商品先物取引講座

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商品先物取引講座

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第1回 商品先物取引って、なに?
生鮮食品の卸売市場では、その日の食品の価格を決めています。また、株式市場でも、その日の株価を決めています。一方、農産物や工業資源など、商品の先物取引を行っている商品先物市場では、最長で1年先の将来の商品の価格を、需要や供給の見通しなどを織り込んで、現時点で決めています。これが「先物価格」です。
Point2:取引に決済期限がある
商品先物取引は、将来の一定時期に受渡しを行うことを約束する取引ですから、取引に決済期限があります。決済期限は商品によって違いますが、最長の商品で1年です。
Point3:「差金決済」ができる取引
商品先物取引では、「買付け(または売付け)時点の先物価格」と「現在時点の先物価格」に基づく差額を精算することで取引を終了させることができます。これを「差金決済(さきんけっさい)」といい、決済方法の主流です。(差金決済をしない場合は、商品の現物の受渡しにより取引を決済します。)差金決済することを「手仕舞い(てじまい)」ともいいます。
もっと詳しく知りたい人は・・・
商品先物取引で「リスクヘッジ」
商品の価格は、需給の状況や経済動向などで変動しますので、生産者やメーカー、加工業者、卸売業者、ユーザーなどは、商品価格の変動による経営上のリスクに常にさらされます。しかし、商品先物市場を利用して、現時点で将来の売買価格を確定させることにより、価格変動による経営のリスクを回避することができます。これを「リスクヘッジ」といい、企業の経営の安定に役立っています。
「限月(げんげつ)」ごとに取引
各商品は「限月(げんげつ)」と呼ばれる受渡期限ごとに売買が行われ、価格が決められます。 商品には、
●毎月受渡しを行うもの
●偶数月ごとに受渡しを行うもの
●奇数月ごとに受渡しを行うもの
があります。
例えば、「6月限(がつぎり)を買う」とか、「9月限を売る」というようにして取引が行われます。
「転売」または「買戻し」で差金決済
例えば「金」の先物の買い契約をした場合、定められた期日(納会日)までに、反対の取引の「転売」注文を出して差金決済するか、あるいは、受渡代金を支払い、金地金(きんじがね)を引き取って取引を終了させます。商品先物取引は、差金決済ができるので、商品の現物を持っていなくても、売り契約から取引を始めることもできます。その場合は、「買戻し」の注文を出して差金決済するか、倉荷証券(※)を引き渡して取引を終えます。※倉荷証券:倉庫会社が商品を保管していることを証するものとして発行する証券。
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