人は、働いた対価として収入を得て生活しています。勤労世代では一般に、<収入−生活費>がプラスになっており、残ったお金を、万一のため、あるいは老後のためなど、将来使うためにとっています。
この余剰資金を将来使うまでのどのように置いておくか、その方法には大きく分けて2つあります。
それが「貯蓄」と「投資」です。
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貯蓄とは、文字通り「貯める」「蓄える」という行為です。お金を貯金箱に入れておいたり、銀行や郵便局に預けておく、などの方法があります。これらはお金を「増やす」というよりも「減らさない」「確実に保有する」ことを目的としています。安全性を第一に考えた方法といえます。
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投資とは、貯蓄よりも積極的に「お金を増やそう」とする行為です。成長を期待して「お金を投じる」という意味合いが強いといえます。金融商品では、株式や債券などを購入することが挙げられます。
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貯蓄では最初のお金(元金)が減ることはほとんどありませんが、投資した場合、最初のお金が減ることもあります。一方、貯蓄では最初の予定以上に増えることはありませんが、投資では大きく増える可能性もあるといえます。
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人によってお金の使い方はさまざまです。「今使わないお金を、将来何に使いたいか」「これから入ってくるお金はどのくらいあるのか」「収入は支出に対して余裕があるのか」などによって、貯蓄と投資のバランスの仕方は違ってきます。
ただ「お金を増やしたい」という漠然とした考え方だけでは自分にあった金融商品は選べません。「そのお金で何をしたいのか」という目的についても考えてみましょう。今は多種多様の金融商品がそろっています。主体的に金融商品を選ぶには、目的を持たなければ自分に適した金融商品は見つかりません。
また「お金を減らしたくない」という気持ちが強い人もいるでしょう。その考えはもっともですが、もう一歩踏み込んで、少しリスクがあっても増やしたいお金なのかどうか考えてみましょう。
貯蓄と投資のバランスは、皆さんの今後の人生設計によって違ってくるのです。大事なお金。守りの姿勢だけでは増えることもないのですから。
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