意外と知らないクレジットカードの有効期限と更新の話

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2017年5月31日掲載

コラム

意外と知らないクレジットカードの有効期限と更新の話

クレジットカードでネットショッピングするときなど、必ず入力する項目に「有効期限」があります。有効期限があることは知っていても、何のために設定されているのか、何年単位なのか、更新の手続きが必要なのかなど、知らないことが意外と多いのではないでしょうか? ここでは、クレジットカードの有効期限と更新手続き、更新後の注意点などをご紹介します。

クレジットカードの有効期限とは?

クレジットカードの有効期限

有効期限は、そのクレジットカードが利用できる期限のことです。期限が過ぎたクレジットカードは利用ができなくなります。また、長さはクレジットカード会社や利用者によって違います。有効期限が到来すると、カード会社から新しいクレジットカードが郵送されてきます。もちろん、会員番号や暗証番号などは変わっていませんので、新しいカードもスムーズに使えます。

有効期限の見方

有効期限は、「月/年」の順に記載されています。仮に「08/17」とあれば、2017年8月末まで利用できるという意味です。この記載方法は国際規格になっており、世界中どこの国で作られたカードでも、同じ順番です。

図:クレジットカードの見方

なぜ有効期限があるの?

クレジットカードに有効期限がある理由は、大きく分けて以下の3つとされています。それぞれ、くわしくみていきましょう。

老朽化によるトラブルを未然に防ぐ

クレジットカードはプラスチックで作られています。財布からの出し入れ、端末での読み取りなどを何年も繰り返すうちに、データを読み取る磁気ストライプがこすれて薄くなったり、ICチップが割れたりする可能性もあります。

こうして劣化が進むと、肝心なときに読み込めないなど、トラブルに発展するリスクがあります。つねに新しいカードを使ってもらうことで、こうした事態にならないよう、有効期限を設けているのです。

不正利用をストップ

ネットショッピングではカード会員番号と有効期限の入力が必要ですが、カード会員番号と有効期限はセットで管理されているため、両方を正しく入力しないことには利用ができません。よって、有効期限があることにより、カード会員番号だけ盗まれてしまった場合の不正利用を防止しています。

ほか、ICチップの導入など、定期的な更新でつねに最近技術をカードに搭載できるようにすることも、有効期限のある理由の1つです。

再審査で信用力を定期チェック

クレジットカードはおおむね5年ごとに有効期限が設定され、その都度新しいカードに更新されます。有効期限が近づくと、カード会社は改正割賦販売法に基づき、カード更新審査を行います。その過程で過去の利用額や返済履歴をチェックし、新たな利用限度額を設定しています。入会時には利用枠が10万円であったのに、更新後のカードでは100万円になっているのは、それまでのクレジットヒストリーをもとに再設定されたためです。

以上のように、クレジットカードに有効期限を設けている理由は、カード利用者の利便性の維持と、カード利用者とカード会社のリスクマネジメントを兼ねているためです。特に、カードの防犯対策は日進月歩で進化しています。新しく送られてきたカードに一見変化がなさそうでも、カード情報やスキミング対策など、あらゆる電子技術をカードに組み込み、犯罪を未然に防いでくれているのです。

有効期限が切れそうになったらどうすればいいの?

自動更新されるため更新手続きは不要

クレジットカードの有効期限が近づいてもどうやったら新しいカードがもらえるのかわからず、不安に感じる方もいるでしょう。新しいカードは、どのように手にするのでしょうか?

一般的に、新しいカードはカードの有効期限が切れる1か月前くらいに自動更新されて、登録先の住所に簡易書留で送付されます。つまり、特に手続きをしなくても、新しいカードは自分宛に郵送されてきます。

更新カードが届いたらまずはサイン

新しいカードが届いたら、まずはカードの裏面にサインをして第三者に使用されるリスクを防ぎます。有効期限が切れる古いカードは、自分で処分します。処分する際は、特に個人情報が保存されている磁気ストライプとICチップは、ハサミやシュレッダーなどで細かく切り、復元できないようにすることが大切です。

ハサミを入れた後は、ゴミ箱に捨ててかまいませんが、心配であれば何回かに分けて捨てるとよいでしょう。

個人情報がつまったICチップはハサミで切断しましょう。

図:個人情報がつまったICチップはハサミで切断しましょう

新しいカードは、届いたその日から使用できます。一方で、有効期限が残っていれば、古いカードも使えます。ただし、クレジットカードが2枚もあっては、紛失や盗難のリスクも高まりますので、古いカードはなるべく早く廃棄し、新しいカードを使用しましょう。

更新カードが届かない!その理由とは?

「有効期限が近いのに、更新カードが届かない!」ということがまれにあります。以下に、更新予定のカードが届かない理由を挙げてみましょう。

カード所有者の信用がなくなった

クレジットカード会社は、カード更新時に改めて審査をしています。カード利用期間中に支払いの遅れが何度もあったり、他社でたくさん借金をしていたりするなど信用情報に問題を抱えているときは、カードが更新されないことがあります。

カードを送るべき住所がわからなくなった

クレジットカードは、転送不要の書留郵便で送付されます。転居を繰り返すなどした後、カード会社に所在を連絡していない場合、新しいカードは転送されることなくカード発行会社へ返送されます。住所に変更があるときは、早めにカード会社に申し出て、変更手続きをしましょう。

カード会社が発行を停止した

クレジットカード会社の都合により、クレジットカードのラインアップが変更されることがあります。保有しているカードが発行停止になった場合、更新カードは発行されません。ただし、類似するカードが送られてくるケースが多いようです。

作ったカードをまったく利用していない

まったく利用履歴のないカードの場合、カード会社の判断で更新を拒否することがあります。カード会社は明細書作成やデータ管理にもコストが掛かるため、カードを利用してくれなければ更新は不要と判断するのでしょう。年会費を支払っているカードはきちんと更新されますが、年会費無料のカードで利用履歴がなければ、更新カードが発行されないこともあると考えましょう。

カードが更新されないことには何かしら理由があります。とはいえ、思い当たる節がないのに有効期限の月末までに届かない場合は、一度カード会社に問い合わせてみるとよいでしょう。

公共料金の自動引き落としはどうなる?有効期限が来たらココに注意

クレジットカードはショッピングだけでなく、携帯電話や公共料金の支払いなど、定期的に支払われる代金の決済にも使われます。では、カードの有効期限が来たら自動決済サービスが終了するかといえば、そのようなことはありません。カード会社と加盟店の間で、「洗い替え」という登録情報の更新をしてくれるため、特に手続きすることなく決済サービスは継続します。

ただし、洗い替えが適用されるのは、毎月支払っている公共料金などの支払いのみです。ネットショッピングなどで登録しているカード情報は洗い替えされないため、自分で登録情報を更新しましょう。

まとめ

クレジットカードには利用における有効期限があり、その期限は利用者によって違います。有効期限があることで、クレジットカードの老朽化に伴う交換対応や不正利用の防止、またクレジットカード会社による利用者の信用度の再チェックを行っています。更新期限が過ぎる1か月前ぐらいには新しいカードがクレジット会社より郵送されてきます。届かない場合は、クレジットカード会社へ問い合わせをしましょう。

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