名作図鑑 Vol.42:オーシバル(ORCIVAL)

ORCIVAL Basque Shirt オーシバル バスクシャツ

Vol.42 ORCIVAL Basque Shirt オーシバル バスクシャツ Vol.42 ORCIVAL Basque Shirt オーシバル バスクシャツ

夏が似合う服No.1といえばボーダーカットソー。以前、セントジェームスの一枚をご紹介しましたが、もうひとつの定番ブランド「オーシバル」を忘れていませんか? 昔ながらの製法にこだわり続ける厚手のカットソーはとても丈夫で、フランス海軍の制服として採用されていたほど。着こなしも性別も選ばない名作バスクシャツをご紹介します!

Photo_Yukihisa Ishii

vol.42

海と陸のボーダーラインを越えて定番カットソーへと成長したマリンウェア

クローゼットに1枚は入っているボーダーカットソー。爽やかな印象でマリンコーデにぴったりですが、元々は本当に海で着られていたことをご存じですか? 1950年代にフランス海軍の制服として使われていたのが「オーシバル」のボーダーマリンシャツ。船乗りの仕事に耐えうる丈夫な生地感と着回ししやすいベーシックなデザインで、船上から街へとあっという間に人気が広がりました。今やボーダーカットソーの代名詞ともいえる存在に成長した、フランスの代表的なマリンウエア・ブランドです。

French Sailor T-Shirt フレンチセーラーTシャツ

ボーダーカットソーの本家本元
フランス海軍の制服だった伝統モデル

フランス海軍の制服として採用されていた、本家本元のボーダーマリンシャツがこのモデル。ラッセル編みという手法で編まれた特殊な生地は、丈夫でありながら風通しのよい作りなので年間を通して着用可能。着込むほどに味が出て、体になじんでくる、まるでデニムのように変化が楽しめます。カジュアルにもきれいめにも着こなせて、ワードローブに絶対入れておきたい一枚。白地にロイヤルブルーのストライプが原型ですが、現在はいろいろなカラーや素材のバリエーションが楽しめます。写真は筆者私物。

名作ZoomUp!

  1. 01 船底型に開いたネックラインが
    首元を美しく見せてくれる

    バスクシャツならではのディテール「ボートネック」。鎖骨に沿ってカーブを描く、浅い船底型に開いたネックラインのことで、首元を美しく見せてくれます。画家のピカソらがボートネックのシャツを愛用したことでも有名。1枚で着ても子どもっぽくならず、シャツとの重ね着も◎。

    船底型に開いたネックラインが<br>首元を美しく見せてくれる
  2. 02 着込むほどに味が出る
    ラッセル編みの丈夫な生地

    ココのバスクシャツの特徴はなんといっても生地。織物と同じように縦方向に編みたてられた素材「ラッセル編み」を創業当初から貫いています。非常に多くの糸を使っているため丈夫で、着込むほどに味が出るのが魅力。今この生地を編める機械はフランスでも数台しかなく、大量生産できないんだそう。

    着込むほどに味が出る<br>ラッセル編みの丈夫な生地
  3. 03 ひと目で「オーシバル」とわかる
    ワンポイントがひっそり主張

    シンプルなデザインながら、随所に「オーシバル」ならではのディテールが散りばめられています。有名なのが左裾のみつばちのエンブレム。裾にスリットが入っているのも特徴的ですね。左肩にもタブがひっそりとブランドを主張しています。

    ひと目で「オーシバル」とわかる<br>ワンポイントがひっそり主張

その他の名作もCheck!