プロパーカードと提携カードの違いとは?

  1. ホーム > 
  2. クレジットカード比較 > 
  3. 基礎知識 > 
  4. プロパーカードと提携カードの違いとは?

2018年5月17日掲載

基礎知識

プロパーカードと提携カードの違いとは?

プロパーカードと提携カードの違いとは?

クレジットカードにはプロパーカード、提携カードという違いがあることはご存知でしょうか。いま自分が持っているクレジットカードが、プロパーカードなのか、提携カードなのか、わかっていない人もいるのではないかと思います。知らなくても問題はありませんが、より自分に適したクレジットカードを選びたければ、その違いは知っておいたほうがいいでしょう。ここでは、クレジットカードのプロパーカードと提携カードの違いについて解説します。

プロパーカードとは

カード会社が単独で発行しているオリジナルのクレジットカードをプロパーカードといいます。厳密にいえば、JCBやAmerican Expressなど国際ブランドを運営している会社が発行しているカードを指しますが、三井住友カードや三菱UFJニコスなどの大手カード会社が他社と提携せずに発行しているカードもプロパーカードと呼ぶことがあります。具体的には、「JCB一般カード」「アメリカン・エキスプレス・カード」「三井住友VISAクラシックカード」「MUFGカード ゴールド」などのことです。

提携カードとは

提携カードとは、クレジットカード会社が企業や団体と提携して発行しているカードのことを指します。その提携先はスーパー、デパート、ガソリンスタンド、航空会社、旅行会社など多種多様で、スポーツチームや芸能人と提携したカードもあります。具体的には、ビューカードとビックカメラが提携した「ビックカメラSuicaカード」、ポケットカードとファミリマートが提携した「ファミマTカード」、三井住友カードとamazonが提携した「Amazon MasterCardクラシック」などがあります。

プロパーカードと提携カードのステータスの違い

プロパーカードはステータス性が高いといわれることがありますが、その理由は上級カードの存在にあります。プロパーカードの多くには、ゴールドカードやプラチナカードが用意されており、一部のプラチナカードはカード会社から招待を受けなければ申し込めません。招待基準は非公表の場合がほとんどで、カード会社から優良な会員と認められなければならず、誰でも持てるわけではないため、ステータス性が高いといわれているのです。
逆にいうと、招待制のカードや審査の厳しいカードでなければ、プロパーカードであっても、特にステータス性は高くないということです。一方で、近年は航空会社や高級ホテルと提携したプラチナカードも増えており、決して提携カード=低ステータスという図式が成り立つわけではありません。

プロパーカードと提携カードのサービスの違い

サービスの面で、プロパーカードと提携カードはどちらが有利でしょうか? これは利用者のライフスタイルと、クレジットカードに何を求めるかによって違います。

プロパーカードは、カード会社オリジナルのカードのため、カード会社自身が積極的に販促をしています。ポイントプログラムや優待サービスはカード会社が多くの企業と提携して実現しているサービスであり、多くのユーザーに利用してもらえるように幅広いサービスを用意しています。カードのランクによってサービスに違いをつけているケースがほとんどで、上級カードになればなるほどサービスが充実しています。

提携カードの場合は、提携企業が主体となって利用者を増やしています。提携企業のサービスをお得に利用できるような割引サービスやポイントアップ特典が付いているケースが多くあります。よく利用するお店が用意したクレジットカードであれば、得られるメリットは大きいでしょう。一方でカード会社が用意したサービスは、利用できなかったり特典がダウンしたりすることがあります。また、カード会社と提携企業との契約次第で、クレジットカードのサービスそのものが終了することもあります。

  プロパーカード 提携カード
ポイント カード会社のポイントプログラム 提携会社のポイントプログラム
または
カード会社のポイントプログラム
特典 幅広くサービスが用意されている
プロパーカード限定のサービスがあるケースも
提携会社独自の特典が用意されている
カード会社のサービスを利用できない
ケースがある
ステータス 一般、ゴールド、プラチナなど
ランクごとのカードが用意されていて
ステータスの違いがはっきりしている
プラチナが用意されていることは稀
一種類のカードも多くある
継続性 カード会社が倒産しない限り、
クレジットカードのサービスが
終了することは稀
カード会社と提携会社の契約次第で、
クレジットカードのサービスが
終了することがある

このように、プロパーカードと提携カードでは得られるメリットが異なります。どちらがよいかは利用者次第であり、それぞれのカードを使い分けている人も多いでしょう。いずれにしてもカードのサービス内容を把握することが大切です。ここからは代表的なプロパーカード、提携カードを紹介します。

