クレジットカードのリボ払いとは?仕組みや注意点を解説

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2018年4月20日掲載

基礎知識

クレジットカードのリボ払いとは?仕組みや注意点を解説

クレジットカードのリボ払いとは?仕組みや注意点を解説

クレジットカードの支払い方法には、一括払いや分割払いのほかに「リボ払い」という支払い方法があります。テレビCMや広告などで見聞きし「何となくお得な支払い方法に見える」と感じる方も多いでしょう。はたして、リボ払いは本当にお得な支払い方法なのでしょうか。リボ払いの返済方法の仕組みやメリット、危険性などについて解説します。

リボ払いとは

リボ払いはクレジットカードの支払い方法の1つで、正式には「リボルビング払い」といいます。支払残高に応じて、毎月一定の金額と手数料を支払っていく方法です。リボ払いを設定しておくと、たとえ支払残高が10万円あっても、20万円あっても、毎月の支払額が事前に決めてある金額と手数料を超えることはありません。

リボ払いには大きく分けて「残高スライド方式」と「定額方式」があります。それぞれの仕組みを解説します。

残高スライド方式

支払残高に応じてあらかじめ決められた返済額を支払う方式です。たとえば、支払残高が10万円以内であればリボ払いによる返済額は月々5,000円、支払残高が10万円を超えると月々1万円というルールが決められていて、それに手数料を加えた金額を支払います。買い物をするたびに支払残高は増えるため、それに応じて支払額が変わることがあります。

支払残高と毎月の支払額はカード会社によって異なります。オリコカードであれば、10万円以下は月々3,000円、10万円超20万円以下は6,000円となっています。エポスカードは標準コースの場合、5万円以内であれば月々3,000円、5万円超10万円以内は5,000円です。


残高スライド方式の例 図:残高スライド方式の例

定額方式

定額方式は、支払残高に関係なく毎月一定金額を支払う仕組みです。月々の返済額を1万円と決めておけば、1万円に手数料を加えた金額以上は支払いません。支払残高が10万円でも30万円でもこの金額は変わりませんが、その分支払い回数は増えます。

一般カードの場合は、多くのカード会社で月々5,000円が最低支払金額になっており、1,000円〜1万円単位で後から自由に変更できます。


定額方式の例 図:定額方式の例

リボ払いのメリット

リボ払いのメリットは、残高スライド方式、定額方式のどちらにしても、毎月の支払額が一定になる点です。引っ越しや大型家電の買い換えなどで大きな金額のモノを買っても、次の支払い月に請求される金額はそれほど高額ではないため、まとまったお金を準備しないで済みます。

支払額を一定にすることで、毎月の支払額の変動がなくなるうえ、先々の支払額の見通しも立てやすくなるなど、家計の管理もしやすくなるでしょう。

リボ払いの危険性

家計が管理しやすくなる点でメリットがあるリボ払いですが、以下の点には注意が必要です。

手数料がかかる

リボ払いにすることで、カード会社への手数料が必要になります。実質年率15%前後に設定しているカード会社が多くあります。返済額や支払い回数が多くなるほど手数料負担は大きくなるため、注意が必要です。

たとえば、2018年4月に家電など30万円分購入し、リボ払いを選択した場合の支払額と手数料負担は、残高スライド方式、定額方式それぞれ以下のようになります(JCBのサイトでシミュレーション)。


残高スライド方式で支払う場合 図:残高スライド方式で支払う場合

定額方式で毎月1万円と手数料を支払う場合 図:定額方式で毎月1万円と手数料を支払う場合 (注) JCB公式サイトのショッピングリボ払いのシミュレーション結果より(2018/4/1時点)

支払残高がわかりにくくなる

いくら使っても支払額が一定のリボ払いは、大きな出費がない安心感はあるものの、一方で「いくら購入したのかわからない」「いくら返済したのかわからない」という事態になりかねません。支払残高が大きくなるほど、支払いが長期化するうえ、その間の手数料負担もどんどん大きくなってしまいます。複数のカードで同じような状況になれば、まさにカードローンでいう「多重債務」です。そうならないよう、こまめに明細をチェックすることはもちろん、節度ある使い方が大切です。

リボ払いのポイントアップキャンペーンに注意!

支払いをリボ払いに変更することでポイントがアップしたり、年会費の優遇を受けられたりするカードがありますが、リボ払いには手数料がかかるため注意が必要です。キャンペーンにつられてリボ払いに変更し、たくさん買い物してしまうと、結局は支払期間が長くなり、得をしたと思っていたポイントや年会費以上に手数料を支払っていることがあります。

リボ払いは、あくまで危険性を認識したうえで計画的に安定したキャッシュフローを作るための支払い方法であり、ポイントのためだけに手を出すべきではありません。

まとめ

リボ払いは大きな金額を細かく分けて「細く、長く」支払いを続ける方法です。毎月の支払額が大きくならない分、気持ちが大きくなり、あれもこれもとリボ払いで買ってしまいがちです。欲しい商品を手に入れやすい一方、ついつい買いすぎると支払残高がいつまでも減らず、家計を圧迫し続ける危険性もあります。支払額や手数料負担が重荷にならないよう、リボ払いにする場合は計画的に賢い使い方をしましょう。

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