クレジットカードの支払いにおける延滞・滞納は厳禁!

  1. ホーム > 
  2. クレジットカード比較 > 
  3. 基礎知識 > 
  4. クレジットカードの支払いにおける延滞・滞納は厳禁!

2018年5月31日掲載

基礎知識

クレジットカードの支払いにおける延滞・滞納は厳禁!

クレジットカードの支払いにおける延滞・滞納は厳禁!

クレジットカードで買い物するということは、「カード会社に借金して買う」ことと同じ意味です。もし、お金に余裕がないままあれもこれもと買ってしまい、カード支払いにおける延滞や滞納、つまり決済代金の支払いが遅れる状況になると、カード会社などからのペナルティーが課せられます。具体的にどういった状況になるのか、また延滞や滞納にならないようにするための対処法について紹介します。

支払いを延滞、滞納し続けた場合はどうなる?

カード会社が支払いの引き落としができなかった場合、どういったことが起きるのかを詳しく見ていきます。

1日でも延滞すればクレジットカードは即利用停止の可能性も

クレジットカードの決済代金の支払日は毎月決まっています。カード会社が支払日に引き落としできなかった事実を把握すると、そのカードを利用停止します(カード会社が引き落としの有無を確認するまで、たいてい2〜4営業日ほどかかると言われています)。停止状態は入金されるまで続きます。もちろん、入金さえすれば、カードは再び使えるようになります。但し、支払日にお金をきちんと払えない「延滞」を繰り返している場合は、カード会社が再審査します。利用停止の期間が延びるか、カードの強制解約に進むケースもあります。

延滞が続くと最終的には裁判の可能性も

延滞が長引くと、カード会社から督促状が届いたり、支払いを催促する電話がかかってきたりするようになります。カード会社はカードを強制解約し、一括返済を迫ってきます。それでも返済できないでいると、期限を設けて返済を求める「催告書」が届く可能性もあります。催告書には「法的手段で解決する」などの文言が盛り込まれているため、裁判を経て「給与」や「自宅」などの差し押さえに発展するリスクもあります。

「ブラックリスト」に載るリスクも

カード会社は支払いの督促を行っても最終的に入金が確認できない場合、「過去に金融事故を起こした人」として信用情報機関に登録します。いわゆる「ブラックリスト」入りです。信用情報機関の情報はどの金融機関も参照が可能なものです。一旦「ブラックリスト」に入ると、完済しても5年間はクレジットカードを作れないほか、オートローンや住宅ローンを組むなどお金を借りることもできません。生活に必要なお金をすべて現金で持っておく必要があり、大変不便です。

信用情報機関への登録とは?

金融事故など、カード利用者の情報が登録される民間団体を「信用情報機関」と呼び、シー・アイ・シー(CIC)日本信用情報機構(JICC)全国銀行個人信用情報センターの3団体があります。

延滞情報は信用情報機関に登録される

カード会社にもよりますが、最短で支払日から4〜5営業日後に、信用情報機関に「遅延」や「未入金」といった入金情報に関する事実を登録することがあります。こうした情報は、しばらくの間残り続け、さまざまな金融機関がチェックできます。もちろん、請求すれば自分の目で確認することもできます。

例えば、信用情報機関の1つであるシー・アイ・シー(CIC)ですが、同社の「信用情報開示報告書」では、カード会社への支払い情報はアルファベットで表記されています。きちんと支払いをしていれば「$」、カード契約者の事情で入金できなかった場合は「A」、一部入金は「P」などを表され過去24か月分が表示されます。ある月に支払いが遅れ「A」が付いてしまうと、2年間はその証拠が残るわけです。

延滞が続き「異動」となった場合は、完済などによる契約終了後から5年間は情報が残り続けます。この状態が「ブラックリスト」に載るということです。

カード会社は新たにカードの申し込みがあった場合には必ずシー・アイ・シー(CIC)にアクセスし、借入状況や返済履歴をチェックします。異動情報がないうえ、2年間ズラリと「$」が並んでいるようなら「優良顧客」、断続的に「A」や「P」が並んでいるようなら「要注意顧客」などと警戒します。また、日本信用情報機構(JICC)にはそうした記号の表示はありませんが、「異動」の情報は掲載されます。

全国の銀行が加盟する全国銀行個人信用情報センターの「登録情報開示報告書」にも、過去2年にわたり、シー・アイ・シー(CIC)と同じような情報が登録されています。こちらは正常な支払いが続いていれば「○」が過去2年分並びます。一部だけの入金は「△」、未入金は「×」となっています。タイミングは明言していませんが、「一定の期間返済されない」と、延滞と表示されます。

