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電気・ガス料金

ガス料金比較|最適なプランを選んでガス代を安く!

ガス料金比較

2017年4月のガス自由化によって、電気料金や携帯電話のプランを比較するようにガス料金の比較ができるようになります。まずはガス自由化の前に、ガス料金を比較するために必要なガスの基礎も知っておきましょう。
一般家庭のガス料金はこちらから

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都市ガスとLPガスの比較

都市ガスとLPガス(プロパンガス)はどっちがお得?

現在家庭用に供給されているガスには都市ガスとLPガスの2種類があります。都市ガスは、ガス基地からガス導管(いわゆるガス管)を通じて家庭まで直接ガスが供給されます。かたやLPガスはガスが充填されたボンベを各家庭に届けることで、ガスを供給しています。都市ガスを利用している世帯とLPガスを利用している世帯はほぼ同数で、それぞれ2,400万件程度と言われています。一般的にはLPガスは都市ガスより高いと言われていますが、その理由はどこにあるのでしょうか。

なぜLPガス(プロパンガス)は高いの?

一般的に都市ガスは安く、LPガスは高いとされています。経済産業省の「ガス料金等の現状について(2013年7月12日)」によれば、都市ガスとLPガスの価格は、なんと1.86倍の差が生じています。

コストがかかるLPガス(プロパンガス)

ガス供給にかかるコストの違いによるものが大きいです。LPガスの場合は、山間部も含めて人が各家庭を訪問し、ガスボンベを配送・交換する必要があり、人件費や手間隙によって地域によって差が出ているため、都市ガス料金より高くなることが多いです。

自由化市場のLPガス(プロパンガス)

LPガスはすでにガス自由化がされており、価格設定はLPガス会社が自由に決められます。競争が厳しい地域では都心の都市ガスと同じような料金で勝負をしている会社もあれば、ライバルがほとんどいない独占状態の地域では、かなり高めの料金設定をしている会社もあります。

もし自宅のプロパンガス料金に疑問を感じたら、プロパンガス(LPガス)一括見積もりで適正価格を確認してみましょう。

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都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違い

都市ガスとは?

都市ガスは、LNG(液化天然ガス)を原料にした主にメタンという種類のガスが使われています。LNGとは、Liquefied Natural Gas(液化天然ガス)の略称で、天然ガスを冷却し液化した無色透明の液体です。

天然ガスはマイナス161.5度という極低温まで冷却すると液体になり、気体の状態に比べて体積が約600分の1に減ります。天然ガスの産地で液化、専用のLNG船によって日本に大量輸送され、液体のまま貯蔵をしています。

天然ガスは沸点が低くマイナス161.5度にしないと、液化して運ぶのが難しいため、ガス管の中を気体のまま家庭まで供給されています。

【都市ガス】(液化天然ガス[LNG]を主原料にする場合の例)

LPガス(プロパンガス)とは?

LPガスは、液化石油ガスを意味する言葉で、プロパンという種類のガスが主成分です。LPとは、Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)の略称で、プロパンやブタンなどの比較的液化しやすいガスの総称です。沸点がマイナス42.1度とメタンよりも高いので、液化してボンベで運びやすいのが特徴です。

【LPガス】(輸入LPガスの例)

LPガス(プロパンガス)会社の選び方・注意点

LPガス市場は自由競争であるため、販売価格はLPガス会社が任意に決められますし、一般家庭ではLPガス会社を自由に選ぶことができます。しかし、ライバルがほとんどいない独占状態の地域では、かなり高めの料金設定をしている会社もあります。また、ガス料金を顧客に知らせる検針票に基本料金や従量単価の記載がなく請求金額の明細が明らかでないケースも多く、価格の透明性を求める声が高まっているのも事実です。もしも、「自宅のガス料金は高いのでは?」と感じたら、まずは基本料金や従量単価などの料金明細を確認してみてください。

お住まいの地域まで配達してくれるLPガス会社をさがして、料金面の相談をされるのがよいでしょう。ただし、単価が200円台などと、相場よりも極端に安い料金を提示してくる場合は、少し注意が必要です。高額な基本料金や設備料金が必要だったり、年々料金が上がっていったりという可能性もあるのでご注意ください。

災害時にはLPガス(プロパンガス)が有利?

