第7回
クレジットカードは何枚まで持つのがいいの?
使わないクレジットカードは廃棄。コストを見直しましょう
まず、クレジットカードを複数枚持っているケースです。当然、クレジットカードを複数枚持っているとコストがかかる上、リスクが生じます。クレジットカードは使わなくても持っているだけで年会費がかかります。「年会費は無料だから」と言っても、複数枚持っている場合、年会費がかかるカードが2〜3枚入っていることもあります。
一般的なカードの年会費を1,312円(税込)とすると、仮に3枚持っていたら3,936円、5枚なら6,560円です。もしそれが利用されていないカードだとしたら大きなムダと言えます。
その上、リスクもあります。もし、財布をなくしたり盗まれたりして中のクレジットカードを不正に使われたとすると、限度額いっぱいまで利用されてしまう危険性があります。やはり、カードは管理できる範囲のものだけに絞ることが大切です。 また、利用額に応じてつくポイントも、クレジットカードの枚数が多いと拡散されお得度が半減してしまいます。コストやリスク、そしてお得という点からも、管理できる枚数はせいぜい2枚なのです。
メインとサブの2枚使いが大切
この2枚がベストとなる理由は、もう一つあります。改正貸金業と改正割賦販売法の影響です。これらの法律が本格施行されたことで、年収に応じてキャッシングやショッピングの利用限度額が厳しく制限されることになりました。特に、年収の少ない人は多くの場合、従来よりも利用限度額が少なくなったことによる影響は大きいと言えます。利用できる金額が少ないのであれば、たくさんカードを持っていても意味がありません。中には使えないカードも出てくるはずです。
それでは、思い切って1枚にすればという考え方も出てきます。しかし、クレジットカードが1枚では海外旅行などに行ったときに、不都合が生じてしまいます。例えば、地元のショッピングセンターでカードを使おうとして、国際ブランドのJCBの取り扱いがないと分かった場合には、大変です。しかも、現金の持ち合わせもなかったらパニックになってしまうでしょう。そんなときに、もう一枚VISAのカードをもっていれば、かなりの確率で使うことができます。そうした意味でもやはり2枚がいいのです。
この2枚も、1枚をメインカードとして、残りをサブカードとして上手に使い分けることが大切です。選び方によっては、ポイントやマイルを合算できる場合があり、相乗効果が期待できる可能性があります。自分の生活にあわせて、メインとサブの2枚使いで楽しいカードライフを満喫してください。
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クレジットカード基礎知識一覧
- 第1回 : クレジットカードのしくみ
- 第2回 : クレジットカードのブランド
- 第3回 : クレジットカードの種類
- 第4回 : クレジットカードのセキュリティ
- 第5回 : クレジットカードのお申し込み
- 第6回 : 改正貸金業法と改正割賦販売法のココにご注意
- 第7回 : クレジットカードは何枚まで持つのがいいの?
- 第8回 : クレジットカードはどういう基準で選べばいいの?