プロパーカード紹介

アメリカン・エキスプレス・カード

「アメックス」の略称で知られるアメリカン・エキスプレスは、日本で初めてゴールドカードおよびプラチナカードを発行した会社です。招待制となっている「プラチナ・カード」は同社が商標登録しており、その上には世間でブラックカードと呼ばれる「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」もあります。

アメックスならではの主なサービス(提携カードで利用できるものもあり)
  • 国内主要空港のラウンジが、同伴者1名も含めて無料で利用可能
  • ポイントを15の航空会社のマイルに移行可能(別途手数料が必要な場合あり)
  • 会員限定のイベントを定期的に開催

ジェーシービー

日本発の国際ブランドを運営する唯一のカード会社です。
国内のカード会社はすべて、VisaやMastercardなどからライセンスを借りてクレジットカードを発行していますが、ジェーシービーは唯一自社で国際ブランド「JCB」を運営しており、本当の意味でのプロパーカードを発行しています。ジェーシービーのプロパーカードは、一部を除き「JCBオリジナルシリーズ」と呼ばれており、プロパーカード専用の優待サービスを用意しています。

ジェーシービーならではの主なサービス(提携カードで利用できるものもあり)
  • 幅広い企業が参加したJCBオリジナルシリーズパートナー利用時の優待
  • 豊富なポイント利用方法が選べる
  • 東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジが利用できる(一部上級カードのみ)

三井住友カード

三井住友カードは日本で初めてVisaカードを発行した国内最大手のカード会社で、Mastercardや銀聯ブランドも取り扱っています。プロパーカードは実質年会費無料のものから、若者向け、女性向け、ゴールドカードなど幅広いラインアップがあり、最上級のプラチナカードも申し込みで入会可能です。

三井住友カードならではの主なサービス(提携カードで利用できるものもあり)
  • 豊富なポイント利用方法が選べる
  • 4,000円(税抜き)からゴールドカードが保有可能
  • USJや宝塚歌劇で優待を受けられる(一部上級カードのみのサービスあり)

提携カード紹介

ANAカード

ANAカードは三井住友カード、ジェーシービー、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの4社から、さまざまな種類が発行されています。発行会社やグレードによりサービス内容は異なりますが、共通する主な特徴は以下のようになります。

  • ANAマイルを貯めやすい
  • 入会時、毎年の継続時、ANA便搭乗時にボーナスマイルが加算される
  • 空港免税店や機内販売での割引サービス
  • ゴールドカードやプラチナカードも発行

ビックカメラSuicaカード

JR東日本グループのビューカードとビックカメラの提携カードで、1枚にSuica機能とビックカメラのポイントカード機能も付帯。通常利用時はビューサンクスポイントとビックポイントが同時に貯まり、JR東日本利用時にはビューサンクスポイント、ビックカメラ利用時にはビックポイントのみが貯まります。

  • ビックカメラでは現金払いと同率のポイント還元を受けられる
  • 実質年会費無料で、プロパーのビューカードとほぼ同様のサービスを受けられる
  • ビックポイントをSuicaにチャージできる
  • ビューサンクスポイントをビックポイントに交換できる

まとめ

プロパーカード、提携カードともにそれぞれの特徴やメリットがありますので、自分に適したカード選びが重要です。プロパーカードを選ぶなら将来的に上級カードの利用も視野に入れるのか考えておくこと、提携カードを選ぶならその企業・サービスをどの程度利用するのか把握しておくことが選択のひとつの目安です。特に提携カードは、数え切れないほどの種類が発行されています。まずは自分が普段利用している店で、優待を受けられるカードを探すことから始めるといいでしょう。
また、プロパーカードか提携カードかにかぎらず、サービス内容は突然改定されることもあります。保有するカードは定期的に見直して、少しずつ理想のラインアップをそろえていきましょう。

いまお使いのクレジットカードよりも
お得なカードがないか探してみませんか?

決済機能としてクレジットカードを使うだけではもったいない。クレジットカードには高還元率のポイントがついたり、年会費が無料だったり、保険やラウンジなどの付帯サービスが充実していたりと決済機能以外にも特徴がたくさんあります。

これからクレジットカードを新たに作ろうと考えている人、いまお使いのクレジットカードよりもお得になるカードがないか考えている人は必見。特徴別にクレジットカードをまとめてご紹介します。自分にあったクレジットカードを探してみましょう。

このページの先頭へ