LPガスは、大地震が起きてガスが自動停止しても、ガス器具とガスボンベ、それらを結ぶ配管の安全性が確認できればすぐに利用再開できます。災害直後の避難所などですぐに炊き出しができるのはLPガスならではの特長と言えます。

一方で、都市ガスはガス管が地中に埋設されているため、大災害時は膨大な範囲のガス管をチェックする必要があり、復旧まで時間がかかります。最近では、都心のビルやマンションでLPガスを使うケースもあり、中にはLPガスの発電設備を設置し、都市ガスエリアでも、一部のガスをLPガスにすることで災害に備える事例も登場しています。

ガスの料金プラン

あまり知られていませんが、ガスの料金プランは複数あります。現状では高性能な給湯器やガスコージェネレーションシステムを導入することで、ガス料金が割引されるプランが中心になっています。

プラン一例

ガスをご利用のお客さま

一般料金

潜熱回収型給湯器(エコジョーズ)をご使用の方

湯ったりエコぷらん

省エネ性能にすぐれる潜熱回収型給湯器(エコジョーズなど)を自宅の給湯器として使用している場合の料金プランで、一般料金の料金表を適用して計算された額から、年間を通じて3%割引になります(月額上限割引額は2,571円)。

なお、「エコジョーズ」とは少ないガス量で効率よくお湯を沸かせる省エネ性能の高い給湯器のことです。従来型の給湯器では80%程度しかガスの燃焼による熱を利用できず(熱効率80%)、20%は排気熱として捨てられていました。「エコジョーズ」では、今まで捨てられていたこの排気熱を有効に利用することで、熱効率を80%から95%まで高めています。東京ガスのサイトによると、ガス使用量を約13%削減でき、従来型と比較すると、給湯だけなら年間約10,000円、床暖房を合わせると約14,000円の節約を可能にしています。

  • ※試算条件は木造戸建住宅120平方メートル、4人家族の当社試算例です
  • ※給湯負荷16.3GJ/年間?床暖房負荷9.0GJ/年間
  • ※ガス料金は「暖らんぷらん」家庭用温水床暖房契約+エコ割(東京地区等)の平成27年9月時点の平均原料価格に基づいています

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ガス温水床暖房をご使用の方

暖らんぷらん

室内に床暖房(ガス温水床暖房)を設置している家庭向けの料金プランです。5月〜11月(検針分)は一般料金表と同じ料金が適用されますが、12月〜4月(検針分)までの冬期は、1か月あたりのガス使用量が20m3を超えれば単位料金が安くなります。またオプションとして、「暖らんぷらん」に加えて、ガス浴室暖房乾燥機を利用していれば「バス暖割」が適用され年間を通じてガス料金が3%割引されます(月額上限割引額は2,571円)。さらに、エコジョーズなどの熱効率が高い潜熱回収型給湯器を設置すれば「エコ割」も適用され、さらに3%の割引となります。両方適用されれば6%の割引となり、その場合の月額上限割引額は5,142円です。

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ガスエンジン式コージェネレーションシステムをご使用の方

エコウィルで発電エコぷらん

「エコウィル」は都市ガスで発電し、その時に出る熱を利用してお湯を沸かし、暖房もできる家庭用のガスコージェネレーションシステム(エンジンやボイラーなどの熱源から、動力や熱、電気などを効率よく取り出すしくみのこと)です。発電した電気は家庭内で利用できますし(機器によりますが40%程度の電気をまかなえます)、お湯はお風呂や洗面所の給湯、床暖房などで利用します。ガスの使用量は増えますが、電気料金が下がるのでトータルでの光熱費は節約できるというわけです。

「エコウィルで発電エコぷらん」では、5月〜11月(検針分)は一般料金表と同じ料金が適用されますが、12月〜4月(検針分)の冬期は1カ月あたりのガス使用量が20m3を超えれば単位料金が安くなります。また、年間を通じてさらに8%割引になります(月額上限割引額は6,172円)。

