防災特集 地震が起こるその前に!! 賢く備える防災の極意

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地震が起こるその前に!! 賢く備える防災の極意

災害対策は日頃の備えが大事。防災の専門家のアドバイスを参考に、家庭でやるべき防災のポイントを押さえておきましょう!!

危機管理アドバイザー 国崎信江さん

危機管理アドバイザー 国崎信江さん

危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。おもな著書『サバイバルブック―大地震発生その時どうする? 』(日本経済新聞出版社)など。

家庭の防災準備は万全ですか?

水と食料だけを用意して、安心していてはいけません。
いざという時に命を救うためにも、応急処置の準備が必須。また、停電や断水が起きた際、ライフラインの代用品
として活躍する製品もそろえておきたいところです。また、必要なものを必要な時に持ち出せるよう、分類・整理しておくこともスムーズに避難するために大切です。

今回は、危機管理アドバイザーの国崎信江先生に、「賢く備える防災の極意」をテーマに、無理なくしっかり備える
防災のポイントについて伺いました。
これから備える人はもちろん、すでに備えてあるという人も、この機会に、専門家のアドバイスを参考に防災の備えを見直してみてはいかがでしょうか。

応急処置・衛生管理を万全に

まずは応急処置の準備を。避難生活に備えて衛生用品もチェック!!

応急処置

非常時の備えというと、真っ先に水・食料を思い浮かべるかも
しれませんが、それより先に確認しておきたいのが、ケガの応急処置。
「特に、建物が密集する都市部では、震災時に様々な原因で、切り傷、打撲、骨折などのケガをすることが想定されます」(国崎先生)
救助を待っていては、手遅れになる可能性も。家族全員がケガをすることを考え、止血パッドや自着包帯など、応急手当が
できるもの
が救急箱の中に入っているかどうか、あらためて確認しておきましょう。

止血パッド

止血パッド

患部にパッドを当て固定するだけで止血できます。固定用テープと処置用手袋セットのものもあります。

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自着包帯

自着包帯

慣れない人でも、ピッタリ巻けて安心。包帯同士はくっつき、衣類や髪にはつきません。

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衛生管理

災害後の避難生活では、水が十分に確保しにくい状況にあります。そうした場合、衛生環境が悪化するため、汚れやすい口腔内や、髪、手足の洗浄・殺菌ができるグッズを用意しておくように
しましょう。
持病のある人は、常服薬も多めに用意を。「生活習慣病など、
普段から食事制限のある人は、配給される食べ物にも注意が
必要です。事前に医師と相談し、震災時の対応をあらかじめ
把握しておきましょう」(国崎先生)

口腔ケアウェッティー

口腔ケアウェッティー

指に巻き付けて歯をこすることで、水なしで歯が磨けます。ミントの香りで心もリフレッシュ。

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G2TAMαプラス

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アルコール不使用の殺菌・消臭剤。避難生活だけでなく、バッグにしのばせて普段使いするのも◎。

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ライフラインの断絶に備えよう

「使って終わり」ではなく「持続可能」な備えを考えよう!

電気

乾電池を準備していても、使いきってしまえば、被災地で買い
足すことは困難です。長期間の停電を想定して、継続的に使用できる電源を確保することを考えましょう。
燃料を必要とする発電機は、一般的に大型で高価なので、一般家庭で備えることは難しいかもしれませんが、携帯電話などの
充電に便利な、小型のソーラー発電や手回しタイプであれば、比較的安価に購入できます。
「また、家庭用の小型蓄電池があると、家電も動かせるので、イザという時に安心ですね」(国崎先生)

