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第6回 投資信託の情報開示(ディスクロージャー)第6回 投資信託の情報開示(ディスクロージャー)

情報を必要とする人たちに対して、情報を明らかにして示すことを「情報開示(ディスクロージャー)」といいます。
投資信託におけるディスクロージャーは、証券取引法に基づく「目論見書(もくろみしょ)」と投資信託法に基づく「運用報告書」が2本柱となっており、それに加えて販売会社や運用会社が自主的に作成・提供する各種資料があります。

1 目論見書 2 運用報告書 3 その他の資料・情報
2 運用報告書
運用報告書は、ファンドの決算時に運用会社(委託会社)が作成して、ファンドの保有者(受益者といいます)に、運用経過、ポートフォリオの内容、収益の状況、コストなどについて報告するもので、投資信託法に準拠した法定書類です。
運用報告書は、ファンドの決算終了後、運用会社が遅滞なく作成し、分配金や償還金の支払いを行う販売会社を通じて受益者に交付されます。
ファンドの決算時といっても、最近は毎月決算を行うファンドなどもあります。このように各計算期間が6ヵ月未満のファンドの場合は、6ヵ月分の決算状況をまとめた運用報告書が作成されます。すなわち、6ヵ月ごとに、受益者に対して運用報告書が交付されることになります。
ただし、MRF(証券総合口座用ファンド)については、日々決算が行われますが、運用報告書は1年分をまとめた形での作成・交付が認められています。
計算期間が6ヵ月以上のファンドの場合は、決算時ごとに運用報告書が作成、交付されます。
運用報告書の主な内容
最近の運用パフォーマンス
当期中の基準価額の推移、ベンチマークとの比較、分配金
当期の運用経過(基準価額推移とその変動要因、ベンチマークとの差異など)
今後の運用方針
当期のコスト
当期の設定、解約状況
株式売買の程度
当期の主要な売買銘柄
利害関係人との取引状況
組入資産の明細
資産、負債、元本及び基準価額の状況
損益の状況
ファンドを保有する受益者は、この運用報告書を通じて、自分の投資したファンドが期待したような運用を行っているかを確認したり、今後も継続投資するかを判断するための情報を収集したりすることができます。
また、そのファンドへの新規投資を検討している投資家にとっても、運用報告書は有用な情報源の1つとなりますので、購入前にチェックしてみるとよいでしょう。
 
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