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燃料電池をご使用の方

エネファームで発電エコぷらん

「エネファーム」はガスから水素を取り出し空気中の酸素と化学反応させることで電気を生み出すシステムで、発電時に発生する熱は給湯にも利用します。エネルギー利用効率が高いシステムで、家庭で利用する電力の50%程度はこのシステムでまかなえます。

「エネファームで発電エコぷらん」では、専用の料金表が適用されます。1か月あたりのガス使用量が20m3を超える場合、単位料金(1m3あたりの料金)が一般料金に比べてお得になります。また、給湯・暖房シーズンの12月〜4月の冬期は、5月〜11月に比べてさらにお得な専用料金表が適用されます。

さらに、「エネファームで発電エコぷらん」に加えて、ガス浴室暖房乾燥機を利用していれば「バス暖割」が適用され年間を通じてガス料金が3%割引されますし(月額上限割引額は2,571円)、ガス温水床暖房を使用していれば「床暖割」も適用され冬期のみですが10%の割引(月額上限割引額は7,714円)となります。セットで申し込めば「セット割」が適用され、最大13%の割引(月額上限割引額は10,285円)になります。

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ガス料金の確認方法

都市ガス

都市ガス会社の場合は毎月届けられる検針票(「ガスご使用量のお知らせ」)に、お客様番号や住所・氏名などの契約者情報、ガス使用量、基本料金、単位料金などが明記された上で、請求金額が表示されているはずです。また、東京ガスの「my TOKYO GAS」や大阪ガスの「マイ大阪ガス」のようにWEBサイトにログインすることで、ガス料金の明細や使用量を確認できるサービスを提供している都市ガス会社もあります。

東京ガス「my TOKYO GAS」

大阪ガス「マイ大阪ガス」

東京ガス ガスご使用量のおしらせ

LPガス

LPガスの場合も毎月検針票が届き、都市ガス同様に契約者情報やガス使用量、基本料金、従量単価、請求金額などが明記されています。ただし、すべてのLPガス会社がこのように料金明細を明らかにしているとは限りません。中には、氏名と使用量、請求額などの最低限の情報しか記載していないLPガス会社もあるようです。気になる方は、基本料金や単位料金などの情報をLPガス会社に確認するようにしましょう。

ガス代計算方法

毎月支払っているガス料金はどのようにして決まるのでしょうか。基本的には電気代と同じように、月額固定の基本料金と使った分だけ支払う従量料金を足した金額です。都市ガスとLPガスのそれぞれでガス料金の計算方法を確認しておきましょう。

ガス料金の計算

都市ガス

最も多くの方が申し込んでいる料金プランは、「一般料金」と言われるもの。月ごとのガス使用量に応じて一定額を支払う「基本料金」と、実際に使用したガス量に1m3あたりの単価を乗じた「従量料金」を合計したものです。

一般料金の計算方法

(1) 月々のガスご使用量により料金を判定します。

(2) (1)で判定した料金表の基本料金、単位料金を適用して計算します。

ガス料金は、月ごとのご使用量に応じて一定額お支払いいただく「基本料金」と1m3あたりにお支払いいただく「従量料金」を合計した金額です

  • ※ガス料金は1円未満を切り捨てます。
  • ※内消費税等相当額は次の算式で計算します。
  • ※口座振替割引が適用される方は、計算結果から54円(税込)割引になります。
  • ※都市ガスでは、原料費の変動による調整額を基本料金に加算、または差し引いてガス料金を計算しています。詳細はこちら

具体的な計算例

1か月のガスご使用量が22m3の場合

(1) ガスご使用量が22m3の場合、料金表Bの基本料金、単位料金を適用します。

(2) ガス料金基本料金単位料金 × ガスご使用量

=1,036.80+128.08×22m3
=1,036.80+2,817.76
=3,854.56(1円未満切り捨て)
3,854円

  • ※上記の計算には、平成27年12月10日現在の東京地区等の基準単位料金を適用しています。
  • ※上記のガス料金には、消費税等相当額を含みます。

LPガス

LPガス(プロパンガス)の料金体系は、各ガス会社によってさまざまですが、ここでは最も多くのLPガス会社が採用している「二部料金制」と言われているものをご紹介しましょう。「二部料金制」は、最もシンプルでわかりやすい料金体系で、前述した都市ガスの「一般料金」と考え方は同じです。つまり、毎月定額の「基本料金」と、実際に使用したガス量に1m3あたりの単価を乗じた「従量料金」を合計したものです。

