荷造り・梱包のコツ 〜 引越しのお役立ちノウハウ

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荷造り・梱包のコツ

家族の引越しでは、ダンボール箱の数は100にも及ぶと言われています。引越しの梱包は、一朝一夕で終わるものではありません。計画を立てて着実にこなしていくことが必要です。

梱包前に荷物を処分

梱包作業に移る前に、引越し先に持っていく荷物の選定をします。持っていかないものは計画的に処分します。粗大ゴミの処分には2〜3週間ほど時間を要することもあるので、処分を決めたら早めに居住地のある地方自治体に申し込みます。粗大ごみを処分すると、荷物を梱包したり、ダンボール箱を積んだりするスペースが確保でき、作業がスムーズにはかどります。

下記に挙げているものは地方自治体では処分できません。

梱包の仕方

引越し先に運ぶ荷物が決まったら、ダンボール箱に詰めていきます。液体類や割れ物はそのまま詰めると漏れたり割れたりする危険性があるので、注意を払いながら梱包をします。

液体類

液体類を多く保管しているところは台所と洗面所です。台所には、しょう油、サラダ油、みりん、お酒類、ドレッシングなど。洗面所には、液体洗剤、シャンプー・リンス、ボディーソープなど。 できるだけ引越し前に使い切るようにします。使い切れなかった場合は、液体が漏れないよう細心の注意を払って梱包します。

キャップをきちんとしめて、その部分をラップで覆いかぶせて輪ゴムを巻きます

ノズルを根元まで下げて回して固定します。念のためノズルの部分に新聞紙をかぶせ輪ゴムで根元を巻くとよいでしょう

冷凍品・冷蔵品

バター、マヨネーズ、精肉、魚などの冷蔵保存品についても、引越し当日までに使い切るのがベストですが、できない場合はクーラーボックスに入れて自分で運ぶか、温度管理システムのある宅配便を利用して運びます。

お皿類

お皿類は、重さでダンボール箱の底が抜けないよう小さめのダンボール箱に梱包します。ダンボール箱の下には衝撃を和らげるため、新聞紙を丸めたものを敷きます。割れ物は重ねると上からの重みで割れてしまうので、お皿は重ねず、立てて梱包します。その上部にスペースがあれば漆器類、コップなどの軽いものを詰めます。

また、ダンボール箱を持ち上げたとき左右の重さに偏りがないよう注意します。食器同士がぶつかり合わないよう、余分な隙間には丸めた新聞紙を詰めます。

お皿は一枚一枚新聞紙や包装紙などで包んで立てて詰めます

茶碗やコップ類も一枚一枚紙に包んで、伏せて荷造りをします

刃物類

引越し後荷物を取り出す時に、包丁などの刃物類やアイスピックなどの先の尖ったもので、手をケガすることがあります。そんなことがないよう、荷造りの段階で危険な部分は厚手の紙にくるんでおきます。

刃の部分をダンボール紙で包みガムテープで巻きます

衣類

厚手のコートやウール類は下に、しわになりやすいシルクや薄手のものは上に重ねていきます。 着物はシミになると面倒なので、濡れないように注意します。着物専用の箱を用意してくれる業者もありますが、専用の箱がない場合は、ダンボール箱の中に大きなビニール袋を用意して、その中にたとう紙に保管している着物を入れて梱包します。

電化製品

電化製品は、購入時の箱があればそれに入れます。電子ジャーやポットなどダンボール箱に入るものは、製品をエアパッキンで包んでからダンボール箱に入れます。箱に入り切らないものは、ダンボール箱を解体して電化製品をくるみ、ガムテープを貼って梱包します。電子レンジは、ターンテーブル(回転皿)をエアパッキンやダンボール紙で梱包することも忘れずに行います。

電化製品のコード類が混ざってしまって配線に時間がかかってしまうことがよくあります。コードにテープを貼り「XX社プリンター 電源」などと書いておくと便利です。またリモコンや小さな部品を紛失しないよう、専用の箱やビニール袋に入れておきます。小物は本体にガムテープで貼り付けておくとよいでしょう。

ビニール袋に個別に入れるか、コードにテープを貼って識別します

布団

業者が用意してくれる布団袋に入れます。もしなければ、衣装ケースに入れるか、ホームセンターで布団袋を購入します。

業者に梱包方法を聞くといいもの

引越し荷物の中には、梱包の仕方が分からないものも多く存在します。そんな時は直接引越し業者に尋ねてみると適切なアドバイスが得られます。

以下の荷物について、利用者はどの程度荷造りをするべきか、引越し業者に聞いてみよう。利用者が梱包しなくてもいいものも多くあるはず。

引越し業者が引き受けを拒否できる荷物

標準引越運送約款によれば、「荷物が次に掲げるものであるときは、当該荷物に限り引越運送の引受けを拒絶することがあります」(第4条)
主なものとして以下のものが挙げられています。

  1. 現金、有価証券、宝石貴金属、預金通帳、キャッシュカード、印鑑等荷送人において携帯することのできる貴重品
  2. 火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼす恐れのあるもの
  3. 動植物、ピアノ、美術品、骨董品等運送に当たって特殊な管理を要するため、他の荷物と同時に運送することに適さないもの

「標準引越運送約款」より一部抜粋)

1については自分で携帯する、2の場合は廃棄処分する、3は専門業者に依頼する等、適宜対応します。
ちなみに3に挙げられている「植物」は引き受けてくれるケースも多くあります。ただし、引越し運送を拒否できる品目なので、たとえ運搬が可能であっても、破損をした場合賠償を求められないかもしれません。補償を含め、事前に確認するとよいでしょう。

ダンボール箱の表記について

荷物をダンボール箱に詰めたら側面にメモ書きをします。「●●子の部屋 勉強机の引き出し小物類」というふうに、どの部屋に運ぶべきものか、中身は何か簡単に書いておくと便利です。

また、割れ物や振動に弱そうな荷物には、「ワレモノ」「取扱い注意」と赤マジックやシールを貼っておけば安心です。

当日に必要な用品

引越し後すぐに必要な荷物をダンボール箱から取り出すのは、とても大変です。引越し先ですぐに必要になりそうなものは、 「当日必要品」として一つのダンボール箱にまとめて詰めておくと便利です。

トイレには、トイレットペーパー、便座除菌クリーナーを、洗面所には手洗い石けんやタオルを準備します。また入浴を考えて、浴槽クリーナー、スポンジ、シャンプー・リンス、ボディーソープ。就寝を考えて着替え、パジャマ、歯磨きセットがあると引越し当日の夜もある程度快適に過ごせるでしょう。

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