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第5回 投資信託のさまざまなアクティブ運用手法第5回 投資信託のさまざまなアクティブ運用手法

1 ポートフォリオ構築の手法−トップダウンとボトムアップ 2 規模とスタイルによる株式選別手法 3 その他の運用手法
1 ポートフォリオ構築の手法−トップダウンとボトムアップ
ベンチマークを上回るためには、より収益性の高いポートフォリオをつくる(構築する)必要があります。
ちなみにポートフォリオとは複数の資産や銘柄の構成をさします。
そのための手法としては、大きく分けて「トップダウン・アプローチ」と「ボトムアップ・アプローチ」の2つがあります。
トップダウン・アプローチ
「トップダウン(上から下におりる)」というように、経済全体の分析(マクロ経済分析)からスタートし、国・地域別、産業別の配分を決め、その後、投資対象銘柄を絞り込む方法です。
まず、マクロ経済分析の段階では、各国・地域の経済成長率、インフレ率、金利、為替動向などを予測し、国や地域別のアロケーション(配分)にはじまり、株式・債券の比率などの投資の枠組みを決めます。
次にさまざまな経済分析に基づき、有望な産業を見極めます。
その中で、投資対象として魅力的な企業を選択する、という順番になります。
 
ボトムアップ・アプローチ
「トップダウン」とは逆の、“底辺から上に”=「ボトムアップ」の発想です。
つまり、トップダウン・アプローチでは最後にたどり着く個別の企業に対する調査・分析から始まります。
投資対象として魅力的な企業を発掘して、ポートフォリオを構築していく運用手法です。
個別企業の発掘においては、ファンド・マネージャーやアナリストが企業訪問を行い、担当者に直接話を聞くなども行いながら、各企業の投資価値を見極めます。
国や地域への投資比率や業種ごとの投資比率は、事後的に決まっていくのが、このアプローチの特徴です。
 
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