ロール式携帯ソーラーパネル

ロール式携帯ソーラーパネル

くるくると巻けばコンパクトになる携帯ソーラーパネル。給電口はUSBポートで、スマホ等の充電に便利。

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3電源・クランクソーラーラジオライト

3電源・クランクソーラーラジオライト

災害時に頼りになる情報源といえばラジオ。手回し充電でいつでもラジオが聞け、ライトにもなります。

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ガス

ライフラインの中でも特に、復旧までに時間がかかるのがガス。「東日本大震災では、ガス漏れがないかチェックするのに時間がかかり、ガス管がなかなか復旧せず、水がでるようになっても、お風呂に入れなかった人がたくさんいらっしゃいました」(国崎先生)
電気は比較的早く復旧するため、長期的に見れば、調理家電や電気で加熱する製品が役立ちます。ガスなしで生活する状況を想定し、備えておきましょう。
調理用として、カセットコンロや七輪があれば、食べ物や飲み物を温めることもできて便利です。

沸かし太郎

沸かし太郎

電気が通ればお風呂が沸かせる電気ヒーター。日常でも保温や追い炊きに活用できます

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カセットコンロ

カセットコンロ

安くてお手軽、普段から活用できるので備えておいて損はありません。ボンベもお忘れなく。

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食料・水道

保存食は、最小限の水・燃料で調理できるものを選ぶのも、
節水対策のポイント。レトルト食品なら、温めた後の湯も無駄
なく活用できます。
水は一人一日3リットルなどと言われますが、ペットボトルで
備えるとなると、置き場所に困ることも。
家庭用の電気・ガス給湯システムなら、水のタンクとして役立ちます。また、雨水タンクがあれば、普段から多めに水を確保しておけます。「雨水を飲料水にするために、浄水器も併せて用意しておくとよいでしょう」(国崎先生)。

ハンバーグ

ハンバーグ

5年保存が可能な美味しい保存食。レトルトですが火や水がなくても常温で食べられます。

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雨水タンク

雨水タンク

雨水をためておけば、水道が使えなくても安心。浄水器とセットで準備しておきましょう。

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防災の備えは三段階に分けよう

今必要なものは?分けて考えれば納得&安心!

防災のガイドブックには、非常用に備えておくべきものが多数書かれていますが、防災の備えは時期に応じて3つに分けて考えると、持ち出す荷物が最小限に抑えられます。
まず、緊急時は、身の安全を守る最低限の品だけを持ち出し、命を守る事を最優先します(一次持ち出し品)。
次に、避難所で過ごすことになったら、一般的な防災セットに含まれるグッズが必要になります(二次短期避難生活品)。
「セットを買った場合は、『情報・灯り・暖』の手段がそろっているかどうか、あらかじめ中身を確認しておきましょう」(国崎先生)
避難生活が長引く場合のために必要な用品も、家に備えておきましょう(三次長期避難生活品)。

ワンセグ対応 ポータブルカーナビ

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テレビは貴重な情報源。徒歩移動のナビにもなります。

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折りたたみ 防災用ヘルメット

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使わないときはコンパクトにしまっておけるから便利。

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ピオマここだよライト

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地震や停電時に自動で点灯。コンセントから取り外せば携帯灯に。

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投げ消すサット119エコ

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消火器より手早く、火元に投げ入れて消火します。

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3三段階に分けて備えよう!防災チェックリスト

緊急時に身の安全を守って避難するためのもの。すぐに持ち出せるようにしておく。

 安全靴工事現場などで使用されています。外傷・寒さ対策に◎。
 防災ヘルメット落下物の対策に。頭をしっかり防護できるものを選びましょう。
 革手袋ガラスなどの破片で手を傷つけないために準備しておきましょう。
 家屋の下敷きになった時など、助けを呼ぶのに役立ちます。
 除菌剤悪化しがちな被災地の衛生環境。しっかり除菌で対策を。
 応急処置用品切り傷や打撲、骨折をした場合の応急処置は特に万全に。
 簡易携帯トイレ緊急に備え、防災ベストなどの中に数枚入れておきましょう。
 携帯ラジオ震災の情報を手に入れるためにも用意しておきましょう。
 ペンライトイザという時に、サッと取り出せるライトがあると便利です。
 現金手元に数日暮らせる現金を入れておきましょう。
 筆記用具メモ書きなどにも利用できます。できれば油性のものを。
 携帯電話・充電器家族や知人との連絡をとるために。充電器も忘れず確認を。
 個別に必要な特定品メガネ・義歯・常服薬・離乳食など各自そろえましょう。

