カード決済してもきちんと支払うだろう」などと判断できるため、審査に通過しやすいといえます。ただし、収入が多いだけではいけません。カードローンなどによる支出も多いとカード決済した代金の支払いが滞るリスクがあるため、審査に通過しにくくなります。

収入だけでなく、信用情報も審査の重要なポイントです。過去に延滞や債務整理など、その人の信用に傷がつくような金融事故があれば、「お金にだらしない人だ」などとカード会社に判断され、信用情報機関に情報が残り一定期間、カードは発行してもらえません。

そのため、いったんカードを作ったら、きちんと返済を続け、カード会社に「この人はきちんと返済してくれる人だ」と思われるような信用力を積み上げていかなければいけません。

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