ガス料金は、月ごとのご使用量に応じて一定額お支払いいただく「基本料金」と1m3あたりにお支払いいただく「従量料金」を合計した金額です

LPガス市場はすでに家庭用も含めて自由化がスタートしており、ガス料金への規制はなくLPガス会社が独自に決めることができます。複数のLPガス会社が競い合っている地域もあれば、特定の1社が独占的に販売を行っている地域もあり、基本料金や単価(LPガス1m3当たりの価格)はまちまちで、基本料金は1,500円〜2,000円、単価は500〜900円程度と思われます。ここでは、基本料金が1,700円で従量単価を642円、ガス使用量が10m3の場合の料金を計算してみましょう。

LPガス(プロパンガス)と都市ガスの料金計算をする前の注意点

LPガスは都市ガスと比べて熱量が高いという特徴があります。都市ガス1m3あたりの熱量は約11,000kcal/時なのに対してLPガスの熱量は約24,000kcal/時です。

そのため、もし仮にお引越しをするなどして、現在お使いのLPガスから都市ガスに変わる場合の料金計算をする際は、都市ガスの使用量をLPガスの2.2倍として試算しましょう。

熱量の差を換算して料金比較をしましょう

  • ※従量単価は、日本LPガス協会の統計資料「2015年度 LPガス価格推移」にある10m3の価格を参照しています。使用量は、ちょっと古いデータになりますが、経済産業省のプロパンガス消費実態調査(2006年)によると、1世帯あたりの毎月の使用量は全国平均で9.1m3となっています。今回は、便宜上10m3としました(2人以下世帯は6.5m3、3人世帯は8.9m3、4人世帯は11.3m3となっています)。

具体的な計算例

ガス料金基本料金単位料金 × ガスご使用量

=1,700+642円×10m3
=1,700+6,420円
8,120円

都市ガス料金は3,854円、LPガス料金は8,120円とここでの試算もLPガスのほうが割高となりました。ただし、先ほども申し上げたように、都市ガスもLPガスも地域によって料金にかなりのばらつきがあるので、必ずしも都市ガスが安く、LPガスが高いというわけではありませんので、ご注意ください。

原料費調整制度について

都市ガスやLPガスの原料には液化天然ガス(LNG)や液化石油ガス(LPG)が利用されています。こうしたガスの原料費は、原油価格の動向や為替レートの動きによって大きく変動するため、ガス料金もその影響を受けて上下に変動します。そのため、都市ガスには「原料費調整制度」があり、原料費の変動に応じて基本料金に加算、または差し引いてガス料金を計算しています。また、原料費が高騰した場合も調整額に上限を設定しており、著しくガス料金が高くなることを抑制しています。一方で、LPガスは販売店が自由に料金を設定できるのでこうした制度はなく、ダイレクトに基本料金や従量単価に反映されます。

ガスメーター

一般型マイコンメーター

一般型マイコンメーター

ご家庭で幅広く使われているガスメーターです。(NB/JB/KB/AB/LB型)

ガス料金比較の今後

現在、導管を用いて都市ガスを供給している事業者は209社あります。2016年4月の電力自由化では、地域の大手電力会社である東京電力や関西電力、中部電力など合計10社が独占して電気を供給していたエリアが自由化となりました。ガス自由化でも、電力自由化と同様に都市ガスを供給していなかった事業者が新規参入し競争が促進されることが考えられます。

料金プランにおいても、現在はほとんどが使用機器によって料金プランを決定していますが、今後は電気と同じように、様々な料金プランが出てくることでしょう。電力会社からは、電気とセットで割引されるプランが出てくることはもちろん、携帯電話会社からの電気、ガス、携帯のセットプランが登場する可能性があります。

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