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扇風機は24時間つけっぱなしにしても電気代は大丈夫?

電気代 節約(節電)ガイド

更新日:2017年7月10日

扇風機は24時間つけっぱなしにしても電気代は大丈夫?

昔ながらの扇風機が見直されている

モーターで動く電気扇風機が日本に初めて輸入されたのは1893(明治26)年のこと。翌1894(明治27)年には、芝浦製作所(東芝の前身)が頭部に電球をつけた日本初の電気扇風機を開発、これが日本で最初に発売された扇風機です。明治時代から続く定番の電気製品ですが、近年は節電意識の高まりもあって扇風機を新たに購入される方が増加傾向にあります。エアコンは電気代が高くなりがちなので扇風機を使うという方もいれば、扇風機とエアコンをうまく組み合わせることで節電を図るという方も増えています。

新しい扇風機と昔の扇風機は何が違う

扇風機はモーターの先にある羽根を回転させて風をおこす電気機器ですが、近年の扇風機の特徴は、従来の扇風機では一般的だったAC(交流)モーターではなく、DC(直流)モーターを採用していることです。DCモーターを採用した扇風機は、ACモーターの扇風機よりも価格は高くなりますが、消費電力がACモーターよりも少なくてすみます。さらにDCモーターでは超低速から高速までモーターの回転数を自在に制御できます。ACモーターでは、「強・中・弱」といった段階的な風量が通常でしたが、DCモーターではさらに細かい風量調整ができますし、風量を極力抑えたやさしい風(微風)や自然風のような不規則なリズムで風を送ることもできます。

気になる扇風機の電気代はいくら?

人気の高い30cm羽根の扇風機の消費電力は、各社のカタログ値をチェックすると、ACモーターの場合は10〜35W(50Hz)/12〜37W(60Hz)、DCモーターの場合は1.5〜20W(50・60Hz)程度です。DCモーター採用機の特徴である微風時の消費電力はわずか数Wしかなく、かなりの省エネ家電といえます。

それでは実際の電気代を計算してみましょう。 DCモーターと比べ消費電力が多いACモーター搭載機で、消費電力を35Wとした場合(この場合の風量は「強」です)、1時間の消費電力量は0.035kWh。1kWh当たりの電気代を27円として計算すると(電気代の計算単価は以下も同様です)、電気代は約1円(0.945円)。24時間つけっぱなしにしても約23円(22.68円)です。家庭内で風量を「強」にして、長時間扇風機を回し続けることはないでしょうから、ここまで電気代がかかることはなさそうです。

なお、DCモーターの場合は、およそACモーターの半分程度の電気代ですみます。さらに、DCモーターの微風ともなると、1時間の消費電力量は0.002〜0.005kWh程度。0.005kWhだとしても1時間では1円に満たず(0.135円)、24時間連続で回しても約3円(3.24円)しかかかりません。

  ACモーター
(風量・強)
DCモーター
(風量・微)
消費電力 10〜35W(50Hz) /
12〜37W(60Hz)
1.5〜20W(50・60Hz)
1時間の消費電力量 0.035kWh 0.005kWh程度
1時間の電気代 0.945円 0.135円
24時間の電気代 22.68円 3.24円

扇風機+エアコン同時運転で電気代が安くなる

先ほど扇風機とエアコンを組み合わせて節電を図る方が増えていると話がありましたが、2種類の電気製品を同時に使って、「本当に電気代が安くなるの?」と思われるのもごもっとも。実は、エアコンは室内の温度を設定温度まで上げたり、下げたりする時に最も電力を消費します。そこで、扇風機を使って室内の空気を素早くかくはんすれば、部屋全体をより早く設定温度にすることができるのです。つまり、エアコンの冷暖房効率がアップすることで節電につながり、電気料金が安くなるというわけです。

冷房の設定温度を1度上げれば約10%の節電に

設定温度にもよりますが、大手エアコンメーカーのダイキンによると、冷房の設定温度を1度高くすると10%程度の節電につながるそうです。扇風機の風が身体に当たれば、暑い夏でも涼しく感じます。エアコンと比べると、扇風機の消費電力はとても少ないのであまり電気代がかかりません。そのため、扇風機との併用で設定温度をいつもより少し高めにできれば電気代はさらに安くなるわけです。

また、資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2015年冬版」によれば、外気温度31度の時に、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27度から28度に1度高くするだけで(1日当たりの使用時間は9時間)、年間で30.24kWhの節電になり約816円電気代が安くなります。

もちろん、28度が冷房設定温度の目安なので無理をして設定温度をさらに高くする必要はありませんが、設定温度を低めにしている方は、「1度上げれば約10%の節電」ということをお忘れなく。

扇風機の風が涼しく感じるわけ

扇風機自体はエアコンのように冷やした風を送るわけでもないのに、扇風機に限らず風が身体に当たると涼しく感じるのはなぜだかご存知ですか? 通常、気温は体温より低いです。しかし、身体に接している空気は常に身体から発する熱であたためられています。空気自体は熱を伝えにくいので、身体によってあたためられた空気はそのまま身体の周りに残ります。つまり、自分の発した熱が暑さの原因というわけです。そこに風が当たると、身体の周りのあたたまった空気が吹き飛ばされて、体温より低い空気が身体に触れることになります。これが、風が当たると涼しく感じる理由です。

最近は節電や電気代のことを意識してエアコンの替わりに扇風機を使う方が増えています。扇風機は風を直接身体に当てることで涼しさを感じる機器なので、例えば睡眠中、ずっとそうした状態でお休みの方もいらっしゃるかもしれません。でも、扇風機の風は身体表面上の熱を奪いますし、同じ場所に風が当たり続けることは決して身体にいいとは言えません。睡眠中に扇風機を使う場合は、身体に直接当てずに部屋の空気を循環させる、身体に当てる場合は風量を抑えたり、首振り機能を使って風を分散させる、タイマーを設定する、といったことも大事です。

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