一旦、延滞の事実が載ってしまうと、長期間つきまとうため、注意が必要です。シー・アイ・シー(CIC)と全国銀行個人信用情報センターは延滞中と延滞解消日から5年、日本信用情報機構(JICC)は延滞中と延滞解消日から1年の間は、「ブラックリスト」の扱いになります。

携帯電話料金の支払い遅れもブラックリストに

クレジットカードばかりに目が向かいがちですが、スマートフォンなど携帯電話の料金も、支払いが遅れるとブラックリストに入るリスクがあります。携帯電話料金の中にスマホなどの割賦代金が含まれ、カードのショッピング代金と同じ割賦販売法の対象になっているためです。
そのため、携帯電話料金の支払いもカードの支払代金の延滞と同様に厳しい扱いを受けるようになっています。支払日に間に合わないと督促を受けたり、督促を無視して3か月以上放置してブラックリスト入りしたりする、という事例が相次いでいるようです。

数日の遅れであれば信用情報に問題ない

延滞が生活に大きく影響するのは、「異動」情報に該当する「引き落とし日から61日以上または3か月以上の支払い遅れ」の場合です。数日だけの遅れであれば、大きな問題に発展することはありません。

例えば、NTTドコモの「dカード」の場合、決済代金の銀行引き落としは毎月10日ですが、メガバンクなどの大手銀行を引き落とし口座としていれば月末まで毎日再引き落としをしてくれます。形のうえでは延滞ですが、信用情報機関に延滞の事実は登録されません。

但し、信用情報機関への登録の有無とカード会社の対応は、別の話です。カード会社によっては、信用情報機関には登録しないものの、一度の遅延で再審査となったり、強制解約されたりするリスクがあります。

信用情報機関への登録のタイミングもカード会社でかなりバラツキがあるようで、延滞が確認できたらすぐに登録というカード会社もありますが、10日の延滞でも自社内部の記録にとどめ、信用情報機関に登録しないところもあります。

支払いが遅れたらすぐコールセンターに連絡する

延滞に気付いたら、一刻も早くカード会社のコールセンターに連絡し、支払いについて相談しましょう。その際は、延滞の理由をしっかり伝えましょう。「不注意」なのか、今後も滞納リスクのある「度重なる延滞」なのかで、カード会社の対応が違うためです。 不注意による延滞であれば、再引き落としなどですぐに返済できれば、信用情報を傷つけなくてすみます。

支払いを遅らせないためのポイント

クレジットカードの支払いを遅らせないためのポイントは以下のとおりです。

クレジットカードの利用限度額見直す

必要以上にクレジットカードの利用限度額が大きいと、つい使いすぎてしまう人もいるようです。買い物をしすぎて返済に困らないよう、限度額を10万円に設定するなど、使い込みを防ぐ手段を講じましょう。

クレジットカードの保有枚数を減らす

決済代金の支払日は、カード会社によって違います。引き落とし日がバラバラだと、口座にお金が入っていないタイミングと引き落とし日が重なってしまう可能性もあります。カードの保有枚数を減らして何度も引き落としされるのを避けたり、ある程度同じ日に引き落とし日を合わせたりして「うっかり延滞」を防ぎましょう。

確実に引き落としできる銀行口座を用意する

毎月まとまったお金が入る給与の振込口座を引き落とし先の口座としておくことで、引き落としできないリスクを避けることができます。

まとめ

クレジットカードでの買い物は、カード会社から借金をして買っているのと同じ意味です。カードの利用代金を返せないと、住宅ローンなど新たにお金を借りるのが難しくなるほか、生活に必要なお金を現金で準備しなければいけないなど多大な影響が出ます。使った分をきちんと返済するのはもちろん、普段から使いすぎないよう、自分が支払える範囲でカードを利用するように、節度ある使い方を心掛けましょう。

いまお使いのクレジットカードよりも
お得なカードがないか探してみませんか?

決済機能としてクレジットカードを使うだけではもったいない。クレジットカードには高還元率のポイントがついたり、年会費が無料だったり、保険やラウンジなどの付帯サービスが充実していたりと決済機能以外にも特徴がたくさんあります。

これからクレジットカードを新たに作ろうと考えている人、いまお使いのクレジットカードよりもお得になるカードがないか考えている人は必見。特徴別にクレジットカードをまとめてご紹介します。自分にあったクレジットカードを探してみましょう。

このページの先頭へ