避難所で過ごすためのもの。家族全員分、各自必要なものをリュックに入れて備えておく。

 アルミブランケット寒さ対策にも役立ちます。カイロも併せて確認を。
 災害用トイレ震災時、トイレで困らないように対策しておきましょう。
 保存食保存水被災地で水は貴重。保存食は節水を考慮しましょう。
 ウェットティッシュ長期保存用も。汚れを拭くのに役立ちます。
 トイレットペーパー日常生活でよく使う消耗品は多めに準備しましょう。
 タオル普段使っているものだからこそ、無いと困ります。
 上着・下着・靴下1枚羽織れる上着があると便利です。
 通帳・印鑑お金を引き出すために、通帳・印鑑も準備を。
 個別に必要な特定品おむつ・生理用品・基礎化粧品など、各自そろえておきましょう。

長期生活をサポートするためのもの。必要になったら取り出せるよう家に用意しておく。

 カセットコンロ調理ができるのでバラエティに富んだ食事ができます。
 ポリタンク水道が使えない時、水の運搬作業に役立ちます。
 寝袋全身を寒さから守ってくれるので防寒対策にもなります。
 テント自宅に住めなくなった時など、イザという時のために準備を。
 ランタン電気が復旧するまで、停電中の避難生活を明るく照らします。
 キャンプ用品キャンプ用品は避難生活の様々なシーンで役立ちます。
 プラスチック食器何度も使用できるプラスチック食器を選びましょう。
 災害用救急箱避難生活は危険がいっぱい。救急箱もきちんと用意しましょう。
 せっけん食器や洗濯物を洗うなど、使用シーンは様々。
 雨具雨が降った時の対策も万全に。寒さ対策にもなります。
 食料(備蓄品)・水長期生活のためにもしっかり準備しておきましょう。

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家具は“減らして固定”が正解

家具は固定すればOKではない!? 配置の見直しも重要!

地震対策で、家具は固定するのが常識。「でも、その前に徹底して“物を減らす”ことが重要です。次に、家具が出入り口や寝ている場所に倒れないよう、配置を見直してから、はじめて家具を固定しましょう」(国崎先生)

家具転倒防止用品には様々なタイプがありますが、マンションの3階以上や、天井の構造が弱い部屋の場合は、耐震用の粘着固定マットがおすすめ。液晶テレビは、スタンド部分が折れる場合もあるため、しっかり固定されているか確認を。割れたガラスが飛び散らないよう、ガラスには飛散防止シートを貼っておきましょう。

スーパータックフィット

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ネジ・釘なしの簡単取り付けで、家具の転倒を強力に防止します。テレビ用も。

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飛散防止フィルム

飛散防止フィルム

割れたガラスが飛び散ると大変危険。しっかり対策を立てておきましょう。

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コツコツ防災で無理なく準備を

家庭の防災力は「継続」することで強くなる!
コツコツ防災のすすめ

一口に防災準備と言っても、やることや必要な物が多く、一度に全てを準備する事は難しいというもの。そこで、毎月少しずつ対策を行っていく『コツコツ防災』を国崎先生は推奨しています。
「たとえば、今月は救急用品をそろえる、来月はリビングのガラスに飛散防止シートを貼るなど、毎月2,000〜3,000円程度で金額を決め、ムリのない範囲でひとつずつ購入していくと、無理なくそろえられます。食費や衣料品など、ちょっと節約した分を防災グッズの購入に充てても良いですね。必要な物のリストを作り、毎月チェックしていけば、つい薄れがちな防災意識の継続にもつながります」(国崎先生)
家庭の防災力は“継続力”が命。震災の備えに不安を抱えている人はぜひ、今から“コツコツ防災”をはじめてみてください。

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